【完結】異世界で獣人少女を虐待するだけの話   作:ネイムレス

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また続いちゃった。


第三話『奴隷は適材適所で利用しろ!!』

 浅はかだった。

 人はケダモノとは違う。所詮、進化する過程において知力を得る代わりに、肉体の持つ強度を捨てて行った生き物なのだ。そんな脆弱に堕落した生物が、今だ野生の片鱗を残す獣人共に勝てる見込みなど無かったのだ。

 愚かであった……。軽い気持ちで犬耳娘の散歩に付き合い、領地を十キロ近く歩きまわる事になろうとは!!

 

 なんなの? ばかなの? ばかじゃないの? 軽い散歩で下手な町内一周マラソン並に歩かされるとか、このか弱い貴族様を殺す気か? 下剋上なの? ついに虐待に耐えかねて亡き者にしようと画策したのか?

 だとしたならば、よくやったと褒めてやろうではないか。的確に種族差を利用して見せたのだからな。

 

 

 背の高い森林地帯を切り開く林道を行く最中、ついに体力の限界を感じ両足から力が抜けて倒れかかってしまう。そこをすかさず傍に控えていたネコミミ少女が支えてくれ、道端に在った程良い岩に腰かけさせてくれた。ふっ、こんな所でも細かくポイントを稼ごうとはあざとい奴だ。でも凄く助かりました、ありがとうございます。

 

 それよりも問題は散歩の距離の長さだ。とりあえず初日だからと好きなだけ歩かせてみたが、まさか領地の果てまで歩かされるとはビックリ仰天。領地と言っても山あり谷ありの不整地ばかりで、おかげで噴き出した汗で全身ぐっしょりだ。ネコミミ少女が甲斐甲斐しくもハンカチで顔を拭ってくれてはいるが、焼け石に水というよりは激流の前のスポンジである。

 

 ふと視線をこの極限の疲労の元凶である犬耳娘に向けてみれば、奴さんは涼しい顔をして周囲の風景を眺めていた。その臀部から突き出したふわふわの尻尾は、元気が有り余っていると言った具合にブンブン左右に振られている。やはり以前に思った通り、犬耳娘は身体を動かすのが大好きな様だ。思いっきり興味本位のままに散策が出来て、全身から楽しいと言う気持ちが形になって振り撒かれておるわ。

 まったく、主人がへとへとになるまで引きずり回しておいて、それを放っておいて散策の続きとは小憎らしい。苦難を味わうのは奴隷であるべきだと言うのに、これは楽しい虐待でお返しをしなければならないだろう。

 

 一体どうしてくれようかと考えていると、犬耳娘は何かを見つけたようにあっと声を漏らしてそのまま森の中に入って行ってしまった。あまりに唐突過ぎて引き留める暇も無く、思わず隣に居たネコミミ少女と顔を見合わせてしまう。彼女の方もあまりの突拍子の無さに面食らっていたが、その頭頂部の耳がピクピクと動いて戻ってきたようだと告げてくれる。そして程なく、両手に何やら抱える様にして、草木を掻き分けながら犬耳娘が戻って来た。

 

 犬耳娘が抱えていたのはどうやら果実の様だ。一つ一つが片手では余る位の大きさで、表面は艶のある赤い表皮に包まれている。どう見てもこれは林檎だろう。この世界にも林檎が在って、しかも自生しているとは知らなかった。屋敷ではやたらと、柿みたいな味の果物を使ったデザートばかり食べさせられていたからな。

 そして、犬耳娘はそれを一つ無造作にこちらに差し出して来た。なんとこれを食えと言う様だ。その為にわざわざ森の中に入り込み、ひとっ走りもぎ取って来たのだと申告して来る。それはそれは、殊勝なことだ。

 

