最強の相棒として転生した件   作:麒麟@

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ビッグカジキさん
もきゅさん
発光さん
Sariーshunさん評価ありがとうございます


33話

 結界を張りいいポイントを探すシスタ。そしてついにその足が止まる。そこに重力之王で穴を開けて飛び込む。飛び込んで少ししてから自分の前に小さなブラックホールを作る。

 自身の能力で傷がつくことはないから自分の後ろにマヤを連れて進んでいく。2人の超速移動で100km以上出ているのだがそのスピードで進んでも1日ではつかなかった。

 

 

(そんなに深いのか?)

《おそらく後1時間ほどです》

(なるほどね)

 

 

 ルウェルからの距離を聞きそこからスピードを緩めるシスタとマヤ。そして着く直前になると重力之王を解除してそこからは暴食之王で進んでいく。突き破った場合ほんの少しの埃やゴミなんかでバレるのもめんどくさい。

 

 

《マスター刀の修復終わりました。性能もアップさせてあります》

(マジで?ありがとう)

《マスターのお望み通りの能力です》

(マジかー助かるよ。これで思いっきりいける)

《全てはマスターの望むままに……》

 

 

 最後の言葉には突っ込まないでおこうと思って刀を空間から出したシスタ。久々に背中に2本背負う感覚には流石に込み上げてくるものがある。

 

 

「久々だね。その姿を見るのは」

「誰かに刀をおられたからな!」

「さぁ、頑張って行こー」

 

 

 あからさまに話を逸らすマヤ。自分が折ったのがわかっているのだ。この話をされるとなかなか勝ち目がない。今でも敵同士なら気にしないのだけれど。

 

 2人は静かにその国の誰にもバレないように降りた。そして2人とも目を疑う。そこは自分たちの国よりはるかに発展しているのだ。

 テンペストは世界有数の発展途上国であり、世界的にもかなり発展している方だと思っていた。しかし目の前に映るのは高層ビル群が目に入る。そしてはるか先まで見えない広さ。どうしてここがギィやミリムにバレなかったのかもさっぱり意味がわからない。

 

 

「すごいねここ。まるで日本を見てるみたいだよ」

「いや日本でもこんなのは東京の首都なんかだけだろう。ここまで並んでいるのはないと思う」

 

 

 しばらく歩いて移動すると人が出てくる。それはこの世界にいる人間と大差ない人たちが出てきたのだ。

 

 

「あら、あなたどこから来たのかしら?」

「すいません、ここら辺に詳しくなくて」

「あらそう。なら覚えておくといいわ。ここは首都東京。そしてここを仕切っていらっしゃるのは来栖晃様よ」

「??いまなんて言いました?」

「来栖晃様って言ったのよ」

 

 

 

 その名前を聞いた瞬間シスタの脳内であらゆる可能性が弾き出される。それはあり得ないと。

 

 

「あらそろそろ映し出されるわよ」

 

 

 そこに映し出されたものを見た瞬間シスタは気持ち悪くなり意識を無くした。その姿を見たおばあさんは驚き、マヤはすぐにその場から離れる。かなりの距離を移動して洞窟の中に入り込む。

 

 

「シスタ?何かあった?」

「ゲホッ!やっと理由がわかった。共振の理由」

「どういうこと?」

「あいつは僕の双子の兄だ」

「!!??それで何で共振?」

「双子が意思が繋がってるかもしれないって話は聞いたことがあるだろ?」

「あるけど」

「それが顕著に出てたんだよな。僕たち双子の場合」

「ちょっと待ってその話おかしくない?」

「なにが?」

「その共振の理由はわかったけど何でこんなに大きくなるまで気づかなかったの?」

「?確かに。そこは謎だな。それにあいつが敵なら今まで以上に厄介なことになるからマヤにも帰っておいて欲しいんだけど」

「やだ」

 

 

 マヤははっきりとそう答える。ここまでいったシスタはあの男が敵だとわかった時点で自身のことなど顧みずに、いや死んでも構わないと思っているかもしれない。

 あの悪魔たちやクマラの気持ちを考えるとそんなことは絶対にさせられないそう考えたマヤは即答したのだった。

 

 

「それじゃあここからどうする?」

「ちょっと休んだら街に紛れ込もう。さっきのおばさん見た限り普通にしてれば何にも怪しまれなそうだ」

「うん、そうしよっか」

 

 

 2人は少し休んで転移の繰り返しで街の近くまでやってくる。こっちの場所では転移は難しいのかわからないために誰にも見られない位置で止める。

 そこからは歩きながら自分たちの魔素を完全に外に出さないようにしていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 シスタたちが地下の世界に来た同時刻にまた動きがあったのだ。

 

 

「何かわかった?」

「いえ、全くですわ。あの方は隙がなさすぎます」

「そう。あの男がここを支配している限り永遠に戦争の気配は止まないわ。今はまだ上の世界の魔王たちが強すぎるために攻め込めないけど」

「それも一体いつまで持つのか、ということですわね」

 

 

 

 2人して顔を悩ませる。そして2人ともまだ気づかなかったのだ。そのうちの1人の魔王がこの世界に来ていることを。

 そして後々にその魔王が全てを変えてしまうことを。

 




評価がだんだん落ちていく。
こうなるとやる気が少しずつ削がれていく
書いてる人ならわかると思います………


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