最強の半人が幻想入りしたらしい 作:怒鳴る怒
ね、言った通り早い目に出したでしょ?ね?(威圧感)
内容がどうかって?
題名の通り。それ以上も以下もない。強いて言えば、会話文が多めで、説明の部分(「」が入ってないところ)がめっちゃ少ない事と、あとがきの内容をふざけ過ぎた位。
では、本編どうぞ!
「おーい…あ、(察し)」
記憶を戻した有森が戻ってくるとリュウが縁側で死んでいた。いや、死んではないけど死んだみたいにぐったりしていた。
「霊夢…やりすぎだろ…」
「あ、有森、記憶戻ったかしら?」
霊夢が出てきた。
「ああ。あんまりいい記憶じゃなかったな。ま、嫌な記憶ばっかりでも無かったが。」
少しため息をつきながら言った。
「そう。…星のことは後で聞くわ。とりあえず手伝ってちょうだい。リュウがノックダウンしちゃって人手が足りないのよ。」
「お前がこき使ったからだろ…」
「働いてもらっただけよ。」
「…ブラック並にな。」
まあ、言っても止まるはずがない、というのは有森もよく知っているため、それだけ言ってまずは手伝うことにした。
「ふう、これで一通り終わったわね。さて、有森。次はあんたが説明する番よ。」
「おう。分かった。」
「…さて、えーと、どこから話すべきか…」
「お、始めるのか。」
倒れていたリュウが起き上がった。
「リュウ、起きたのか。そうだな…主に星の事の内で、俺の過去と幻想入りした理由辺りになるかな?…まぁまず前提として、俺は元々は麒麟族じゃなくて、麒麟だったんだが、」
「…は?」
「…え?」
「ちょっと待て、前提がまずおかしい。」
リュウが右手を有森の前に出して必死に考える。
「俺は元々麒麟だったんだよ。称名、
「…ものすごい高い役職じゃないか?」
赤穂が言った。
「まあ…そうだったんだろうな。」
「で、何でそれが今半人、なんて事になってるわけ?」
「これから説明する。元々麒麟だったんだが、ある時にちょっとトラブルがあってな、まあ麒麟の内の一人が問題を起こしたんだ。が、それは俺に擦り付けられた。まあ、何があってかは省略するが、それでまず神獣の位から追放された。それで、どうしたものか、と考えていたときに思い付いたのが半人化な訳だ。…ここまでオーケー?」
「…何とかね。質問は後でまとめるわ。」
「分かった。だが、神獣含め、様々な生き物において勝手に半人化するのは禁忌とも言われてたんだ。いや、正確に言えばいる、か。今でもそうだからな。特に神獣は。神獣族は自然を操る力を持ってるから、その神獣族内でパワーバランスが崩れれば、そこの環境にも多大な影響を与えるからだ。だから、俺は能力をうまく使って周りに影響を及ぼさないようにした。まあ、代理…形だけ神獣族になった、って感じだな。」
「ほう…。」
リュウが顎に手を置いた。
「だがある時、神獣族…特に麒麟族が大量に殺された。」
「「え?」」
唐突な急展開に一斉に全員が有森のほうを向いた。
「ちょっと待ってそれ私も知らない。」
星も知らなかったようだ。
「ああ、言ってなかったからな。正確には、西暦が1…えーと1300年位の時だったかな?あんまり自信無いけど。もう麒麟族に至ってはいなくなった。それで、元は神獣とはいえ、今が神獣族の俺がそこを引き継ぐことになった。並みの麒麟族の力以上はあるからな。」
「いやちょっと待って、何でそんなことが起こったの?」
霊夢が聞いた。
「うーん…詳しいことは俺にも分からないんだが、その神獣族を殺しに来たのは人間達だったらしい。」
「はぁ!?人間がこんな化け物みたいなのを壊滅させたの!?」
あり得ない。
その一言に尽きる。神獣族と人間が戦って人間の方が勝つなんて言う状況がほとんどあり得ないのだ。否、ほとんどではない。ほぼ絶対である。何の能力も持たない人間が自然物を操る神獣族に勝つことが出来るか、と聞けば、100人中100人がNOと答えるだろう。
「…ああ、要は、神獣族によって自然物が統治されてるからそれを倒せば統治権が自分達に来ると思ったみたいだ。…だから麒麟族が集中してやられた。全ての長を倒せば他の神獣族が自分達の下に付く、つまり、間接的でも統治できるように、だな。」
「…なるほどな。だが、何をどうやったら人間が神獣族に勝てたんだ?」
リュウが恐らく一番気になる質問を投げた。
「人間といっても、ただの人間じゃない。何をどうやったか知らんが、正確には人間の形をした者達が攻めてきた、の方が正しいのかもな。月人やら人形の妖怪やらなんやらいたみたいだし。」
