東方エボリューション   作:プロトタイプ・ゼロ

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第三章・解き放たれた異変の脅威
第一話「動き出す蒼き怪盗」


 

 

薄暗い天気の中、博麗神社から帰ってきたレミリアは、ある一つの運命を見た。だが、それはありえないこと。なぜならレミリアの見た運命はまだ遭遇した事のない人物である仮面ライダーエボルについてだからだ。

 

レミリアが見た運命の中では、エボルトがさとりを救うために異次元に向かう所。かつて世界の破壊者と呼ばれた男門矢士の開いたオーロラカーテンで異次元の世界に向かったのだ。その時の姿はコブラのような見た目をした白いアーマーを着ていた。

 

 

 

 

『本当にいいんだな?これを通れば何があるかわからないぞ?』

 

 

 

 

『いいんだよ。俺が■した■の■■■だからよ』

 

 

 

 

『そこまで言うなら俺はもう止めない。あっちにはもう■■が居るはずだ。直ぐに合流しろよ?』

 

 

 

 

わかってるよとボヤきながらエボルトはオーロラカーテンの中に入っていき、そこからは運命が途切れてしまったため見ることは叶わなかった。だが、確実に良くないことが起きることだけはレミリアにはわかった。

 

この事は紅魔館の実力者全員には話しており、みんなが知ってる事だ(フランは「またお姉様が妄言言ってる」とジト目で呟いていたが)。

 

そんなことがあって現在不貞腐れているレミリアは綺麗な庭を眺めながら紅茶を飲んでいた。その時、不穏な気配を感じとった。まだまだ遠くにある気配だが確実にこちらに向けて殺意が放たれている。

 

 

 

「ふん。どこの誰だが知らんが、 紅魔館にそのような殺意を向けられては現当主としても黙ってはおれんな」

 

 

 

 

 

ティーカップをさらに戻し立ち上がると、翼を広げて庭に出る。それと同時に自分の隣に咲夜が現れ日傘をさしながら佇む。

 

チラッと咲夜の方を見れば、何事もないように見えるその姿だが、レミリアにはわかる。その視線が殺意の方向を睨んでいるのを。

 

 

 

 

「お出かけですか?」

 

 

 

 

「えぇ、そうよ。少し身の程を弁えない奴らに、ね?」

 

 

 

 

「お供します」

 

 

 

 

相変わらずの咲夜を見てニヤッと笑うと、カリスマ感全開のレミリアは気分よく飛び立つ。門の方ではこれまた非常に珍しく美鈴が瞼を瞑って壁を背を預けて腕組みしながらも、殺意の方向を油断なく構えていた。

 

 

 

 

「珍しいじゃないか?美鈴?」

 

 

 

 

近くに降り立って訪ねる。

 

美鈴は片目だけ開け、

 

 

 

「これほどの殺意を向けられては寝てられませんよ」

 

 

 

 

少し緊張した声音で返した。

 

寝てられないという単語と態度に咲夜がナイフを投げそうになったが、手で制すだけでレミリアが止める。いつものように優雅でありながらカリスマ溢れるその仕草に咲夜は鼻から忠誠の象徴を出しそうになるのを堪える。

 

そんなことしても美鈴には“気”でバレてしまっているので苦笑いされているが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~人里近く〜

 

 

 

 

紅魔館に向けて殺意を放ちながら歩き出している怪人達を見て、たまたま通りかかった妹紅は驚愕する。自分らがいつも相手しているのとは違う完全なる異形の姿を見た為だ。

 

 

 

 

「なんだアイツら……あの殺意の量は?」

 

 

 

 

尋常じゃないその雰囲気に圧倒されながらも止めなくてはならないと、両手に炎を出して突撃しようとした。だが、突然肩を掴まれたことによりそれは出来ずに終わる。

 

 

 

 

「な、なんだ!?……って、お前誰だよ!?」

 

 

 

 

肩を掴んでいた方を振り向くと、青を基調としたアーマーに包まれた顔にバーコードの刺さった男が立っていた。

 

 

 

 

『ただの通りすがりの仮面ライダーさ。覚えておきたまえ。それと、彼らの相手は僕に任せてくれないか?』

 

 

 

 

「はぁ!?そんなこと言ってる場合じゃないだろ!」

 

 

 

 

『まぁまぁそう言わずに!』

 

 

 

 

掴みどころのない雰囲気の男が、指先でクルクルと銃を回し、左手に持ったカードを装填する。

 

 

 

 

【カメンライド】

 

 

 

 

そしてその銃口を怪人たちの目の前に向け引き金を引く。

 

 

 

 

【ブレイド】

 

 

【響鬼】

 

 

【ドレイク】

 

 

【ライオトルーパー】

 

 

【電王】

 

 

【イクサ】

 

 

 

 

銃口から放たれた光が怪人たちの前で何重にも重なり合い、怪人たちの動きを止める。やがて光が人の形になり五人+三人のライオトルーパーの仮面ライダーが現れる。

 

 

 

 

「な、なんだアイツら!?士の言う仮面ライダーって奴らか?」

 

 

 

 

『よく知ってるね?士のことも知ってるようだし、後で話し聞かせてもらおうか』

 

 

 

 

妹紅が少し目を離した隙に、先程の男は何処にいなかった。だが、妹紅の耳に聞こえた『僕は仮面ライダーディエンド。覚えておきたまえ』という声から、彼も仮面ライダーだと言うことを知った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まさか、ディケイドに続き、ディエンドまで現れるとは……やはり貴様のいる世界は破壊されてしまうようだな!おのれディケイドオオオオォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マヨイガ

 

 

「……ッ!?」ゾワッ

 

 

 

 

「どうしたのかしら?」

 

 

 

 

「なんか懐かしい嫌な奴の声が聞こえた気がした」

 

 

 

 

「は、はぁ……?」

 

 

 

 

士がお世話になってるマヨイガでそんなことがあっとか

 




東方エボリューション【キャラクターデバイス】


霊「はぁ、また私の番が来てしまったわ」
ル「わはぁ!ルーミアだよー!」
霊「アンタはお気楽でいいわね」
ル「そーなのかー」
霊「……もういいわ。じゃあ、そこまで時間もないことだし、さっさと済ませましょうか」
ル「だねー」






☆レミリア・スカーレット★


原作で最初の異変を起こしたボスキャラ。見た目十歳ながら既に五百年も生きている吸血鬼であり、スカーレット家の長女。かつて恋心を抱いていた少年がいたらしいが……。「運命を操る程度の能力」を持っており、その力を使って戦況を有利に変えることを得意としている。運命に関することなら誰もに負けることがなく、心を読む妖怪であり妹関係で親友でもあるさとりにさえも勝っている。博麗神社によく赴き、霊夢と雑談したり弾幕ごっこしたりしている。実力は霊夢も認める程。主に「スペア・ザ・グングニル」をトドメの一発として愛用している。





ル「なんかよくわからなかったー」
霊「わからんのかい!!」
ル「わはぁ!」
霊「ねぇ、コイツ殴っていい?殴っていいよね?」
ル「小さい子は殴ってはダメだって慧音せんせー言ってたよ?」
霊「アンタの方が年上でしょーが!!」
ル「次回のヒントは『闇』だよー」
霊「よし殴ろう!覚悟しやがれコンチクショウめが!」
ル「わはぁ!逃げろ逃げろー」






エ「で、また俺が言うのかよ……あー、次回もよろしくな……俺もう泣いていいよね?」
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