僕とISとウルトラマンギンガ   作:T&Y-Tiga

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遅くなりました。

今年の3月22日で二十歳になりました。


第2話 英国代表と部屋割りと1日目終了

~2限目・授業中~

 

今、2時間目の授業中で、僕はISについての法律などに関して学んでいる。

これは、あの時渡された参考書に書かれてあることの復習だから

それ程難しいことではないし、僕は分からない事は、

タロウや他のウルトラマン達に分かり易く教えて貰ったから普通についていけている。

だけど僕の右隣にいる一夏はと言うと・・・・

 

一夏「……えっ!これどう言う意味なんだ?分かんねぇ(キョロキョロ)」

 

一夏は授業に入ってからいうもの、すごい挙動不審だ。

教科書を見たかと思えば顔を真っ青にして他の子のノートを凝視したり、

その視線に気付いた女の子に笑いかけたりして、あっ、女の子が赤くなった。

そりゃ、ずっと凝視してたらそうなるよ。

それは教卓で授業をしている二人からは僕以上に解るわけで・・・・・・

 

山田「織斑君?今までの所でわからない所がありましたか?」

 

一夏「えッ!?」

 

当然の如く声が掛かった。

余りにも挙動不審過ぎる一夏に、教卓で生き生きと教鞭を振るっていた

山田先生が優しく声を掛ける。

 

 

山田「質問があったら聞いてくださいね?何せ私は先生ですから♪」

 

山田先生の柔らかい微笑を見た一夏は、冷や汗をダラダラと流しながら。

 

一夏「先生!」

 

思い切り元気よく手を上げ、真耶に挙手する。

 

山田「はい♪織斑君」

 

一夏「殆ど全部、解りません!!」

 

山田「え!?……ぜ、全部ですか?…い、今の段階で解らないっていう人は、

どのくらいいますか!?」

 

一夏の台詞に驚いた山田先生の声がクラスに響いた。

だが誰も手を上げたりはしない、もちろん僕も。

誰も手を上げなかった事に真耶は安堵の息をつき、一夏は僕に

 

一夏「あ、明久……お、お前は解るのか?冗談だよな?」

 

って言ったよ。さすがに失礼だよね?

確かに小学生の頃はバカだったけど、今はウルトラマン達に教えて貰ってるから

ちゃんと理解しるし一夏は僕が授業に着いていってるのが信じられないの?

 

千冬「……織斑。入学前の参考書は読んだか?」

 

一夏「え?え~っと……あの、ブ厚いヤツですか?」

 

一応心当たりはあるっぽいな。

 

千冬「そうだ。必読と書いてあったろう?」

 

確かに書いてあった、デカデカと表紙に。

いや、さすがに一夏はあれを間違えて捨てたりしないよ・・・

 

一夏「掃除をしたときに、電話帳と間違えて捨てました」

 

捨てたんかい!

 

《バコンッ!!》

 

一夏「痛ッ!!!」

 

それにしても良い音だなぁ。

その出席簿何で出来てるんだ?

 

千冬「必読と書いてあっただろうが馬鹿者……後で再発行してやるから、

1週間以内に覚えろ。いいな?」

 

一夏「い、いや!?1週間であの厚さはちょっと……」

 

千冬「私は、やれと言っている。」

 

一夏「……はい、やります」

 

千冬「ISはその機動性、攻撃力、制圧力と過去の兵器を遥かに凌ぐ。

そう言った兵器を深く知らずに扱えば必ず事故が起こる。

そうしないための基礎知識と訓練だ。理解ができなくても覚えろ。

そして守れ。規則とはそう言うものだ」

 

これはウルトラマン達が教えてくれた事と似てるな

兵器と言う物は、ちゃんと知っておかないと自分や仲間も傷つけてしまうって。

 

 

山田「え、えっと、織斑君?分からないところは授業が終わってから

放課後に教えて教えてあげますから頑張って、ね?」

 

