最強の相棒として転生した件   作:麒麟@

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7話

 次はリムルの番だから見ることにした。その間にクロエたちが寄ってきて隣に座る。随分と心を許してくれたようにしてくれるので助かる。

 

 

 

 

 

 

 

 さて、俺の相手は良太とアリスか。先に良太から来るみたいで前に出てくる。

 

 

「じゃあ始め!」

 

 

 シスタの掛け声で始まってすぐ良太は狂戦士化をする。この年で大したものだとも思いつつ避けながら思ったのは意識を飛ばすのは良くないな。

 最後に避けると良太はそのまま木に突っ込む。

 そして時間切れとなり良太もシスタの隣に行く。

 

 

「全く情けないわね!情けないあんたたちに代わってあたしがやってあげるわ」

 

 

 すごい自身満々にアリスが出てきた。しかし始まってすぐに泣き出した。理由は使い始めて気づいたようだけど剣也の炎でぬいぐるみの耳が焦げていたのだ。

 

 

「もーバカバカバカ!あんたがばかすか炎を使うから」

「悪かったって!」

「悪かったじゃないわよ!」

「まぁ待った待ったアリス」

 

 

 そういいシスタがぬいぐるみをとりそのまま修復した。俺にあんな細かい魔素の使い方はできない。あれができるのは今テンペストでもシスタぐらいだ。

 さてそろそろ全員を集めて話を進めるか。

 

 

「さてお前たちが経験したように俺たち2人は強い。その俺たちが約束する。お前たちを必ず助けると」

「あたしあんたらを信じる」

「わたしはねはじめから信じてたよ」

「僕も信じてもいいと思う。他の先生たちはお菓子とかはくれたけど誰1人僕たちを見ようとしなかったから」

「何だよお前ら。なら俺も信じるよ」

「「「「「お願いします先生!」」」」」

「お前らは俺の生徒だぁー」

 

 

 叫んで思った。みんなはキョトンとしてるし、隣でシスタは笑いを堪えているようだ。やってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 リムルはおそらく嬉しさが堪えきれなかったんだろう。言った瞬間顔が赤くなることはないけど行動が止まってしまった。そこから僕たちは教師寮に戻っていく。その前に生徒たちを寮に送ったけど。

 

 ちなみに教師寮ではリムルとは隣の部屋同士だ。少しゴロゴロしていると部屋のノックがなる。

 大方リムルだろうと思って開けてみると違った。

 

 

「どうしたアリス?」

「シスタ、今日はぬいぐるみを直してくれてありがとう」

「気にすんな。僕にも非はあるから」

「うん、シスタはなにしてたのよ」

 

 

 おぉ、いきなり攻撃的な口調になったな。けど子どもはこれぐらいの方がいいと思う。むしろ入って早々攻撃喰らわされて急に塩らしくなられる方が困る。

 

 

「僕は…………あー明日なにしようか考えてたんだよ」

「何でそこで考えるのかしら?」

「まぁいろいろあるんだよ。それじゃあ寮に帰ろうか」

「大丈夫よ。1人で帰れるから」

「まぁまぁアリスぐらいの美人さんなら誰かに襲われるかもしれないしね」

「へぁ!?」

「ん?」

「そこまでいうなら送らせてあげるわ」

 

 

 いやそこまで言ってないし、何よりなんでこっちを見てくれないんだろう。顔を真っ赤にして一切こっちを見てくれはしない。はぁ嫌われたのかなぁーまだ1日目なのに。

 

 寮にアリスを送り届けてから僕は自分の部屋に帰っていく。するとリムルがいた。構わないけど勝手に入ってくるのは驚いてる。

 

 

「どうした?」

「あの子たちの魔素量を感じただろ。あれが体を崩壊させる量なんだな。それで制御する方法は何かないのかと思ってさ。シスタは何か知ってるのか?」

「と言ってもなぁ。僕もこっちに転生したのはリムルと同時期だし知ってる知識量に差はないと思うけど」

「それもそうだよなぁ〜」 

 

 

 2人ともベッドの上でスライム体型になるから誰かに入ってこられたりでもしたら大変なことになる。なにせ人間の国に魔物がいることになるのだから。

 リムルは少ししてから部屋に帰っていき僕も部屋で眠っていく。そこからの毎日はなにも変わらず毎日同じことだった。アリスに関してはなかなか顔を合わせてはくれないが会話はしてくれるため周りからも特になにも思われていない。魔素を消費させるために毎日軽くだが稽古をしている。けれどこの年代の子はなかなかやる気を見せないので勝てたら漫画という条件でやるとみんなすごいぐらい食いついてくる。

