最強の相棒として転生した件   作:麒麟@

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弥七さん評価ありがとうございます
嬉しいです


27話

 カレラたち悪魔三人衆は大急ぎでクロベエのところに向かう理由は武器を作ってもらうためだ。急いで中に入ると既に何人かの人がいたがそんなことは悪魔にとっては関係ない。

 

 

「な、なんだべ?」

「あなたかしらクロベエは?」

「んだ、おらクロベエだ」

 

 

 テスタロッサが確認のために聞く。そしてそれを聞いた3人はすぐに詰め寄る。

 

 

「ねぇ、武器を作っていただきたいのだけれど」

「じゅ、順番があるだ」

「ねぇ、僕たちの武器を先に作ってもいいよね?」

「だから」

「我の武器を作る権利をやろう」

 

 

 3人にとっては他人の順番なんてどうでもいいのだ。それよりも早く武器を作ってもらいたいと言う気持ちの方が大きいからだ。

 

 

「おーす。クロベエ。また空いてるって何やってんの?」

「シスタ様!」

 

 

 3人はその声を聞きギク!と体を震わせてクロベエから離れる。しかしすでに時はすでに遅かったのだ。

 

 

「それでテスタたちは何をしてたの?」

「それは……」

「ボクたち……」

「武器を作ってもらおうと」

 

 

 そこまで話すとシスタはすぐに理解した。この3人順番を飛び越して作ってもらおうとしてたんだと。

 シスタは3人を引きずり店を出ていく。自身も刀の出来上がりを楽しみにしてきてたのだがそれどころではない。

 

 

 街からも出てさらにどんどん人気のないところに3人を引きずっていくシスタ。そしてジュラの森でもほとんど人が来ないところに来た。手を離しその瞬間3人に拳骨が頭に落とされたのだった。

 

 

「お前らななんであんなに焦ってたんだよ」

「それは」

「だって」

 

 

 ウルティマとテスタロッサは口を開くがカレラは開かない。シスタも一度拳骨を落としたこともあり落ち着いている。

 

 

「我らは我が君と同じように武器が欲しかったのだ」

 

 

 はぁーとため息をつくシスタ。それを見た3人は少しショックを受けるがシスタがため息をついたのと悪魔たちがショック受けたのは少し理由が違う。

 

 

「シスタ様ひどいよ。ボクたち」

「違うっての。なんで相談しないのかなーって。僕はそんなに頼りないのかな?」

「ち、違いますわ!わたしたちが勝手に」

「もういいよ。それよりテスタたちは受肉できる肉体を変えられるのか?」

「え、ええ。できますけど」

 

 

 シスタはその言葉を聞き三体の分身体を作る。テスタたちと話し合ってる間にルウェルとも話していたのだ。

 内容はこいつらの武器を作るにはどうしたらいいのかと聞くと攻撃を喰らい魔力の流れを解析するか、もう一つは分身体に入ってもらいそして繋がっている魔力回路を解析するというものだ。

 

 

「これに入ってよろしいのですか?」

「いいからそれぞれ欲しい武器を教えて」

「わたしは鞭です」

「ボクは手にはめるような奴が欲しいなー」

「我は我が君と同じ刀がいい」

「わかった。それじゃあこっちに移動して」

 

 

 3人は一瞬で移動する。そしてシスタが用意した依代に入ると全員少しだけだが魔素量が上がった。

 その間に解析を済ませ3人の要望通りのものを作っていく。あくまでもつなぎのようなものでちゃんとしたものではないために少しでもいいものを作ろうとしたからシスタは依代を用意したのだ。

 

 

「ほらできた」

 

 

 それぞれに要望していた武器を渡す。テスタに渡したものは黒い鞭、ウルティマに金色のメリケンサックみたいなもの、カレラには黒曜石のような色をした刀だ。

 

 

「わたしたちがいただいてよろしいのですか?」

「構わないよ。ただあくまでも繋ぎだからクロベエに作ってもらうように言っておく。今度からは……!」

 

 

 そこまで言うと我慢できないウルティマが飛びついたのだ。ウルティマはこれを繋ぎだなんて思っていなかった。自分が欲しかったようなものに色まで付着しているとは想像を遥かに超えていたのだ。

 

 

「シスタ様!ありがと」

「我が君感謝する」

「ありがとうございますシスタ様」

「あ、あぁ気に入ったらならそれで。それじゃあ」

「持って!修行つけてシスタ様」

 

 

 ウルティマはすぐにでもやりたいと言う気持ちが抑えきれずに口に出してしまう。自分がほんの少し前まで怒られていたなどもう記憶にないと言う素振りだ。

 シスタも暇ではなかった。なにせこの街、いやジュラの森においては盟主兼魔王である。だからこそ仕事は山ほどあるのだがやると言ってしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 シスタはやると言ってから空間から木刀を取り出す。

