最強の半人が幻想入りしたらしい   作:怒鳴る怒

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では、どうぞ。


第六話 白玉楼で弾幕修行(前編)

ふう、昨日は散々だったな…。よくわからんガセネタ撒かれかけたし、下手に身体強化して体の節々痛かったし、フランに抱きつかれて骨盤砕けそうだったし、地味にあの捏造記者強かったり、珍しく門番が起きてて見つかったりとで大変だった。

まあ、自分に「キュアー」をかけて痛みはなんとかなったし、あの捏造記者ははたてとか言う奴に散々なネタ掴まれて笑い者になってと、まあ、結果はザマアって感じになったがな。ただ、今回はちょっとよくわからん。霊夢に「冥界に行こう」とか言われたときには流石に、は?ってなった。

ーーーーーーーー1時間前ーーーーーーーーー

ここが人里か。

霊夢「ここが人里。買い物とかは大体ここで済ますわ。」

 

有森「俺の居たところとはだいぶ違うな。」

 

霊夢「あら、そうなの?てっきり外でもこんな感じだと思ってたわ。」

 

有森「いや、外では着物を着ることなんかお祭りの時位しかないかな。まあ俺は年中これだったが。」

 

霊夢「よく目立たなかったわね…」

 

有森「まあ、ずっと山に引きこもってたしな。家が山の中だったから。」

 

霊夢「へぇ…。」

何か納得いってないのか?

 

霊夢「あら、妖夢買い物?」

 

妖夢「あ、霊夢さん、と…そちらは?」

 

霊夢「ああ、こっちは有森。外来人よ。」

 

妖夢「そうですか!霊たちが何かそんな噂をしていたので、少し気になっていたのですが、あなたでしたか。私は剣術指南役兼庭師の魂魄妖夢です。よろしくお願いします。有森さん。」

 

有森「ああ、よろしく。」

 

霊夢「ところで、あんたは本屋で何してるのよ。本でも買うの?」

 

妖夢「はい、それが…できるだけ幽々子様のお腹を膨らせることができて、長持ちするものはないかと料理本を…。」

 

霊夢「なるほどね~。幽々子のお腹をねえ…あんたも大変ね……あ!」

ん?何か嫌な予感がする。

 

妖夢「どうしたんですか?」

 

霊夢「有森、あんた料理出来るじゃない。作ってあげなさいよ。」

はい来た。嫌な予感の的中。まあ確かに料理は好きだしいいけどさ、何か荷が重い気がする…。

 

有森「まあ……分かった。」

 

妖夢「いいんですか!?ありがとうございます!」

断りにくいじゃねえか…。さてと、腹持ちのいいもの、か…。まあ2、3思い付くな。好みを聞いてから考えるとするか。

 

 ────────────────────

そして今。冥界に行っている途中だ。全く地上が見えない。景色は最高に綺麗だ。

そして…

霊夢「さあ、この階段を登りきったら白玉楼よ。」

いや、いやいや、石階段…多くね?博霊神社の比じゃねえ。何段とかじゃなくて何千段の位じゃねえか?

─────────30分後──────────

有森「やっと登りきった…」

長いとか言うレベルじゃない。ただただえげつない長さ。まあそこは置いといて、ここが白玉楼か。何かやっぱり和風って感じだな。

 

妖夢「幽々子様!ただいま帰りました!」

 

幽々子「もう!妖夢遅い!お腹ペコペコなのよ!あら?博霊の巫女と……そちらは?」

 

妖夢「外来人の有森さんです。」

 

有森「どうも。よろしくお願いします。」

この人が、冥界の管理者、西行寺幽々子…あんまりそうは見えないな。つか、幻想卿には男性はいないのか?いや、人里に「男の人」はいたが、妖怪系統の奴。

幽々子「なるほど。それで有森がご飯を作ってくれるわけね。」

おっと、話がかなり進んでたな。

 

妖夢「はい。」

 

