孤独な神は薄荷色の夢を見る   作:投稿参謀

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月人たちは夢を見る

 月の都。

 人間の魂の残骸が、永遠の退廃に沈む場所。

 地下から染み出す鉱油と金属からなるこの都市は、一度はゴジラの熱線によって破壊されたものの、すっかり元の姿を取り戻していた。

 そこに住む者たちの心を除いては。

 

「しかるに、ここに集いし知性ある者は、大いなる合一のもとに神の恩寵を知るであろう……!」

 

 金色の七芒星の旗を掲げた一団が、遊園地だった場所で祈りを捧げている。

 高次元の存在と接触したと主張する一部の者たちが起こした、大いなる存在に身を捧げることで救われるという教え。

 ごっこ遊びのようだったそれが、ゴジラに傷つけられた者たちを中心に信徒を増やし、今や都中に広まっている。

 

 ゴジラが火口に落ちて死んだ時は、みな喜んだ。

 皮肉にも本当の意味で歓声が街に満ちたのは、久しぶりのことだった。

 それからしばらくはお祭り騒ぎが続き、新たに生まれた島に注意を向けた者、ましてその意味に気付いた者は、ごくわずかだった。

 だが喜びは僅かな間のこと。再びゴジラの声が聞こえた時、歓声は悲鳴に代わった。

 ()()()その声は都中に中継され、特にその恐怖を知る者たちを恐怖に叩き落とした。

 

 それからだ。例の宗教の信徒が爆発的に増えたのは。

 

「神を称えよ。全ては献身への道へと通ず……」

 

 ありもしない救いを求め、存在しない神に縋って、無意味な祈りを捧げる……だがそれを誰が責めることができようか。弱き人の身が痛みと恐怖に対抗するためには、縋る物が必要だ。

 彼らは、自らをこの苦難と恐怖から解放し、安らかな消滅に導く存在を夢に見ていた。

 

「神の導きが皆と共にあらんことを……!」

 

 司祭役は二度、胸の前で手のひらを縦に振った。

 あたかも自分の身体を三つに切り分けるかのように……。

 

  *  *  *

 

「何故だ……! 何故、こうなった!!」

 

 自室で酒を煽りながらエクメアは苦悶の表情を浮かべていた。

 多くの犠牲を払い、轟天級まで失いながらも、結果的にだがゴジラもデストロイアもいなくなった。

 これでやっと混沌は晴れるはずだった。新たな島も頭痛の種だが、前よりはマシな状況になるはずだった。

 だが声が聞こえたのだ。

 

 あの、世界を焼く獣、ゴジラの声が。

 

 ……どこからか、微かに扉を叩くような音が聞こえる。

 

「何故だ、何故だ、何故だ……!!」

 

 それだけではない。

 先日、改めて金剛と連絡を取った。危険だが、それでも必要な手だ。

 だが……。

 

『エクメア、君には感謝してもしきれない。君が私のために手を尽くしてくれたことも理解しているつもりだ。この状況は元はと言えば私が原因だ。だが……』

 

 金剛の声は苦悩に塗れ、それでも力強く、これまでと何かが違っていた。

 

『だがそれでも! 君たちが宝石たちにしてきたことは、許すことができそうにない……!』

 

 金剛には、月にさらった宝石たちがどうなっているか、わかっていたはずだ。

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ことを。

 

 それでもなお、状況が動くことを、ぬるま湯の世界が崩れるのを、そして自身の解放の道が閉ざされることを恐れて何もしてこなかった。

 だが今度は。

 

『……せめて、今地上に残っている宝石たちだけでも守り抜くつもりだ。それでもこれ以上戦争を続けようというのなら……私が君たちのために祈ることは、永遠にないだろう』

 

 静かな、しかし強く明確な拒絶。祈りを求める月人にとって、それは絶対に避けなければならない事態だった。

 

『近く、すべてを皆に打ち明ける。すまない……私はやはり壊れた機械のようだ』

 

 そもそも、それが宝石たちへの償いになるとは、本人も微塵も思っていないはずだ。

 だがその声は、微かに晴れやかだった。

 

「状況は悪くなるばかりだ……!」

 

 なにもかもが、エクメアの手から零れ落ちていく。都の平和も、轟天級も、金剛も……。

 月の王子は髪も衣服も乱れ、酷い有様で、扉を叩く音にも気づけない。もちろん、こんな姿を民の前に晒すような真似はしない。

 この醜態を見ているのは、彼が古くから信頼する……。

 

「ああ、すまない……メトフィエス」

 

 空になったグラスに酒を注いでくれたのは、女性と見紛う美貌の侍従だった。

 グラスを満たす液体は、血のように暗い赤だった。

 扉を叩く音が激しくなるが、しかし月の王子の耳には届かなかった。

 

「問題の原因は分かっているんだ……!!」

 

 グラスを煽ると、口の中に苦い味が広がる。

 想起されるのは、薄荷色の宝石……いや、もはや宝石とは言い難い怪獣のことだった。

 

「フォスフォフィライト……!!」

 

 あの宝石は、次々と姿を変え、こちらの思惑を超えていく。やがては新しいゴジラになるのだと、そう思えてしまうほどに。

 滅さなくては、あの化物を。小さなゴジラを、小さなうちに……その影響を受けた者たち諸共!