一夏「じゃあ、山田先生。放課後お願いします」

 

山田「はい、一緒に頑張りましょう。」

 

千冬「では、山田先生。続きをお願いします。」

 

 

そしてまた休み時間

 

 

僕は机に顔をくっつけてる一夏に話しかけてた

 

明久「大丈夫、一夏?」

 

一夏「全然大丈夫じょばない・・・」

 

明久「分からないところは出来るだけ僕が教えるから、元気出して?」

 

一夏「ありがとな、明久…お前がいてくれて本当に良かったよ」

 

僕達が話していると一人の少女が話しかけてきた。

 

セシリア「ちょっと、よろしくて?」

 

一夏「へ?」

 

明久「ん?」

 

セシリア「まあ、何ですのそのお返事は!?私に話しかけられているだけでも光栄なのですから、

それ相当の態度というものがあるのではなくて?」

 

へぇ~初めて見るな。これが女尊男卑を持つ女子か。

文月学園ではこんな女子はいなかったから初めてだな。

 

僕達に話しかけてきた女の子は、セシリア・オルコットだった。

僕達を見る目は、完全にコッチを見下してる目だ。

 

一夏「悪いな。俺、君が誰か知らないし。明久は?」

 

明久「イギリスの代表候補生のセシリア・オルコットさんだよ。

・・・って言うかかさっき自己紹介してたでしょ」

 

セシリア「私を知らない!?セシリア・オルコットを!?

イギリスの代表候補生にして、入試主席のこの私を!?」

 

一夏「あ、質問いいか?」

 

一夏、今度は何を質問するんだろ?

 

セシリア「ふん!!下々の者の要求に応えるのも貴族の務めですわ。よろしくてよ!」

 

一夏「……代表候補生って何だ?」

 

《ドンガラガッシャン!》

 

教室内にいた女子の数人と廊下にいた数人がこけていた。

教室内の女子も廊下側の女子も質問を許したオルコットまで呆然としてるし。

 

セシリア「あ……あ、ああ…」

 

一夏「あ?」

 

セシリア「信じられませんわ!!日本の男性というのは、こうも知識に乏しいものなのかしら!?

常識ですわよ!!常識!」

 

そうだよね。ISについて調べたらすぐに出てくる言葉だしね。

ただ、日本の男を全員って言うのは流石に言い過ぎだと思うけど。

 

一夏「で?明久。代表候補生ってなんだ?」

 

明久「えっとね。解りやすく言えば、ISの世界大会モンド・グロッソに出場してるのが今のの国家代表、そして候補生って言うのはその国家代表になるかも知れない候補生ということだよ」

 

一夏「ほほ~なるほどな。解りやすい説明サンキュー、要するにエリートみたいなものか」

 

これ…参考書の初めのほうに書いてあったんだけど…。

 

セシリア「そう!!エリートなのですわ!!本来なら、わたくしのような選ばれた人間とクラスを同じくするだけでも奇跡のようなもの。その幸運を少しは理解していただけるかしら?」

 

一夏「ラッキーだな。」

明久「うん。凄いね。」

 

セシリア「なんですか!?その返答は!まぁ、ですが、わたくしは優秀で寛大ですから、

あなた達のような人間にも優しくしてあげますわよ。」

 

ここまで尊大だと逆になにも言えなくなるな。

 

セシリア「ISのことでわからないことがあれば、まあ……泣いて頼まれたら教えて差し上げてもよくってよ。何せわたくし、入試で唯一教官を倒したエリート中のエリートですから。」

 

一夏「あれ?俺も倒したぞ、教官。明久は?」

 

明久「えっ?僕も入試で突っ込んで来た教官を普通に受け流したらそのまま壁に突っ込んで

激突したら動かなくなっちゃったけど」

 

春休みの間、闇の者の配下やダークライブした人達と戦ってたから

動きが遅く感じたんだっけ

 

セシリア「倒したのはわたくしだけと聞いておりましたが・・・」

 