「…なるほど。月人なら確かに何か変な術やら使ってくるだろうね。壊してた時に、たまに月からレーザー撃ってきたことがあったよ。」
赤穂がさらっと凄いことを言ったが、まあ、常人が月に狙われるレベルだというならとても凄いことなのだろうが、赤穂だったのなら若干頷ける。
「そこでまあ俺が二割ほど本気を出して
「…二割ほどって大体どれぐらい?」
「…今の状態で大体……全力の数万分の一位なんじゃないかな?」
「「嘘ぉ…」」
今の状態で数万分の一ならその二割はどんな被害が出たのだろうか、と全員が思ったが、そこは聞かないでおく。まずは話を進めてもらう。
「不命死の術のお陰で死ななくなった代わりに力が極端に制限されてるからな。しょうがない。」
「…なるほどね。」
「さて、少々脱線したが、話を戻そう。星の事だな。結論から言えば…あいつは俺の
「義理の?」
「ああ。その神獣族と人間との戦争の後、どれぐらいか…大体2、300年後か。それぐらいの時、鬼神族と悪鬼との区別が無くなってて、鬼というものを極端に恐れ、殺しにかかる連中もいた。」
「随分と大胆なことするわねぇ…でも人間が鬼神族と対等に戦える?しかも月人とかじゃなくて普通の人でしょ?」
「じゃあ問題。ここの鬼達が地底に行ったのは何故でしょうか。」
「…なるほどね。」
「ああ。…まあ、人間からすれば、人を襲うって言われてる鬼が人に化けて生活してるようにでも見えてたんだろうな。それで、俺の住んでる山の中に逃げてきたんだろうが、追いかけ回されてそりゃ体力も限界だったんだろうな。倒れてた。それで保護した奴が星だった訳だ。義兄妹になったのは向こうがそう呼び始めたからまあいいか、ってなってそうなっただけだ。」
「へぇ…でも、何でそれを忘れてたんだ?それと、あの時お前から何かが出てきて星ちゃんになってたろ。あれは?」
「…実は、これはこの世界での話じゃない。
「一つ…前の……?」
ちょっと何言ってるかよく分かんない。
「ああ。あれは…いつだったか、あんまりいい記憶じゃないから想起を拒んだのかもな…えーと、まあ、星と生活して大体4、500年位の時だ。……麒麟が来たんだ。」
「きっ、麒麟が…」
「…来た!?」
「ああ。まあ、目的はとりあえず俺を殺すこと。逆恨みでもあり、天罰でもあるって感じか?」
「どういう……あ、」
赤穂は勘づいた。
「ああ。まあ、俺が追放された時、元々問題を起こした奴だ。確か壬だったか?…まあ、そこは置いといて、あの後問題が見抜かれたらしくてな。あいつも死にかけたらしい。それで「お前がどうにかしろよ!」とか何とかほざき始めた挙げ句、神獣から半人に成った罰という名目で殺しに来てた。」
「はあ!?理不尽にもほどがあるでしょ!」
「いや、俺に言われても…ともかく、それで戦闘になった。が、結果を言えば勝てるはずがなかった。相手はフル能力使える神獣。対してこっちは本来の力が半人に成ることによって極端に減った神獣族。話にならなかった。が、一瞬だけ、本気中の本気を出した。秘術の枠を越えた禁術。それによって、勝てたことは勝てた。が、地球が…惑星から恒星になったんだ。」
「「「……は?」」」
「うん、まあそうなるよな。正確には、俺を核とした太陽の周りを回る疑似恒星って所か。その禁術ってのが半分力を暴走させるものだったからな。結果、そうなった。その時に助けてくれたのが星だった。自分を魂化させて俺と魂融合させて内側から力を押さえつけたんだ。それで何とか恒星から地球に戻ったんだが…そもそも一回恒星になった星を惑星にしても元には戻らない。本当に何もなくなったんだ。普通の生き物はおろか、植物すら無くなった。」
「えぇ…」
「だから
「………はぁ?」
魔理沙が聞く。
「言えば、その存在が下手な影響を与えない時に戻ったんだ。それがこの時間軸なんだが、前の世界の記憶を持つ者が同じ運命を辿る世界にいるとどうなると思う。…本来は起こり得ないことが起こるか、最悪の場合、タイムパラドックスが起きて同じ瞬間を永遠に繰り返したり、全てが消える事だってあり得る。だから、影響を与えない、同じ時間になるまで記憶を封印することにしたんだ。元からいる麒麟族として、元々麒麟だったことを記憶に封印して、封印したことそのものをも記憶から二重封印した。そして、それが解かれるのは俺が大罪を犯した同日。それが今日であり、この時間。」
そして最後に、
「とまあ、そういう訳だ。」
で締めくくった。
「ちょっと待て、まだ頭の整理が追い付いてない。」
