Re:ゼロから始めるエミリア生活   作:YAYOI@小説書き始めました

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始めまして。色々小説投稿を行わせていただいておりますYAYOIです。
この度、Re:ゼロから始める異世界転生の二次創作小説を書かせていただくことになりました。
原作ファンの方も到底いらっしゃいますし、批判を受ける可能性も覚悟の上で、書かせていただきます。生暖かく見守ってあげてください。
では1話をどうぞ。


第0話 初めての死

ジリリリリリリリリ...ジリリリリリリリリ....

 

 

カチャッ。

 

 

けたたましく鳴り響く目覚まし時計を、眠気眼を擦りながら止める。

 

「ふぁぁぁぁぁ〜....もう朝かよ〜。」

 

とても素晴らしい朝だ。一般的には。

 

俺の名前は「冬木葵」。

どこにでもいる、普通のアニオタ高校生だ。

 

俺はとても、晴れが苦手だ。

何故かって?

俺みたいな家に引きこもるようなインドア人間には眩しすぎるからだ。

 

「おーい、朝ごはんできてるぞー!」

 

階下から親父の声が聞こえる。

 

「わぁーーってる!!!今から向かうって!」

 

ご飯ができたようだ、俺は眠気眼を叩き起こし、階下に降り、ご飯を食べる。

 

 

 

 

▼▼▼▼

 

 

 

「そういや父さん、今日は朝から出かけてくるから、よろしくな。」

 

「おいおい、根暗で自室に籠るような引きこもりがどうしてこんな朝っぱらから外出だぁ?」

 

親父がからかいの眼差しで俺を見る。

 

「なんだよその目!!!!そりゃこっちの勝手だろーが!」

 

「はは〜ん、さてはお前、彼女できたな?」

 

そういうと、ニヤニヤしている。

 

「ちっっっっげぇぇぇぇぇ!欲しい商品あるからコンビニで支払ってくるだけだっつーの!」

 

「なーんだ、面白くねーのー。」

 

理由を説明すると途端にしょんぼりした。

 

「はいはい、飯食ったからすぐ行くわ!」

 

そう言うと、俺は机から立ち上がり、財布とスマートフォンだけを手元に持ち、コンビニへ向かう。

 

「とにかく、どこ行くのでもいいけど、いってらっしゃいだな、葵」

 

「......」

 

父親の送りの言葉を無視し、俺は外へと飛び出した。

 

 

 

 

 

▼▼▼▼

 

 

 

 

「うっへー、あっちぃ....」

 

今の時期は8月、無情にも朝9時ごろなのに、照りつける太陽がとても暑い。

 

 

「さーてと、コンビニに行って支払いしにいくぞー!」

 

そう、言ってなかったな。

 

コンビニに支払いをしてなにを買うか、だ。

 

俺はアニオタであることは冒頭で話したが、アニメの中でも特に好きなのが「Re:ゼロから始める異世界生活」だ。

 

そんな愛すべきアニメのブルーレイ&DVDが発売されたのだ。

こうしちゃいられないと、ネット通販を使い購入した。

結構高かったが。

 

そしてその支払いをコンビニ支払いにした、と言うことになる。

 

 

▼▼▼▼

 

 

そんなこんなで、陽気にコンビニへと足を運び、予定していたブルーレイ&DVDを受け取り、意気揚々とコンビニを飛び出した。

 

「よーし、今は夏休みの時期だし、思い切って全話一気見しよーっと!」

 

そんな楽しい気持ちを込めて家へ向かう。

 

そんな時だった。

 

ドンッ

 

「ってぇ〜!なんだよあいついきなりぶつかってきやがって謝りもなしかよー、どんなやつだ?」

 

黒い帽子を深くかぶった男がわざとぶつかってきたのだ。

ぶつかってきた奴の顔を見るため振り向こうとしたその時。

 

「なんだか脇腹が熱い感じがするな...」

 

「キャーーーー!!!!!!あの人今刺されて!!!!」

 

悲鳴を上げた女性が指している方向は、まさしく俺の方向。

 

俺は熱い脇腹へと手を持っていった。

 

 

 

べちゃっ

 

 

「待て。この感触は...」

 

触れた所がべたっとした生暖かい感触、手を見ると、赤黒い液体がべったりと付着していた。

 

ってぇぇぇぇ!!!痛ぇ!痛ぇぇ!!

 」

嘘だろ、血じゃねえかこれ!

てことはさっきぶつかってきたやつ...!?

 

そいつの方へ向くと、小走りに走り出していた。

 

「やっぱり、あいつが通りすがりに俺のことを...」

 

手に持っていたのは刃渡り15センチほどのナイフだった。

 

通りすがりの誰でも良かったのだろう、偶然それが俺で、わざと当たりに来て意識を逸させ俺を刺したのだろう。

 

「くそっ、痛い痛い痛い熱い熱い...」

 

俺はその場に崩れ落ちた。ドロドロと赤黒い液体が刺された所からどんどんと流れ出る。

流れ出ると共に、体温が失われ、意識が朦朧としてきた。

 

「(なんでこんなことになったんだよ...これから意気揚々と家に帰ってリゼロを見ることがそんなに悪かったってのかよ...くそぅ...)」

 

「(ああ、俺死ぬんだな...短い人生だった...)」

 

薄れ行く意識の中で、ふとこんな事を思い立った。

 

【このままナツキ・スバルみたいに異世界に転生できたらな】と。

 

そんな思いも虚しく、葵は意識を手放した。

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