その日、アズールレーンの世界へ入ってしまいました!?   作:ohagi57

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『鉄血』訪問編その2 その日、鉄血に訪れましたが…

ローンとプリンツと歩いて10分

目的地に着いた

扉デッカ…

ローンが両手でギィーっと押して扉を開ける

 

「ビスマルク、指揮官を連れてきましたよ」

「ありがとう、ローン」

 

鉄血の玉座に座っているのが鉄血の長ビスマルク

そして、ビスマルクの隣にいるのが

ビスマルクの妹であるティルピッツである

ビスマルク級2番艦ティルピッツ

別名『孤独なる北欧の女王』…

この別名俺はずっと嘘だと思っているんだがな…

現段階では孤独でもなんでもないしあまり喜ばないビスマルクも笑っている様子

今は、鉄血所属の艦船達のの育成係だとか

 

「ようこそ指揮官」

「ん、ティルピッツこんにちはー」

「こ、こんにちは…」

 

と、ちょっとだけ照れた様子でこちらにお辞儀をするティルピッツ

 

「あぁ、ローンそのプランだと次は何?」

 

次は何だろう…

 

「指揮官にゲームを教えてもらうですね」

「分かっ…え?」

 

今、なんて言った?

 

「ちょ、ちょっと待ったローン今なんて言った?」

「ですから『指揮官にゲームを教えてもらう』と」

「俺知らないんだけど!?」

 

訪問じゃないじゃん!

遊びに来てるだけじゃん!

 

「…指揮官は、ゲーム大会をご存知か?」

「あ、あぁ…」

 

ビスマルクがそう語ると突然空気が重くなる…

 

「私達は、鉄血の誇りにかけてもその大会を勝たねばならない…例え、訪問が無駄になっても」

 

そう手をグッと握るビスマルク

…何か、若干涙目というかキャラがぶっ壊れてる気がする

 

「指揮官、姉さんの様子気づいてる?」

「うん…」

 

ティルピッツが横に来て小さな声で話す

 

「…鉄血内でゲームで戦ったのは知ってる?」

「そこは、ローンから聞いたぞ」

「…姉さん、いかんせん負けず嫌いで」

「あー…察した」

 

負けた事があまりにも悔しすぎるから強くなりたいと…

結果、訪問を捨ててもか…

 

「プラスゲーム大会はどの陣営も絶対に勝たねばならない戦いなの」

「お、おう」

 

ティルピッツがずいっと顔を近づける

…景品なんだろう

 

「と、言うわけで指揮官早速御教授願おう」

「わ、わかった…」

 

その場のノリで流されてしまった…

まず、何で教えるのが俺なの?

 

「ちょっと待ってビスマルク何故ゲームを教えるのが俺なんだ?」

「ニーミから聞いたぞ、なんでも優勝候補であるユニオンのロングアイランドと重桜の綾波を完膚なきまでに叩き潰したと」

 

あの時のか!

 

「なら、陣営も関係ない貴方になら教えて貰えると…そう思ったのだ」

 

ビスマルクの目…あれはマジの目だ

本気でゲーム大会で優勝しようとしている…

 

「…分かった、んで教えてもらいたいのはビスマルクだけか?」

「いや、沢山いる」

「…ちなみにどのくらい?」

「…全員だ」

 

よし、帰ろう

 

「指揮官、何処に行くつもりかしら?」

 

カチャっと何かを後ろから向けられる…

ハンドガンの様な物を向けられている…

鉄血の中でハンドガンに近い物を持っているのは一人しかいない

 

「ドイッチュラントか…」

「あら、下等生物の割にはよく分かったじゃない」

 

ドイッチュラント級A番艦ドイッチュラント

妹思いの姉

なお、俺はずっと下等生物のままらしい

まぁ…構わんが

戦場でもその火力で敵を圧倒的にたたきつぶす

…ゲームの強さは不明でも強そう

 

「お姉ちゃん、いきなり指揮官に銃を向けるのはどうかと思う…」

「その声はシュペーか」

「指揮官よく分かるね…」

 

ドイッチュラント級装甲艦三番艦アドミラル・グラーフ・シュペー

船としての最後は自沈で終わってしまった彼女

そんな辛い過去を持ちながらも戦場に立ち向かう姿は…どんな壁も乗り換えられるだろう

先程言った通りドイッチュラントの妹である

 

「あら、我が最高の妹が言うのであればやめるわ」

「…最初から銃を向けないでくれ」

「あ、そう言えば今気づいたけど指揮官鉄血の制服着てるんだね」

「ん、あぁビスマルクから借りている物だ」

「似合ってると思うよ」

「ありがとうシュペー」

 

あ、シュペーの手で思ったのだが…

 

「シュペーその手でゲームが出来るのか?」

「あ、これ取れるの」

「取れるの!?」

 

カポッと巨大な手の艤装を外した

 

「な、なるほどそれならコントローラーも握れるわけだ」

 

なるほど納得

 

「では、指揮官我ら鉄血のゲーム練習場に案内しよう」

「ゲーム練習場…」

 

な、何だろう…技術の無駄遣いをしているのか鉄血は…

 

 

 

 

「ここだ」

「画面でっか!!映画かよ!」

 

練習場に来て一言

映画館に尽きる

大きなモニターに観客席そしてステージにはテレビくらいの画面とコントローラー…

世界のゲーム大会に近い会場になっているな

 

「む?卿では無いか…」

「卿ー!!」

 

