Re:ゼロから始めるエミリア生活 作:YAYOI@小説書き始めました
こんな殴り書きに近いような小説に感想やお気に入り、中には続きを期待してくれてる方もいるなんて、嬉し涙です。゚(゚´ω`゚)゚。
なぜ間隔が空いてしまったかは、話の流れを組むのが難しいという点もありますが、もう一つの理由としては、新しく仕事が決まりまして、覚える日に少しバタバタしたということもあり、書く暇がありませんでした。
ですが期待されてるなら書かざるを得ないですよね!てことで続き行きます!
ウルガルムの群れを退けた俺(エミリア)とパックは、ただひたすらにレムを捜索するために森を駆け回っていた。
「はぁ...はぁ...ちょっと...ちょっと待ってパック...いったん休憩しよう...めっちゃ疲れた......」
ウルガルムの群れを退けてから1時間ほど森の中を縦横無尽に駆け回っていたのが原因だろうか、はたまたエミリア自身の体力がないのか、俺の精神力的な体力が少ないのが原因だろうか、俺の足と心臓は限界を迎えていた。
「えー?アオイ、もう疲れたの?エミリアでももう少し体力あったのに...君って本当に男の子なの?」
パックが、疑心の目をこちらに向けてきた。
あぁーーやめてくれ、その目は過去を思い出してしまう...。
「ちょっと、ちょっと待ってくれ!なぜ俺は男だと思うんだ?一人称は俺って言う女の子もいるだろうし、第一エミリアに入っている俺が万が一男だとしたら、パックはいいのか?娘のように可愛がっている女の子の体の中に、男が入ってるんだぞ?」
パックは俺のことを男と断定している。
そりゃ俺って一人称は男の使うような一人称だろうが、この世界でも絶対オレっ娘はいるはずだ。
どうしてそう断定ができるのか疑念が浮かぶので、パックにその旨を説明した。
「だって、さっきアオイの魂の色を見たじゃない?あの時に、性別が男か女かもわかるんだー。だから僕がアオイのことを男と断定できたんだよ。」
「なんだよ、魂の色を見るのめっちゃなんでもできるじゃん...」
「えへへ〜それほどでも〜///」
「いや褒めてねぇからな!?!?」
照れて勝手に舞い上がるパックを一蹴。
「とにかく、だ。今はオレも足が棒になってるし、動けない。
それに闇雲に何時間も探していたって見つかりゃしない。いったん休憩しないか?」
俺は、パックに休憩をしないかと言う提案をした。
まぁ、俺が休憩したいだけなんだが。
「アオイが疲れたから休憩したいんでしょー?僕妖精だから全然疲れないからねー!」
ちっ!妖精様には何もかもお見通しってことかよ!!!!
「そうだよ!なんか悪いかよ!!!」
「いやいや、悪くはないけど、ここまで君が体力のない子だとは思わなかったからさー!」
「ちくしょー!!!パック覚えてろよ!!!!!!!!」
▼▼▼▼
俺とパックは結局、山の中でも広い草原のような場所を見つけて、暫しの休憩を取っていた。
「てか、さっきエミリアがもう少し体力があったて今言ったか?」
休憩を行う前にパックは、エミリアはもう少し体力があった、と言った。
それが事実となれば、オレは女の子よりも貧弱な体力ということになるぞ。
もしそうだったら、男としての尊厳が亡くなっちまうぜ。
「うん、エミリアの場合は多分魔力の力も相まって、体力は結構あったよ。でも君は魔力がまだほとんどないみたいだから、筋力の少ないその細い足で1時間も足場の悪い山の中を縦横無尽に駆け回ったんだよ、そりゃ男子でも体力はなくなってもおかしくないね。」
エミリアは魔力が元々から高く、その分精霊の力も使いこなせるから、足の負担を減らすような努力をしていたんだな...
「なるほど、そう言う理由だったんだな...尚更魔力を纏えるようにしないといけないな...」
自分自身の体力の無さを実感しつつ、色々と特訓をしなければいけないなと言う感情を抱いていると、パックから衝撃の発言が飛び出した。
「アオイ、この言葉を言うのは少し酷かもしれないけど、言うね。
残念だけど君の魔力はほとんどない。エミリアみたいに派手に呪文は打てないと思うよ。」
「は???嘘だろ?オレも魔法使いたかったのによ...」
な、なんだって...
せっかくリゼロの世界に転生して、エミリアに憑依して魔法バンバン使ってヒャッハー!したかったのに、それも叶わぬ夢なのか...
そう思い、気を少し落としてしまった。
「でも、安心して!アオイにも使える魔法は一応だけどあるよ」
「ま、マジか!?!?それってなんだ!!!???」
魔力はほとんどなくても魔法は使えるのか?でもリゼロのスバルも、そういえばほとんど魔力ないけど、魔法1つだけ使えてたな。
「さっき魂の色を見せてもらった時、君の魔法適性が見えたんだけど、ちょっと珍しいものになるんだけど、陰属性の適性があるみたいだね。」
「陰属性???」
陰属性ってあれじゃね?スバルが使ってたシャマクを使えるんだっけ?
「うん、妖精には陰属性適性はいるんだけど、人間で陰属性適性を持つ人はあまりいないね。」
陰属性は人間で扱えるものはかなり貴重みたいだな。
でも、アニメで知ってる。
陰属性はかなりの魔力がないと使い物にならないことぐらい。
「ちなみになんだけど、どんな魔法を使えるんだ?」
「アオイの魔力量で考えると、使えそうな魔法は「シャマク」かなー...。」
やっぱりシャマクだったか...
第一スバルもシャマク以外は使ってなかったしな...。
結局自分もスバルと同じ魔法しか使うことができないのだと落胆した。
「わかった、ありがとう。ちなみにシャマクはどんな魔法なんだ?」
シャマクという魔法の概要は知っているのだが、この世界で知っていることを説明してしまうとまたパックに疑われてしまうであろうため、ここは敢えて聞きなおしておくことにする。
復習の意味も兼ねて。
「シャマクという魔法は、自分から半径5メートル程度を視認できない煙幕で覆って、目眩しを図る魔法だ。
ちなみに、シャマクをかけられた相手の視界は完全に見えなくなるけど、術者は相手のマナのオーラを感じ取ることができるから、真っ暗でも相手の位置を視認できる。こんなところかな?」
「長いから要約すると、相手の視界は完全に塞ぐけど、術者からは多少見えるってことか?」
「そういうことだね!アオイ、理解力早くて助かるよー!」
「はっはっは!そうだろそうだろっ!!!」
いつもならあまり褒めてくれないパックに、ただ理解力がある、それだけのことで褒められていい気になっていた自分だったが、その直後、ほっぺたに軽いビンタが飛ぶ。
パシッ
「痛っ!パック何するんだよー!」
「だって、君がそんな些細な理由で偉そうにしてるからシンプルに鬱陶しかったから!」ニコッ
パックの笑顔が言動も相まってすごく悪意のある笑顔に見えた。
この妖精...怖いッッッ!!!!
▼▼▼▼
「そうだ、パック、ある程度俺ら仲良くなったと思うんだが、俺のここに来るまでの経緯を話そうと思うんだが...」
「えっ?僕はアオイと仲良くなった覚えなんてないけどね?」
「ちょっ...うそやん......」
「アオイ、嘘だよ!ごめんごめん!僕もアオイとは仲良くなったと思ってるし!」
パックの嘘に少し心を折られ、信用度が少し下がったが、パックは悪気なく冗談のつもりだろう、そこまで気にしないことにした。
「よかった...じゃあ、とりあえず話すよ?」
「うん!どんときて!!!」