GANTZ:RTA   作:夜叉五郎

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【ねぎ星人編】

俺の名前は岩津頼太(イワツ・ライタ)18歳。

受験に成功して、この春に田舎から上京したばかりの大学生だ。

 

まだこちらで親しい友人はおらず、昨日はレンタルしたDVDで昔の映画見てたら寝落ちしていた。

なんか凄く変な夢を見た気がするが、大学に通学して講義を受けたらサッパリ忘却の彼方だ。

まぁ夢ってそういうもんだしな。

 

大学の講義が終わり、バイトの面接に向かう。

最寄りの地下鉄の駅のホームに降りる。

何やら騒がしい。

 

ホームレスが線路に落ちて、二人の高校生がそれを助けようとしていた。

驚くべきことに、誰も非常停止ボタンを押してないようだ。

線路に降りた高校生たちも、見守るだけの野次馬たちも、全員バカなんじゃなかろうか。

ぽちっとな。

 

〈ジリリリリリリ〉

 

この駅を通過予定の急行の車両が急停車する。

ホームレスも高校生たちも間一髪助かったようだ。

まぁそれは良いんだけど。

 

あー、これは面接、完全に遅刻だな。

と思ったら。

 

いつの間にか光景が切り替わっていた。

 

 

 

どこかのマンションの一室だろうか。

黒い大きな玉が部屋の真ん中にある。

 

ヤクザっぽいのが二人に、中学生、教師メガネ、フリーター、政治家、そして犬。

わけがわからんなと頭を捻っていたら、黒い玉からラジオ体操の歌が流れた。

そして表示されるターゲット。

 

俺たちは今からねぎ星人とやらを駆除しないといけないらしい。

星人というから宇宙人だろう。

昨日見た映画のMIBみたいな話だな。

 

黒い玉が開いて各人に一つケースが支給される。

他の奴らは意味不明な展開についていけてないようだが、取り敢えずケースの中を確認。

黒いスーツが入っていたので装備してみた。

うん、MIBだ。

 

銃らしきガジェットも手に取る。

おお、MIBだ。

 

転送が始まる。

 

皆から別れて一人いろいろと装備の確認。

コントローラーの使い方とか難解だけど、昔からこういうのは得意な方。

お、ステルスモードとかもあるじゃん。

 

そろそろターゲットに向かおうかと思ったら、そのねぎ星人が怒り狂ってるところに出会した。

一緒に転送された面子らが簡単に殺されていく。

まぁグロい。

 

普通なら動揺するのだろうが、何故か心は平常を保っている。

おかしいなと内心首を傾げながらも、殺戮中のねぎ星人に対してレントゲンみたいな機能がついたガンで攻撃。

隙をつけたのか、あっさり撃破出来てしまった。

撃ってから結構タイムラグがあったが、MIBの武器はやっぱりこうでないとな。

 

また転送が始まってさっきの部屋に戻る。

これで1stミッションクリアなのだろうか。

 

 

 

 

 

生き残ったのは目付きの悪い中学生と犬だけだった。

 

黒い玉が参加者の採点を始めた。

中学生の採点時に「西くん」と表示されて、中坊の名前を初めて知る。

犬は「犬」。

自分の名前の欄はなぜか「???」と表示された。

なぜなのか。

 

3点ゲットできたが、謎は募るばかりだ。

 

 

 

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