最強の半人が幻想入りしたらしい 作:怒鳴る怒
色々あって遅れました。
それと、今回台本形式から普通に変えてみました。台本形式の方が良かったって人は言ってください。
では、本編どうぞ!
「…久しぶりに来た気がするなぁ、人里。」
ハロウィンの騒動から早一ヶ月。俺とリュウは別段変わりない日々を過ごしていた。
「まあ、色々あるしな。」
「お、ここ入ろうぜ。団子屋。」
唐突に話を変えるリュウ。順序を着けろ、順序を。まあ良いんだけど。
「あーい。」
「すみせーん、団子二つー!」
「あいよーっ!」
久しぶりにゆっくりする。この間また白玉楼に行ってきた。あのピンクの悪魔はまたとんでもない量を食べていたなぁ。
「あい、どうぞ!」
「早いね。」
「へっへへ、早さもうちの自慢の内よぉ!」
厳つめの顔でニッ、と笑う店主。リュウが団子を取ったのを見て、俺も取る。
「いやー、あんさん、前のハロウィンの時に出た奴を追い返してくれた方でしょう?」
「ん?良く分かったなぁ。あの時暗かったのに。それに、かなり時間がたってるだろう?」
「フッフフ、恩人を忘れるようなこたぁしないぜ?息子を助けてもらったんでねぇ。」
「ああ、あの時、
リュウの言ったことで思い出した。
「ああ、思い出したよ。あの悪魔の仮装をしてた子だ。」
若干面影がある…気がする。
「あの時は、ありがとうごぜえました。」
若干の訛りを入れてお辞儀をする店主。が、俺からしてみれば、ヤバイ奴が出たってリュウから連絡が来たため、行ったらああなっただけなのだが…
「いやいや、礼を言われるようなことじゃない。個人的にやっただけさ。」
「それでも…「おーい、店主ー!」ん?」
「ああ、あいつか。まーた来たのか。ま、あいつが悪いわけじゃ…いや、あいつ
「あ、小町だ。」
「ああ、と言うことは…」
「ああ、知ってるのか。ま、サボり魔だな。」
その時、遠くから何かが走ってくる気配。
「あー…こいつでこれってことは…」
「ん?どうした?」
「いや、説教魔が…」
バアン
勢い良く扉が開かれた。
「小ぉ町ぃー!」
あの棒(?)の先端を向けて突進し、あ、小町が避けた…ってこっちかよ! リュウの方に来た。
「!危な…」
店主が叫ぼうとした時。
パアン…
カランカラン…
咄嗟にリュウの前に立って棒を蹴り上げ、手から落とさせた。
「なっ!」
「ヒュー…有森、助かったぜ。」
「自己防衛位して欲しいんだが?」
「わりい、まだ自分が人間だと思ってるところがある。」
「はあ…それでもせめて避ける体勢ぐらいとってくれ。」
それはさておき…
「小町!また仕事中に抜け出して団子屋などに…!今日という今日は許しませんよ!じっくりお説教してあげます!」
「おーい、閻魔様ー。こっちは?」
まさか、無かったことにしようとなんてしてないよな?
「ああ、先程は申し訳ありませんでした。」
「あと、説教を始めたいなら外でやれ。ここは一応店だ。迷惑になるだろう。」
「、そうですね。…そういえば、あなた方は見たことがありませんでしたね。私はここの閻魔を務めている四季映姫・イマザナドゥです。」
「そりゃあまあ丁寧にどうも。俺は有森 焔。で、」
「ど、どうも、凪沙 リュウです…」
固すぎだろ。
「じゃあ、とりあえず…」
スッ
「…浄玻璃の鏡か。」
「よく知っていますね。まだ会ったことがないので一度見ておきましょう。ではまずリュウさんから…フムフム。
「はっ、はいっ!」
だから固い。
「では、次に悪いところの詳しい指摘です。」
「え?」
あれ、これ分けて説教される感じ?
