最強の半人が幻想入りしたらしい 作:怒鳴る怒
今年最後(&最初)の投稿です。
新年もよろしくお願い致します。では、
本編どうぞ!
「今年ももう終わり…か。」
「何か凄い濃い一年だった気がする…特に中盤辺りから。」
確かにそうだ。
幻想郷に入る、博麗神社に住むはめになる、リュウもここに来る、フラワーマスターに追いかけられる、マスパに吹っ飛ばされる、勇義と交戦する、変態が暴れる…等々、ほんとに色々あった。
「おう…まさか幻想郷に来るとは思ってもなかったしな…」
「まあ、それより…」
「「なんで俺ら雪掻きしてんの…」」
「…まあ、いつものことではあるけど…何か…な。」
いつもと同じことしてるなぁ…
「それより寒いっ!お前そんな服一枚やら二枚で何でそんな普通にいれんの!」
「自分の体温ぐらい操れずにいるとでも?」
あれ、こないだもこのやり取りした気が…あ、あれは霊夢とか。
「頼む気温高くしてくれ」
急だなぁ。ま、しないけど。
「悪いけど私情で気候とか自然状況を変えるのは禁止されてる。というかしねえよ。」
「うぇー…」
「お前、氷属性なんだから寒いのに強いんじゃ?」
うん、同族だろ、お前と冷気は。
「いや、俺もそう思ってたんだけど…あんまりそこは変わらないらしい。」
あ、そうすか。
「不便かよ…じゃあ、早めに中入るか。[炎符]
「雪掻きにスペカ使うやつ初めて見たぞ…」
いや、残念ながら俺はもう一人知っている。
「いや、こないだ魔理沙も裏の落ち葉掃除の時マスパぶっ放してたぞ。」
それも、三発ほどな。
「マジか。」
「有森ー!リュウー!終わったらちょっと手伝ってー!」
「何だよ…」
「どうせ宴会の準備だろ。念を押しとくが、食品には触るなよ。」
「…はい。」
死人が出るからな。
「年末の宴会ねぇ…」
毎年やってるらしいな。
リュウには部屋を作ってもらったりとかしてるからこっちには来させん。
「(まあでも…一番の色々あったことと言えば…
『呼んだ?』
「呼んでないから出てくるな…。」
うん、
「さて、あいつは何人連れてくるか…」
「………」
あれ、宴会の開始時間って7時だよな?で、今5時半だよな?…メッチャヒトキテナイスカ……え、多くない?ちょい同立場の妖夢に聞いてみよ。
「妖夢、」
「あ、はい!なんですか?」
「いや、宴会っていつもこれぐらい来るのか?」
「いえ、普段はここまでは多くないんですけど…年末の宴会だからでしょうか?今日多いですね…」
あ、やっぱり今日が異常なだけか。
「有森さんもあまり無理なさらずにしてくださいね?この人数の宴会等、初めてでしょう?」
咲夜さんお気遣いあざーす。霊夢からは出るはずの無い言葉だなぁ。でも大丈夫なんだなぁ、これが。
「ま、大丈夫だろ。もう最終手が回らなくなったら影の兵士使うし。」
本来こんなことに使うようじゃないんだが…能力は俺と少しリンクさせてるから料理位はできるはずだ。
「有森も大変だろう。まあ…色々と。」
お前もだろう、藍よ。
「まあ…それはここにいる全員…というか従者ポジションのやつら全員じゃないか?」
「まあ…それもそうだな。だが、私達はかなり長い間やってて慣れてるが、有森はまだこっちに来て三、四ヶ月ほどだろう?」
「いや、それだけやってれば慣れるぞ…もう普通になってきてる。」
というか皆さん優しすぎて泣けてくるなぁ…まあでも苦労してるのはリュウもか。
「それに、そっちは一人の場合が多いだろうが、こっちにはリュウもいるしな。何とか回ってる。」
「そうですか…何か困ったことがあったら言ってくださいね。私もお世話になってる立場ですが…」
「あら、そうなの?」
「はい!主に剣術指導に付き合ってもらっています。」
「といっても既にめちゃくちゃ強いからなぁ…俺が教えることといえば詳しい立ち回りとか剣そのものに影響を及ぼさせるもの位しか無いんだよなぁ…」
本当に妖夢既に強いんだよなぁ。何で俺なんかが教えてんだろ。
「さて、そろそろ持っていきますか。」
「やっぱこう見ると壮観かよ…」
俺達の前には様々な料理が百を越えてスタンバイしている。
「時間かかりそうですね…」
「いや、一回で運ぶ方法もある。」
「え?」
パチン
「パーティカルロック…そら、行くか。」
指を鳴らして料理の周りの粒子を固定し、部屋まで持って(飛ばして)いく。
「凄い…」
「ほんとに一回で運んじゃいましたね…」
まぁ…そうなるか。まあ良いや。
というか既に宴会始まってら。あれ、今の時間は~…あ、6時20分か。おけ。40分前行動だな。何の問題もない。いつも通りだ。
「…にしても…」
多いなおい。異常なまでの天狗と河童率。あ、天狗の方は男もいるな。久しぶりにリュウ以外の男を見た気がする。が…どうも様子がおかしい。
目線の先は…フランとこいsちょっと待て。
こいし来たのか。…あ、地霊殿メンバー全員来てたわ。そういや結界無くなったんだったな。
いや、それよりあいつら…
「やべえ!めっちゃ可愛いぃぃ!」
「SAIKOUかよぉぉぉ!」
「あ、変態だったか…」
手遅れのロリコンだったか…
あ、レミリアが立った…⁉
「おらぁぁっ!」
あ、フランに手、出そうとした奴がグングニルの錆になった。あれ、俺にも動きが見えなかったんですけど?
