最強の半人が幻想入りしたらしい   作:怒鳴る怒

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どうもただの謎存在です。

いや、特別話が二話しか開かずに書くことになるとは思わなかったですけど、まあ、そうなったものは仕方ない。仕方ないんだ…


では、本編どうぞ!


(特別話)第二十三話 クリスマス、オーナメント争奪戦

「うぅ~…寒い寒い。」

 

「よう霊夢。」

珍しく掃除してら、雪降ってるのに。最近掃除も俺達に押し付け始めてるしな。

 

「ああ、有森…あんたその格好で寒くないの?」

 

「ま、寒いのには強いし、そもそも体温ぐらい自分で操れる。」

 

「便利ねぇ…私は炬燵がないとほんとに凍え死ぬわよ…」

おう。

 

「ま、それもそうか。人間だしな。」

 

「あら?リュウは?」

 

「まだ寝てる。正確には寝たふりだな。布団の外に出ると寒いからだろ。」

あいつこそ寒いのには強いだろ。氷操るし、すなわち冷気が操れるんだし。…あれ、チルノも冷気操るよな?…被っていやがった…

 

「ああ有森、買い物行ってきてくんない?」

 

「ああ。」

 

 

 

 

「………」

人里に謂ったら寺子屋の中にもみの木があった。

あれ?ああ、今日クリスマスか。本来ならクリスマスのちょっと前に出す物だろうけど…まあいいや。それよりいつの間にこんなもみの木持ってきたんだ。つーか誰がだよ。

 

「あ、有森殿!」

ん?この声は…

 

「、慧音か。…これ、どうやって持ってきたんだ?」

 

「ああ、妹紅が頑張ってくれたんだが…」

妹紅か。いや、凄いけど、が、って?

 

「が?」

何か歯切れが悪い。

 

「飾りが無くなってしまってな…」

 

「ああ、オーナメントか。」

慧音が物を無くすとは珍しいな。

 

「ああ、外ではそう言うらしいな。確かにあったはずなんだが…無いんだ。」

 

「どこに置いてたんだ?」

 

「寺子屋だ。」

いや、それ多分氷精(チルノ)とか光の三妖精あたりだと思うんだが…

 

「子供たちと飾りつけをする予定だったんだが…どこに行ったものか…」

意外と天然な所があるのか…も…?

 

「今日寺子屋には皆来てたか?」

 

「?あぁ、そういえばチルノとルーミアが来てなかったな。探したがいなかったよ。」

そいつら二人かどっちかじゃないか。もうほぼ確定だろ。

まあ、とりあえず買い物済ませてから探しに行くか。

 

 

 

 

 

「……………………」

 

「おっ!飛び入り参加ですか!?」

おい、俺って何してた?えーと、買い物を済ませて、博麗神社に帰って、チルノ達を探して森に入ったら文屋とにとりが何かやってて、霊夢や魔理沙も入ってて、賞品が「オーナメント」なるものとか何とか言ってる。

 

「こいつらやりやがったな…」

 

「まだ本格的には始まってないので飛び入り参加もOKですよ!」

 

「うちの新しい機械も広がりやすくなるしね。」

おいお前ら、その商品窃盗物だぞ。

 

「おまえら、そのオーナメントってのどこで手に入れた?」

 

「ん?チルノとルーミアに「イベントするから何か景品ないか」って聞いたらくれたものだよ?」

おいぃ… が、もうこうなったらアウエーだしな。向こうのルールで勝つしかないか…

 

「で?何をどうすれば良いんだ?」

 

「おっ、乗り気ですかぁ?まず、この幻想郷中にオーナメントをばらまきます。それで皆さんに探してもらって、持ってきてもらいます。あ、その時のオーナメントの強奪はダメですよ?その後、全員に渡したこの袋にオーナメントを入れて弾幕勝負をして下さい。袋にセンサーが付いているので幾つ入っているかはこちらで計測します。負けたものは勝ったものに持っているオーナメントを渡し、他の相手のオーナメントを奪いに行ってください。探す時間は30分で、弾幕の時間は20分です!一位の人にはオーナメントを全て差し上げます!」

時間配分が絶妙すぎる。そして窃盗物でイベントをするな。

 

「あのな、そのオーナメントは、」

 

「では用意スターーート!」

 

「話聞けぇーー!」

パァン

 

スタートの音が鳴って妖精やら何やらが飛び出していった。もうこうなったらとっとと見つけて慧音に返さないとな…そもそもあいつらはオーナメントが何か知ってんのか?

