ただ最後のが書きたかっただけ、それだけです
2025年
「くっ………やっぱりどうにもならないのか!」
かつて沢芽市であった地で耕一は近くにあったヘルヘイムの木を殴る
殴った衝撃でヘルヘイムの木が折れた
「¥●□△▽▲□○▼×◎、▽◎@△@●□●!」
その音を聞き付けたのか、手にスピアのような物を持ったインベスが現れる
「…………やっぱりどうあがいてもお前はオーバーロードになるんだな」
耕一は戦極ドライバーに酷似したもの、プロスドライバーを腰につける
《オレタチ!》
「変身!」
《ロック オン》
「▽△#○@▲!」
オーバーロードは変身させまいと耕一にスピアを投擲する
耕一は投擲されたそれをギリギリで避け、銀色のカッティングブレードを倒す
《OK! オレタチアームズ! オレンジ! カラタチ! Fruit fusion!》
その音声と共にプロストが姿を現した
「!!」
オーバーロードは周辺の植物に指令を与え、プロストを攻撃する
槍のように尖った蔦がプロストを突き刺さんと迫る
プロストはタチガンで蔦を撃ち、オレーガンでオーバーロードを撃つが、蔦が盾となり弾丸がオーバーロードに到達することはない
「前より強くなってる!? ここは引くか」
プロストの考えを察したのか攻撃の手を強めるオーバーロード、蔦の槍が増え、プロストにダメージを与える
「くっ、ホムライナー!」
蔦とプロストの間にホムライナーが走り、オーバーロードと隔離する
プロストがホムライナーに乗り込むと同時に走り出し、時の中へと姿を消した
●∴○
ホムライナー内
「どうやっても地球がヘルヘイムに飲まれるのは回避出来ないのか」
ホムライナーの食堂車、そこで耕一が頭を抱えていた
「……………………こうなったらあの人を別の時間から四人、呼ぶしかない…………か」
それはかつて、牙王を倒すために 桜井 侑斗が野上 良太郎を様々な時間から呼び出したのと同じこと
「よし!」
耕一は決心したように立ち上がる
「行くか、1988年に!」
仮面ライダー鎧武~ミライの果実~
番外編『時を越えた創世王』
1988年 日本
「ここが1998年、まだヘルヘイムの侵食の無い地球か」
耕一は周りを見渡しながら言う
彼はただ現物にこの時代に来たわけではない、彼は未来をヘルヘイムの侵食から守るためにこの時代のある人を呼びに来たのだ
●∴○
2014年
沢芽市に多くのクラックが出現、そこから現れた大量のインベスによって街は混乱のなかにあった
「こいつら、倒しても倒してもキリがねぇ!」
少しでも被害を減らそうと鎧武や龍玄、ナックルたちビートライダーズのアーマードライダーたちがインベスたちに立ち向かうが、圧倒的な数のインベスに苦戦をしいられていた
《イチゴ!》
鎧武はイチゴロックシードを取り出して解錠、なれた手つきで素早く戦極ドライバーに装着し、カッティングブレードを倒す
《イチゴアームズ! シュシュッとスパーク!》
イチゴの果実を模したものが鎧武の頭上から落ち、イチゴの鎧をまとう
《ロックオン》
イチゴアームズになるとすぐにイチゴロックシードを無双セイバーにつける
《イチ ジュウ ヒャク イチゴチャージ!》
そのまま無双セイバーを振るとクナイのようなものが飛び、インベスたちを爆散させる
「くそっなんて数だ」
それでも次から次へとわいて出るインベスたちの数が減ったようには見えない、それどころか増えたようにも感じられる
鎧武、龍玄、ナックルはジリジリと少しずつ、しかし確実に追い込まれていた
その時、どこからともなく電車が現れた
「うお! なんだアレ!?」
「黒いボディに赤いライン………それに空を走ってる? あんな電車、見たこと無い」
どこからともなく現れた電車、ホムライナーから五人の人影が降りてくる
そのうちの一人に鎧武と龍玄は見覚えがあった
「あの人は!」
腰にプロスドライバーをつけ、白衣を着た青年、畑山耕一だ
「耕一さんといる同じ顔の人たちは誰だ?」
ナックルが疑問の声をあげる
畑山耕一とともにいる四人の男性は服こそ違うものの全く同じ顔をしている
「なるほど、これが耕一くんの言っていたインベスか。やつらの怪人とは違うようだな」
四人の中の一人、黒い服を着た男性が言う
「はい、一緒に戦ってくれますか?」
「ああ、もちろんだ」
黒い服の男性は四人の意思を代表するように言った。他の三人も当然とばかりにうなずく
「ありがとうございます」
耕一はオレタチロックシードを取り出しながら礼を言う
「よし、往くぞ!」
「「「「応!!」」」」
黒い服の男性の言葉に耕一を含む四人が答える
上級インベスの放った炎弾による爆発が彼らを包んだ
《オレタチ!》
「「「「「変身!!」」」」」
《OK! オレタチアームズ! オレンジ! カラタチ! Fruit fusion!》
そんな声とともに五人のライダーたちが爆発の中から姿を現す
《OK! オレタチオーレ!》
プロストの放つ光線がインベスを包み、爆散させる。その砲が勝利への戦いの火蓋を落とした
プロストたちアーマードライダーを除く四人のライダーたち、彼らの戦いを一人ずつ見ていくとしよう
●∴○
一人目は耕一と会話していた黒い服の男性が変身した黒いライダー
黒い体に赤い目、バッタのような彼は徒手空拳で下級インベスたちの相手をしていた
「キングストーンフラッシュ!」