「やばい!ばれた!?なぜっ!」
「そりゃあバレるだろ…」
「おやおや、中々面白い考えをされているようですね…」
あ、さとりが参戦した。
あーもう大混乱だな。リュウはもうノックダウンしてるし…やばい、まともな男この幻想郷に居ないのか!?
『やっほー、楽しんでる?』
また出てきやがった。
「これが楽しんでるように見えるなら目が腐ってるぞ。で、何しに来た。」
『特に用事ないけど出てみた。』
いや無ぇのかよ
「帰れ。」
『残念ながらここが帰るところなんだなー。それに、一応妹なんだからもうちょっと優しくしてくれても良くない?』
「残念ながらまだ信用してないからな?それと早めに出てってくれ…俺の精神が持たん可能性がある。」
『かたいなぁ…ま、今はいっか。』
お、思ったよりすんなり帰ってくれた。
「あれ、有森さん、何か疲れてます?」
?ああ、鈴仙か。
「いや、大丈夫だ。」
「エナジードリンクでも…と言いたいですが、意味無いんでしたね…」
「…気遣いの気持ちだけもらっておこう。」
「まあ…今年も色々とありましたから…来年も頑張ってくださいね、」
いやー、主人達と違って従者ポジションの方々は本当に優しい。
「ああ。鈴仙もな。」
「私はもう慣れてますよ。」
本当にここの主人達は…従者に慣れさせるまで使うのか?
「それは…良いのか悪いのか…」
「良いんですよ。いちいち気にしてたら身が持ちませんし。」
嘘だろおい…
「(苦労人だらけ…か。)」
「どうしたんだぁ?暗い顔してぇ」
ん?ああ。
「萃香、勇義もか。」
振り向いたら鬼が
「初めまして!」
ん?ほんとに誰だよ?原作でも見たことがないが…
「とりあえず初めまして。で、誰で?」
「あ、鬼子母神です。」
………………………………………………………………………………………………………………………あ?
「…今なんつった。」
「?鬼子母神ですって言いましたけど?」
おいこら、誰だ女神連れてきたの。
いや、見た目完全に鬼じゃ…ああ、もういいや。考えるのはよしておこう。
「あ、そう言われてるだけでただの鬼ですからね?」
「お、おう。」
あ、やっぱ鬼だったわ。というか、こいつ今「ただの鬼」って言ってたけど、普通に今の俺より強い。絶対只者じゃない奴だ。
「で、何の用で?」
「いやー、勇義さんと戦って勝っちゃった人間がいるって聞いたんで一回顔を会わせておきたいなー、と思ったんですけど…」
「?」
「何というか…普通な感じですね、髪がすごい長い事以外は…霊力等もあまり感じれないですけど…」
「それについては秘密で。」
普段は人間としてるから妖、霊力は封印してるから普通感じれないはずなんだけどなぁ…
「そうですか。じゃあ飲み比べしましょう!お酒、強いんですよね!」
おい、勇義、萃香、どっちだ言ったの。しかもまだこっちのやること終わってないし…
「悪いが、まだこっちのやることが終わってないんだ。後でな。」
「「「「! ! !?」」」」
ん?何か鬼達の間で戦慄が走ってる気がするが…?
で、勇義、萃香、お前らは何より青ざめてんだ。
「き、鬼子母神様、さ、先にこっちへ…」
「うーん、分かりました。後で絶対来てくださいね!来なかったらぶっ飛ばすだけですけど。」
何てことを言うかこの鬼は。
「ひ、ひィー…う、有森、お前、あいつの頼みを断るとはな…命がいくつあっても足りないぞ…」
「え、そうなのか?」
まあでも勇義がここまでなるってことは相当なんだろうな。となるとぶっ飛ばすってのはほんとにお星さまになる可能性が出てくるな…ヤバいな。早めにこっちの仕事済まさねえと…不命死の術はあるが、人化状態だと物理的な影響では普通に死ぬからな…
「とっとと料理終わらさねえと…」
はぁ…最近能力を別の方向に持ってってる気がするなぁ…
「超加速。」
この部屋だけ時間の流れを五倍速にして時間短縮したりとか粒子操作で料理運んだりとか。何やってんだ俺…
「終わったか…さて、こっからが地獄だな…」
「うん?有森さん、何ぶつぶつ言ってるんですか?」
ああ、妖夢。
「いや…さっき鬼子母神とか言う奴に酒に付き合えって言われてな…」
「え、鬼子母神様に?」
あ、有名人だったか?