 

「あ、あった。」

木に引っ掛かってた。形は…外のやつとほぼ一緒だな。赤とか青とかの丸い形のやつだ。

 

「…にしても…あいつらめっちゃいるじゃねぇか…」

空では妖精や霊夢が飛び回ってる。霊夢に関してはまだ空を見上げて十秒経ってないのに三回見た。

 

「どうなってんだ。あいつ金にしようと考えてないよな?」

いや、あいつならやりかねない。出来るだけ早く見つけるか…

 

 

 

 

《30分後》

「では、弾幕の開始です!腰の袋にオーナメントをしまってください!あ、いくらでも入れれますのでご安心を。」

まさか独立した四次元ポケットが出来てるとは思わなかった。

 

「いたぁーグヘッ」

後ろから出てきた妖精を一発の弾幕で倒す。

 

「悪い。貰っていくぞ。」

 

「ううー…また誰かから奪ってやるー!」

またってことは既に奪ったのか。

 

「…はぁ…こんなことに使うための物じゃないんだけどな…『第一感覚操作、第三感、聴覚』。」

聴覚を澄ませてどこら辺に何がいるか確認する。

 

「………」

が、特に何もいなかったため、感覚操作を解いて飛ぶ。

 

 

その後、ちょくちょく出てくる妖精を倒しながら散策していると、

 

「あら有森。」

 

「げっ…」

霊夢と鉢合わせした。

 

「あんた、どれぐらい取った?」

 

「さあ?分からん。」

 

「よこしなさい。」

こいつ…

 

「弾幕だろ?言っとくが、手加減しないぞ?」

 

「あんたが物に執着するなんてちょっと意外ね。」

驚いたように言った霊夢。

 

「今回は例外だ。このオーナメントは<かくかくしかじか>なんだよ。」

 

「ふーん…嘘にしては粗いわね。腕落ちた?」

こいつ、ふざけてやがんのか?よし、やる。

 

「じゃ、弾幕だな。どんなものでもスッパリ決めるのは弾幕勝負、なんだろ?」

 

「ええ。そうね。じゃ、[霊符]夢想封印。」

急に撃ってきやがった。

 

「おっと、[炎符]インフェルノゴースト。」

とりあえず相殺。

 

「それっ!」

と、また大量の弾幕。大きさも速度も全部違うため、避けにくい。

が、避ける必要なんかない。

 

「[粒符]パーティカルコントロール、反。」

全部元の位置に戻せばいいだけだからな。

 

「やるわね…[霊符]封魔陣!」

 

「残念、隙あり。[炎符]インフェルノストーム。」

弾幕の軌道から外れ、再び撃つ。

 

「っ!まず…」

霊夢も飛んで避ける。その時、間ができた。

 

「バーンアップ。」

強化してから大量に弾幕をばらまく。

 

「なっ!」

ドドォン…

 

 

 

「はい、俺の勝ちな。」

 

「ちぇー…ちょっと油断したわね。」

 

「はいはい。負け惜しみは良いから。」

 

そうこうしてから20分が経った。

 

「さて!誰が一番多いでしょうか…?おっと!一番多かったのは有森さんですね!じゃあ有森さん!何か一言!」

こっちに振るかよ。まあいい。

 

「えーと、文屋、とりあえず殴らせろ。」

 

「はい?」

 

「…窃盗物で大会開いてんじゃねえぇっ!」

バゴォ

 

「うげっ、せ、窃盗なんかしてませんよ!」

 

「このオーナメント、チルノから貰ったんだろう?」

 

「はい。でも!チルノさんから許可は貰ってますよ!」

 

「じゃあ、チルノから何て言われて貰ったかよーーく思い出してみろ。」

俺はチルノから直接聞いた。まあ、ちゃんと謝りに行ったから処遇は慧音に任せた(多分頭突きだと…)。だが、

 

「えーと、確か「これ慧音のだと思うけど何に使うか分かんないからやる!」だったと……あ、」

 

「………バーンアップ。」

 

「あ、ちょ待ってこれには私のジャーナリスト魂g」

 

「問答無用。[神罰]ジャッジメントオブギルティ。」

真っ赤な弾幕が上から、真っ青な弾幕が下から、真っ黒な弾幕がランダムに飛んでいった。

 

「うぎゃぁぁぁぁ…!」

 

「ふう…人の話は理解してから動け。ちゃんと後で慧音に謝っとけよ。」

 

「は…はい…」

 

「(あれ、何か私狙われなかった…ら、ラッキー…)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これか?オーナメントって。」

