転生者の異世界渡航録(改)   作:フェリアル

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拾壱話

蒼side

 

 

 

蒼「そろそろ行こうか、ノーネームのコミニティに、案内してくれ黒ウサギ。」

 

 

 

黒ウサギ「わかりました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十六夜「なぁ」

 

 

 

蒼「なんだ?」

 

 

 

十六夜「世界の果てに行ってくるけど一緒に行かないか?」

 

 

 

蒼「いや、やめとくわ今回は」

 

 

 

十六夜「そっか、わかった、言うなよ?」

 

 

 

蒼「分かってるよ」

 

 

 

十六夜「じゃっ」

 

 

 

蒼「おう」

 

 

 

ビュン

 

 

 

 

 

 

 

さらに数時間後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は箱庭二一〇五三八〇外門。ペリベッド通り・噴水広場前。天幕に覆われた都市である箱庭の外壁と内側を繋ぐ階段の前である。

 

 

 

 

 

 

 

黒ウサギは外門前の街道からその階段に座っていた少年に声を掛ける。

 

 

 

 

 

 

 

黒ウサギ「ジン坊っちゃーん!新しい方達とお隣のコミニティの方達を連れてきましたよー!」

 

 

 

 

 

 

 

声を掛けられて少年が顔を上げ、立ち上がる。

 

 

 

 

 

 

 

ジン「お帰り、黒ウサギ。どなた達が内のコミニティに入るんですか?」

 

 

 

黒ウサギ「はい‼️こちらの女性二人と男性がうちのコミニティに入るメンバーです。」

 

 

 

ジン「?そちらの女性二人てはなくですか?」

 

 

 

黒ウサギ「え?」

 

 

 

クルリと振り返る黒ウサギ。その瞬間、カチンッと固まった。

 

 

 

黒ウサギ「あれ?十六夜さんは何処へ?」

 

 

 

飛鳥「ああ、十六夜君なら“ちょっと世界の果てを見てくるぜ!”と言って駆け出して行ったわ。あっちの方に」

 

 

 

飛鳥が指さす方向は上空4000mから見えた断崖絶壁。呆然としていた黒ウサギはウサ耳を逆立てて二人を問いただす。

 

 

 

黒ウサギ「な、なんで止めてくれなかったんですか!」

 

 

 

飛鳥「“止めてくれるなよ”と言われたもの」

 

 

 

黒ウサギ「ならどうして黒ウサギに教えてくれなかったのですか!?」

 

 

 

飛鳥「“黒ウサギに言うなよ”と言われたから」

 

 

 

黒ウサギ「嘘です、絶対嘘です!実は面倒くさかっただけでしょう御二人さん!」

 

 

 

二人「「うん」」

 

 

 

黒ウサギ「6人方も何故止めなかったんですか!」

 

 

 

蒼「何故って俺らお隣さんではあるけど関係者かって言われたら微妙だし」

 

 

 

黒ウサギ「そうですけど」

 

 

 

ガクリ、と前のめりに倒れる黒ウサギ。新たな人材に胸を躍らせていた数時間前の自分が妬ましい。まさかこんな問題児とは思っていなかった。

 

 

 

そんな黒ウサギとは対照的にジンの顔は蒼白になっていた。

 

 

 

ガクリ、と前のめりに倒れる黒ウサギ。新たな人材に胸を躍らせていた数時間前の自分が妬ましい。まさかこんな問題児とは思っていなかった。

 

 

 

そんな黒ウサギとは対照的にジンの顔は蒼白になっていた。

 

 

 

ジン「た、大変です!“世界の果て”にはギフトゲームの為に野放しになっている幻獣が!」

 

 

 

飛鳥「幻獣?」 

 

 

 

ジン「は、はい。ギフトを持った獣を指す言葉で、特に“世界の果て”付近には強力なギフトを持ったものがいます。出くわせば最後、とても人間では太刀たち打ちできません!」

 

 

 

飛鳥「あら、それは残念。もう彼はゲームオーバー?」

 

 

 

曜「ゲーム参加前にゲームオーバー?………斬新?」

 

 

 

黒ウサギ「冗談を言っている場合じゃありません!」

 

 

 

事の重大さを訴えるジン。黒ウサギは溜め息を吐きつつ、立ち上がった。

 

 

 

 

 

黒ウサギ「はあ………坊っちゃん。申し訳ありませんが、御二人様とこの6名様のご案内をお願いしてもよろしいでしょうか?」

 

 

 

ジン「わかった。黒ウサギはどうする?」

 

 

 

黒ウサギ「あの問題児様を捕まえに参ります。事のついでに──────“箱庭の貴族”と謳うたわれるこのウサギを馬鹿にしたこと、骨の髄まで後悔させてやるのですよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

tobecontinue

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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