普通に大学生活を送っていたら、また黒い玉のある部屋に転送される。
転送開始前にゾクゾクする悪寒が走った。
もちろん黒いスーツは肌身離さず持ち歩いていたので、忘れてはいない。
この黒い玉、中坊の西がGANTZと呼称していた。
中にマッパでツルツルのおっさんが入っているのだが、どういう仕組みなのだろう。
ただまぁMIBの装置なのは確かだ。
俺と西と犬だけかと思ったら、次々と転送されて来た。
珍走団四人と、イケメンの学生と、貞子と、老婆と子供。
突然の出来事に全員が状況が分からず混乱している。
今回からの新規参加組らしい。
西は静観してるが一応皆に忠告しておく。
ここはMIBの世界なので生き残りたければスーツを着て武器を手に取れ、と。
そしたら珍走団のリーダーに絡まれた。
スーツの力でそのリーダーの首根っこを捕まえて大人しくさせる。
とりあえず、全員これから異星人狩りのデスゲームに参加させられる事を説明だけはした。
信じるか信じないかは各自に任せる。
あとは知らん。
一人離れたところに転送されてしまう。
レーダー頼りにメンバーと合流しようとしたら、すでに戦闘中だった。
老婆と少年、珍走団BとCはもう田中星人にやられてしまった後である。
南無三。
ちなみに珍走団Dはステージ外に出ようとして御陀仏だそうだ。
指定エリアから外に出ると頭パンッになるらしい。
怖いなぁ。
スーツのステルス機能は田中星人には効かないらしく、西が苦戦している。
やられそうになっている西を囮に使い、西の攻撃を避ける先を予測してガンを射撃。
見事に田中星人の頭を吹き飛ばすことに成功する。
一体倒しただけではミッションは終わらなかった。
田中星人、他にもいるようだ。
前回のミッション時に一通り機能確認したお陰で、レーダーの使い方は分かっている。
エンカウントする田中星人の回避パターンを読んで各個に撃破しつつ、ラスボスの反応を求めて走る。
行き着いた先は古びたアパート。
さて今回はこれを使ってみよう。
伸縮自在のソードを取り出して構える。
そしてアパートに向けてガンを乱射。
崩れ落ちたアパートから黒い影が飛び出した瞬間に一閃。
巨大な鳥の開きの出来上がりだ。
ミッションコンプリート。
転送開始。
GANTZ部屋に戻る。
生き残ったのは西、犬、ホモ、貞子、珍走団A。
田中星人5点×10体とボス8点×1体を撃破。
58点獲得で合計61点。
西はこの戦いで田中星人を2体撃破しており、晴れて100点に到達。
100点に到達したら選択肢による特典が貰えるようだ。
1番は記憶を消去してのGANTZからの解放。
2番は専用武器の支給で、3番はメモリー上の人物の復活だ。
しばらく逡巡した後、西は1番を選択して消えていった。
俺も100点を目指すとしようか。