その声と同時にベルトの赤い結晶から光が放たれ、その光を受けたインベスたちは爆散する
彼の前に巨大なクラックが出現し、そこから巨大なインベス、シカインベス 強化体が現れる
ふつうの人間であれば逃げ出すような怪人は大きな拳で彼を叩き潰さんとする
しかし、彼は歴戦の猛者であった
シカインベス 強化体の拳を難なく避け、両拳をベルトの上部で重ねるとベルトの中央部にある赤い結晶が強く発光する。右腕を前方に突きだし、左拳を腰に添える特徴的な構えをとった後、大きく腕を振るい、左腕を水平に、右腕を斜めに立てた構えと変える。さらにググッと右拳を力強く握りしめると大きく跳躍。
「ライダー……パンチ!」
強い光と力強い声と共に右の拳による一撃をシカインベス 強化体に叩き込む
シカインベス 強化体は後ろによろめく。生存本能が叫ぶのだろう、シカインベス 強化体は彼に背を向け逃げようとする
しかし、既にシカインベス 強化体の運命は決まっていると言っていい。何故なら既に多くの敵を倒した必殺技がもう目の前に迫っているのだから
「ライダー……キック!!」
強い光と力強い声、そして赤く光る足から繰り出された一撃はシカインベス強化体を爆散させるには十分な程の威力を秘めていた
爆発を背に、黒いライダーは名乗りを上げる
「仮面ライダー…………ブラァック!」
●∴○
二人目はBLACKと似通った、黒いボディに真っ赤な目のライダー
ゆっくりと、力強く歩き、迫る下級インベスたちは彼の拳の一撃でのみで爆散する
「グゥゥァア!!」
下級インベスたちが彼を恐れて近づこうとしない中、背後から赤いライオンインベスが彼に飛びかかる
「トゥアッ!」
しかし、まるで初めから背後から攻撃されるのがわかっていたかのようにライオンインベスの攻撃はあっさりと避けられ、逆に飛びかかった勢いを利用されて地面に叩き付けられる
「ゲェア!?」
奇声を上げて地面にのめりこんだライオンインベスはすぐさま飛び起き、彼から距離をとる
ライオンインベスは自身のエネルギーを足に集中させ、目にも止まらぬ速さで駆ける。しかし、相手が悪かった
ライオンインベスが相手にしているライダーは0,1秒を隙と言ってのけた理不尽の塊
「RXキック!」
ライオンインベスは彼の跳び蹴りによって彼を傷つけることすら出来ずに吹き飛ばされる
「リボルケイン!!」
彼のベルトから白く光る剣のような杖が出現する
そのままライオンインベスまでジャンプ、一瞬で間合いを詰め、リボルケインを突き刺す
リボルケインを通じて無限のエネルギーを体内に流し込まれる。貫通したところから火花が吹き出る
ライオンインベスからリボルケインを引き抜き、距離をとる。爆発を背に彼は名乗りを上げる
「俺は太陽の子! 仮面ライダーブラァック!! アール…エックス!!!」
●∴○
三人目はセイリュウインベス三体を相手に圧倒していた
彼の強固な体にセイリュウインベスたちの攻撃は全く効いていない
三体のセイリュウインベスは一ヶ所に集まり、炎弾を吐く。それはみごとに彼に命中し、爆発が彼の姿を隠す
しかし
「ロボ…パンチ!」
八百万を超す熱でようやくダメージを受け始めるような彼にはセイリュウインベスの炎をあまりにも温すぎた。爆発をものともせずに飛び出してきた彼は一体のセイリュウインベスに両手でパンチを打ち込む
その一撃でセイリュウインベスは爆散した
それを見たセイリュウインベス二体は逃げ惑う
「ボルティックシューター!!」
右太もも付近で光を結晶化させて銃を出現させ、銃口を逃げる二体に向ける
ボルティックシューターから放たれた光線は二体のセイリュウインベスを易々と貫き、爆散させる
彼は悲しみを打ち砕く者、爆発を背に名乗りを上げる
「俺は炎の王子! アールエックス!! ロボライダー!!!」
●∴○
四人目はライオンインベス、セイリュウインベス、シカインベスの三体を相手にしていた、いや、圧倒していた
インベスたちの攻撃は彼の体をすり抜け、全くダメージを与えられない
それもそのはず、彼はインベスたちの攻撃が当たる寸前に自身の体をゲル化させ受け流しているのだ
「バイオアタック!」
ゲル化しての体当たり、それを受けたシカインベスは爆散した
「バイオブレード!」
彼はゲル化をとき、左腰付近で光を結晶化させて細身の剣を形成する
ライオンインベスがエネルギーを爪に集中させ、斬撃として飛ばすが彼はバイオブレードで受け止め、弾き返した
バイオブレードが青白く発光する
この技はかつて八体もの怪人を葬った技、スパークカッターがライオンインベスとセイリュウインベスを一刀両断した
爆発を背に彼は名乗りを上げる
「俺は怒りの王子! アールエックス!! バイオライダー!!!」
●∴○
多数のインベスの爆発を背に、過去から来た救世主たちは高らかに名乗りを上げる
仮面ライダーBLACK
仮面ライダーBLACK RX
RX ロボライダー
RX バイオライダー
彼らが来たことによって地球の未来がどう変わるのか
それはまだ分からない
なんだか不安要素が増えてきた鎧武本編、
そんな不安なんて吹き飛ばせ!
ってノリと勢いで書いた番外編、ノリにノって気がついたら朝でした(つまり途中から深夜のテンション)
今回の話とは関係無いですが映画見てきました!
たっくんと草加さんがすごく懐かしかったです、特に草加さん
ホントに面白かった!