「こちらに来てからはずっと良い行動ばかりです。少々悪いところはありますが、帳消しにできるぐらいはよい行いをしています。ですが、外にいた時の行いは少し悪行が目立つ場面もあります。例えば……や、……など色々と目立っています。がみがみがみ…ということで、がみがみがみ…などと言うことががみがみがみ…」
《一時間後》
「では次に焔さんですね。」
やっとリュウが終わった。まあ、この説教魔からすれば一時間で終わったのは早い方か。何とかリュウも、理性を保ててたし。
「では………はっ…! ! ?」
「?ああ、こいつはそういう能力は…」
「いや、これには映るだろう。」
「え?でも…」
「俺の体質も万能じゃない。自分より遥かに格上の術や道具には効かないときもある。特に浄玻璃の鏡なんていう大半神器みたいなものなら少し見えにくくなるぐらいで本質は見えるだろう。ま、少し力を出せば…」
「あ、見えなく…」
「って訳だ。…で、何か?」
「…………………………あなたは…」
やっと口を開いた。が、何か様子がおかしい。
「…あなたは、この事を…覚えていないでしょう…。ですから、注意することは…今は…ありません。…ですが……」
なにやら歯切れが悪い。
「あなたは過去に…、とてつもない大罪を二、三度、犯しています。もっとも、あなたは覚えていないのですが…本来なら取り返しのつかない大罪です…。…これだけは覚えておいてください。あなたは、
「ん?どう言うことだ?有森、何か知ってるか?」
「……………いや、残念ながら全く覚えがない。」
「そうかぁ…何かありそうだな。」
「そうだな。まあ、そのうち解決するんじゃないか?」
そういえば、最近
「コホンでは、小町!」
「は、はいっ!」
「これからじっくりお説教の時間です!さあ、来なさい!」
「う、うえぇぇ…」
「ははは…ありゃあ怖いな。」
まあ、な。
「はぁ…どうもすみませんね。よくあの死神の姉ちゃんは来てくれるのは良いんですがね、仕事中に抜け出して来るみたいでしょっちゅう四季様が説教に来られる訳で…」
「まあ、でもそれは店主のせいじゃないしなぁ。」
「ああ。別にそっちが気にする必要はないだろう。むしろ妨害してるのは向こうだな。お客さんがさっきよりかなり減った。」
「え?あー、確かに。空いてる席かなり出来てるなぁ。」
さっきまで満席で賑わっていた店内がかなり空いてしまった。残っている人は数人の強メンタル勢のみだろう。
「まあ…しょうがない…ことなのかねえ?」
「人が良すぎですよ…」
「たまには言わないと、ストレスが溜まるぞ?」
「ははっ、そうですな。」
白い歯を見せてニッ、と笑って
「では、ごゆっくり。」
奥に消えていった。
「はぁ…何か嵐が来てた気がする…」
「ん?今更か?」
「何か後になってぐっと来た…」
顔からしてもリュウが何か疲れてる。大丈夫かよ。
「ああ、そうだ、リュウ。」
「ん?なんだ?」
「最近、変な夢を見るんだけどな、」
「変な夢?」
「ああ。何か真っ白な所に、束ねられた一対の鈴があるんだよ。で、なんやらかんやら言うんだけどさ、どうもさっきの映季の話と重なってんじゃないかなー、と思うんだが、どう思う?」
「また難しいこと言うなぁ…」
あれ、そんな難しいこと言った?俺。
「けど、ほら、よくある話だけど、意識共有?とか言う奴かもよ?」
「意識共有…か…完全に俺に話しかけてくるんだけどな。それに、そんなによくある訳じゃないだろ。」
その後もリュウがうーん、うーん、と考えること十秒。
「うーん…分からん!分かるわけ無いだろ、お前が分からないのに。」
まあ、言われてみればそう…なのか?