寺子屋に帰ってきたのは午後五時だった。

 

「これだ!チルノだったらしいな。」

今俺は寺子屋にいる。あの袋からオーナメントを取り出して返した。

 

「いや、一連の犯人はどちらかと言うと文屋とにとりだな。ま、にとりはどちらかと言うと事情知らなかったみたいだったからやらなかったけど、文屋にはそれ相応の事をしておいた。」

 

「な、内容は聞かないでおこう。」

 

「おう。」

そうしていただけるとありがたいな。

 

「じゃあ、これだな。」

 

「ああ。色々迷惑をかけたみたいですまなかった。」

 

「いやいや、」

 

「けーねせんせー!」

 

「かざりあったー?」

ん?ああ、寺子屋の子供か。元々皆で飾り付けする予定だったらしいしな。

 

「ああ、あったぞ。今そっちに行くよ。じゃあ、本当にありがとうな。」

 

「良いんだって。」

じゃあ、飾り付け風景でも見とこうかな。

 

 

 

 

 

 

「「「出来たぁ!」」」

 

「おぉ、」

結構やっぱり豪華になるな。というか幾つあったんだろうか。単純計算であれで一人5個持ってたとすれば…大体120、30位か?いや、多いな。まあでもこのもみの木もでかいからな。ツリーの飾りつけではしご使ってるの初めて見たぞ…。

ま、何はともあれ完成だな。

 

「というかどこに飾るんだろうか?」

ここは寺子屋の中。最初は、門からちらっと見えたから寄ったんだが、流石にここにおいておく訳じゃあるまい。多分外かどっかに移動させるだろうが…あ、皆でやるのね。皆でやればバランスもとれると…なるほどなるほど。いやー…それはフラグだぞ。周りを粒子固定して…あ、

 

ガシャアン

 

「………」

 

「………」

あちゃー、フラグ回収の速さよ。

ものの十数秒で回収したわ。…手を貸すか。

 

「ああ…」

 

「たおれちゃった…」

 

「ちょっと手伝おうか。」

 

「良いのか?」

別に構わないさ。

 

「よいしょ…オラッ」

 

ドン!

 

「…あ、」

木の重さに耐えれずにオーナメントが潰れてるなぁ…

 

「あ…かざりこわれちゃってる…」

 

「どうしよう…」

 

「…今は…五時過ぎか。十二時までは問題ないな。

[光符]シャイニングボール」

本来なら目潰し用に作ったやつだったが…光を抑えれて大きさを小さくすれば飾り兼ライトアップにも使えるな。壊れることないし。

 

「わー!すごい!」

 

「きれー…」

 

「さて、外に置いとくぞ。」

 

「有森殿…申し訳ない。ありがとう。」

 

「何、どうってことない。俺も手を貸せたのに貸さなかったのもあるしな。」

 

その後、このツリーは寺子屋内の見所になってたとか。

あ、ちなみにあの鴉はこの後しっかりともう一度()()()やった。最後の最後まで何か言ってたけど…よく分からんかったな。ま、その後そこら辺にいた閻魔(映姫)に突き出したんだけど。

何か映姫が凄い余所余所しい感じだったのは俺の勘違いだろう。多分。まあ、何はともあれ

 

 

 

 

Merry Christmas!!

 

 

 

 

《あとがき》

 

有森「あれ、前の特別話って二話前位だったよな?」

 

リュウ「ああ。どういうことかな?」

 

主「えーとですね、…はい、いろいろあるんですよ。色々。」

 

星「へぇー。」

 

有森&リュウ「(何か増えとる…)」

 

星「あ、どうも、星です。」

 

主「もうそろそろ出番も出てくるからここになら居ても良いでしょ?」

 

リュウ「あ、ああ…それは良いが…有森は?」

 

有森「正直、話の中では記憶消してる扱いになってるけど、ここではどうすりゃ良いのか分からんなってる。」

 

リュウ「…というか、漢字表記が虎丸の方の(しょう)ちゃんと被ってるけどどうすんの?」

 

有森「確かに。」

 

主「二人出てくる場合はルビ振ろうと思う。一人の場合は大体分かってくれると嬉しいな。」

 

リュウ「ふーん、」

 

有森「そういや、主はクリスマス予定あるのか?」

 

主「いや、クリボッチデス…」

 

リュウ「あ、乙ー…」

 

星「まあ…ファイトォ…」

 

主「頑張るとしよう。んじゃ、そろそろ〆るか。」

 

有森「ああ。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!」

 

星「ばいばーい。」




      良いクリスマスを~
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