「知ってるのか?」
「はい、最強にして鬼の始祖、ですよね。」
え、そうなのか?
「知らんかった…」
「あ、気をつけてくださいね、運が悪いとお星さまになりますから。」
あははぁ~…妖夢、冗談はソコラヘンニシテイタダキタイ。
マジか…行くか。
「あ!来てくれたんですね!」
「そりゃあまだ死にたくないしな。鬼の約束を破るわけにもいくまい。」
「分かってますねぇ!じゃ、座ってください!」
こいつ、何でこんなテンション高いん…
「…って感じで……何てことがあって…………みたいなことが…」
凄いマシンガントーカーじゃねえか。ずっと喋ってるし…と言うかどうやって酒飲みながら喋ってんだこいつ。
「そうだ!今度一回戦いませんか?」
あ?
「いやいや、何で鬼の始祖と戦う羽目に…」
「おりょ?」
え?
「いやー…まだ全然酔ってないんだなぁ~、と思いまして…」
ああ、俺が正常な判断を保ってるからか?
「アルコール度数80の辛口のお酒に意識混濁させる薬入れたんですけどねぇ…」
………………………………………………………………………………………………………………………………あ?今なんつったお前。
「おい、ちょっと待て何てもん飲ましてんだ。」
「まあ、症状出てないから良いじゃないですか。意識混濁させて了承得る作戦だったんですけどね~…」
「そういう問題じゃないだろ…」
変に苦いと思ったよ。何考えてんだこいつ。そしてその薬どっから…あ、永琳か?後で聞いとこ。
「いやー…一回戦ってみたいんですよ。駄目ですか?」
「いや、それもう《はい》選んだら死だよな?」
「いえいえ、お星さまになるだけですよ。」
こいつ…
「それを死って言うんじゃ?」
ほんとに…今年もう最後だぞ。最後にこの会話は洒落ならん。
「うーん…大丈夫だと思いますけど…まあ、また来年でも良いですかね。本音を言うと今からでも良いんですけど。」
「今年でも来年でも再来年でもお断りだが?」
「うーん…残念ですねぇ……おっと、そろそろ年が明けますかね?」
「今…11時54分だ。もうそろそろだな。」
えーと、やることやったか?来年への挨拶は済ませた。年賀状…書かなくても良い気がしたが一応書いた。この宴会でやること…終わってる。後はすることない。
「うーもーりー…」
ん?あ、リュウがほふく前進で来てら。
「…何やってんだリュウ。」
「飲みすぎた…」
バコッ(脳天チョップ)
「あぐ」
「加減しろって何回言ったと…」
あー、来年もこの調子なんだろうな…
「うん、来年もこの調子でやるつもり。」
「……………………………………………………は?」
主よ、なぜ出てきた。
「もうあとがきじゃなくて話に出てきた。」
「……………何やってんだ…」
メタが来やがった…
「いや、だって本編にも出たいじゃん?」
「はぁ……この調子じゃなくてせめて投稿頻度を上げろ。」
「いや、きついんよ。今でも結構。」
ははー…
「…やっぱこの感じでやるんだなぁ…」
「まあね。ゆっくりまったり自己満足でやっていこうと思うよ。」
「なるほど。まあ、頑張れ。」
「お、初めてお前に応援された気がする。」
「前言撤回。やっぱ失せろ。」
「いやいや、だっておいちょ」
「[焔]打上花火!」
「いやちょ待」
「あ、新年あけました」
ドオオオオオン
「…同時に主爆散したが?」
なんかリュウ酔いが治まってるし…
「大丈夫だろ。不死身だし。」
「あー…痛かった。」
……もうなんも言わねえ。
「新年早々からグッダグダだなぁ…」
「まあ、こんな感じですが、今年も宜しくお願い致します!」
「こんな主だが、頼むぞ。」
「じゃあ、そろそろ〆るか。」
「そうだな。新年、これからも」
「「「よろしく(お願いします)!」」」
HAPPY NEW YEAR!!
……………………《別次元》……………………
「………さて…そろそろここも消すとするかな…」
一つの人の姿をした影が右手を上げた。
「…世界の事なんか知ったことない。私の目的……必ず遂行する…そのためにまずは…」
あらゆる平行世界を消滅させる。
[終焉]
あけましておめでとうございます。