と、冷静かつ沈着ぶりを見せるのがグラーフ・ツェッペリン

走ってくるのは、ツェッペリンちゃん

グラーフ・ツェッペリン級1番艦グラーフ・ツェッペリン

通称にくすべ

何言ってるか分からないと思うが本当に『にくすべ』

グラーフのセリフで『憎んでいる。全てを』というセリフからとって『にくすべ』らしい…

二ーミから聞いた話では1部の駆逐艦の育成をしているだとか

そしてツェッペリンちゃん

グラーフ・ツェッペリンが小さくなった姿

なお、グラーフ・ツェッペリンとは別の艦船である

こちらも『にくすべ』…でない

割かしこっちの方がプラス思考である

 

「では、早速御教授願おう!」

「いや、皆がどれくらい強いかどんな動きをするのか分からないから教えようもないぞ…」

「そ、そうか…」

「じゃあ、下等生物私と戦いましょ」

「初戦はドイッチュラントか…」

 

ゲームの机に移動しコントローラーを握る…

てか、やるゲームは前に綾波とやったあのゲームと一緒なのか…

 

(…どのくらい強いか分からないし遂には教えて欲しいだもんなぁ)

 

とりあえず、『マジのキャラ』以外使うか…

コントローラーを構える

 

「下等生物、精々私を楽しませる事ね!」

「…分かった」

 

 

 

 

 

 

50秒後

 

『Game set!!』

 

指揮官5―0ドイッチュラント

 

「…え」

「楽しかったぞ、ドイッチュラント」

 

うん、確かに強かった…

皮肉っぽいが…

 

「ちょ、ちょっと下等生物何かイカサマをしてるんじゃないの!?」

「イカサマできねぇよ…」

 

と、まぁドイッチュラント戦は圧勝…と言いたい所だが

 

(危なかった…一本取られるかと思った)

 

正直、綾波くらい強かった…

しかも、ドイッチュラントに勝つローンがいる訳だろ…?

負けるかもしれない…

 

「じゃあ、指揮官次私が戦う」

「ティルピッツか…」

 

2戦目はティルピッツ…

 

「指揮官を、どう料理してやろうか…」

「発言が怖いよ…」

 

30秒後

 

『Game set!!』

 

指揮官4―1ティルピッツ

 

「…まぁ、一本取っただけましね」

「…」

 

いや、待って上手いわ普通に…

それからひたすらにラッシュが続いた…

今の所は全勝

…何で、ビスマルクが1番弱いんだ!

悲しすぎるわ!

と、考えたのも束の間

 

「次は、私がやりましょうかね」

「ローン…!」

 

遂に来た…!

鉄血の中で一番強いと言われているローン

 

 

「指揮官、私気づいてるんですよ?本気で戦ってませんよね?」

「ッ!?」

 

会場がざわめく

 

「私は本気で指揮官と殺し合いしたいんですよ…」

「…。」

「なので、本気で来てくださいね」

 

…バレていたのか

ピリピリと緊張感が漂う

マジのキャラを使うしかない…!

 

「沈めてあげる!!」

「来い!ローン!」

 

 

その戦いは2分を及んだ…

 

『Game set!!』

 

指揮官4―1ローン

 

「…やっぱり私では及びませんか」

「…ふ、ふふふ」

 

楽しい…!

生前の頃、友達と戦った時よりも手応えがありすぎて楽しい!

 

「ローン、強いわ…」

「いえ、指揮官に及びませんでしたし」

「いや、生前の頃俺が本気で戦ってきた中では最も強いぞ」

「…なら、多少は誇る事が出来ますか?」

「あぁ…ローンと戦うことが出来て俺は嬉しいぞ!」

 

鉄血一の強さを知った俺はその後鉄血の皆にゲームを教えて互いを鍛えあった…

そして、あのローンの強さ…

もう一度合間みえたいものだ…

あぁ、でもパーティーゲームとかやってみたいなとそう思った

 

「ん、もうこんな時間か…」

 

そろそろ訪問時間は過ぎようとしていた…

 

「卿、帰りか?」

「あぁ、そろそろ時間だしな」

 

正直名残惜しい…本気でゲームをすると楽しい事を思い出させてくれたからな

 

「なら、我からプレゼントだ」

 

と、グラーフからサングラスを渡される

 

「これって!」

「ドイッチュラントやプリンツがよくつけているサングラスだ」

 

めっちゃ欲しかったから凄い嬉しい!

 

「ありがとう、グラーフ!」

「礼には及ばない」

「あ、そうだ」

 

みんなと写真撮ってない!

 

「全員、こっち向けるか!」

 

ワッとデカい声を上げると皆こっちを見てくれたので

 

「はい、チーズ!」

 

パシャリと1枚写真を撮った

 

 

 

 

 

 

「ふぅ…」

 

私室に着いて一言

とても楽しかった!

訪問は全然できなかったが…その分の楽しさでかき消された気がする

 

「…ふふ」

 

鉄血で撮った皆の笑顔

重桜に続く良い笑顔

これで明日も頑張れるな…

鉄血での写真をアルバムにしまい…

 

「さてと、明日の訪問の為にも早めに寝ておかないとな」

 

さてと、明日の訪問は…




これにて鉄血訪問編終了です!
ティルピッツ、ドイッチュラント、シュペー等を登場させました!
なお、この訪問編で出ていない艦船達もいずれかは出てくるのでお楽しみに!
次は『ロイヤル』編です!お楽しみに…

誤字脱字、語彙力の低さが目立っている可能性がありますが暖かい目で見守ってください。

次の個人編ピックアップ(見たい艦船に入れてください

  • 重桜 天城
  • 鉄血 ローン
  • ユニオン ブレマートン
  • ロイヤル シェフィールド
  • 北方連合 ソビエツカヤ・ロシア
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