 だが、はたしてこの果物に、迂闊に口を付けて良いのだろうか。幾ら居心地がいいとは言ってもここは異世界、人外魔境。一見林檎にしか見えない果物でも、安易に口に入れてしまえば何があるのか解りはしない。ましてや、恨みを買っている奴隷が差し出して来た物を、安易に口にするなど狂気の沙汰だろう。狂気の沙汰ほど面白いのは、自分の命が掛かってない時だけだ。

 ではどうすればいいのか。そんな物は決まっている、目の前の奴隷に毒見させればいいのだ。

 

 差し出された果物をそのままサイドのネコミミ少女へとスルーパス。犬耳娘からもう一つの果実を受け取りつつ、これからの展開へと思いをはせてニッコリ笑顔になってこう言った。『ありがとう、お前達も一緒に食べなさい』と。

 その一言で犬耳娘はしゃくりと皮ごと果実に齧り付き、ネコミミ少女もまた少し逡巡してから遠慮がちに口を付けた。

 

 結果から言えば、その顛末は面白くは無い物だ。二人の奴隷達は満足そうに、赤い林檎の様な果物を食している。もがき苦しむ様子も無く、味も実に美味し美味しと嬉し気に平らげていた。犬耳娘など両手に持って、交互にムシャムシャ齧り付いておるわ。はっきり言って、実に拍子抜けである。

 まあ、財産がこんな山中で行動不能にならなかっただけましだろう。そう思う事にして、手の中の果実に己もがぶりと歯を立てた。途端に口の中に広がる甘みと、青さを含んだ独特の風味。思ったより歯ごたえが部分的にあって、シャリシャリはしていない。赤い皮の中は濃い橙色をしており、ねっとりした果肉に黒く大きな種子が幾つか収まっていた。少なくとも、林檎では無いな。

 うん、普通に美味しい。林檎とは思えない中身だが、何だか屋敷で食べていたデザートに似た味でイケるじゃないか。似ているというか、もしかしたらこれが屋敷で出されていたデザートの原材料なのかもしれない。そうなると、この林檎の中身は――

 

 ふむ……、そうか……。得心が行った。

 

 唐突に『柿だコレぇ!?』と叫び声を山中に響かせて、ネコミミ少女がびくんと跳ね上がり犬耳娘のフサフサの尻尾がピンと垂直に立ち上がった。物凄く驚かせてしまったようだが謝りはしない。何故なら、二人の驚き顔が実に愉悦を感じさせてくれたからである。

 ともあれ、喉を潤して腹も膨れたので、すっかり汗も引いたし呼吸も落ち着いた。これ以上屋敷から引き離される前に、粛々とまた十キロの道のりを帰る事にしよう。憂鬱だ、せめて馬にでも乗ってくればよかったと切に思う。

 

 

 しかしまあ、何か別の方法で体力を発散させる方法を考えなければ、このままでは犬の散歩による過労死で異世界生活が終わってしまうかもしれない。これから毎日これと言うのは、中々に由々しき事態である。

 何かこう、上手い具合に体力を消費して、尚且つ満足感が得られるような仕事は無い物だろうか。汗だくになって息も絶え絶えになる様な、そんな激しい運動を伴う行為が必要なのだ。因みに如何わしい事ではない。

 

 そんな事を考えていたせいだろうか、林道の端の茂みががさがさと音を立てて、何か大きなものが飛び出して来たのに反応するのが遅れてしまった。

 草藪を蹴散らして現れたのは、体長一メートルほどの立派な体躯をした猪。それは飛び出した勢いを殺さずに方向転換し、灰色の毛皮に包まれた体をこちらに向けて猛進させて来る。猪突猛進とはまさにこれ。このままでは牙で刺殺されるか、巨体で轢殺されるかのどちらかであろう。

 

 咄嗟の事で反応できずに迫り来る死を傍観していると、今度は横合いから襟首を掴まれて犬耳娘に引き寄せられた。特に抵抗する理由は無いので引かれるに任せ、そのまま体を抱きすくめられて驚異から逃れる為に跳躍。必然的に後頭部が何やら幸せな感触のする大きな物に包まれるが、それを確認する暇も無く地面に下ろされてしまった。いや、別に残念とかは思っていない。

