凶
「ほげー!!」
衝突し、爆発した衝撃で吹っ飛ぶ凶
魔理沙
「情けない声を出すんじゃない!」
箒に乗って吹っ飛んだ凶を助けにきた魔理沙がキャッチする
凶
「やだ、魔理ちゃんイケメン」
魔理沙
「純粋にキモい」
凶
「サーセン」
魔理沙に蔑むような顔で言われたのですぐに謝る
フラン
「・・・・・お姉様」
なんやかんや姉妹仲が良いので、心配になるフラン
と、ポンと肩に何かが乗った感触がした
フラン
「・・・・?」
隣を見ると魔理沙と凶が居て、凶がフランの肩に手を置いたようだった
凶
「土煙で見えねぇけど、レミリアなら大丈夫だろ!フランの姉ちゃんだぜ?」
フラン
「・・・・凶」
フラン
「・・・・・・うん!」
不安げな顔から、笑顔になるフラン
凶
『やっぱ笑顔が一番だよなぁ!』
土煙が晴れる
レミリア
「・・・・・っ」
そこにはボロボロのレミリアがいた
凶
「・・・・・マジで?」
魔理沙
「結構、ヤバくないか・・・・?」
フラン
「・・・・お姉様っ!!」
助けようと突撃しそうになるフラン
凶
「待てっ!」
それを制する凶
フラン
「なんで止めるのっ!」
凶
「落ち着け、今お前が行ったって逆に黒レミリアにあしらわれるだけだ」
フラン
「でもっ!」
凶
「だから落ち着け。いいか?まだレミリアは殺されねぇと言ってもいい」
フラン
「なんでそんな事がわかるの!?」
凶
「もし殺すならとっくに殺してるだろうよ。それを生かしてるって事はなんか目的でもあるんだろ。もしくは同じ自分だから手を抜いたか、様子見をしたんだろ」
凶
「余裕のあるヤツは大体手を抜いてくるんだよ。ゲームでも、現実でも、な」
凶
「とりあえずもう少しくらいは殺されねぇよ。だから落ち着け」
フラン
「・・・・・わかった」
黒レミリア
「同じ自分だから、同じ威力・・・・なんて思ってたんでしょう?」
黒レミリア
「それは間違いね」
黒レミリア
「私は最初貴方たちを見た時から全員私より弱いと思ってたもの」
レミリア
「・・・・・へぇ?随分と実力に自信があるようね?」
黒レミリア
「まぁ、ねっ」
黒レミリアが手を翳すと、赤い光弾が飛ぶ
凶
「・・・・・うわっ!!」
それはこっそり近づこうとしていた凶に当たる
同時に爆発が起きる
レミリア
「凶っ!?」
黒レミリア
「あれくらいはわからないと、ねぇ?」
ニヤリと笑う
黒レミリア
「全員の中で一番弱かったし、今ので死んだんじゃないかしら?」
レミリア
「そんな・・・・」
驚きと絶望したような表情だ
凶
「・・・・・あっぶな!くっそ危なかったんだけど!?」
黒レミリア
「・・・・・は?」
確実に爆発が起きて死んだはず、と黒レミリアは思った
凶
「おっと、そんな動揺してると」
XANXUSの銃を出現させ、撃つ
凶
「攻撃してくださいって言ってるようなもんだぜ!?」
黒レミリア
「ッチ!」
さっきも出した光弾で相殺する
凶
「爆発の煙で見えねぇから俺がどこにいるか把握しきれんだろ?」
黒レミリア
「舐めないでもらえるかしら」
黒レミリア
「それくらいわかるわよ・・・・っ!?」
凶がいるであろう所に突っ込む
凶
「うわっ!」
黒レミリア
「ほら、ね?」
黒レミリアは凶の腹に打撃を加える
凶
「ごふっ!・・・・・っつーかそんな格闘キャラだっけ・・・・・っ!?」
ツッコミながら吹っ飛ばされる凶
だが、口元は笑っていた
魔理沙
「凶を吹っ飛ばして満足か?」
黒レミリア
「・・・・・は?」
気づいた時にはもう遅い
魔理沙のマスタースパークが、至近距離で黒レミリアに放たれていた
魔理沙
「まさかアイツの作戦がこうも上手く行くなんてなぁ」
少し前
凶
「・・・・よし、作戦はこうだ」
凶
「まず俺が黒いのの気を引く。んで、そのあとフランがレミリアを救出。最後に魔理沙は俺がどーせやられるだろうからその隙を狙ってマスパをぶちかます。OK?」
魔理沙
「そんな上手く行くか?」
凶
「まーあの手のヤツは大体慢心して詰めが甘かったりするから、そこを突くってだけだ」
フラン
「もし慢心しなかったり詰めが甘くなかったらどうするの?」
凶
「そん時はそん時よ。そこは臨機応変になんとかしとくさ。とりあえず作戦通り頼むぜ」
魔理沙
「まぁ、わかった」
フラン
「わかった。凶を信じるから」
凶
「おう、どーんと任せとけい」
凶
「とりあえ、ず、なんとか、なったっぽいな・・・・」
凶
「まさか・・・・ここ、まで上手く、いくなんて、な」
1人で笑っていると魔理沙が来る
魔理沙
「凶!大丈夫か!?」
凶
「・・・・おう、なんとか、な」
魔理沙
「待ってろ、今治してやるからな!」
黄色い光が、凶の傷を塞いでいく
凶
「・・・・大分楽になった。サンキュー」
魔理沙
「ったく、お前もアイツに似てきてんじゃねぇの?」
凶
「・・・・・それだけは勘弁だわ」
魔理沙
「・・・・まぁ、そうだな。私もアイツみたいに自己犠牲みたいな事はしたくねぇしな」
凶
「俺もだわ」
魔理沙
「っと、とりあえずお前はここで休んでろ。私はレミリアとフランを見てくる」
凶
「あいよ、行ってら」
魔理沙は箒に乗って向こうへと行った
凶
「・・・・さて、次どうすっかな。あの程度で倒せるわけねぇし、大体その作戦決まった後って相手が本気出すパターンなんだよな。それも加味して考えねぇと本当に全滅もありうるぞ・・・・?」
作戦を考え始めた凶だった
凶のゲームとか漫画の知識が役に立った回だった
次回はのびるたちの方を書きます
次回も見てください!
どっちの主人公が気に入ってますか?
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凶
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のびる