その日、アズールレーンの世界へ入ってしまいました!? 作:ohagi57
~グラーフツェッペリン~
クリーブランドと飯を食べた後、明石の売店に寄ろうとしたら…
「卿よ、放送の事は本当だったんだな」
「にく…ん”ん”、グラーフか」
「いい加減『にくすべ』と呼ぶのを止めてもらえるか?」
「すまんな…」
しょうがないじゃん…大体がそう呼んでるんだし
「てか、グラーフはどうしてここに?」
「ビールを買いに来たんだが…」
「まぁ、売店がこの様子じゃねぇ…」
今朝、爆発が起きちゃったからな
「あ、ならウォッカ飲む?」
「…指揮官は未成年ではないか?」
「北方から送られてくるんだ…」
「なるほどな」
「んで、どうする?」
「頂こう、オイゲンが全てを飲み込んでくれる」
「飲んでくれる、全てを。」
「…」
とまぁ、グラーフを俺の部屋に連れていく
「卿はお酒をどう思っているんだ?」
「急に来たな…まぁ大人のたしなみみたいには思ってるよ」
「酒豪でもか?」
「そこまで行くとむしろ心配するよ」
部屋につきグラーフを中に入れる
「そう思えば卿の部屋は初めてだな…」
「そうかもね、ちょっと待ってねウォッカ出すから」
「そこまで急がなくていいぞ」
俺は冷蔵庫を漁る
「なぁ指揮官」
「何?」
「今までに恋人が出来たことはあるか?」
「…流石にない」
「そうか」
…急にどうしたんだ
「卿は今まで何回告白された?」
「…されたことはない、というか俺に声をかける奴なんかあまりいなかったぞ?」
「それは、卿の前の話だろう?こちらの世界に来てからはどうだ」
「何回か…だが恋を知らないから何て返事をすればいいのか分からない」
ずっと思うさ、何で俺に告白するのかって
「前なら恋人が欲しいと思えたか?」
「前ならそうだったかもね…それと、はいウォッカ」
「感謝するぞ」
「あぁ、気にすんな」
…?
グラーフは微動だにしていない
ウォッカを渡したはずだし、他に用があるのか?
「指揮官」
「んっ!?」
すると、グラーフは俺を抱きしめた
「ぐ、グラーフ!?何を…」
「卿よ、我は憎んでいる」
「俺が何かしちゃったか?」
「違う、何故神はここまで優しい少年に試練を与える…」
「優しくないよ…俺は」
「世間一般から見て、そして我々艦船からしたら貴方は優しすぎて…脆すぎる」
「脆い?」
「あぁ脆い…人間というものは簡単に命を失い、命を軽蔑している。卿を傷だらけにした奴もそうだ、何故差別する必要がある?」
グラーフ…
「…すまない、苦しかっただろう?今開放してやろう」
そういうとグラーフは俺から離れた
「なぁグラーフ」
「何だ?」
「ありがとう、いつかお礼をさせてくれ」
「…」
「それに…一ついうのであれば俺は少し抱きしめられるのが好きかもな」
「なら、何時でも我の所に訪れるといい…」
「…ありがとう」
俺は…皆が好きなのか?
これが恋なのか?
理解する日はそこまで遠くないのかもしれない
~綾波~
「ふあぁ…眠い…」
グラーフと話した後、夜も遅くなってきたので静かに床に就こうとした
こう、いかに自分がどれだけ大きなベッドに寝ていたのか分かるな…
さて寝るかと思ったその時
コンコンと自分の部屋のドアから音が鳴る
「…んん」
重い体を無理やり持ち上げドアに向かう
「…綾波?」
「…」
顔に涙を浮かべながらこちらを見ていた
「どうしたんだ?」
「怖い夢を見た…です」
「とりあえず、中に」
有無をいう前に綾波は俺の部屋にいた
相当な悪夢を見たんだな…
「とりあえず、はいホットミルク」
「ありがとう、です」
渡すと少しずつ飲み始めた
「…大丈夫か?」
「少し落ち着いてきたです」
「そうか…」
しかし、少し震えている
「…指揮官、頭を撫ででほしい、です」
「いいのか?」
「指揮官の手が一番落ち着くです」
言われた通りに綾波の頭を撫でる
すると綾波の耳?がピコピコ動いた
「やっぱり指揮官のそばが一番落ち着くです」
「…こんな事を聞くのもあれだが、どんな夢を見たんだ?」
「…言えないです」
「言えないのか」
そこまでヤバい内容なのか
「指揮官」
「ん?」
「今日は一緒に寝たいです」
「はぁ!?」
正気か!?
「なぁ、綾波…おそらくだが明日の朝、体が戻るんだぞ?」
「知っているです」
「いや起きたらデカ物いるんだぞ?」
「指揮官ならいいです」
「マジ?」
「大マジです」
…真剣な目を見る感じ本気のようだ
なら、拒否するのもアレか
「分かった…今日だけな」
「!」
綾波は満面の笑みになった…可愛い
「じゃあ、ほらおいで」
「失礼する…です」
そういうと綾波は俺のベッドに入ってきた
…何か近くね?
むしろ抱きしめられてるし
「近くないか?」
「離れたくないです」
「…」
今の状態の綾波に言っても何も聞かないだろう
「おやすみ、綾波」
「おやすみなさいです…」
…全然離さないな
俺も寝る…か
「んん…」
目が覚めた
自分の体を確認するとやはりもとに戻っていた
…隣には綾波は居なかった
きっと先に起きて部屋に戻ったのだろう
「ん?」
一つ気が付いた
やけにスマホが騒がしい
ずっと着信音が鳴り響いている
すると
『指揮官、安眠にいいです…そんな商品が欲しいです』
と艦船通信書かれている
「はぁ!?」
この後部屋の窓がぶち破られ追いかけられた
これにて幼くなるガス?編は終了です
来週からはまたメインストーリーに戻ります
なお、またいずれかはサブストーリーのアンケートも取るのでお楽しみに
誤字脱字、語彙力の低さが目立っている可能性がありますが暖かい目で見守って下さい。
次の個人編ピックアップ(見たい艦船に入れてください
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ユニオン ブレマートン
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