リュウが頭を抱えた。
「多分ここにいる全員(星と有森を除く)が理解しきれてないと思う…。」
赤穂も同様、半分混乱状態になっている。
「えーとな、とりあえず、今のでどこがお前が幻想入りした原因があったんだ?」
「つまり、あの時の俺は俺の魂と星の魂、魂が二つある状態だった。そして、幻想入りするには存在が忘れられるしかない。俺は星に関する記憶も封印してたから、忘れてたのと内容は同じだ。で、確かどっかの…烏族…だったかな?…まあ、そこらのどっかの長の記憶が時間の影響を受けないんだ。だが、ちょっと前に亡くなったらしい。その日が俺が幻想入りした日。つまり、星のことを覚えている者がいなくなった、星の存在が幻想になってしまった、ってことだ。だから、その魂と融合していた俺も幻想入りしたってことになる。」
「お、おう…」
なるほど、と言いたいが、中々に内容が濃かった。
「中々な訳ありだったみたいだけど。こんなことがあったのね…」
霊夢がこめかみを押さえている。
「まあ、言ってもだな。」
「おい有森。」
赤穂が声を上げた。
「うん?」
「急で悪い、そして、話と全く関係ないことでブレさせるけど、
突然赤穂が指差したのは頭…ではなく、頭についている獣耳としっぽだった。
「ああ、サービス。」
「おいこら、私種族悪霊だよ?何ちゃっかりサービスで種族改変して妖狐にしてくれてんの?」
「冗談だ。それに、種族は変えてない。見た目を少しだけ変えただけだ。」
「?」
「元人間が魂化した状態だと元に入る器の適、不適合があるんだ。適合条件としては、元の姿と全く同じ物か、種族として逆にあり得ない状況の方が魂が馴染みやすかったりする。…まあ、正確には新しい肉体を与えるっていう意味になるんだが…まあ、そこは良いとして、残念ながら俺には元と全く同じ様な肉体を作り出すほどの技術がなかった。だから悪霊としてはあり得ない、その姿にしたって訳。あ、別に狐じゃなくても良かったんだが、パッと思い付いたのが狐だったってだけだ。」
「…なるほどな。まあ、そこまで考えてたって訳か。」
「まあ、ただの魂状態の場合どんどん空気中に概念が溶け出たりすることがあるから焦ったってのもあるんだろうけどな。流石に目の前で消えられても、気分のいいものじゃない。」
「…なるほど。」
「あれ、じゃあ有森は何歳なんだぜ?」
ふと先程まで空気だった魔理沙が聞いた。
「えーと…この世界で3540で…前が…確か今で言うサンガモン間氷期とか言う時期の前半辺りだったかな?そうなら多分…多分13,4万…」
「ちょっと待て13万!?」
リュウから変な声が出たが有意義にスルーし、有森は答える。
「…麒麟の時のを含めると多分四捨五入でだいたい14万歳位だと…」
「…想像の真上行きやがった…」
「さてと、他に何か無い?「突っ込むところが多すぎて訳分からん」…それは無いのと一緒よ。後で有森に聞いといて頂戴。…無いなら、」
急に霊夢が仕切り始めた。
「たぶんそろそろ何人か来始めるわよ。準備、よろしくね。」
「「「あーい。」」」
《あとがき》
主「はい、というわけです。」
リュウ「いや何がどういう訳だよ。」
有森「いや分からん。」
赤穂「14万歳って…とりあえずでかい数字入れときゃ良いかみたいな事になってんな。」
星「主さんの年齢は?」
主「3しゃい。」
ー有森が主の表示名を変更しましたー
三歳児「おいこら三歳児はやめえ、」
リュウ「おお、ちょうど良いじゃん。」
星「こんな機能あったんだ…」
赤穂「先を見ない所とか厨二病発症中のところとか頭の中身とかちょうどじゃん。」
三歳児「ちょい待て最初は確かにそうだけど後の二つは気に入らん。」
リュウ「何ならここをこうすれば…」
ーリュウが三歳児の表示名を変更しましたー
三歳児ww「おいこら」
リュウ「グフッww!」
有森「やべえww腹痛ぇw」
赤穂「ヤバいww」
星「っ…ww」プルプル
三歳児ww「おいそろそろ遊ぶのやめえ。」
リュウ「名前見せんな腹がよじれるww」
三歳児ww「いやじゃあやるなよ。」
ー三歳児wwが三歳児wwの表示名を変更しましたー
主「戻った…」
赤穂「コマンドがカオスw」
主「よし、お前ら後で覚悟しとけ。」
星「…後書きがもはや後書きになってない…」
有森「まあ、こんなもんだから良いだろ。元々おふざけで書いてたやつだし。さて、中身がほぼ無いあとがきもそろそろ〆るか。」
赤穂「ああ。最後まで読んで頂きありがとうございました!」