最強の半人が幻想入りしたらしい 作:怒鳴る怒
文って結構強かったんですね。
では、どうぞ。
あれから5日。俺は、フランと遊びと勉強を教えに行っている。
まあ、勉強の範囲は、普通に算数とかから魔方陣効率までさまざまで、まあこっちが初めて知ることもあった。が、一番きつかったのは、そもそもフランの持ってくる本の文字が読めないことだった。古代文字だとか言ってたから、そこはフランに教えてもらって1日でだいたい分かるようになった。魔方陣のことは元々結構使えてたから、文字が分かればなんとかなった。
そして勉強のあとは弾幕である。俺は600㎏のコートの使用と自分に弱体化魔法をかける(自分の魔法ならバフはかかる。)ハンデつきでだ。そうしている内に、フランは俺になついてくるようになった。ルールは、それぞれに10回弾幕が当たった方の負け。その他は普通と一緒である。
フラン「[禁弾]カタディオプトリック」
有森「[炎符]インフェルノゴースト」
今のところ俺は2回、フランが8回当たっている。
フラン「ぶーう。[禁忌]レーヴァテイン!」
有森「[炎符]インフェルノストーム」
今回は、フラン11回ヒット。俺3回ヒット。
大人げないって?知らん。
フラン「もーう!有森強いー!でも面白い!」
有森「フランもなかなか弾幕が鋭くなってきてるぞ。」
俺はフランの頭を撫でる。
フランは、嬉しそうにふふふっと笑った。
その時、
パシャ、パシャパシャパシャ。
ん?
???「新たな外来人、実はロリコンだった!あやや~、これはいけませんねえ~。」
おっと、捏造新聞で有名な鴉天狗、射命丸文だ。ちょっと簡に触ったから少し煽る。
有森「おお、捏造記者じゃねぇか。」
フラン「?ねつぞーって何?」
フランが聞いてくるから、ちょっと文に対しての悪印象をつけておいてやる。
有森「捏造っていうのは、要は嘘をつくってこと。」
フラン「じゃあ、文って悪い人なんだ!」
文「ちょっと、捏造じゃないですよ。ちょっと誇大しているだけですから。それと私は悪い人でもないですから!でも、これは誇大してませんよ~。なんせ現行犯ですからね。」
ほう、なかなか面白いことをいう奴だ。どうやらよっぽど焼き鳥になりたいらしい。まあ、流石にそんなことはしないが。
文「ではでは~また文々。新聞をご覧くださーい。」
有森「おいこら待てーい!」
フラン「あはははは!鬼ごっこだ~!」
フランが言うと何かリアル鬼ごっこ感が出る気がするのは俺だけだろうか。
いや、それよりあんなふざけたものを書かれたらこっちが大迷惑だ。
有森,フラン「「待てー!」」
文「待てと言われて待つ奴はいませんよー。」
ほう、言ったな?
有森「前もよく見た方がいいぞ。」
文「はい?グベェ!」
粒子の壁にまんまとかかりやがった。ってこいつ意外と丈夫かよ。もう立ち直りやがった。というか迷った。山の中で。こいつくそ早いし…幻想卿最速らしいしな。
???「侵入者発見!叩ききる!」
何か出てきた。剣に盾持ちか。出会い頭に斬りかかってくるとかどんな神経してんだ…しょうがない。こいつの相手したあと、少し本気出して追い付くか。
椛「何をしている!来ないならこっちから行くぞ!」
はあ、しょうがない。とっとと相手を…ん?
フラン「私は椛と遊んでるから、有森は文を追いかけて!」
ありがとう。ほんとにありがとう。
有森「サンキュー、フラン!」
フラン「さーて、キュッてしちゃうぞー。」
気の毒に。椛って言ってたな。ご冥福をお祈りします。
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有森「おいこら待ちやがれ!」
文「ゲッ!もう追い付いてきた!」
ゲッ!じゃねえよ。流石にイライラしてきた。めんどくさいのは俺の嫌いなことだ。
文「じゃあこうしましょう。弾幕勝負であなたが勝ったら記事は載せません。ですが、私が勝てば、載せさせていただきます。どうです?」
ほう、いいんだな?ちょっとシャレにならんからちょい力解放させてもらうぞ?
