その日、アズールレーンの世界へ入ってしまいました!?   作:ohagi57

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その日、幽霊が妹になりました

「…うーん」

 

あの長門から大胆な告白をされてから早3日…

艦船達からのアプローチが止まらない

ある日は陸奥がベッドに侵入していたり

ある日はエンタープライズが俺を抱っこして部屋に連れて行こうとしたり

ある日はオイゲンが俺の水を日本酒にすり替えていたり

ある日はアークロイヤルが「子供が欲しい!」とか言い出したり...

とまぁ色々と大変な日々が続いている

 

「ご主人様、お茶の準備が出来ました」

「あぁ、ありがとう…」

 

扉が開きベルファストがお茶を用意してくれた

こういう切り詰めた日に飲むベルファストのお茶はうまい

 

「…ふぅ、いつもありがとう」

「いえ、メイドとして当たり前の事です」

 

さてと、いったん休憩を挟むか

ずっと机に向かってたもんだから体がボキボキ鳴る

 

「ご主人様、何か他にしてほしいことはありますか?」

「いや、今はない」

「では、もし何かあればまた呼んでください」

 

そういうと、一礼してベルファストは出て行った

ふう、しかし休憩といえど何をすればいいんだろうか?

散歩は…昨日したもんな

トレーニングはもうしたもんな

さて、何するか

 

「…?」

 

すると突然携帯が鳴った

…ロングアイランドからだ

 

「もしもし?」

「指揮官今暇なのー?」

「今は大丈夫だが…どうした?」

「『一日指揮官の妹になれる券』を使いたいのー」

「わ、わかった…」

 

ついに来たか…あの悪魔(明石)が作ったヤバいチケット

 

「んで、使うのはいいが…俺は何をすればいい?」

「とりあえず、私の部屋に来てほしいのー」

「何か必要か?」

「うーん…あ、出来れば寝間着を持ってきてほしいのー」

「寝間着?」

 

何故?

 

「今日はオールなの!」

「あーそういうことね、てか他に誰かいるの?」

「予定だと綾波ちゃんとジャベリンちゃん…というか前に指揮官が来た時の皆が居るよー」

「OK、なら今から行くよ」

「待ってるなのー」

 

…てか寝間着、無いんだけど

大体俺の寝間着はタンクトップと半ズボンなんだが

まぁ、いいや行くか

とりあえず冬も近いしジャージ着ておくか

では、ロングアイランドの部屋に向かうか

 

 

 

「指揮官、いらっしゃいなのー」

「あぁ、お邪魔します」

 

そして、歩いて約10分ロングアイランドの部屋についた

 

「てか、俺が一番か?」

「皆はまだご飯だと思うの」

「ロングアイランドは?」

「カップラーメン食べた!」

「…」

 

俺はロングアイランドの頬っぺたを引っ張った

 

「ひ、ひひはんいひゃい!(し、指揮官痛い!)」

「ちゃんとしたものを食え!」

 

パッと離す

 

「うう…指揮官、幽霊さんに酷いことしないでなの!」

「はぁ…今日一日はロングアイランドの兄になってるから飯作ってやる」

「怖いお兄ちゃんなのー…」

「冷蔵庫は…」

 

なんと食材が大量にあった

 

「何で食材あるの?」

「ニーミちゃんが」

「自炊してくださいって言ったんだろ?」

「正解なのー」

「あいよ…ところでリクエストある?」

「うーん…おすすめで!」

「おすすめか…」

 

昼頃だもんな…ハンバーグとか作ってみるか

えーとひき肉は…お、あったあった

 

「お邪魔しまーす!」

「お邪魔する…です」

「お邪魔しま…Zzz」

「お邪魔します、って指揮官?」

 

ひき肉をボウルで混ぜていたら綾波、ジャベリン、ラフィー、ニーミが入ってきた

 

「ん、やぁこんにちは」

「指揮官はどうしてここに?」

「今日はロングアイランドの兄になってるからな」

「あのチケットの効力ですか?」

「ご名答、んでロングアイランドが昼をカップラーメンですましたから今ハンバーグ作ってる」

「なら手伝ってもいいですか?」

「私も私も!」

「おう、いいぞ」

 

ジャベリンとニーミが手伝ってくれるようだ

綾波は既にロングアイランドとのゲームを始めておりラフィーは寝ている

 

「てか、四人は飯食ったのか?」

「いえ、ロングアイランドの部屋で何かしら作ろうかなと…」

「私もですね」

「なら、追加のひき肉も出しておくか」

 

冷蔵庫を漁っているとジャベリンが

 

「あ、指揮官!何かしてほしいこととかありますか?」

「うーん…ハンバーグに合いそうな物って何ある?」

「あっ!フライドポテトなんてどうですか!」

「いいね、それ採用!ならフライドポテトはお願いしても良いか?」

「お任せください!」

 

そういうとジャベリンはフライドポテトの準備を始めた

 

「指揮官、私にも手伝って欲しいことなどありますか?」

「なら、お米をお願いしていいか?」

「了解です」

 

…何というかジャベリンとニーミが妹っぽく見えたぞ

 

 

そして各々の料理が終わり盛り付けし完成!

 

「ふぅ、こんな感じでいいか」

「指揮官ってお料理出来るんですね!」

「まぁね」

「では、あの三人も呼びましょうか」

「俺も行こう」

 

机の上にハンバーグ定食を置き

 

「ロングアイランド、綾波、ラフィー!ご飯できたぞ」

「今行くのです」

「食べるなのー!」

「食べる…」

 

てか、一人部屋なのに机デカいな

まぁいっか

 

「じゃあ、五人そろって頂きます」

「「「「「頂きます!」」」」」

 

まず、ハンバーグを一口…

うん肉汁も中に凝縮してるし美味い

フライドポテトも中々

やっぱりハンバーグに米はあうなぁ…

 

「おいしいなのー」

「これからはちゃんと栄養がある物もちゃんと食えよ?」

「はーい、お兄ちゃん…」

「なら良し」

 

さてと腹ごしらえも済んだしな

こっからゲームの時間だぜ!

 

 




先週は投稿が出来ず申し訳ございませんでした…
作者のリアルで色々と起きてしまい小説に手を付けられませんでした
本当に申し訳ありませんでした


誤字脱字、語彙力の低さが目立っている可能性がありますが温かい目で見守ってください

次の個人編ピックアップ(見たい艦船に入れてください

  • 重桜 天城
  • 鉄血 ローン
  • ユニオン ブレマートン
  • ロイヤル シェフィールド
  • 北方連合 ソビエツカヤ・ロシア

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