夜乃唱さんありがとうございます
街から離れてかなり遠いところに来た。すると目の前で爆発が起こる。
「はじめましてわたしはただ1人の
魔王かい!ってか魔王がなんでこの街に?
《告測定できるか現段階で魔素量が10倍以上です》
賢人が訴えてきた。いや10倍って。少なくとも僕の10倍ってことだろ。そんな奴がなんで。嫌なんだかドワーフの王が言ってたな。モンスターの強さのレベル。
もしかしてこの目の前にいる奴が天災級なのか?
ツルペタ!こりゃ勝てないわ。
すると隣からシオンが飛び出してくる。その後に続くようにソウエイ、ベニマルが攻撃を続けるが全くダメージを与えれてない。
そしてリムルが前に出る。あれをやるのかな?小さき奴を相手にするにはぴったりだ。
手の平にハチミツがだんだん浮いていく。そのまま突っ込んでいき顔面にぶつける。いや正確には口に押し込んだというべきかな。
「なんなのだこれは?」
そこからはもうリムルのペースだ。なんだか引き分けって話になった。そこからはいろんなことがあり広場では僕とリムルの友達だと言い出すし、魔王とは思えない。
「ミリム、僕と喧嘩してくれない?」
「ほう」
「もちろん殺さない範囲でだよ。けどこの世界じゃ力がものを言うからな」
「なるほどいいだろう。やってやるのだ!」
そこからミリムと2人で街からかなり離れたところに移動する。念のためシュナに弁当を使ってもらいそれを胃袋に入れる。
腰から二本の刀を抜きそれで突進を仕掛ける。リムルは刀一本だが僕は二本だ。なんとなくで選んだけどしっくりくる。
はじめはハクロウにボコボコにされたりもしたけど今じゃあかなり防げる。
けれどミリムには通用しないみたいで突っ込んで全て防がれる。
少し離れて
そのまま刀に切り替えて戦うが笑いながら防がれる。
「ワハハハハ、なかなかいい攻撃だぞ。ワタシはシスタやリムルが魔王になると言ってもワタシは反対しないのだぁ!」
話しながら俺は吹っ飛ばされた。相変わらず理不尽な奴。これでも
「ちょっと休憩しよう」
「なに!?」
「シュナの弁当あるけど」
「休憩も大事なのだ!」
そこから俺たちは2人で食べていく。シュナは飯がうまい。オーガの姫さんだけはある。一度リムルがシオンの手料理を食べさせられているところを見たがあれ食べたら多分俺も死ぬと思う。
実際ゴブタは口に入れられてもがき苦しんでいたし。
「うまいのだ!」
「確かにな。それにしてもミリムはなに食べてもうまいって言うよな」
「それはそうだのだ。竜の国の食事はなんでも生だから全然美味しくないのだ」
「うっわそれはきつい。確かに生で食べた方が美味しいやつもあるけどそれは無理だな」
「そうなのだ。だからここの料理は美味しいのだ!」
そういいバクバク食べていく。いや待って。僕の分なくなるんだけど。はぁまぁいいか。特訓に付き合ってもらってるわけだし。そう思ってると本当になくなった。いやいいかと思ったけど一口、二口しか食べてないけど僕!
「ミリム食べすぎだよ」
「む、それは悪かったのだ。美味しくてつい」
「ついで済むかー」
「悪かったと言っておろうが!」
僕とミリムは本気でぶつかった。いやミリムは本気じゃないと思う。本気なら僕は消滅しているから。
「ハァ、ハァハァ」
「なかなかやるではないか!やっぱり魔王になるのだ!」
「ならないって」
「なんでなのだ」
「あ、そういえばミリムは悪魔召喚の仕方知ってる?」
「これのことか?」
そういい魔法陣みたいなものを空中に書く。それで悪魔が出てきたがミリムに一撃で沈められていた。この魔法陣欲しいなぁ。
《告悪魔召喚を獲得しました》
流石賢人、欲しい時に活躍してくれる。ミリムにも見せてくれたお礼にハチミツを渡して俺たちは街に帰っていく。
それにしてもあの悪魔下級って言ってたけどあれ基準で考えると痛い目に合いそうだ。
「どこに行ってたんだ?」
「リムル、特訓。この世界の物事はほとんど力で決まるから」
「なるほど、それもそうだな。明日からは俺も行っていいか?」
「構わないけど街の方はどうするんだ?」
「リグルドやゲルドになにをするか伝えてから行くよ。というか街の形は出来上がってきてるからな」
「まぁ確かに。この街はかなり綺麗だな。日本より」
「ポイ捨てする人とかいないしな」
「確かに」
確かにこの街でポイ捨てなんてする奴はいない。それどころか綺麗な街をさらに綺麗にしようとする奴らはいっぱいいるけど。本当にいい奴らばっかりだ。
「そういえば前から聞きたかったんだけどなんでそんなにも悪魔を召喚したがるんだ?」
「それは言わないとダメか?」
「いやいいよ。けど街に、みんなに手を出すなら例えシスタでも許さないからな」
「わかってるよ。ただ……な」
「??」
僕たちは飛んでいきミリムと特訓した。結局2人がかりでも負けてボコボコにされたが。