東方エボリューション   作:プロトタイプ・ゼロ

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初三千超達成しましたー!嬉しいぜ!


第二話「亡き王女が愛する人」

私は今咲夜と共に殺意の向かってくる方向に飛んでいる。この殺意は尋常じゃないほどの力強さがある。現に咲夜は少し顔が青い。

 

私の種族が吸血鬼でよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なにこれ……?」

 

 

 

 

人外近くまでやってきた私達は、目の前で起きていることに驚愕していた。

 

幻想郷に存在する妖怪とはまた違う姿をした異形の怪物達が、アーマーやマスクを装着した仮面ライダー達と戦っていた。自称仮面ライダーオタクの早苗なら名前が全部分かると思うが、生憎と私が知っているライダーは二人しかいない。

 

 

 

 

「お嬢様、どうされますか?」

 

 

 

 

「そうね。まさかこんなにも仮面ライダーがいるとは思わなかったけど、私たちも加勢しに行くわよ!」

 

 

 

 

そう言って私が太陽の下でも活動出来るに魔術を使用しようとした時、突然地上からカラフルなレーザー弾が飛んでくる。

 

そしていつの間にか私は咲夜に抱き抱えられながら地上に降り立つ。私目掛けて弾を撃ってきた方を見れば、基本カラーが青い色の仮面ライダーが私に向けて銃口を突きつけていた。

 

その仮面ライダーを見た時、私の脳内に昔聞いた士の言葉が思い出される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『レミリア。もしもなんだが』

 

 

 

 

『なによ?』

 

 

 

 

『俺の変身する仮面ライダーに似ている青いライダーに出会ったら注意しとけ。やつは強いからな』

 

 

 

 

『そうなの?』

 

 

 

 

『ああ、それに奴はもしかしたら俺より強いかもしれん』

 

 

 

 

『そんなに?』

 

 

 

 

『あぁ、いいか?絶対に油断するなよ?やつの名は……』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「仮面ライダーディエンド……」

 

 

 

 

士から聞いていた名を思い出した私は思わずその名を呟く。するとディエンドは意外そうな雰囲気を醸し出す。

 

 

 

 

『驚いたなぁ。まさか、僕のことを知ってるなんて』

 

 

 

 

「あまり夜の王を舐めないでもらいたいな。お前の事などとっくに知っている」

 

 

 

 

あまり興味無さそうに聞いているディエンドはへぇーって声を出すが、気づいた時には目の前に銃口が見えた。

 

 

 

 

『でも、士から聞いたんだろ?』

 

 

 

 

また咲夜が私を抱きながら能力で避ける。咲夜の能力は時を止める。これはかなり強い能力ではあるが、ちゃんと欠点もある。

 

 

 

 

『今のを避けるとはね……』

 

 

 

 

ディエンドが驚いた声を上げる。

 

 

 

 

「ご覧の通り、種も仕掛けもございませんよ?」

 

 

 

 

『でもまぁ……どうせ時止めたんだろ?』

 

 

 

 

たった一瞬、それもたった一度見ただけで咲夜の能力を看破した所から士の言っていたディエンドの実力は本物と見ていいわね。

 

 

 

 

「咲夜……貴女は霊夢のところに向かいなさい!ここは私一人でやるから!」

 

 

 

 

私の言葉を聞き咲夜が驚いたように慌てる。だが、咲夜は何かを察してくれたのか、私に日傘を持たせてその場から消える。恐らく能力を使って霊夢のところに向かったのだろうな。

 

 

 

 

『ふむ……蝙蝠か。ならこれがいいかな?』

 

 

 

 

私に向けて何度何度もレーザー弾を撃っていたディエンドは、突然私の方を見て一枚のカードをディエンドライバーに装填する。

 

 

 

 

【カメンライド】

 

 

 

 

そしてその銃口を私に向けるとニヤってしたような雰囲気がした。ディエンドは引き金を引く。

 

 

 

 

【キバ】

 

 

 

 

