新宿。
大虐殺。
そしてレイカ。
とりあえず路地の先にあったショップに頼み込んでレイカを避難させる。
自分は路地に残って暫くあたりを警戒する。
すると黒人風の男が駆け込んできた。
銃撃犯だろう。
男は有無を言わせず銃を取り出し、こちらを射とうとしてきた。
反射的に光線剣でその首を斬り落としてしまう。
ヤバイな、これどうしよう。
証拠隠滅に悩む。
しかし、それも喜憂だった。
何故なら、その男の体はジジジジジと消えてしまったのだから。
まるでGANTZの転送である。
いや、まるで、ではない。
あれはまさしくGANTZの転送だ。
次のミッションは、この大量虐殺魔と組むことになるのか。
憂鬱であった。
事態が鎮静化した後「後でちゃんとお礼をさせてください」とレイカから連絡先の交換を求められたが、俺の心は一向に晴れることは無かった。
その日の夜。
早速GANTZ部屋に転送される。
新メンバーはざっと数えて22人とパンダ一匹。
随分と多い。
なんでパンダ?
そして黒人が4人。
だが奴らの中にあの銃撃犯はいない。
違う方向から鋭い視線を感じる。
あいつか。
見た感じ高校生くらいの青年。
背格好は銃撃犯と同じ。
変装してたというわけか。
何故だと目で問うも肩を竦めて無視され、スーツに着替え始めやがった。
経験者?
もしかして以前に100点を取って、1番を選んで開放された奴か!?
わざわざ戻ってきたとでも言うのか。
他の奴等は全員が新宿大虐殺で死んだ面子のようだ。
既存メンバーたちがスーツを着けるよう指導するも、皆が我が強く、素直に従う者は少ない。
ここで奴をとっちめても貴重な戦力を失うだけだろう。
まずはミッションに集中しよう。
指導に従ってスーツを着てくれたのは、中年男性の鈴木さんとグラサン男の坂田、中坊の桜井、そして意外なことに巨漢の男の風の四人だ。
風はスーツを着たJJと組み合って驚愕の表情を浮かべ、これから戦う相手の強大さを悟ったらしい。
武道家同士で相通じるものがあった模様。
次々と転送されていく中、GANTZにメッセージが表示される。
「???は15点以上取らないと死ぬでちぃ」
新ルールか。
上等だよ。
転送される前、GANTZ部屋の奥の扉が気になった。
こんな部屋があったのかと中を見ると、リング形状の未来的なデザインのバイクがある。
バイクに跨がって転送を待つ。
なんやかんやあってミッションコンプリート。
恐竜たちやボスのブラキオサウルス親子は心臓を潰せば楽勝だった。
かっぺ星人は風とJJが協力して潰し、転送開始。
生き残ったのは自分を入れて北条、貞代、トゥームレイダー、東郷、メガネ店員、JJ、銃撃犯、鈴木、坂田、風、稲葉、パンダの12人+1匹。
転送開始直後に何者かの襲撃があり、生き残りの大部分が殺されてしまったようだ。
自分は最初に転送されてしまった為どうしようも無かった。
何てこった!
ラプトルサン1点×1匹、ティラノサン3点×2匹、ブラキオサン子10点×1匹、ブラキオサン親ボス30点×1匹撃破。
47点獲得で合計94点。