東方エボリューション   作:プロトタイプ・ゼロ

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第七話「怒りのままに」

 

 

今の俺はかつてないほど激怒していた。ビルドの世界で最終決戦を行うまでに俺は色々な人間達の欲望を見てきた。パンドラボックスから放たれる光を浴びて欲望に忠実になった人間……あれば俺が意図的に引き起こしたものだからノーカンとして、ここまで醜い欲望の持ち主は俺は見た事がない。

 

人間というのは醜い。欲望に忠実に生き、自分こそが強者だと勘違いしながら生きている。かつて俺が滅ぼした火星に残されたパンドラボックスを見つけた宇宙飛行士石動惣一に憑依し、一番近くで人間というのを観察していた俺だからこそわかる。

 

人間共と触れ合い美というのを知った俺は、やはり人間こそが地球上で一番生活に相応しくない生物だと判断した。だから一度は地球も滅ぼすとした。だが、俺が造りあげた偽の正義のヒーロー仮面ライダービルド達の姿を見て、俺は考えを改め欲望渦巻く人間達が自分から滅びるように仕向けた。それでもやはりと言うべきか、戦兎達は俺に立ち向かいたった一人になろうとも仲間との絆を信じて俺に全力をぶつけてきた。

 

俺が唯一認めた人間の強みが絆。強大な敵に大して、ビルドは最初の基本フォームラビットタンクの姿になっても諦めなかったからだ。

 

そんな姿を知ってるからこそ、今目の前にいる黒い陰陽服を着た陰陽師が許せなかった。だが同時になるほどなとも思った。鬼は嘘を嫌う。その理由が俺にも理解出来た。

 

 

 

 

『さァて、地霊殿に手を出したんだ……このまま生きて帰れると思ってないよなァ?』

 

 

 

 

一歩踏み出す度に、奴は顔を青ざめて後ずさる。それを見て腹にイラつく。

 

 

 

 

『おいおい?さっきまでの威勢はどうした?妖怪相手なら強者でいられると思っていたのか?』

 

 

 

 

顔面蒼白にしながらマヌケにもブルブル震える陰陽師の首を左手で掴み持ち上げる。

 

 

 

 

『自分だけが特別な力を持っていると思ってたのか?だったらそれはとんだ勘違いってもんだァ。世の中お前程度の力なんざ幾らでもいる。自分の力に溺れて粋がるのはいいが……もうちっと考えてから来るべきだったなァ?』

 

 

 

 

右手でエボルドライバーのレバーを勢いよく回し、掴んでいた首から手を離す。

 

 

 

 

【エボルテックフィニッシュ!チャオ~】

 

 

 

 

首を離された陰陽師の腹を、エネルギーを溜め込んだ左足で蹴り上げ、そこからまた左足で踵落としを食らわせる。その衝撃で地面にめり込んだ陰陽師の口から血が飛び散るが関係ない。

 

 

 

 

「か、かはぁ……!」

 

 

 

 

地面に倒れて動けない腹に思いっきり足で踏んずけグリグリと抉る。

 

 

 

 

「あ、ああああああああぁぁぁ!!や、やめてくれええぇぇぇぇぇ!!」

 

 

 

 

『そう言うけどよォ、お前……今までその手にかけてきた妖怪達からそう言われてやめたことがあったのか?いや、無いな。だったら俺が止めるはずないだろォ?』

 

 

 

 

もういちどエボルドライバーのレバーを勢いよく回す。

 

 

 

 

【エボルテックフィニッシュ!チャオ~】

 

 

 

 

地面にめり込んだままの陰陽師を思いっきり蹴り飛ばすと、飛ばされた陰陽師は爆発しこの世を去った。

 

 

 

 

『フン!汚ぇ花火だ!』

 

 

 

 

「それ猿人王子(ベ○ータ)のセリフでは?」

 

 

 

 

『いいんだよ別に』

 

 

 

 

さりげなくツッコミを入れてくるさとりに文句を言いつつエボルドライバーからコブラエボルボトルとライダーエボルボトルを抜いた俺は零夜の姿に戻り、さとりの容態を見る。

 

ずっと付き添ってくれていたのか、勇儀がさっきからさとりのことを心配そうに見ている。

 

 

 

 

『……体の調子は悪くないようだな。見た感じだと電撃の受け過ぎで少し体の血管が麻痺してるところがあるが、まぁこれについてはそのうち治る』

 

 

 

 

「それは聞いて安心したよ。はぁーよかったよかった!エボルトが気付いてくれなかったから危険な状態になっていただろうよ」

 

 

 

 

おいおい、余計なこと言うなよ。

 

 

 

 

「そうなんですか?」

 

 

 

 

ほら見ろぉー。さとりもなんか頬を赤らめてこっち見てんじゃねーか。ったく……こういうのは俺のしょうに合わねぇってんだよ。

 