 

 

「真剣じゃなくていいの?」

「構わないよ」

 

 

 何気なく放つその一言は悪魔たちのプライドを刺激した。もちろん本気で怒っているわけではないのだが流石にこっちは本物の武器でシスタが木刀なんて馬鹿にされているとしか言えない。

 

 

「本当によろしいんですわね?」

「構わないよ。いつでも」

 

 

 その言葉を皮切りに悪魔たちは目配せをし攻める。ウルティマとカレラが前に出てテスタロッサが鞭によって後ろから攻撃すると言うものだ。

 しかしシスタはそれも予想していた。元々の武器の形状的にテスタが前に出てくることはほとんどないだろうと予想していた。

 カレラの刀を避けてウルティマ木刀の持ち手で腹を殴って吹っ飛ばす。そのまま回し蹴りでカレラも飛ばして鞭を木刀で弾きながら近寄る。

 

 するとそれを読んでいたテスタは鞭に力を入れて引き戻す。すると勢いを増した鞭がシスタに襲いかかる。

 しかしそれも読んでいたシスタ。しゃがんでその体制のまま持ち手でテスタを吹っ飛ばしたシスタ。

 3人とも降参と手を挙げて負けを認めたのだ。

 

 

「我が君は強すぎるのだ」

「そうだよ。ちょっと強すぎない?」

「ええ、なぜあの鞭が読まれていたのかも不思議ですわ」

「まだまだだな。3人ともこれから僕と特訓するか?もちろん仕事があるから合間合間だけど」

 

 

 

 3人は迷いなく答える。自分たちが望んでいた主人との修行なのだ。迷う必要がなかった。そして3人は順番を決めてそれぞれ武器に慣れるために解散して各々考えるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 シスタが悪魔たちを鍛える約束をしているその頃クマラはマヤにコテンパンにされていた。

 

 

「どうするやめる?」

「もう少しやるでありんす」

「そうこないと!」

 

 

 そこからクマラもマヤに挑むがコテンパンにされる一方。ここ最近で自身の力が上がっていることを確信しているクマラ。しかしそれでもマヤにかすり傷すらつけることができないのだ。

 それどころかどんどん壁が高くなっていくようにすら感じている。

 

 

「ほらほら早くしないとどんどん傷だけ受けていくよ」

「これからでありんす」

 

 

 そういい尻尾での攻撃を繰り出すが当たらない。それどころか殴られて吹っ飛ばされる始末。そのまま続けて結局今日も触ることすらできずに終わったのだった。

 

 

「そういえばマヤさんはなぜわっちを鍛えてくれるでありんす?」

「あーお願いを聞いてもらうためかな。クマラを強くしたらお願いを聞いてもらうんだシスタに」

「変なことは言わないでありんすね?」

「違うよ。今度こそ勝つために戦いを受けてもらうんだよ」

 

 

 その時のクマラは確かに感じ取っていた。マヤは負ける気はなく何がなんでも勝つと言う強い目をしていたのだ。

 

 

「シスタ様が負けるとは思わないでありんすがマヤさんも頑張ってください」

「その前に受けてくれるかわからないけどね」

「わっちからも頼んでみます」

「いいの?それを言うとシスタに嫌われるかもしれないよ」

「構わないでありんす。マヤさんはわっちを鍛えてくれました。そのことはこれからも変わりないですから」

「そっか。ありがと」

 

 

 マヤは素直に感謝を述べる。あくまでもクマラは今鍛えているだけでありシスタの直属の部下の1人なのだ。そのクマラがシスタを危険に晒すようなことを言うとは思っていなかったのだ。それともシスタの勝利を信じているのかもしれないが……

 

 

「それじゃあ今日はここまで」

「でもわっちはまだ」

「明日シスタにクマラの成長を見せるよ。だからこそゆっくり休んで」

「わかりました」

 

 

 クマラは納得したように街に帰っていく。マヤはそれをみてちゃんと確認してから自身の究極能力(アルティメットスキル)を発動させる。

 見た目が気持ち悪いから、自身が認めていないから発動させることはなかった究極能力(アルティメットスキル)だが本気でシスタに勝つなら使わなければならないと心に決めたマヤなのだった。




今回途中からアンケートのことを忘れてて見てみたらバレンタインが一番になってたのでそっちにすることにしました。
入れてくださった方ありがとうございます
また今度アンケートをした際にお願いします



後高評価を入れていただいた瞬間に低評価入れる奴なんなんでしょう。
一気にやる気が失せます。
一瞬この小説も停止するか悩んだぐらいなんで……
それだけ低評価を入れるなら自分で書いたらいいのにと思ってしまった
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