その日、アズールレーンの世界へ入ってしまいました!? 作:ohagi57
前半を見ていない方は先に前半編を見てください
~フォーミダブル~
「…ん?」
サンディエゴから貰ったCDを聞いていたらイラストリアスから電話がかかってきた
「もしもし?」
「指揮官様こんにちは」
「あぁこんにちは…突然電話して何かあった?」
「その…フォーミダブル見てませんか?」
「…何かあったのか?」
戦闘態勢にしておくか
焔を展開する
「す、すみません…フォーミダブルを探している理由を話していませんでした」
「そうだな、何もなしじゃ俺もどうしようもない…んで理由は?」
「今、陛下達とお茶会をしているのですが…フォーミダブルが何時になっても来なくて」
「部屋じゃないか?」
「部屋も居ませんでした…」
「うーん…分かった俺探してみるよ」
「ありがとうございます」
さてと、CDタイムはここで切り上げてフォーミダブル探すか
まぁ、ロイヤルに居るだろうと軽い気持ちで行ったんだが…
こんな居ない!? マジで見つからねぇ
…ダメもとでフォーミダブルの部屋に行くか
「フォーミダブルー、居るか?」
…返答なしか
ドアは、開いてる
「許してくれよ!」
フォーミダブルの部屋をガチャっと開け中に入る
すると誰もいない
しかし、開けたお菓子、やりかけのゲーム
絶対にこの部屋に居る
「…もしかして」
前にロイヤルに来た時ユニコーンがタンスの中に隠れていたよな
まさかね
「…」
「し、指揮官様…ごきげんよう」
頬にお菓子の食べカスが着いたフォーミダブルが居た
イラストリアス級空母の三番艦、フォーミダブル
イラストリアスとヴィクトリアスの妹
今なら打ち解けてるのでいいが…フォーミダブルはたまにサボったりする
少し現代チックなお嬢様かな?
そして、『重い』と言う単語を言ってはならない
仮に重いと言ってしまったら全力で謝ろう
航空で丸焦げ間違いなし
「はぁ…お茶会サボったんだな」
「ど、どうしてそれを!?」
「イラストリアスから電話が来たんだよ、フォーミダブルを探して欲しいって」
「イラストリアス姉さんが…」
「てか、どうしてお茶会行かなかったんだ?フォーミダブルはお茶とか好きなはずだが…」
「その…」
何やら歯切れが悪そうだ
「寝てた?体調不良?」
「いえ、そういう訳ではなくて…」
「…?」
「本を読んでて…ハマってしまいまして、時間を忘れてました」
「…」
本?
「なら、しょうがないか…ほれクローゼットから出てこい」
「ちょっとそれは出来ません」
「何で?」
「乙女の事情です!」
何故ここでそれ言う!?
…そういえばフォーミダブル、手を背の後ろに隠しているな
なんか持ってる?
「なんか持ってるのか?」
「!?」
フォーミダブルは分かりやすくビクッとした
「…図星か」
「い、いいから指揮官は早く私の部屋から出て行ってください!」
「お、おい!?」
フォーミダブルが俺の腹を押してきた
ん?押してきた…?
すると、ドサドサとフォーミダブルの背中から本が床に落ちた
落ちた本を1冊めくると…
『気になるあの人のおとしかた!』
『出来る女はこうする!』
本…と言うよりかは雑誌?があった
しかもどれも女性向けで同じ記事だった
「わぁー!見ないでください!」
フォーミダブルは俺が手に取った雑誌を取り上げベッドの下に放り投げた
「はぁはぁ…指揮官!」
「うぉっ!?」
ガシッと俺の両手を掴みそのまま俺の体ごと壁に押し当てる
「忘れてください…」
ボソッと言う
「イラストリアス姉さんとヴィクトリアス姉さんにも言わないでくださいね!!」
「は、はい…」
こんな状況だが…フォーミダブルは俺の事をどう思っているのだろうか
拘束を解かれた右手でメガネのスイッチを押す
フォーミダブル→指揮官 89
…もう慣れた
好き以外ないのか!?
1度心を落ち着かせインカムも付ける
『終わりましたわ…私の人生終わりました…1番バレちゃいけない指揮官に雑誌を見られてしまいましたわ…』
すごく凹んでる!?