 

 

 

『まぁ、そうだな。いざ帰ろうかと思ったら地霊殿から煙が出てんだ。心配しない方がおかしいだろ?』

 

 

 

 

「そう、ですね。ありがとうございます」

 

 

 

 

『ふん、勘違いするな。俺は体を休ませてもらった恩を返しただけだ』

 

 

 

 

微笑んださとりから逃げるようにそっぽを向いて呟く。近くで「正直じゃないねぇ……」って言ってる勇儀よ、また後で俺と喧嘩するか?ブラックホールフォームで片付けてもいいんだぜ?ドラゴンエボルボトルがないからそこまでのフェーズにまずなれないし、第一段階としてエボルトリガーを修復しないといけねぇからブラックホールフォームに変身出来ないけどな!

 

 

 

 

『ったく仕方ねぇな!俺が今から朝食作ってやるよ!ついでにコーヒーも飲ませてやる!勇儀、お前も来るか?』

 

 

 

 

「お!いいじゃないか!ぜひとも行かせてもらおうか!」

 

 

 

 

「エボルトさんの手料理やコーヒーは初めてですね!楽しみです!」

 

 

 

 

三人で笑いながら地霊殿の中に入っていく。

 

戦兎……お前は間違ってなかった。お前の信じた絆は、俺の中にずっと残っているぜ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お・ま・け!!

 

 

 

 

「ぶほぉ!何このコーヒー!かなり不味すぎじゃないかい!」

 

 

 

 

「料理は美味しいのに、このコーヒーはちょっと……できれば言いたくはないのですが不味いですね」

 

 

 

 

『だああああクソがああああ!!なんで上手くいかねぇ!ブラッド族はコーヒーを不味く作る才能でもあるって言いてぇのかコンチクショウ!!』

 

 

 

 

いつでも平和な地霊殿出会った。

 

 

 

 




東方エボリューション【キャラクターデバイス】

戦「はいどうもみんな!元気だったか?前回から引き続き自意識過剰な正義のヒーロー仮面ライダービルドの桐生戦兎だ」
万「仮面ライダークローズの万丈龍我だ!よろしくな!」
戦「いやぁにしてもまさかあのエボルトが誰かのためにキレるなんてな……」
万「あぁ、ちょっと想像もつかねぇよ」
戦「いや馬鹿なお前が想像なんか出来るわけないでしょ?」
万「バカってなんだよ!バカって!せめて筋肉かプロティンをつけろ!」
戦「あーもううるさいうるさい。もう面倒くさいから次行くよ」
万「それでいいのかよ。まぁいいか。今回紹介するのはコイツだ!」
戦「ちょ!台本的に俺のセリフ!」
万「うるっせぇ!」



☆藤原妹紅★


平安時代に生まれた少女。藤原家の妹紅は勘違いから輝夜に復讐するために、帝が捨てようとした蓬莱の薬を飲み、永遠に死ぬ事の無い不老不死になる。因縁の相手である輝夜とは幻想郷で再開したが既に心の中では復讐心はなくなっており、今では形だけの殺し合いをしている。よく二人で人里に遊びに行ったり永遠亭でゲームしたりと何かと仲良し。人里の守護者と呼ばれている慧音とは旅の途中で出会った親友で、よく飲みに行くほど。迷いの竹林の近くにある小屋に住んでおり、永遠亭に用がある人間や妖怪の案内役をしてバイトしている。最近は寺子屋でバイトしているが歴史以外はからっきしのため、ほとんど子供の相手しかしていない。



万「なぁ、思ったんだけどよ」
戦「なによ?」
万「いや、作者の推しにしてはそんな詳しくは書かねぇんだって」
戦「……はぁ、これだからバカは」
万「あぁ!?バカってなんだ……」
戦「あーはいはい、二回も同じセリフ使わなくてもいいから。ったく。作者がそのうちちゃんとした登場人物の書くらしいよ」
万「だったらこれ意味ねぇじゃねぇか!」
戦「知らないよそんなの本人に聞きなよ」
万「そんなことしたら作者が感動で倒れるだろうが!ただえさえ今入院中なんだぞ!」
戦「いやそういうこと言ってんじゃ……もういいや馬鹿に何言っても無駄か」
万「だからバカって……」







エ「全く何やってんだよアイツらは……まぁいい。ちょっと台本借りてっと……次回のヒントは『亡き王女』だ。東方Projectに詳しい奴ならこれだけでなんのキャラかわかるだろ。んじゃ次回もよろしくな!」
戦&万「「セリフを取られた!?」」

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  • 未来オーマジオウ(仮面ライダージオウ)
  • 黒崎一護(BLEACH)
  • セル(ドラゴンボール改)
  • 沖田総司(Fate)
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