…っと、もう四時か。
「まあ、それもそうか。…さて、そろそろ帰るぞ。遅くなるとまた霊夢がうるさい。」
「あー、そうだな。」
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「さて…」
本来なら俺は寝る必要はない。そもそも睡眠も食事も必要が無いのだ。死なないし。だが、そんな俺が寝ようとする理由…
「今回は一つでも…分かると良いが…。」
「ふぅ…」
さて、寝るか。
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『ん、また来てくれたんだー。』
「仕方ないだろう。これしか事実を知る方法がないんだしな。ほんとに…お手上げさ。」
『もうー、だから信用してくれて良いんだって。兄ちゃんも堅いなぁ。』
最近この鈴から兄ちゃんと呼ばれるようになった。これの話が本当なら、この言葉の主は俺の義理の妹らしいが…
『んー♪』
あんまり信じられないかも。
「さて、じゃあ、お前が本当に俺の妹だって言う証拠か何かあるか?」
『…無いことは…ない。でも、今は無理。』
「また難しいことを言うな。いつならできる。」
『封印が解けたら、かな?』
「封印?これまでのお前の話からすれば、お前は俺の中にいるような感じなんだろう?俺がお前を封印したってのか?」
『うん。まあ、正確には私がさせた、んだけどね。』
「…はぁ~…余計に訳が分からなくなってきたよ。少なくとも俺は意識的に封印してる訳じゃないからなぁ。」
『だから今は無理だって言ったの。』
「…そうか。それより、そろそろ鈴から人の形になってくれ。いい加減話しにくい。」
『それが出来たらこんなことしてないって。』
「…まあ、それもそうか…。あーもうどうなってんだ。」
『流石の麒麟族もお手上げ?』
「せめてお前が何なのか位教えてくれ。」
『何なのか…ねえ…。強いて言えば、《兄ちゃんに助けられた鬼神族》かな。』
「鬼神族……か。」
鬼神族は、神獣族の力の司神で、大地を操る種族だ。
が、残念ながら鬼神族の中に俺の妹になりそうな奴はいない。というか厳ついやつが多すぎる。
『…覚えてないみたいだね。』
「残念ながら。というか、封印されてるのに何でそいつと俺は会話ができるんだよ。」
『ああ、それはこの鈴だね。』
少し青白く鈴が光った。
「これが?」
『これ、兄ちゃんが作ってくれたんだよ?御守り代わりにって。』
「司神が御守りいるか?」
『あの時は私も周りの人から《鬼の子》って呼ばれてたからね。厄から守ると言うよりは人から守るものだよ。』
鬼の子…約百年前、鬼神族と悪鬼の区別が普通の人には出来てなかった頃だ。その頃は鬼神族でも何でも、鬼の仲間、とされるものは殺されていた。
というかそんなに俺が世話焼くか?と言いたくなったが、霊夢とリュウの顔が出てきて言葉を飲み込む。
『案外お人好しな所もあるもんね。』
「はぁ…」
どうやら、今日は眠りがかなり浅かったようだ。いつもなら十分ほど居れるのだが、もう背景が黒くなり始めている。
『、随分と今日は早いね。』
「ま、そんな日もあるさ。じゃ。次は…名前ぐらいは教えてもらわないとな。」
『さあ、どうでしょう~?』
本当に俺の妹か?と思ったが、そもそもあんまり信用してない。そもそも名前すら聞けてないし。
さて、これからどうなることやら。
────────あとがき─────────
有森「久しぶりの投稿だな。」
リュウ「ああ。主がおもいっきりサボったからな。」
主「しょうがないじゃん…二作品同時進行ってきついんよ?」
有森「なら自分の限界を感じずに始めた主が悪い。」
リュウ「同感だ。」
主「味方が欲しい…」
有森&リュウ「無理だな。」
主「そんな言わなくても…ね?」
リュウ「まあ、それはさておき、何で台本形式止めて普通にし始めたんだ?」
主「まあ、特に深い理由は無いんだけど、打つのがめんどいってだけ。」
有森「スマホで打ってるんだから次の予想文字で出てくるだろ…」
主「いや、そうなんだけどね?ほら、色々あんのよ。」
リュウ「ふーん、じゃあ、その色々、全部言ってもらおうか?」
有森「時間がかかるのは別に良いからな。」
主「……今回はこの辺で…」
有森&リュウ「終わらせるかぁ!」
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