「…何ですか」
「マジで雑誌のことはすまん…」
「別に気にしてません」
嘘つけ、心の中は落ち込んでるくせに…
「何かして欲しいことある?」
「どうしてですか?」
「いや…雑誌見ちゃったからその反省の意味を込めて」
フォーミダブルは静かに悩んだ後
「ならお姫様抱っこをして欲しいです」
「お姫様抱っこか」
「はい、指揮官で私は重くないって証明したいです!」
そこまで気にするか…
「じゃあ、失礼するぞ」
「ひゃっ!?」
フォーミダブルをお姫様抱っこする
うん、軽い
全然余裕で持てるな
「何か重い重いって言われてたけど…全然重くねぇな」
「そ、そうですよね!」
「…何で顔がそんなに赤いんだ?」
「気にしないでください!」
『良かった…最近ランニングを始めて良かったです』
「ランニングを始めたのか…」
「え、知ってるんですか!?」
「え、あっ!?」
しまった…!
「あー、そのね…ちょっとチラッと見ちゃったから」
「そうだったんですね」
「そうだったんだよ…ははは」
危なかった
見たこと全部を口から出さないようにしないとな
「と言うかフォーミダブル、お茶会どうするの?」
「…どうしましょう」
「俺には何も出来んぞ」
うーん…あっ!
「なぁ、フォーミダブルいい事思いついたぞ」
「本当ですか!?」
「あぁ、取っておきがな…だが代償はデカいぞ?」
「…やります」
「よし、二言は無しだぞ」
そう言って俺はフォーミダブルを担ぎながら部屋を出た
「ちょ、ちょっと何をしてるんですか!?」
「この体制のままお茶会に行く、フォーミダブルは俺に口車を合わせればそれでいい」
「わ、分かりました」
そのまま歩きお茶会が開かれている場所に向かった
コンコンと頑張ってノックする
「指揮官だー、フォーミダブル連れてきたぞー!」
「どうぞ」
とウォースパイトが言ったのでドアを開けてはいる
もちろんフォーミダブルはお姫様抱っこしたまんまだ
「こんにちは指揮官…様!?」
驚くように声を上げるイラストリアス
「あぁすまんな、フォーミダブルが右足を挫いちゃって俺が今担いできた」
「そうだったんですか…」
「イラストリアスに言われた通り探してて保健室行ったら居たよ…んで、フォーミダブルはどうしても行きたかったらしいから」
「それでお姫様抱っこでつれてきたと…」
「ご名答」
っていう嘘
てか、これしか思いつかなかった
俺も学校に遅刻した時に『足を捻っちゃって…』みたいな事言って逃れてたしな
「フォーミダブルの席どこ?」
「ここにお願いします」
「あいよ」
フォーミダブルを席に座らせる
「…間違えて1人で立ったりしないでくれよ?」
ボソッとフォーミダブルに耳打ちする
恐らく肯定の意味で縦に頷いてくれた
「あとさ、俺もお茶会参戦してもいい?」
「構わないわ!ベルファスト、追加の椅子お願い!」
「かしこまりました、ご主人様こちらに」
「ありがとな」
この後、ベルファスト作のお菓子や紅茶を頂きました
すっごい美味しかったです
~パーミャチ・メルクーリヤ~
「そろそろ夕飯か…」
フォーミダブルを部屋に運んだあと気づけば辺りは真っ暗だった
少々寒くもなってきたのでラーメンが食べたくなってきた
…食堂にラーメンあるかな
そして食堂まで歩きメニューを確認する
ラーメン…お、あったあった
醤油ラーメンで大盛り…と
それを頼もうとした瞬間
「やっほー、指揮官」
「メルクーリヤか、そっちも飯か?」
「お腹すいたしね~」
「…奢らないぞ」
「なんで分かったのよ!」
「そんな雰囲気がしたからだ」
なお、インカムは使っていません
マジでそんな雰囲気がしました
「あ、まんじゅうさん醤油ラーメン大盛りを頼む」
「なら私もそれで」
「奢らないぞ」
「知ってるわよ!」
ここでしれっとメガネのスイッチを押す
まぁメルクーリヤのこんなテンションはいつも通りだしな好感度は恐らく1番低い…
パーミャチ・メルクーリヤ→指揮官
99
「…?」
え、故障したか…?
