回答していただけると嬉しいです。
アリスと街に出かけることになってからすぐにいろいろなものが目に入る。この街は広いし、いいものばかり揃っているからついつい目移りしてしまう。
「ねぇ、シスタあれ食べたい」
「おいおい、このあとは飯なんだぞ」
「なら半分はシスタが食べてよ」
「はぁ、しょうがないか」
その店でアリスが頼んだのはケーキだった。この世界でまさかケーキを食べることができると思ってもみなかった。
アリスから半分切って貰って食べるとケーキはどこの世界でもうまいということが証明される。
「美味しいのかしら?」
「アリス僕に毒味をさせるのはやめてよ」
「そういうのじゃないわよ。ただシスタはどう感じたのか気になっただけよ」
アリスはそう言いながらケーキを詰め込んでいく。あーあ、そんなに一気に詰め込んだら……
案の定アリスは苦しそうにしていたので水を渡した。
「そんなに一気に詰め込むから」
「うるさいわね!いいでしょ」
「全くここにもクリームついてるし」
僕は体を乗り出してアリスの口の周りについていたクリームを布巾で拭き取る。その際にもアリスから顔を逸らされたがそんなことをされると拭きにくいんだけどなぁ。
「ありがとう」
「いいえ、どういたしまして」
アリスとそこからは街中を散策していく。僕は初めてだけどアリスにとっては何度も行っている街じゃないのかな?
「アリスは楽しいか?」
「なによいきなり?」
「ここはアリスにとっては見慣れてる街だろ」
「そうね、それならおんぶしなさいよ」
「なんでそうなるんだよ」
「いつもと目線が変わったら何か変わるかもしれないじゃない」
「はいはい仰せのままに」
僕はそこからアリスをおんぶして歩くことになった。疲れることを感じない体でよかった。いや疲れるんだけどアリスは軽いから助かるのかな?
「シスタ重くないかしら?」
「全然、むしろ軽すぎるぐらいだよ。飯食べてる」
「失礼ね!食べてるわよ」
「ならよかったよ」
「あんたずるいわよ」
「ん?」
「なんでもないわ」
そこからは街を散策してるうちにアリスは背中で眠ってしまった。このまま寝かせていてもいいけど着く前には起こさないとまたみんなになんか言われそうだな。
(シスタ!そろそろ時間だけどお前どこにいるんだ?)
(リムル、そろそろ向かうよ。そっちの4人連れてきてくれ。アリスはこっちにいるから)
(わかったよ。あと白い服にしてくれよ)
(ん?なんで?)
(こっちが全員そういう服なんだよ)
(りょーかい)
僕はすぐに服屋に向かう。アリスを起こすのはついてからでも構わない。といってもあんまり時間がないのも事実なので僕は誰もいない路地から空に飛びそのまま店まで急降下していく。
店の裏手には誰もいないのを確認してだが。アリスはついた時の衝撃で目を覚ましたようだ。
まぁあえて衝撃はゼロにしてなかったのだけれどそれは言わないでおく。
「なんなのかしらこんなところに連れてきて」
「とりあえず服買うぞ。みんな白い服で行くらしいからアリスも好きな服を選ぶといい」
「わかったよ」
アリスはそこから服を見ていく。あんまり時間がないから早くして欲しいんだけどと思っているともう帰ってきた。会計を済ませて店を出る。なんだか会計が少し高かったような気もするがそれは心の中にだけに留めておく。
「〜〜〜♪♪♪」
「なんかアリス上機嫌だな」
「そ、そんなことないわよ!」
みんなのところについてそこからは僕とリムル、そして子どもたちに別れて飯を食べさせてもらう。リムルと僕はミョルマイルの前に移動する。僕は画面を外しているがリムルはまだつけている。
リムルは正直人間と間違えるほどまだ魔素をコントロールできていない。僕はコントロールはできている。
「それでミョルマイルにはなにを頼むんだ?」
「それはうちでの仕事としてのノウハウを生かしてもらおうと思っている」
「はぁ、なるほどね。それじゃあ今ここで聞くのは失礼かもだけどあんたは信用にたる人物なのか?」
「おい、シスタ」
「いやリムル殿これは真っ当な質問ですな。確かにリムル殿と違いシスタ殿はワシとあったのは先ほどだけですからのぉ」
「そういうことだ。正直にいうと信用できる要素がない。特に商人という立場の人間は」
《マスター言い方が悪いですよ》
(やかましい、ほっとけ)
「確かにシスタ殿のいう通りです。ではあなたたちの街での自由行動の許可をいただきたい。それでワシの信頼性を確かめてくだされ」
「その辺りが妥当か。しばらくテンペストでの自由行動を許可する。うちの奴らには伝えておくから自由に行動してくれ」
「だからなんで俺蚊帳の外なんだよ」
リムルがぶつぶつ何か言っているがお前だってユウキのとき僕も蚊帳の外だったんだからな。
ミョルマイルはそこで立ち去り、ソウエイに連絡しておいた。ソウエイならうまくやってくれるだろうから。