一夏「女子の中ではのオチじゃないのか?」

 

セシリア「なんですって!?」

 

明久「えっとぉ…とりあえず落ち着こう、ね?」

 

セシリア「こ、これが落ち着いていられ・・・」

 

その時チャイムが鳴った。

オルコットさんは僕達に「逃げないことですわっ!よくって!」と吐いて、自分の席に戻って行った

 

 

3時間目が始まった。

 

 

千冬「それでは、この時間は実践で使用する各種装備の特性について説明する」

 

この授業では織斑先生が教壇に立っている。

 

千冬「その前に再来週行われる、クラス対抗戦に出る代表者を決めないといけないな」

 

千冬「クラス代表者とはそのままの意味だ。

対抗戦だけではなく、生徒会の開く会議や委員会への出席……まあ、クラス長だな。

ちなみにクラス対抗戦は、入学時点での各クラスの実力推移を測るものだ。

今の時点で大した差は無いが、競争は向上心を生む。

一度決まると一年間変更は無いからそのつもりで。

自薦、他薦は問わん。さて誰が代表者になる?」

 

「はい!!私は織斑君を推薦します!!」

「私は吉井君を推薦します!!」

「私も吉井君がいいと思います!!」

「私も私も!!」

「はいっ。私も織斑くんを推薦します!!」

 

一夏を見てポケーとしている。恐らく自分のことだと思っていないのだろう。

 

千冬「では候補者は織斑一夏と吉井明久……他にはいないか?」

 

一夏「お、俺!?」

 

おっ!やっと自分だと気づいた。むしろ気づかなかった今までがおかしいよ。

 

千冬「織斑。席に着け、邪魔だ。さて、他にはいないのか?多数決をとるぞ。」

 

一夏「ちょっ、ちょっと待った! 俺はそんなのやらな・・・」

 

千冬「自薦他薦は問わないと言った。他薦されたものに拒否権などない。

選ばれた以上は覚悟をしろ」

 

一夏「い、いやでも……」

 

《バンッ!》

 

セシリア「待ってください! 納得がいきませんわ!」

 

一夏・明久「「ん?」」

 

机を叩いて立ち上がったのは、さっきまで僕と一夏に絡んでいた。

セシリア・オルコットだった。

 

セシリア「そのような選出は認められません! 大体、男がクラス代表だなんていい恥晒しですわ!

わたくし、このセシリア・オルコットにそのような屈辱を一年間味わえとおっしゃるのですか!?」

 

一夏・明久「「………………………」」

 

オルコットの発言に少しばかり僕や一夏はイラッと来てるが、それでも向こうは続ける。

 

セシリア「実力から行けばわたくしがクラス代表になるのは必然。それを、物珍しいからという理由で極東の猿にされては困ります! わたくしはこのような島国までIS技術の修練に来ているのであって、サーカスをする気は毛頭ございませんわ!」

 

オルコットさん…千冬さんの前で日本人を猿呼ばわりするとは良い度胸してるよ。

しかもクラスの半数は日本人だよ。それに日本を島国と罵っているけど、

イギリスも同じ島国だよ。

 

セシリア「いいですか!? クラス代表は実力トップがなるべき、そしてそれはわたくしですわ!」

 

ますますエンジンが上がっているオルコットは怒涛の剣幕で言葉を荒げる。

今のところ、この国にさほど愛着はないのかここまで言われるとさすがに頭にくるな。

一夏もすごい腹が立ってる顔をしてるし。

 

セシリア「大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛で――」

 

一夏「イギリスだって大してお国自慢ないだろ。世界一まずい料理で何年覇者だよ」

 

 あ、一夏の堪忍袋が切れちゃった。

 

セシリア「あなた、私の祖国をバカにしてますの!?」

 

一夏「お前が先にしてきたんだろうが!なぁ明久?」

 

そこで僕に振ってくるの・・・まぁ、少しぐらい手伝うか。

流石に僕も頭に来てたし・・・

 

