ハーメルンで東方Projectと仮面ライダービルドのオーバークロスを書かせて頂いているプロトタイプ・ゼロです。
事故って骨折した腕のリハビリ等で忙してくて投稿するのが遅れてしまいました。本当に申し訳ありません!
おそらく完全に腕が治るまでは投稿スペースが落ちると思いますが、そこの所は気にせずこの僕の駄作を楽しんでいただければと思います!
久しぶりの地上に出てきた。後ろにこいしがついてきているのが何となくわかる。なんかもう、何回も何回も付き纏われて気配がわかるようになったわ。
さて、人里にでも行くかねぇ。
『ん?』
人里に向かうおうと向けば、黒く染った巫女の霊夢が倒れており、その霊夢を起こそうとする真っ赤な魔女服を着た魔理沙がいた。なんか涙目になってる。巫女服からは黒い瘴気のようなのが漏れ出ているし。
それに、魔理沙は倒れている霊夢に意識がいってるからか、妖怪が近づいているのに気づいていない。あのままではやられてしまうだろうな。
だが、俺には関係ない。そう、関係ないんだ。
【コブラ!ライダーシステム!エボリューション!】
関係ないはずなのに仮面ライダーエボルに変身して走り出していた。魔理沙の背中を狙う妖怪に向かって勢いよく蹴りを放つ。ホント、感情を持つようになってから驚くことばかりだぜ。死んだら絶対に戦兎を恨んでやる!
「お前は……仮面ライダーエボル!どうしてここに!?」
突然庇うように現れた俺に、魔理沙が驚いたように聞いてくるが無視。そのまま妖怪を殴って蹴ってを繰り返していく。霊夢の今の状態がどうなってるか気にならないといえば嘘になるが、今はそれはどうでもいい。こいつらを片付けてからでもどうにかなるはずだ。
『ふん。黒巫女の状態はおそらく身体を蝕むのだろう?ここは俺がどうにかしてやる。早くそいつを連れてけ!』
「……わかった。言いたくないけど今は礼を言うぜ」
俺が妖怪共を引き付けているうちに魔理沙が霊夢を背負ってどこかに向かう。さとりに聞いた話の中に病院代わりとして永遠亭という所があるらしいから、恐らくはそこに向かったんだろうな。
『はぁ……ったくよォ、流石にコブラだけじゃ持たねぇぞこりゃあ。ラビットあるけどドラゴンねぇとどうにもならねぇしなァ……』
今だけでもいいから万丈がいて欲しいと心から思ってしまった俺。感情というのはやはり面倒くせぇなおい。
まぁいい。全部滅ぼせば済む話だ。
簡単な話だろう?
【エボルテックフィニッシュ!チャオ〜】
何故かに列に並んでる妖怪共に向かって飛び蹴りをくらわしてやる。すると妖怪共は瞬く間に消えていった。まるで最初からその場にいなかったかのように。
俺は変身を解かずに、自分の周りを警戒する。もしかしたら油断している所を襲ってくる可能性があるかもしれないからだ。
まぁ、この世界で俺の予想を遥かに超えるようなことをしでかすのは、スキマ妖怪の八雲紫と仮面ライダー共だけだ。あ、あと博麗の巫女だな。
あの巫女ばかりは流石の俺でも予想出来ない行動を取りやがるからなァ。今回は何故か意識を失っていたようだが、まァ死にはしないだろうよ。
そんな簡単にへばってしまうのであれば博麗の巫女なんざやっているわけがないからな。さとりに聞いたところによると、代々博麗の巫女は一族による継承と紫が連れてきた外の世界の少女が背負うのと、二種類の方法があるらしい。詳しい事は初代の頃から生きている幻想郷神崎零夜と幻想郷の管理者八雲紫しか知らないらしい。
そんな博麗の巫女にだけ許され、そして禁忌の技と呼ばれる奥義【夜桜月黒牙】は、博麗の巫女の中でも初代と霊夢にだけ使用が可能となっている。初代と霊夢以外の巫女は使用しただけで体がその禁忌の力に耐えきれず崩壊してしまうからだ。
だからこそ博麗の巫女最後の技なのだ。なにせこの奥義を創った本人ですら使用を禁じたぐらいの危険な技。だが、博麗の巫女を名乗るのであれば一度ぐらい使用出来なければならない。今までの博麗の巫女も奥義として技があるという情報を知っているだけで、最終的な死を除けば、みんなこの禁忌の力を使っていない。
ここからは俺の勝手な推測だが、奥義【夜桜月黒牙】は先程俺が見た霊夢のあの状態を指すのではないか、そう考えた。膨大な霊力と力を得ることが出来る代わりに命を徐々に削っていく。その力に耐えきれたものだけが、その奥義を使うことを許されるのではないか?