 それにしても、まさか助けられるとは思わなかったな。あんな粗雑な飯を食わせ色々な虐待をしてやったと言うのに、それでも奴隷としての務めを果たすとは見上げた義務感と言う物だ。

 

 突進を避けられた猪は再度方向転換。土ぼこりを舞い上げながらもう一度こちらに向かって突っ込んで来る。どうやら狙いはあくまでも我々の様だな。先程の果物の匂いに釣られているのか、単純にあの猪が人を襲い慣れているのかは知らないが迷惑甚だしい物である。

 向こうはやる気満々だが、こちらは今回無手無策。走って逃げようにも、あの突進力の前には絶望的だろう。そもそもそんな体力は持ち合わせていないしな。

 

 では、奴隷を囮にして逃げるか? そんな物はナンセンスだ。奴隷が痛めつけられる瞬間をしり目に逃げだすなど、そんな勿体ない事が出来ようものか。それをするぐらいなら、先頭に立って戦う方が幾らもマシであろう。もっとも、戦う手段なんぞ皆無だがな。

 

 どうしたものかと思って居れば、猪との間に犬耳娘が割って入て来た。こちらを背中に庇う様にして立ちはだかり、腰を落として完全に迎え撃つ姿勢になっている。犬耳娘はこの中ではかなり大柄な部類に入るが、まさか真正面からあの巨体をどうにかしようと思っている様だ。

 うん、これはどっちに転んでも美味しいと言う状況だな。彼女が痛めつけられても、逆に猪を退けてもこちらとしては問題が無いわけだ。いやはやまったく、楽しくなってきた。

 

 状況の推移に胸を躍らせては見たが、その結果は実に呆気なく単純明快。犬耳娘は突進してきた猪と激突する瞬間、そのそっ首に片手を回して逆の手で下から掬い上げる様にぽーんっと後ろに投げ飛ばしたのだ。頭の上を猪が飛んでいく時に思わず目が合ってしまったが、向こうも何が起きたのか全く分からないと言ったようなつぶらな瞳をしていた。安心してくれ、ビックリしたのはこちらも同じである。

 

 悲鳴も上げずに飛んで行った猪はそのまま地面に背中から落ち、ブギィっとそこで初めて悲鳴を上げてから慌てて起き上がり逃げて行った。流石に落とされた位では仕留めきれなかったか。だが、素手で退けられたのであればそれに越した事は無いだろう。正直、ちょっとビビっていたしな!

 ネコミミ少女も同じ様に完全に腰が抜けており、今はこちらの腰にしがみついて座り込んでしまっている。まったく、そんなに体を押し付けても犬耳娘程には幸福感は無いのだぞ、持たざる者よ。

 

 まあ、結果は実に詰まらなかったが、犬耳娘のおかげで助かった事は確かだな。うむうむ、褒めて遣わそうではないか。とりあえず今は、良くやったとの言葉と共に屈む様に言い含め、頭に手を置いてわしゃわしゃと撫でてやる。ククク……、明らかに自分より小さな相手に頭を撫でられるなど、プライドの高いこやつには耐えがたい苦痛であろう。その証拠に目を伏せながら身体を小さく震えさせ、尻尾は力なく垂れ下がって微かに揺れている。どう見ても溢れ出る怒りを堪えて身震いし、絶対服従を強いられる屈辱に耐えているのだ。

 いいぞいいぞ、実に愉悦であるぞ。耳の付け根の裏側まで、じっくりとなぞってやろうではないか。おお、なんかビクンってしたな。ほーれほぉーれ、ここか、ここがええのんかー? なんてなー、ははははは! いやー、嫌がらせをすると元気が出るな。

 

 そんな風に調子に乗って撫でていたら、ネコミミ少女が顔を真っ赤にして不機嫌になり、また襟首を両手で掴まれて屋敷に向かって引きずられ始めてしまった。何故だ、そちらには虐待はしていないと言うのに、なぜ不機嫌になるのだ。合理性が無さ過ぎて、まったく訳が分からないよ。