明久「オルコットさんに確認したい事があるんだけど良いかな?」

 

セシリア「一体なんですの!?」

 

明久「ISって日本人が作ったんだよ?それに初代モンド・クロッソの優勝者も日本人…

それに、ここに通っている生徒の半数は日本人だ。そんな差別する様な発言はやめた方が良いよ。

あと、一夏イギリス料理は味付けと調理方法が少し雑なだけでちゃんとした

料理人が作れば普通に美味いから、実際僕も試しに作ったけど普通に美味しいから」

 

一夏「そうなのか?」

 

セシリア「………………ッ! 決闘ですわ!そういう口を聞けないように調教してあげますわ!」

 

一夏「ああいいぜ、四の五の言うより分かりやすいしな。やれるか、明久?」

 

明久「当然!僕もやるよ!!」

 

一夏「なら、ハンデはどうする?明久」

 

明久「え?」

 

セシリア「あら? もうそのような事を言いますの?」

 

一夏「いや、俺達がどれだけのハンデ付ければいいのかって」

 

そのセリフを一夏が放った一呼吸後、教室の生徒の殆どが爆発するように一斉に笑い出した。

 

「織斑君、それ本気で言ってるー?」

「男が女より強かったって言うのは昔の話だよ?」

「男と女が戦ったら3日で女が勝つって言われてるんだよ?」

「オルコットさんは代表候補生だから、素人の織斑君がむしろハンデを貰う方だよ?」

「今なら間に合うからやめといた方がいいって」

 

一夏「………ならハンデはいらない。」

 

明久「僕もいらないよ」

 

すると、千冬さんが認めたかのように言った。

 

千冬「さて決まったな・・・決闘は1週間後に第1アリーナで行う。

オルコット、織斑、そして吉井は準備をしておけ、良いな!」

 

こうして僕たちは一週間後、クラス代表を決める為に決闘する事になった・・・

 

 

そして放課後・・・

 

 

一夏「うう・・・しんどい・・・」

 

机の上に突っ伏している一夏、授業にはあんまり

ついて行けなかったみたいだ。

 

明久「大丈夫?一夏?」

 

一夏「これが大丈夫に見えるか?ただでさえ授業が難しくて意味

分かんないしこの時間になってもここと他のクラスの女子が

俺達の事見に来るんだぞ・・・」

 

あ~それは分かるよ、今の時間帯でもキャイキャイ騒いでるしね。

学食の時も後ろからぞろぞろついて来るし・・・

 

 

山田「ああ、織斑くんに吉井くん。良かった、まだ教室にいたんですね」

 

一夏と会話をしてるところで山田先生が話しかけてきた。

 

明久「どうしたんですか?」

 

山田「えっとですね、お二人の寮の部屋が決まりました!」

 

え?たしかまだ寮の部屋が決まっていないからそれまでは

自宅からの通学になるはずだって書いていたと思うけど?

 

一夏「先生、俺達寮の部屋がまだ割り当てあれないから

それまで自宅通学って聞いてましたけど?」

 

山田「そうなんですけど事情が事情なので緊急処置として部屋割りを

無理矢理変更したんです・・・そのあたりの事は政府から聞いてます?」

 

なるほど、政府としては「保護」という名目で監視がしたいのか

 

山田「…と言う訳で政府命令もあってとにかく寮に入れる事を最優先したみたいです。

それと部屋の事なんですが二人の相部屋を用意出来なくて1人が女の子と一緒の部屋で

もう一人は1人部屋になってしまうのですがそこは我慢してくださいね?」

 

一夏「え、そうなんですか!?」

 

明久「緊急だったんだからしかたがないよ、先生達も

頑張って部屋割り考えてくれたみたいだし、ここは我慢しよう一夏?」

 

一夏「そうだな…俺はそれで構いません。」

 

明久「僕もそれで」

 

山田「そう言ってくれると助かります、あ、これお二人の部屋の鍵です」

 

そう言われて渡された部屋の鍵、一夏は1026室で俺は1025室か・・・

 

一夏「あ、部屋は分かりましたけど荷物は一回家に帰らないと準備

出来ないですし一旦取りに戻っても―――――」

 

千冬「それなら私が手配しておいてやった、ありがたく思え」

 

千冬さんが教室に入ってきて一夏に言った。

なんか脳内でダースベイダーのBGMが流れている気がするのは

気のせいかな?

