ブラックで重い幻想郷   作:のびえもん

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崩壊した理想郷⑭

凶

「ほげー!!」

 

衝突し、爆発した衝撃で吹っ飛ぶ凶

 

魔理沙

「情けない声を出すんじゃない!」

 

箒に乗って吹っ飛んだ凶を助けにきた魔理沙がキャッチする

 

凶

「やだ、魔理ちゃんイケメン」

 

魔理沙

「純粋にキモい」

 

凶

「サーセン」

 

魔理沙に蔑むような顔で言われたのですぐに謝る

 

フラン

「・・・・・お姉様」

 

なんやかんや姉妹仲が良いので、心配になるフラン

 

と、ポンと肩に何かが乗った感触がした

 

フラン

「・・・・?」

 

隣を見ると魔理沙と凶が居て、凶がフランの肩に手を置いたようだった

 

凶

「土煙で見えねぇけど、レミリアなら大丈夫だろ!フランの姉ちゃんだぜ?」

 

フラン

「・・・・凶」

 

フラン

「・・・・・・うん!」

 

不安げな顔から、笑顔になるフラン

 

凶

『やっぱ笑顔が一番だよなぁ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土煙が晴れる

 

 

レミリア

「・・・・・っ」

 

そこにはボロボロのレミリアがいた

 

凶

「・・・・・マジで?」

 

魔理沙

「結構、ヤバくないか・・・・?」

 

フラン

「・・・・お姉様っ!!」

 

助けようと突撃しそうになるフラン

 

凶

「待てっ!」

 

それを制する凶

 

フラン

「なんで止めるのっ!」

 

凶

「落ち着け、今お前が行ったって逆に黒レミリアにあしらわれるだけだ」

 

フラン

「でもっ!」

 

凶

「だから落ち着け。いいか?まだレミリアは殺されねぇと言ってもいい」

 

フラン

「なんでそんな事がわかるの!?」

 

凶

「もし殺すならとっくに殺してるだろうよ。それを生かしてるって事はなんか目的でもあるんだろ。もしくは同じ自分だから手を抜いたか、様子見をしたんだろ」

 

凶

「余裕のあるヤツは大体手を抜いてくるんだよ。ゲームでも、現実でも、な」

 

凶

「とりあえずもう少しくらいは殺されねぇよ。だから落ち着け」

 

フラン

「・・・・・わかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒レミリア

「同じ自分だから、同じ威力・・・・なんて思ってたんでしょう?」

 

黒レミリア

「それは間違いね」

 

黒レミリア

「私は最初貴方たちを見た時から全員私より弱いと思ってたもの」

 

レミリア

「・・・・・へぇ?随分と実力に自信があるようね?」

 

黒レミリア

「まぁ、ねっ」

 

黒レミリアが手を翳すと、赤い光弾が飛ぶ

 

凶

「・・・・・うわっ!!」

 

それはこっそり近づこうとしていた凶に当たる

 

同時に爆発が起きる

 

レミリア

「凶っ!?」

 

黒レミリア

「あれくらいはわからないと、ねぇ?」

 

ニヤリと笑う

 

黒レミリア

「全員の中で一番弱かったし、今ので死んだんじゃないかしら?」

 

レミリア

「そんな・・・・」

 

驚きと絶望したような表情だ

 

 

 

 

 

凶

「・・・・・あっぶな!くっそ危なかったんだけど!?」

 

黒レミリア

「・・・・・は?」

 

確実に爆発が起きて死んだはず、と黒レミリアは思った

 

凶

「おっと、そんな動揺してると」

 

XANXUSの銃を出現させ、撃つ

 

凶

「攻撃してくださいって言ってるようなもんだぜ!?」

 

黒レミリア

「ッチ!」

 

さっきも出した光弾で相殺する

 

凶

「爆発の煙で見えねぇから俺がどこにいるか把握しきれんだろ?」

 

黒レミリア

「舐めないでもらえるかしら」

 

黒レミリア

「それくらいわかるわよ・・・・っ!?」

 

凶がいるであろう所に突っ込む

 

凶

「うわっ!」

 

黒レミリア

「ほら、ね?」

 

黒レミリアは凶の腹に打撃を加える

 

凶

「ごふっ!・・・・・っつーかそんな格闘キャラだっけ・・・・・っ!?」

 

ツッコミながら吹っ飛ばされる凶

 

だが、口元は笑っていた

 

魔理沙

「凶を吹っ飛ばして満足か?」

 

黒レミリア

「・・・・・は?」

 

気づいた時にはもう遅い

 

魔理沙のマスタースパークが、至近距離で黒レミリアに放たれていた

 

魔理沙

「まさかアイツの作戦がこうも上手く行くなんてなぁ」

 

 

 

 

 

少し前

 

 

凶

「・・・・よし、作戦はこうだ」

 

凶

「まず俺が黒いのの気を引く。んで、そのあとフランがレミリアを救出。最後に魔理沙は俺がどーせやられるだろうからその隙を狙ってマスパをぶちかます。OK?」

 

魔理沙

「そんな上手く行くか?」

 

凶

「まーあの手のヤツは大体慢心して詰めが甘かったりするから、そこを突くってだけだ」

 

フラン

「もし慢心しなかったり詰めが甘くなかったらどうするの?」

 

凶

「そん時はそん時よ。そこは臨機応変になんとかしとくさ。とりあえず作戦通り頼むぜ」

 

魔理沙

「まぁ、わかった」

 

フラン

「わかった。凶を信じるから」

 

凶

「おう、どーんと任せとけい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凶

「とりあえ、ず、なんとか、なったっぽいな・・・・」

 

凶

「まさか・・・・ここ、まで上手く、いくなんて、な」

 

1人で笑っていると魔理沙が来る

 

魔理沙

「凶!大丈夫か!?」

 

凶

「・・・・おう、なんとか、な」

 

魔理沙

「待ってろ、今治してやるからな!」

 

黄色い光が、凶の傷を塞いでいく

 

凶

「・・・・大分楽になった。サンキュー」

 

魔理沙

「ったく、お前もアイツに似てきてんじゃねぇの?」

 

凶

「・・・・・それだけは勘弁だわ」

 

魔理沙

「・・・・まぁ、そうだな。私もアイツみたいに自己犠牲みたいな事はしたくねぇしな」

 

凶

「俺もだわ」

 

魔理沙

「っと、とりあえずお前はここで休んでろ。私はレミリアとフランを見てくる」

 

凶

「あいよ、行ってら」

 

魔理沙は箒に乗って向こうへと行った

 

凶

「・・・・さて、次どうすっかな。あの程度で倒せるわけねぇし、大体その作戦決まった後って相手が本気出すパターンなんだよな。それも加味して考えねぇと本当に全滅もありうるぞ・・・・?」

 

作戦を考え始めた凶だった




凶のゲームとか漫画の知識が役に立った回だった

次回はのびるたちの方を書きます

次回も見てください!

どっちの主人公が気に入ってますか?

  • 凶
  • のびる
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