それにしてもここの飯はうまい。さすが高級料理店だよな。
飯も食べ終わり奇跡的に僕たちは精霊の住処を聞くことができた。これでシズさんがこっちにきた時と同じようにこの子たちに上位精霊を宿すことができれば助けられるはずだ。
白く透明な城の中歩く1人の影。本来であれば主人の許可がなければそのような行為も許されない。だが歩く人物はそのようなものを取りはしない。
それは対等であるという証でもある。
「ギィ私少し出掛けたいのだけれど構わないかしら?」
「構わないぜ。けどどうした珍しいこともあるもんだ」
「少しだけ気になる人がいるのよ。いえ人と言っていいのかしらね」
「まぁ構わん。好きにしろ」
そう言葉を発したのはギィクリムゾン。この世の頂点である十大魔王の一柱で最古の魔王の1人である。そしてもう1人この世における最強の生物竜種の一体である白氷竜ヴェルザード。
この城においてはギィと対等なのは彼女ただ1人であり、それ以外にいるものは主人の許可なく行動を許されてはいない。
ギィは珍しく思っていたヴェルザードが頼み事をしてくるのは珍しい。というか初めてである。今まで自由に行動を許していたがそんなことを頼んできたことは今の瞬間まで一度もない。ギイは珍しく思いつつも城を歩く。ヴェルザードはすでにたったようだ。それ以上はなにも考えずに城にある玉座に座った。
東の帝国。またの名をナスカ・ナムリウム・ウルメリア東方連合統一帝国。その皇帝であるルドラはかつてよりギィクリムゾンと世界を賭けたゲームを重ねるものである。その側近には蒼い髪をした女性がたたずむ。
彼女は建国当時からいる人物であり彼女の本当の姿を知るものは少ない。
「ルドラ私少し出掛けるわね。気になるものがいるの」
「構わん」
そう言ったのは帝国内ではグリンドと呼ばれる皇帝の側近であった。しかし実際のところは違う。グリンドとは名前の一部をとっただけであり実際は灼熱竜ヴェルグリンドなのだ。彼女もこの世における最強の竜種の一体である。
しかし帝国内に置いて彼女の本当の姿を知るものは少ない。
仙人と呼ばれる人物や一部の達人などは建国当時からいるので知っている者もいるがほとんどは大きくなると同時に増えていったので知っているものは少ないのだ。
ヴェルグリンドは答えを聞いてある場所に向かう。その場所はイングラシア王国。そこである人物に出会うためだ。
しかし彼女もいや彼女ですら想像にしていなかった。そこで姉に会うということは。
昨日は随分と美味しいものを食べさせて貰った。信頼に足る人物かどうかはさておき子どもたちも喜んでいたからよかったと思う。
朝から準備していると部屋の扉がなった。いつもみたいにリムルかなと思い開けてみると1人の女の教師だった。
「シスタさんお客様が見えておられます。今日は学校には来なくていいとのことです。校長からそう聞いております」
「わかりました」
はぁ?とりあえずこの人に当たってはいけないと思いその場は聞き流すが明らかにおかしい。こんなこと今までなかったのに今日お客が来るなんて聞いてもないし予定にしていない。
そして客が待っているという応接間に行くと2人の女性がいた。
「初めまして、白氷竜ヴェルザードと申します。お見知り置きを」
「灼熱竜ヴェルグリンドと申します。以後よろしく」
なんでこんなところに竜種が2体もいるんだよ!しかも目的は僕?なんで?ちょっと待て。これは夢だろうと思いほっぺをつねる。痛みがない。あぁ、やっぱり夢なんだ。さてともう一度寝るか。
《否痛覚無効のスキルです》
ですよねー!!ルウェルからのツッコミを受けつつ現実に戻る。さて、なんでこの2体がいるのかを考えてみるもののなんでなのかは未だに意味不明だ。
「ところでヴェルグリンドあなたは帰りなさい」
「あら姉さん随分と冷たいのね。だから技も冷たいのね」
2人とも笑っているけど体からまそが溢れ出てきている。そのせいでソファの一部が燃え、もう片方は凍り始めている。
「ストッープストップ」
「あらなにかしら?」
「邪魔するなら殺すわよ」
「殺されるのは嫌だけどとりあえず落ち着いて。もう少ししたら場所を移動しよう」
「今すぐじゃダメなのかしら?」
「まだ店が空いてないんだよ」
「なら加速させるわ」
そういうとヴェルグリンドは世界の時間を加速させる。というか僕はなにもわかっていない。ルウェルが説明してくれただけでなにをされたかもわかっていない。
時間が昼前になったので僕は2人を連れて店に向かう。向かうのはケーキ屋だ。
2人とも女の姿なので甘いものは好きなのかもしれないと思い向かう。
そしてなにも起こらず店につき店主に本音は隠しつつ店に通してもらうことになった。
評価1が入りました。まぁ現状これが周りからの意見だと受け止めたいと思います。
少しだけショックですが……