銃口から放たれた光が人の形になり、蝙蝠をモチーフにした姿になる。その人は私たちに向かって走りながら光を振り払う。

 

そしてその姿を見た瞬間、私の中で絶望感が増幅した。何せもう会うことの出来ない人の姿だから。

 

蝙蝠の羽のような黄色に複眼。赤を基調としたそのアーマーに白い拘束具が取り付けられている。

 

 

仮面ライダーキバ 通常フォーム。

 

 

その姿を見てショックを受けた私は、一瞬だけ動きが止まってしまっていた。

 

 

 

 

「どうして……?どうしてなの?どうして貴方がそこにいる?答えて!渡ッ!」

 

 

 

 

 

悲鳴にも似た声をかけてもまるで人間味がなくなったかのように、キバは私達に攻撃を開始する。私は翼を広げて空へ逃げる。

 

空を自由自在に飛べる私達とは違い、仮面ライダーとは例外を除きほとんどが地上戦で戦うのが多い。だから空へ逃げれば済むと思っていた。でも私は忘れていた。

 

 

 

 

【バッシャーマグナム】

 

 

 

 

私たちの様子を見て緑色の笛をキバットバットⅢ世に噛ませる。その後どこからともなく現れたバッシャーマグナムを手に取る。

 

バッシャーマグナムを手に取った瞬間、キバの複眼と右腕、胸の赤い部分、キバットの目が緑色に変化する。

 

そうだった。奴にはフエッスルと呼ばれるアイテムを使うことで、それに秘められた能力を使うことが出来る。キバの特徴は赤いフエッスルと黄色いフエッスル、そして、三本のフエッスルが存在する(あと一本あった気がするが忘れた)。そのうちの緑色のフエッスルは水の力を秘めたマーマン族の力がある。水の力と遠隔攻撃を得意としたその戦法は、水を弱点とする我ら吸血鬼には効果抜群。

 

 

 

 

「……ヤバいな」

 

 

 

 

冷や汗を描きながらそう呟くが、まるで機械のように私に銃口を向けるキバを見て少し悲しくなる。

 

せっかく会えたというのに相手は召喚されただけの別人で、私は見た目だけとはいえ最愛の人と殺しあわなければならないというのか……はは、悲劇とはまさにこのような場面で使うものなのかもな。

 

 

 

 

『さて、では面倒な吸血鬼には退場願おうか?』

 

 

 

 

ディエンドがそう言いながら一枚のカードをディエンドライバーに装填すると、キバに向けて引き金を引く。

 

 

 

 

【ファイナルアタックライド……キキキキバ】

 

 

 

 

キバはバッシャーマグナムに溜め込んだ水のエネルギーを私に向けて撃つ。水の球体が私目掛けて高速で迫り来る。そして恐らくホーミング機能がついていると思うから避けることも出来ない。

 

どうしたらいいの!!

 

でも、キバに殺されるのならいいのかもしれないな。渡は優しい。同族にも仲間にも。そして家族にも。兄の為に自らファンガイアの王となると聞いた時はびっくりしたし、私は嬉しかった。でも寂しかった。1人ですべてを終わらせようとする彼の顔を見るのが辛かった。

 

もういいよね?渡……。そう心の中で思いながら私は瞼を瞑った。

 

だけどいくら待っても私に水が当たることは無かった。むしろ誰かに抱かれられていた。お姫様抱っこで。何かおかしいと感じた私が目を開けると……

 

 

 

 

「まさか、またここに帰ってくるとは思わなかったよ」

 

 

 

 

白いシャツにブルージーンズを着て、白いスカーフを巻いた好青年がいた。

 

彼の姿を見て、私は目に大量の雫が溜め込んて来るのがわかる。

 

 

 

 

「遅くなってごめんね?まさか僕の仲間たちまでこの世界に連れてくるなんて……士さんのやることは驚くばかりだよ」

 

 

 

 

『ホントになぁー』

 

 

 

 

やれやれと言った風にため息を吐く渡に便乗するように黄色い蝙蝠が飛んでくる。

 

 

 

 

「ここから僕達に任せて」

 