幽々子「じゃあ早く早く。」

急かすなよ…そんな2、3分で出来るわけないだろ。

 

──────────────────────

有森「はい、完成。」

思ったより早かった。20分位かかると思ったが、10分程度で出来た。まあ作ったのは焼おにぎりとちょっとした奴だけどな。

 

妖夢「これは…何でしょう?」

あれ、焼おにぎり無いのか?ここ。

 

幽々子「まあいいじゃない。美味しそうな匂いもするし。いただきまーす。」

 

ムグムグ

 

霊夢「!…美味しい!」

いや、何で霊夢も食ってんだよ。まあいいが…。

 

妖夢「はい!美味しいですね!」

 

幽々子「おにぎりに似てるけど、何かしら。外がパリパリしてるのに、中がもちもちしてるわ。」

まあ、もち米を使ってるからな。というかおにぎりあるのに焼おにぎり無いのか、マジで何で。

 

──────────────────────

幽々子「ふう、思ったよりお腹いっぱいになったわね。」

二回目だが、もち米使ってるからな。それより、腹を膨らませれて良かった。

 

幽々子「ねえ、あなた。ここで妖夢と住み込みで従者、やってみない?」

……………………………………………………は?

 

霊夢「はあ?ちょ!幽々子!そんなことしたら家の家事はどうするのよ!」

いやそれはお前がやれ。ほぼ全部俺に押し付けてるだろ。

 

幽々子「ええー、でも彼、料理うまいし、私自身気に入ったし…」

 

有森「え?いや、ちょっ…はぁ?」

 

霊夢「もう!なら、弾幕で決めるしか無いわね。1対1の弾幕勝負よ!」

 

幽々子「ええ。いいわよ!絶対に勝って見せるわ!」

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…

 

有森「うぉー…ヤバイな、こりゃ。…ん?」

ふと見ると、妖夢が刀を持ってどこかに行こうとしている。

有森「なにやってんだ?」

 

妖夢「ああ、いえ。この機会に、剣の修行を、と。」

 

有森「二刀流か。どっちもなかなかいい刀だな。…ん?この機会に?」

 

妖夢「はい…この頃、幽々子様の食欲がまた上がってきてまして…修行をする暇が無かったので。」

ほう…なかなか従者ってのは苦労が絶えないみたいだ。紅魔館の咲夜も大変そうだったしな。

 

有森「なるほど……なら、その修行。手伝ってやろうか?俺が言うのも何だが。」

 

妖夢「えっ?良いんですか?というか有森さん、剣使えるんですか?持ってないみたいですけど…。」

 

有森「いや、持ってる。」

いつも背中に背負ってるんだがな。まあ服に隠れてるから気付かないか。

 

有森「まあ、ただ、修行って言っても既にかなり強いみたいだけどな。」

いや、かなりどころじゃない。この妖夢っていう少女、そこらの普通の剣士なんか数百で来ても負けないぐらいめちゃくちゃ強い。

 

妖夢「いえ、まだ半人前です。では…よろしくお願いします!」

これで半人前だったら一人前ってどんなのになるんだろうか…妖夢の想像する一人前の剣士はもうよく分からんな。

 

 ────────────────────

有森「よし、これでまず第一段階のことは教えた。」

かなり上級者らしかったから、基本は完璧だったな。その後、縦振りと二刀流の横振りのコツとかだからな。斬撃のコントロールとかも難なくこなしやがったし。なかなか覚えが早い。俺が言えた口じゃないが、やはり、相当な腕の持ち主だ。

 

有森「よし。じゃあとりあえず実践だ。ルールは使える弾幕は剣系統のみ。それ以外は普通と同じ。さあ、こい!」

 

妖夢「えっ?…分かりました!では、いきます!」




うーん…何か…バトルシーンって難しいですね。
読んでいただき、ありがとうございました。

次~白玉楼で本気弾幕と修行(後編)
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