やはり俺がありふれた職業なのはまちがっている。   作:辻谷戒斗

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お待たせしました。
『やはり俺がもう一つの現実で戦うのはまちがっている。』で行なったクロスオーバー先のアンケートでpixiv、ハーメルン共に圧倒的一位だった、『ありふれた職業で世界最強』とのクロスオーバーです。
ヒロインは八重樫雫とティオを中心としたハーレムの予定です。
それでは、よろしくお願いします。


第一話 異世界召喚

 修学旅行が終わって休日を挟んだ、月曜日の四時間目の終わりを告げるチャイムがなった。俺は未だに2年F組の教室で平塚先生から現代文の授業を受けている。少し授業が長引いているのだ。

 ……切りが悪いのは分かるが、昼飯を食べに行きたいから早く終わってくれ……。

 

「……よし。ここまでだ。すまんな長引いてしまって」

 

 ……やっと終わった……。腹が減って仕方がない。早く教室を出てパンを買ってからいつものベストプレイスに行こう。

 そう思って椅子からそっと立った時、教室の扉から今では見慣れてしまった人物が入ってきた。

 

「すみません。平塚先生。少しお話が……」

 

「ん?なんだ雪ノ下?」

 

 その人物は我らが奉仕部の部長、雪ノ下雪乃だった。ぶっちゃけ今現在、あまり話したくない相手の一人だ。修学旅行の一件で奉仕部は、少し気不味くなっているような気がしている。

 そんな雪ノ下は周りの視線など目もくれず、そのまま平塚先生が立っている教卓へと歩いていった。

 ……俺はさっさと出ていきますか。ただでさえ授業が長引いて昼飯が遅れているんだ。購買のいつものパンが無くなってしまうと困るし。

 そう思い、ドアに向かって歩き出そうとした時……

 

 凍りついた。

 

 俺の進行方向上にいる葉山隼人の足元に純白に光り輝く円環と幾何学きかがく模様が現れたのだ。

 その異常事態には、俺以外のクラスメイト達も直ぐに気付いた。

 俺を含めたクラスメイト全員が、金縛りにでもあったかのように輝く紋様――俗に言う、魔法陣らしきものを注視する。

 その魔法陣は徐々に輝きを増していったかと思えば、見る見るうちに教室全体を満たすほどの大きさに拡大した。

 俺達の足元まで異常が迫って来たことで、俺はようやく硬直が解け、この現象に巻き込まれないために教室のドアへと走り出した。

 他のクラスメイト達が悲鳴を上げているが、そんなことを俺は気にしていられない。

 この状況では、自分のことだけで精一杯だった。

 俺が走り出した瞬間、平塚先生が咄嗟に「皆!今すぐ教室から出ろ!」と叫んだが、ほぼ時を同じくして、魔法陣の輝きが爆発したようにカッと光った。

 

 昼休みに俺達二年F組の教室にいた生徒は全員、その光に飲み込まれていったのだった。

 

 

******

 

 

 俺はざわざわと騒ぐ無数の気配を感じて、光にのせいで閉じていた目を、ゆっくりと開いた。

 そして周囲を見渡すと、周りには昼休みに二年F組にいた生徒たちと、もう一つの集団がいた。

 制服だということと平均身長を見るに、どうやら俺達と同じ高校生のようだ。

 

 その後俺は、俺達がいる台座の周囲を取り囲み、祈りを捧げるように跪いている三十人ほどの人達に視線を移した。

 するとその内の一人、法衣集団の中でも特に豪奢な衣装を纏い、高さ三十センチ位ありそうな烏帽子のような物を被っている七十代くらいの老人が、俺達の前に進み出てきた。

 その老人は、好々爺然とした微笑を見せ、こう言った。

 

「ようこそ、トータスへ。勇者様方、そしてご同胞の皆様。歓迎致しますぞ。私は、聖教教会にて教皇の地位に就いておりますイシュタル・ランゴバルドと申す者。以後、宜しくお願い致しますぞ」

 

「……」

 

 俺は言葉が全く出てこなかった。未だこれが現実であると、受け入れられていない。

 他の大半の生徒達も俺と同じ状態なのだろう。誰も言葉を発そうとしない。

 そんな状況の中で、老人は少し間を開けた後、また口を開いた。

 

「……まあ急なことですので、驚かれても仕方ありますまい。後に事情を説明いたしますので、まずは付いてきてもらってもよろしいですかな?」

 

 老人がそう言うが、まだ誰も声を上げない。

 俺は少し落ち着きを取り戻したが、他の生徒はそうでもないようだ。

 ……でも俺が返事するのもなぁ……。

 俺がそう思っていると、皆の葉山隼人が口を開いてくれた。

 

「皆!一旦落ち着こう!まずはこの人から話を聞かないと何も始まらない!ここはこの人に付いていくことにしよう!」

 

 葉山がそう言うと、もう一つの集団の中の一人も、葉山に続いた。

 

「その通りだ!向こうも事情を説明すると言っているし、付いていかない理由がない!イシュタルさん。案内をお願いします」

 

 俺はその言葉を発した人物の方を向く。

 ……この声、この顔立ち、そしてこの性格……。

 脳に入るその男の情報すべてが、俺の幼い頃の記憶と合致していく。

 ……なんで、お前がいるんだよ……

 

 光輝……。

 




 はい!今回はここまでになります!
 八幡達二年F組の生徒がハジメ達と一緒に召喚されました。いかがでしたでしょうか?

 ヒロインは八重樫雫とティオを中心としたハーレムの予定です。他のハーレム要員は皆様の意見も取り入れつつ決めていきたいと思います。
 取り敢えず自分が考えているヒロインをアンケートに乗せて置きますので、回答のほうよろしくお願いします。
 他に入れてほしいヒロインがいればコメントにて受け付けます。物語の都合上、入れられないキャラもいるのですが……。その場合は正直に無理ですとお答えしますのでご了承ください。

 そして、俺ガイル勢に一部アンチ的表現が含まれてしまうかもしれません。ご了承ください。次話は比較的早く投稿できると思います。お楽しみに。

 最後に、『やはり俺がもう一つの現実で戦うのはまちがっている。』の方で、次に書いてほしい『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』のクロスオーバー先を募集しています。
 第一話のアンケートのところに、自分が書きたいと思っている作品を置いていますのでご協力よろしくお願いします。
 また、第二話に第一話のアンケートに入り切らなかったクロスオーバー先の作品を置いておきます。こちらの方も投票の方よろしくお願いします。
 そして、それ以外の作品でこの作品とのクロスオーバーを書いてみてほしい、などなどの要望がございましたらコメントにて教えて下さい。できるだけ書けるように色々考えてみますので。

 それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!また次話、または次の作品にてお会いしましょう!
 ここまでのお相手は、辻谷戒斗でした!

八重樫雫、ティオ以外の八幡のハーレム要員について

  • 園部優花
  • レミア
  • 谷口鈴
  • 雪ノ下雪乃
  • 三浦優美子
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