まさかな…もう一度スイッチを入れる
パーミャチ・メルクーリヤ→指揮官 99
「はぁぁぁぁ!!!?」
「わぁ!?」
はっ、えっ!?1番高ぇじゃねぇか!
何でだよ!?
絶対友好くらいだと思ってた!
「ちょっと指揮官いきなり叫ばないでよ!」
「す、すまん…」
驚きすぎで声に出ちまったぞ
「と、とりあえず一緒に食うか?」
「はーい」
醤油ラーメンを手に取りメルクーリヤと向かいの席に座る
「頂きます」
「いただきまーす」
麺を1口
「ズズッ…んー!美味い!」
「北方のボルシチに比べたら味が少し濃いわ…」
「あー、それは分かる…てか、これで濃いってなるなら豚骨とか無理じゃない?」
「もっと濃いのがあるの!?」
「まぁそうだな、逆に薄いのもある」
「えー…指揮官に合わせずそれを注文すれば良かったー」
「俺何も悪くないだろ…」
と、まぁラーメンを啜りつつ雑談を交わした
てか、チャーシューもメンマとかもうめぇな…
学校の帰り道とかに欲しかったわ~
「ねぇ、指揮官」
「んっんっ…あ”~、何?」
「そのラーメンのスープって飲むものなの?」
「うーん俺は飲むな、飲む人もいれば飲まない人もある」
「へー」
「興味無いだろこら」
「いや、そのスープと麺にお酒って合うかなって」
ラーメンに酒?
「あり…なのか?」
「なら!」
「それはウォッカ!?」
まじかコイツ!?
「という訳で、はいウォッカ」
「だから飲めねぇんだよ!!」
「えー、たまにはいいじゃない」
「年齢!」
と、ラーメンをツマミ?にウォッカを飲みまくるメルクーリヤ
「…ぷはぁ!やっぱりこれね!」
「居酒屋のおっさんか?」
「レディに向かって失礼ね!」
「レディに見えるか!」
拉致があかねぇ…インカム見るか
『ウォッカにラーメンに指揮官…本当に幸せのひと時ね~♡』
なんで俺も?
「はぁ…いいや、食い終わったしご馳走様」
「え~…指揮官はもう少し私と喋ってもいいんじゃない?」
「メルクーリヤはさっさと食え!麺が伸びるぞ!?」
「しょうがないわね…」
…気づいたら麺が無くなってた
「ご馳走様でした」
「いや、早いな…」
「いいじゃない別に、ほらついでにレディを送って行きなさい」
「いつからお嬢様になったんだよ…」
そう言ってメルクーリヤと歩きつつ北方連合の宿舎に向かう
「てかさ、ウォッカってそんなに美味いの?」
「飲んでみる」
「無理、でも北方連合の皆が飲むんだからすっげぇうまいんだろうなって思ってる」
「うーん…美味しさで言うなら鉄血のビールの方が美味しいわ」
「鉄血のビールか」
「もちろんウォッカも負けてはいないわ」
それを誇っていいのか?
「じゃあ、北方連合の宿舎に着いたし俺はこの辺で」
次の瞬間
ピピピピッ!!
「へっ?」
好感度メガネが爆発した
「し、指揮官!?大丈夫?」
「あぁ大丈夫だ…少し火傷したくらいだし保健室行けば平気だ」
「そう…ならいいけど」
…好感度メガネの爆発した破片にメモリーがあったのでそれを回収しメルクーリヤと解散した
好感度メガネ
見ている人が付けている人に対する好感度を映し出す機械
なお、指揮官が付けると好感度が『半分の数値』で表示されます
三笠→指揮官 84→168
ヒッパー→指揮官 90→180
サンディエゴ→指揮官 79→158
フォーミダブル→指揮官 89→178
パーミャチ・メルクーリヤ→指揮官 99→198
はい、好感度メガネ編は終了しました
そして、新しいアンケートが今までの中で最高記録をたたき出しています
作者、そして元ネタの友人が驚きました
沢山の投票ありがとうございます!これからも頑張るので応援よろしくお願いします!!
誤字脱字、語彙力の低さが目立っている可能性がありますが暖かい目で見守って下さい
次の個人編ピックアップ(見たい艦船に入れてください
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重桜 天城
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鉄血 ローン
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ユニオン ブレマートン
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ロイヤル シェフィールド
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北方連合 ソビエツカヤ・ロシア