東方エボリューション   作:プロトタイプ・ゼロ

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第三話「Absolute・Builder」

 

 

赤いマントを靡かせながら優雅に迫るキバは、手にしたザンバットソードで一瞬で召喚されたキバを斬り伏せた。その強さはレミリアが最後に戦い別れた時よりも数段強い。

 

レミリアは仮面ライダーキバ……紅渡の事が好きである。それこそレミリアの父スカーレット卿が発狂しそうなほど……いや発狂してたわ。

 

自分の召喚したキバがあっさり倒されたのを見ても、むしろ当たり前と言った雰囲気を出すディエンド。

 

 

 

 

『流石だね。ファンガイアの王を倒しただけはある』

 

 

 

 

『僕一人で倒したわけではないけどね』

 

 

 

 

お互い油断なく警戒し、武器を構える。キバがザンバットソードで斬りかかればディエンドライバーで応戦し、ディエンドがディエンドライバーで撃てばザンバットソードでレーザー弾を斬って弾く。

 

レミリアはその光景をただ黙って見ているだけしかできない。怪人の大軍を見れば士が呼び寄せたライダー達が戦っている。

 

クウガからエグゼイドまでの仮面ライダーが自分たちがこれまで倒してきた怪人たちと戦っている。その中にはかつてキバが過去で父音也が変身したダークキバと、そして現在で兄大河が変身したダークキバと共に倒したバットファンガイアがいた。

 

キバはそれを見るとディエンドには目もくれずバットファンガイアに向けて走り去っていく。一人残されたレミリアは恐る恐るディエンドを見るが、ディエンドはもう戦う意思がないのかこちらには見向きもしなかった。

 

 

 

 

『なるほど……士の奴、考えたね』

 

 

 

 

何故か嬉しそうなディエンドに若干引きつつも、彼が呟いた一言に体の芯が凍りついた。

 

 

 

 

『さて、八雲紫の呼び出した怪人達は彼らに任せるとして、僕は僕で幻想郷のお宝を頂くとしよう』

 

 

 

 

「ど、という事だ!!紫が呼び出した、だと?」

 

 

 

 

信じたくない、そういった感情がただ漏れの状態でディエンドに詰め寄る。先程までの恐怖心はどこいったのか分からないが、少なくとも今の状態に恐怖心は皆無である。

 

そんなレミリアの様子に少し呆れたような感じになる。

 

 

 

 

『知らなかったのかい?』

 

 

 

 

「し、知ってるわけないじゃない!!それにこの幻想郷で一番幻想郷を愛しているのはあの紫よ?その本人がどうしてそんなことをするのよ!」

 

 

 

 

『それは僕に言われてもわからないな。まぁ。なにか目的があるんじゃないかな?もっとも、これだけのラスボスレベルの怪人達を呼び寄せたところを見るに、僕の前に現れた八雲紫はこの幻想郷を壊そうとしているように見えたね』

 

 

 

 

明らかに興味無さそうに言うディエンドは、自分の背後に士と同じオーロラカーテンを出現させ、その中に入っていく。それと同時にディエンドが召喚したライバー達も消滅した。

 

 

 

 

「い、一体どういうことなの?」

 

 

 

 

訳が分からずそう呟くことしか今のレミリアには出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

______________________

 

 

 

 

 

 

 

エンペラーキバがライダー達に加わってすぐのこと、キバとディケイドを除いた平成ライダー全員が最終形態に入った。

 

仮面ライダークウガアルティメット

 

仮面ライダーアギトシャイニングフォーム

 

仮面ライダー龍騎サバイブ

 

仮面ライダーファイズブラスターフォーム

 

仮面ライダーブレイドキングフォーム

 

仮面ライダー響鬼装甲響鬼

 

仮面ライダーカブトハイパーフォーム

 

仮面ライダー電王クライマックスフォーム

 

仮面ライダーダブルサイクロンジョーカーエクストリーム

 

仮面ライダーオーズプトティラコンボ

 

仮面ライダーフォーゼコズミックステイツ

 

仮面ライダーウィザードインフィニティスタイル

 

仮面ライダードライブタイプトライドロン

 

仮面ライダーゴーストムゲン魂

 

仮面ライダーエグゼイドムテキゲーマー

 

全てのライダーが最強の姿となり全ての怪人達を撃破することに成功した。士によってこの幻想郷に連れてこられたライダー達はこのあとどうするかを話し合っていた。

 

 

 

 

「ん?あれって……戦兎?戦兎じゃないか!?」

 

 

 

怪人達を倒し終えた自分達に向かって歩いてくる青年にいち早く気づいたエグゼイドが嬉しそうに声を上げる。だが、すぐに何かおかしいことに気づいた。

 

戦兎はまるで感情がなくなったんじゃないかって思えるような無表情であり、もう敵といないというのにビルドドライバーを腰に装着する。すると、赤と青のフルボトルと黒いフルボトルを取り出し数回振るとドライバーに差し込んだ。

 

 

 

 

ラビットタンクアブソリュートベストマッチ!

 

 

 

 

ビルドドライバーにあるレバーを回す。

 

 

 

 

【Are you ready?】

 

 

 

 

「……変身」

 

 

 

 

抑揚のない声でただ呟くように言うと、地面から黒いマグマのような闇が溢れ出し霜のかかったハーフボディが精製される。それが戦兎に重なることで一つとなり、霜のような物が吹き飛ぶ。

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

霜のようなものが吹き飛んだあと周囲に凄まじい衝撃波が放たれ、近くにいたエグゼイド達は遠くに吹き飛ばされてしまった。

 

 

 

 

【最強無敵の絶対王者!強制の創造者!やべ〜い!すげ〜い!逆らえねぇ〜!アブソリュート〜ビィィィルドォォォォォ】

 

 

 

 

黒いスーツに白いアーマープレートのビルドはいつものビルドではなかった。

 

 

 

 

「勝利の法則は既に決まっている」

 

 

 

 

そう呟いたアブソリュートビルドが右腕を一振りしただけで、あたりに強烈な衝撃波が飛び散り、それに当たったライダー達が最強フォームであるにも関わらず変身が強制解除された。

 

勝てない、そう思わせる絶対的強さが、ビルドから発せられており、何を思ったのか、ビルドは踵を返すとそのまま歩き去っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうも皆様!プロトタイプ・ゼロです!
今回はキャラクターデバイスはお休みして、少し今回でた仮面ライダーの補足をしたいと思います!

まず今回出てきた仮面ライダークウガからビルドに関してですが、あれらは全員本人です。ディケイドの時のような別世界の人が変身している訳ではなく、列記とした本家を登場させました。それとオーズの最終フォームですが、設定として説明させて頂くと、オーズの持っているメダルは古のオーズが使っていたタトバコンボと体に眠っていたプトティラコンボです。それ以外のメダルはオーズ本編の最終決戦でこの二つ以外は消滅したという設定にしています。あと、電王の最終フォームがクライマックスフォームなのは単純に士が野上良太郎を見つけることが出来ず、そのまま連れてきたモモタロスが電王に変身したからです!

ではでは!次回もよろしくお願いします!
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