 まあ、靴の踵はスリ減りそうだが歩かないで済むので、癇癪が収まるまでは甘んじて引きずられてやろうではないか。

 

 だがズルズルと引きずられて行く道中に、犬耳娘の力を活かせる仕事が一つ思い浮かんだ。更には、ひっ迫した我が懐に潤いをもたらす事が出来る素晴らしい案である。道端に野生の生肉が居るなら、それを何とかできる実力の物が適切に処理すればよい。

 要するに、狩猟解禁、と言う訳だ。

 

 

 屋敷の武器庫の中から好きな武器を選べと命じれば、犬耳娘が選んだのは重厚かつ無骨な作りの斧槍であった。突く斬る払うと三拍子そろったその得物は、本来女性が扱えるような生易しい重量はしていないと思うが彼女はそれを軽々振るい担いで見せる。防具の類は動きづらいからと言う事でメイド服のままであるが、うちのメイド達の衣服は生地が高級らしく下手な金属鎧よりも防刃耐衝撃性に優れるとのことだ。

 改めて、この世界がファンタジー理論に包まれていると言うのが良く分かる。きっと最初の町の兵隊より、魔王城に近い村の農民の方が強かったりするんだろう。魔王が居るとは聞いた事も無いがな。

 

 そうしていざ狩猟場に送り出してみれば、その戦果は華々しくも苛烈な物であった。まず猪や熊などの体躯が大きいだけの動物では、得物を持った彼女の前では一方的に刈り取られる肉でしかない。

 では、動物や無機物が魔力を得て進化した超常の怪物、俗に言うモンスターではどうかと言えば、とても良い運動相手として毎日の様に狩られていた。領地に無限に湧き出る害獣の様なこやつらだが、倒した時に剥ぎ取れる素材は有用性が高く交易品にもなっている。

 つまりは、彼女の狩猟は実に金になると言う事だ。

 

 装備の貸し出しを行っているのもあり、魔物の素材は折半という事にしようと提案したのだが、犬耳娘はそれを断り全ての権利をこちらに差し出して来た。素材を売り払えば簡単に自分を買い戻せるだろうに、彼女にとってこの狩猟は本当に身体を動かす事の延長に過ぎない様だ。犬が投げられたボールを拾って来るかの様に、遊びの感覚に近しい行動なのかもしれない。

 

 ともあれ、もらえると言うのならば貰っておこうではないか。パッパの伝手で売り払った素材の収益は一部を奴隷からの税として納めさせ、残りを奴隷用の費用として積み立てネコミミ少女に帳簿を付けさせて管理させることにした。これで奴隷に対する虐めの幅も広がるし、新たな奴隷を購入する際の資金にも困らないだろう。

 自らが稼ぎ出した金でさらなる虐待をされると言う滑稽さは、思わずにっこりとしてしまう程に愉悦を与えてくれる。おお、なんと言う愚かさよ。

 

 更には貢献した事を労う意味で食事の質を上げてやろうかと提案したのだが、犬耳娘は焼いた肉で良いとそれを固辞してしまった。ははーん、これはあれか。断っておいてこちらに気を使わせて良い物を食わせてもらおうと言う浅知恵だな。ククク……、ならば望み通りこれからのディナーも良く焼いた肉の塊を食わせてやろうではないか。

 目論見を外された犬耳娘は怒りの興奮で尻尾をブンブン振りながら、粗雑に焼いただけの肉にヤケクソの様に被り付いて平らげておったわ。骨にもかじりついていたが、そんなに悔しかったのだろうか。ならばまた奮発してご馳走してやらねばならないだろう。

 せいぜい手も口も存分に汚して、たらふく肉を平らげるが良い。それこそ、本当の犬の様に。それを見られるだけで満足である。

 

 