 

 

千冬「生活必需品だけだがな、着替えと携帯の充電器があれば十分だろう」

 

一夏「あ、ありがとうございます・・・」

 

うわぁ、相変わらず大雑把だな千冬さん、この年頃の男子には

生活に欠かせないものが山ほどあると言うのに・・・

 

 

山田「じゃあ、時間を見て部屋に行ってくださいね?夕食は6時から7時

寮の1年生用食堂で取って下さい、各部屋にはシャワーがあります

大浴場もありますが二人はまだ使用できません」

 

一夏「え?どうしてですか?」

 

ねぇ一夏…ここがどこだか忘れたの?

 

明久「一夏、ここには僕達以外男子がいないんだよ?

もしかして一夏は女の子と一緒に風呂に入りたいの?」

 

一夏「い!?いやそうじゃなくて!?」

 

千冬「は~・・・お前は・・・」

 

ほら、千冬さん呆れちゃってるよ

 

山田「お、織斑くんっ!女子とお風呂に入りたいんですか!?

だっだめですよ!?」

 

一夏「え!?いや、入りたくないです」

 

山田「ええっ?女の子に興味がないんですか!?それはそれで問題があるような・・・」

 

あの山田先生?先生はいったい何がしたいんですか?

一夏に注意がしたいのかそれとも僕たちを社会的に抹殺したいのか?

そしたら後ろからキャイキャイと女子の声が・・・

 

「織斑くん男にしか興味がないのかしら?」

 

「もしかして吉井くんの事が・・・」

 

「吉井君ってパッと見たら女装似合いそうだし…もししたら・・・けっこう可愛いかも♪」

 

「それって所謂・・・"男の娘"!?」

 

「織斑くんと吉井くん及び彼らの昔の友人関係を調べて!!

今年はこれで夏コミ出るわよ!!」

 

ちょおお!?後ろの人!!変な事考えないで!!

なに携帯取り出して連絡取り合ってんのおおおおおお!?

 

山田「えっと、それじゃあ私達は会議があるのでこれで、織斑くんに

吉井くん、ちゃんと寮に帰るんですよ?道草しちゃだめですよ?」

 

寮はここから数メートルのところにあるんだしそれに

ここには道草食う場所もないからその心配は要らないと思うけど・・・

 

僕達は二人が教室を出るのを見送り、寮を目指すことにした。

 

明久「え〜っと、1025、1025…あった!」

 

一夏「1026、俺はここだな、じゃあ明久、また明日な」

 

明久「うん、また明日」

 

一夏と一旦別れて僕は自分の部屋の前に来た。

 

明久「ここが今日から僕の部屋か」

 

山田先生曰く相部屋だそうだけど、どんな子かな…

 

コンコンッ

 

「・・・」

 

一応ノックしたけど返事が返って来なかった

 

明久「あれっ?もしかして居ないのかな?」

 

明久「失礼しま~す」

 

ガチャッ

 

僕は今日から過ごす部屋へと入って行った。

 

明久「あっ…やっぱり誰かいるんだ」

 

僕は窓際のベッドの上に置いてある鞄を見て誰かがいるんだなと考えた

そして僕はもう一つのベッドの近くにボストンバッグと通学カバンを置くと

ボストンバッグを開き、中にあるタロウを取り出した。

 

明久「タロウもう良いよ・・・」

 

タロウ「ふぅ、やっと出られるのか」

 

バッグの中からひょっこりとタロウの顔を出し、バッグから出ようとする

その時、後ろからドアが開く音がした。

 

明久「まずいっ!タロウすぐに隠れて!早く!?」

 

タロウ「えっ!?n」

 

明久はタロウをバッグの中に押し込んだ。

 

???「誰かいるのか?、同室になった者か?