だが、一度使えば待っているのは寿命による死ではなく、禁忌の力を使った代償としての呪いの死だ。ならそう易々と紫が使わせるわけがない。そんなの俺でも止める。この俺がそう思うぐらいの強大な力を宿すのだ。
俺の世界にいた桐生戦兎は、大切な友を止めるために、記憶の中にいる葛城巧が残した悪魔の力ハザードトリガーを使用した。それにより、代償として膨大な負荷がかかってしまい何度も暴走を犯した。そして戦兎は自らの手で殺す気のなかった敵を、友を止めるためだけに使った禁忌の力で殺してしまった。
まァ、何が言いてェんだって思うだろうけどよ。要するに、だ。それほどまでに強大な力には必ずしも代償があり、その代償しだいでは償いきれない罪を背負うことになる。その覚悟を霊夢が持っているのかどうかは知らねェが、生半可な覚悟で奥義を使えば必ず死ぬぞ。
〜〜八雲紫〜〜
私が開いているスキマの向こうでは、仮面ライダーエボルに変身した
思わず私自信がスキマから出て助けに行きたかったぐらいだ。だがそれよりも早く仮面ライダーエボルが助けに入った。
それはそれでかなり焦った。いや、驚いたと言うべきか。今まで私たちの前に現れたエボル(と言ってもそこまで出てきてない)は、まるで悪魔のような強さを秘めていて、その心からは邪悪さを醸し出していたから。
「エボルト……貴方は一体何者なのかしら?」
私しかいないこの空間内で、そんな小さな疑問の呟きが漏れた。
東方エボリューション【キャラクターデバイス】
レ「こんばんは、これを読んでくれている人間さん?私は強くて賢くて、そして凛々しいレミリア・スカーレットよ。覚えておきなさい」
士「仮面ライダーディケイドの門矢士だ。覚えておけ」
レ「ようやく、エボルトが地上に出てこれたわね」
士「そうだな。俺が提案したこともあったせいかもしれんが、ずっと地底に引きこもっていたからな」
レ「さとりの奴も面白いことになってきているし、このままどのように進むのか知らねぇ?」
士「それは作者しだいだろう」
レ「メタ発言はやめなさい。一応あとがきでキャラクターデバイスをやらせてもらっているけど、作者は極力メタ発言はしたくないらしいから」
士「お前の今の発言は言えたことではないと思うぞ?」
レ「あら?そんなことをいちいち気にしてたらダメだと思うわよ?」
士「そうだな。時間も推してきている事だし、さっさと始めようか」
レ「ふふ。今回紹介するキャラはこの人よ」
☆八雲紫★
幻想郷を最も愛し、最も守りたいと思っている最古の妖怪。幻想郷一零夜の事を信頼しており、幻想郷を作るきっかけとなった。零夜がいつ生まれた人間なのかは紫も知らない。「境界を操る程度の能力」でスキマを開き、常に幻想郷を監視している。普段は飄々としており、表情を悟られないように口元を扇子で隠すことが多いため、幻想郷中から「胡散臭い」と思われている。弾幕の扱いや戦術などは零夜を除き、霊夢の次に強い。
士「作中に一度だけ零夜の正体となる所があったが、良く考えればわからない奴だな」
レ「そうね。あのスキマ妖怪からかなり信頼されているようだし、謎が多いのは確かよね」
士「まぁ、そんなことをいちいち考えていても仕方ないがな」
レ「はぁ……次回のヒントは『式神狐』よ……これもまた分かりやすいヒントね。もうヒントの意味もないじゃない」
士「そう言ってやるな。作者もない知識を使って必死に考えているんだ。台本も」
レ「そうね。それでは、また次回にお会いしましょう?」
士「また次回に会おう」