 なんにせよ、犬耳娘の体力発散と資金調達のめどが立ったのは良い事だろう。往復二十キロの散歩など冗談ではないからな。切実に。

 ひとつ疑問があるとすれば、あんなに強い犬耳娘がどうして奴隷の身に甘んじていたかだが、まあ人にはいろいろと事情がある物なのだろう。きっと食費がかさんで借金が出来たとかそんな感じに違いない。ものすっげえ食欲と食事量だからな。

 

 こうして犬耳娘は力の二号としての地位を確立できたと言う事で、技の一号たるネコミミ少女も更に振り回されて苦労するに違いない。普段の教育係の仕事に加えて帳簿整理まで任せたのだ、存分に高めた知識と技能で馬車馬の如く働いてもらおう。

 だって、その方が見ていて楽しいからな。楽しむために買ったのだから、主人を喜ばせるのが奴隷の義務という物だ。

 

 それにしても、まさか出かけた先で野生動物に遭遇したり、領地内に魔物が居るのが判明したりで意外に物騒な事が分かったな。改めて剣と魔法の世界に転生したと言う事を、いやがおうでも再認識させられてしまった。もう少し、自衛について考えを巡らせる必要があるのかも知れない。

 今度から、外出する時は剣の一つでも佩くべきだろうか。野盗とかも出るかもしれないし、せっかく家で手習い程度には学んでいる事だしな。

 

 いや、むしろここは剣と魔法の世界らしく、自分自身で魔法の一つでも習得して見るべきなのではなかろうか。自分でできる事の幅が広がれば、それすなわち嫌がらせの幅が広がると言う事であろう。ああそれは素晴らしい、とても素晴らしい虐待の幕開けになるだろうな。

 奴隷を買って虐待する事ばかりに夢中になるあまり、自身を高める事を失念してしまうとは失敗であったと痛切に思う。残念な事をしていたものだ。

 

 と言う事で、まずこの世界の魔法の事を調べるのと同時に、魔法の習得方法その物を調べたのだが芳しくは無かった。魔法というのは基本的に弟子が師匠から学び伝えられる物で、魔法を使える者以外はそれを本などに纏めたりはしないのだそうだ。そして印刷技術は魔法頼りの為に、一般庶民はまず魔法に関わりはしないらしい。弟子入りの条件は多岐にわたるが、金銭で師事出来る場合は大金が必要になるそうだ。

 要するに、魔法使い位しか魔法に関わらないし知識すら伝聞されない秘匿された文化なのである。まったく、一子相伝かなんか知らんが余計な事をしてくれるものだ。

 

 だが、考えようによっては自分で魔法を習得する必要は無いのかも知れない。火起こしを習得する事が出来なくても、マッチやライターを手に入れる事は出来る筈だ。全てを自分一人の力で解決する、そんな必要など最初から無いだろう。

 ずるい事をするならば、悪い手段に頼るのが一番の近道に違いない。でなければ、人の人生を金で買うなどと言う事を、しょっぱなから選びはしない。幸いな事に、殊勝な奴隷の献身のおかげで、資金には多少ならば浪費する余裕が出来ている。

 

 はたして、魔法の使える奴隷と言うのはどれだけ、如何ほどに吹っ掛けられる物なのだろうか。その部分も含めて、実に楽しみで楽しみで小躍りでもしそうなぐらい。期待で胸が躍るとはまさにこの事だ。

 魔法使いは虐待し甲斐があるだろうか。種族はやはり獣人の方が良いか、一人だけ仲間外れじゃ可哀想だものな。虐められる時も嬲られる時も、みんな一緒に絶望しなくちゃ嘘ってもんだ。

 

 ああ……、この世界はまだまだ楽しい事に満ち溢れているなぁ。今生の恵まれた環境という幸福を、たっぷり神に感謝する事としよう。どうぞ、明日も良い一日でありますように。

 無論、個人的に、ね?

 

 




虐待が足りない。
次回は沢山虐めよう。
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