こんな格好ですまないな、シャワーを使っていた」

 

???「私は篠ノ之・・・」

 

明久「箒!?」

 

箒「あ、ああ、あきひさ・・・?」

 

何ということでしょう!?…あれ?今頭の中で昔のTVレポーターの

ような声が聞こえたような・・・

 

シャワー部屋からバスタオルを纏って出て来た少女は今日再会した幼馴染…箒だった。

 

て言うかシャワーを使ってたんだな・・・ノックしても返事が無かった訳だ。

 

明久「ど、どうも・・・ほ、箒・・・」

 

箒「///っ・・・!?み、見るな!!」

 

明久「ご、ごめん!」

 

箒は必死に自分の体を隠そうとする。

 

箒「どうしてお前がここにいる!」

 

明久「僕もこの部屋なんだけど・・・」

 

箒「お前は一夏と一緒じゃないのか!」

 

明久「実は・・・」

 

(便利符・かくかくしかじか)

 

箒「何だと!?・・・じゃあ、お前が私と一緒が良いと言ったのか?(そうだったら嬉しいな)」

 

明久「いや、僕は先生からこの部屋の鍵を渡されただけだから」

 

箒「・・・そうか」

 

何か少しショックを受けてる様な顔をしてるけど・・・あ・・・そうだった。

箒は今バスタオルを纏ってるけど裸と変わらないじゃん…流石にこのままじゃ、マズイ

 

明久「うん・・・あ、僕一旦部屋を出るから、着替え終わったら呼んで?」

 

箒「あぁ、済まないな、直ぐに着替える」

 

僕はそう言うと部屋を出て行った・・・あっ・・・タロウをバッグに隠したままだった。

 

 

その頃タロウはと言うと・・・

 

タロウ「何だ?明久の奴何を慌てていたんだ?」

 

タロウはバッグの中で愚痴ってた。

 

そして様子を見ようとちょっと顔を出すとそこには裸から剣道着に着替えようと

している箒だった。

 

タロウ「なっ!?///い、いかんいかん、見てはいかん!」

 

頬を赤く染めたタロウはそのまま中に隠れた。

 

 

再び明久へ・・・

 

 

明久「ふぅ・・・」

 

僕は今、部屋のドア前に座って箒が着替えるのを待っていた。

 

まさか相部屋の子が箒だったなんて、まぁ知らない子よりかはマシだけどね。

それにしても箒・・・綺麗になったな

 

胸を押さえてたけどかなり大きかったし、なのに腰は細くて

足なんかすらっとしてて肉付きも良さそうだった・・・って!違う!?

それじゃあ僕は変態じゃん!?

 

最後に箒を見たのは小学4年で皆でプールに行った時だったけ、

あの頃の箒はまだ全然子供だったけど6年経つとあんなにも変わっちゃうのか・・・

 

すると部屋の内側からノックの音がすると中から箒が顔を出した。

 

箒「待たせたな、もう良いぞ」

 

明久「うん、分かったよ」

 

そのまま箒と一緒に部屋に戻った。

 

箒「済まなかったな明久」

 

明久「別に良いよ、でもまさか箒だったんだね」

 

箒「私も驚いた、あっ!それと明久、シャワーの時間を言っておくぞ」

 

明久「うん、どうぞ」

 

箒「私は7時から8時、明久は8時から9時だ、分かったな?」

 

明久「うん、了解♪」

 

 

       それから、それから♪

 

 

箒「あ、そうだ!明久お茶飲むか?」

 

明久「あ、頂くよ♪」

 

箒「分かった、ちょっと待っててくれ♪」

 