 

 

 

そういう彼は男らしくて頼りがいがあって別れる前よりも好きになってしまう。私の心がキュンとなってしまう。

 

私を見て微笑んでくれた彼は、私を安全そうな場所に下ろすと、召喚されたキバとディエンドを睨みつける。

 

 

 

 

「ディエンド……今から僕の仲間達が、貴方の目的を終わらせます……キバット!!」

 

 

 

 

かつて世界の破壊者に言ったセリフを少し変えて叫ぶ。その際に右手を上に掲げ、『ギバって行くぜー!』と飛んでくるキバットを掴む。キバットを顔のあたりまで持ってくると、キバットの口に左手を添える。

 

 

 

 

『ガブリッ!』

 

 

 

 

キバットが渡の左手を噛んだ直後に彼の腰に鎖が現れ、キバックルに蝙蝠が木枝に休むような感じでキバットが収まる。

 

すると彼の姿が目の前のキバと同じ姿に変身するが、直ぐに黄色のフエッスル……タツロットフエッスルを掴みキバットに吹かせる。

 

するとどこからともなく『ビューンビューンフォルテッシモ!』と叫びながら小さな竜魔皇竜タツロットが飛んでくると、『変身!』と言いながらキバのカナテ(鎖)を断ち切りるとキバの左腕に収まる。

 

キバの鎧からエンペラーキバの鎧へと変化すると、最後にドラゴンをイメージした紅いマントを靡かせる。

 

 

 

 

「か、カッコいい……」

 

 

 

 

仮面ライダーキバの最強の姿が今、この幻想なる世界にて降臨した。

 

 

 

 

 

 

 

 




東方エボリューション【キャラクターデバイス】


魔「ようみんな!私の名は霧雨魔理沙!普通の魔法使いだ!」
妖「ゲストで参加しました白玉楼庭師兼剣術指南役を努めさせて頂いています。魂魄妖夢と申します!」
魔「いや自己紹介長ぇよ!」
妖「い、いいじゃないですか!別に!」
魔「いや、まぁいいけどさ」
妖「それより今回は少しややこしい展開になりましたね魔理沙さん」
魔「ま、確かにな。作者はこの展開については前からやるつもりだったらしいがな。前作……つっても、PCで書いてた東方エボリューションがPCの関係上投稿できなくなり、どの場面で取り入れようかかなり悩んだらしいぜ!」
妖「普段からカリスマ溢れるレミリアさんの恋する乙女のような感じがギャップ萌えを引き起こさせましたね」
魔「ま、ちゃんと読まないとわかんなくなりそうだけどな!作者も途中から少しだけ展開変えたって言ってたし!」
妖「確か、本当は次回登場するはずだったんですよね?渡さんの登場は」
魔「らしいな。作者も思い切ったなー。おかげで三千超だぜ?」
妖「ですね!……と、そろそろキャラ説明の方に写りましょうか!魔理沙さん頼みます!」
魔「おっしゃー!任せとけ!今回紹介するのはコイツだ!」








☆ルーミア★

かつて世界を病みに覆わせたと言われる最強にして最古の妖怪。別名「常闇」という名を持ち、無差別に攻撃する容赦のなさがあったが、紫によって幻想郷に導かれ、少しずつ人間達ともわかりあっていく。だが元々の危険性を恐れた初代博麗の巫女博麗靈夢によって封印されてしまう。それ以降別人格のルーミアとして過ごすこととなり、「常闇」としての人格は今も眠っているらしい。その事については初代と紫、零夜しか知らないとのこと。










魔「……」
妖「……」
魔「……」
妖「……魔理沙さん」
魔「……なんだ?」
妖「今更ですが零夜さんって人間ですよね?」
魔「ちょっとわかんなくなった」
妖「そう思いますよね普通」
魔「……」
妖「……」


















エ「あー二人がなんか意気消沈しちまったからまた俺な?次回ヒントは『悪魔の妹』だ!次回もよろしくな!…………………………俺とんでもないやつに取り憑いてないか?」



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