有森「ああ、いいぞ。」
文「いいんですね?ただし、今の私は新聞記者ではなく、一烏天狗として相手をさせていただきますから!」
有森「いい度胸だ。ならこっちも…『バーンアップ』」
文「!?」
驚いていやがる。俺の第二形態ってところだな。ヒトダマが身体中にまとわりつくように出現し、それから力をもらう。人化状態の強化バージョンだ。スペカにするの忘れてたが、まあ大丈夫だろ。
文「ぐっ…この程度では怯みませんよ!何せこっちはジャーナリスト魂がかかってますからね!」
捏造記事を書くのがお前のジャーナリスト魂なのか?そうだとするとなかなかヤバイぞ、お前。
有森「まあいい。[炎符]インフェルノゴースト」
文「うおっとと、と!」
ほう、結構動けるな。幻想卿最速の名は伊達じゃないってか。
文「[風神]風神木の葉隠れ!」
ちっ全方位弾幕か。しょうがない。流石に大人げないかととっておいたが、「これ」を出すにはとるに足る相手のようだ。
有森「第一感覚専攻第二感、『触覚』」
有森「なっ!?」
第一感覚専攻。他の感覚を完全閉鎖し、一つだけの感覚を研ぎ澄ますもの。俺は第六感である「心眼」を会得しているから、専攻は六感まで。触覚の場合、空気の流れを感じれるようになって、相手の攻撃や動きが手に取るように分かる。
だが、その他の感覚は一切遮断しているため、何も見えないし、何も聞こえない。それに、下手にダメージをくらうと、余計に痛く感じる。慣れない頃は怖くて使えなかったな。
さて、余談はここまでにしてそろそろ終わらすか。
有森「専攻解除。」
一気に音と光が入ってくる。
まぶしい…
文「くっ…どうなっているんですか…」
どうやらものすごい数の弾幕を撃っていたようだ。ほとんど無意識で避けてたから全く気づかなかった。
文「弾幕が当たらない…」
有森「最後だ。[炎符]インフェルノストーム」
文「最後?ならこれをかわせば私の勝ちということですね。遠慮せずかわさせていただきます!」
彼女は近距離弾幕にもかかわらずかわした。が、問題ない。
有森「かかったな!超加速!」
文「!?くっ!」
文は、体制を立て直したが、
有森「遅い![炎符]煉獄花火!」
文「ギャーーー!」
ドドドドオン
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ふう、また、ギリギリだったが勝てた。地味に強かったな…「パシャ!」そうそう、パsy…え?
???「ふっふっふ、『射命丸文、取材中に返り討ちに会う!』これね!いただいていくわ~。」
文「ちょっ、はたて!それは!」
はたて「~♪」
聞こえてないな。ふぅ…まぁいいか。へたな記事も書かれなかったことだし。
フラン「有森ー!」
この声は…フランだ。
フラン「有森~、ギューー!」
有森「え?ちょ、フラン!?」
ヤバッ骨盤痛い…力強すぎかよ…。
いや、それより、
有森「大丈夫か?」
話を聞くと、椛には勝ったそうだが、後から後から椛と同種の白狼天狗がどんどん出てきたそうだ。まあそれらにも勝ったらしいが。流石フラン。ただ、弾幕も食らったらしく、怪我をしていた。
有森「大活躍だったな。[回復]キュアー」
みるみるうちにフランの怪我が消えていく。
フラン「凄い!やっぱり有森って強いんだね!文にも勝ったの?私も早く魔法少女になりたい!」
有森「いや、フランは既に魔法少女だろ、とっくに。」
これを魔法少女と言わずに何と言うか。
有森「さ、帰るぞ。どうせ美鈴は寝てるだろうから入れるはずだ。」
まあ、起きてたら飛んで入るんだけどな。全く、仕事しろよな、門番。
どうも読んでいただき、ありがとうございました。
次~白玉楼で本気弾幕と修行