 

 

《告、大きな魔力体が接近中。数は2です》

 

 

 ルウェルからの警告を受け取るとリムルも気づいたんだろう。2人で顔を見合わせた。そして少しすると上に2匹のドラゴンが通り過ぎた。そして王都につく直前に別れてそれぞれが攻撃を始めた。

 

 

「シスタ!」

「わかったよ」

「先生!無茶だって」

「たしかに強いけどドラゴンには勝てないって」

「まぁ待っててよ」

「ランガお前はここでこの子たちを守っててくれ」

「御意」

 

 

 そこから僕たち2人は飛んでいく。リムルはまだ重力操作に慣れていないみたいだけど僕はもうこっちのほうが早い。しばらく飛んでいき別れる直前になり

 

 

「ここからは別れるぞ。あぁ、あと身元はバレないようにしてくれよシスタ」

「了解」

 

 

 僕は空を飛んでさっきとは逆側に来た。こっちに飛んでいったのが見えたから飛んでいきドラゴンの目の前にきた。こうしてみるとデカく見える。

 

 雷を打ってきたので避けようと思ったが避けると下の街の被害がすごいことになる。雷を避けるのはやめて捕食した。このまま広げて食べようかと思ったけど少し新技に付き合ってもらおうと思い雷を捕食しながら重力一点に集めていく。

 すると想像通りそれはブラックホールとなりドラゴンを完全に消滅させた。

 けれどそのあとそのブラックホールは収まることがなかったのでそれを捕食することになった。

 

 体の中で暴れていたがそこはルウェルがきっちり処理してくれたみたいだ。相変わらず僕にはもったいないぐらいの相棒だ。

 

 

《否わたしはマスターのためだけに存在します》

 

 

 ありゃばれてた。心の中まで読むのは勘弁して欲しいと思いながらみんなのところに帰っていった。

 

 

「なによなによ。その姿かっこいいじゃない」

「先生カッコいい」

 

 

 アリスにクロエも褒めてくれるけどちょっと体を大きくしただけなんだよなぁ。すると

 

 

「おいなんだ貴様!怪しい奴だな」

「ワシをミョルマイルと知ってのことかね」

 

 

 そういえば何にも話さなかったけどこのおっさん誰だ?リムルと一緒にきたみたいだけどさっぱりわからない。

 

 

「これは失礼しました。こいつ新人でして」

「ふむ」

 

 

 そういい賄賂を渡していた。このおっさん普通に渡しやがったぞ。

 

 

「これはこれはシスタ殿ですかな?」

「あぁ、あんたは?」

「ワシはミョルマイルと申します。リムル殿には先程危ないところを助けていただきましてな」

「なるほどね。それでどうしてここまでついてきたんだ?」

「後ほど話させていただきます。是非ともここにきてくだされ」

 

 

 渡されたのは住所が書いてある紙だった。リムルは少し内容を知ってるようだった。それにしてもここの住所って確か?

 

 

《高級料理店です》

 

 

 やっぱりな。なんか聞いたことがある。というか他の教師たちがいきたくてもいけないぐらい高い店とか言っていた気がする。こんなところに呼び出して一体何のようなんだか……

 

 

「シスタそう警戒しなくても大丈夫だから」

「とはいってもなぁ。僕たちあんまり金持ってないし、ましてや生徒たちまでなんて書かれてたらなぁ」

「大丈夫だって。何かあっても俺が対処するから」

「ならいいけど」

 

 

 そう言って全員で学校に帰っていく。時間までは各々自由時間とした。

 僕もまだまだ改良しないといけないものがあるし、新技もまだまだだし、それにいつの間にか悪魔召喚が上級悪魔召喚になっている。

 なんでも自分自身の魔素量や強さに比例して上がっていくらしい。悪魔の召喚に関してはこれが今のところ最大らしいがこれ以上にしようとするととんでもないものが出てくるとかなんとか。

 

 学校の中庭で重力の練習をしていると遠くから走ってくる影があった。

 

 

「シスタ、あたしが遊んであげてもいいわよ」

「なんでリムルには先生で僕にはタメ口なんだよ」

「いいじゃない。それでどうするのよ?」

 

 

 ここで断るとまた顔を合わせてくれなさそうだし僕もすぐに準備して夜の時間までアリスと街を散策することにした。




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