箒は上機嫌でお茶を淹れくれた

そして出来たお茶を受け取り明久はお茶を少し冷まして飲んだ。

 

明久「ふぅ~、美味しい・・・箒、とても美味しいよ」

 

箒「そうか、それなら良かった///」

 

そしてそのまま話し合って箒が湯呑を片付けようとする

 

箒「それじゃ私が片付けてくる」

 

明久「あ、待って、僕がやるから」

 

そして明久は思わず箒の手の上に自分の手を重ねた、それに驚いた箒は

足元に落ちていたタオルに足を滑らせ、明久にぶつかりそのまま押し倒された。

 

箒「わあぁ!」

 

明久「えっ!?ちょっ!どわぁ!?」

 

幸い明久のベッドの上だったので怪我は無かった。

 

明久「うぅぅん、大丈夫?ほ・・・う・・・き?」

 

箒「あぁ、私はだいじょう・・・ぶ・・・」

 

なんといま僕の胸板の上に箒の大きくて豊満な胸が押し付けられていた。

 

箒「す、済まないっ///!!」

 

箒は顔を真っ赤にして直ぐに明久の上から離れた。

 

明久「僕は大丈夫だから」

 

箒「ううぅぅ・・・///」

 

明久「・・・~っ、もう…」

 

ポフッ・・・

 

箒「あ///」

 

すると明久はあの時と同じように箒の頭の上に手を置き、そのまま頭を撫でた。

 

明久「箒…泣かないでよ、ね?」

 

箒「あ、明久ぁ・・・」

 

そんなこんなで明久はIS学園の1日目を終えた。

 

 

 

そしてその夜・・・

 

 

明久は隣のベッドで眠ってる箒をチラッと見ると

タロウを呼び出す。

 

明久「タロウ、起きてる?」

 

タロウ「ああ、起きてるがどうしたんだ、明久?」

 

明久「実は・・・」

 

(便利符、かくかくしかじか)

 

タロウ「成程・・・しかし明久、君はまさか・・・」

 

明久は左手首の銀色に輝くブレスレットをタロウに見せながら言った。

 

明久「うん、やっぱり"これ"を使おうと思う・・・

それに千冬さんなら上手く誤魔化してくれる筈だから」

 

タロウ「分かった、なら一週間後にどれを使うんだ?」

 

 

明久「この2体にしようと・・・」

 

 

明久が手に取ったのは2つの人形は一つは赤と銀の2色の人形と

もう一つは赤い色と頭部にブーメランの様な物が装着している人形だった。

 

 




次回もお楽しみに♪

さて、次回予告!

明久「おはよう、箒」

箒「おはよう、朝早いんだな」

一夏「一緒に朝飯食おうぜ♪」

箒「あの人と私は関係ない‼︎」

明久「織斑先生、"あれ"を使います!」

千冬「分かった、許可する」

一夏「頼む、箒!俺にISのこと教えてくれ‼︎」

明久「何で剣道?」

一夏「じゃあ、次は明久の番だな」

明久「…ウェ?」

箒「強くなったな明久・・・」

明久「箒もやっぱり全国優勝者は伊達じゃないね」

一夏「なぁ、明久…専用機って何だ?」

そして試合・・・

一夏「負けちまったな、後は頼むぜ♪明久」

箒「勝ってくれ、明久」

明久「大丈夫♪必ず勝つよ♪」

セシリア「逃げずに良く来ましたわね・・・貴方まさか生身で私と?」

明久「いや、違うよ・・・さぁ・・・行くよ!オルコットさん!」

『ウルトラーイブ!! 〇〇〇〇〇〇!!』

セシリア「さあ、踊りなさい。私、セシリア・オルコットとブルー・ティアーズの
奏でる円舞曲(ワルツ)で!」

明久『生憎、踊りは盆踊りとフォークダンスしか知らなくてね!』

『ウルトラーイブ!! 〇〇〇〇〇〇〇!!』

次回、特訓と専用機と試合
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