 月の王子を見るメトフィエスの目は、微かに赤く輝いていた。

 

「ああ、ウェントリコススら地上のアドミラビリス。セルヴァムたち。あるいは地上にいる宝石たちも、全て……!!」

 

 だがどうやって?

 あのフォスフォフィライトは、そしてゴジラは本当に死ぬのか? 殺したとしても、より凶悪な存在として蘇ってくるような気さえする。

 ドンドンと扉を叩く音が大きく速くなるが、メトフィエスは苦悩する主に耳元に顔を近づけ、そっと囁いた。

 

――王子……恐れてはなりません。どうしても恐怖を拭えぬと言うのなら、どうか心の片隅に留めてください。

 

「なに……?」

 

――この宇宙には、より絶対的な破壊の力が潜んでいます。それに比べれば、ゴジラなど恐るるに足らないのです。

 

 囁くメトフィエスの顔は、色気すら感じるほどに艶っぽかった。

 

――すなわち……ギドラ。王足るギドラ

 

王足る(キング)……ギドラ……」

 

 瞬間、エクメアの脳裏に稲妻が閃いた。

 それは一点で集束し、巨大な龍の首へと姿を変える。

 業火に包まれ高度な文明が壊滅するイメージ、あるいはブラックホールの超重力によって星が飲み来まれるイメージが浮かび上がる。なにもかもが崩壊し、無へと帰す。

 ゾッとするような幻視に、だが月の王子はどこか惹かれる物を感じていた。どれほど恐ろしくとも、消滅は確かに救いだろう……。

 

 扉を叩く音が、聞こえる。今度は、それはエクメアに耳に届いた。

 メトフィエスはピクリと眉をひそめる。

 

「あの音は……?」

 

――さあ。誰かが騒いでいるのでしょう。

 

「……そうだな。私はもう休むよ。いつもありがとう、メトフィエス」

 

 そう言うと、エクメアはベッドに横になり、ほどなく寝息を立て始めた。

 

――良い夢を王子。

 

 そう、王子。

 月の統率者でありながら、エクメアはそう呼ばれる。

 美形故のイメージというのもあろうが、それは月人という存在の未完成さの表れと言えた。王……成熟した大人には至らぬ者に率いられる、魂の残骸の群れ。

 

――憐れな物だ。彼らの救済を願わずにはいられないな……君もそうだろう?

 

 メトフィエスが視線を移すと、ドロドロと崩れていく私室の壁の向こうでは、黒い体に白い髪の宝石……カンゴームが不可視の壁を叩いていた。

 

「エクメアー!!」

 

――申し訳ないが、君の声は彼には届かない。

 

 叫ぶ宝石をメトフィエス……その姿をした何かは、無感情に眺めていた。

 カンゴームは睨み殺さんばかりの目つきを侍従に向ける。

 いくらか前から、カンゴームの思念はエクメアに届かずにいた。その原因こそがこいつに違いないからだ。

 首尾よく発光妖精をこの地に潜り込ませることができて、ようやくエクメアの夢に干渉することができたのだ。

 

「お前……お前は、なんだ?」

 

――君たちが月人と呼ぶ存在だよ。少なくとも、ここではね。

 

「馬鹿な。お前が月人なもんか! 月人なんて、上等なもんか! エクメアに、エクメアに何をした!!」

 

――臣下として助言しただけだ。そんな当然のことすら、この都では私以外にする者は稀だが……ああ次の質問は『何が目的だ?』かな。

 

「いったい、何が目的だ……!」

 

 メトフィエスは微笑んだ。愚かな子供を見るような笑みだった。

 

――君たちや、君の背後にいる蛾どもと同じ。自らに課せられた役割を果たす。

 

「役割、だと?」

 

――時空を超えた大いなる存在、いずれや来たる黄金の終焉……私は、その先駆けに過ぎない。

 

 眠るエクメアの額を撫で、メトフィエスは笑みを大きくする。

 

――我が使命のためには必要なのだ。人間を率いる英雄と、そしてゴジラが……。

 

 理解できない、とカンゴームは頭を振った。

 ゴジラ……クロはもう、滅んだではないか。

 

――そう、ゴジラは死んだ。しかしゴジラが消えることはない。ただ形を変えるだけだ。

 

 大きく腕を広げ、メトフィエスの姿をした何者かは天を仰いだ。そこには虚空に青い星が輝いている。

 かつて誰かが言ったのだ。『あれが最後の一匹とは思えない』と……それはいつしか一つの真理となった。

 人が罪を犯す限り、罪に罰を求める限り、必ず新たなゴジラが誕生するのだ。

 何故ならゴジラとは人の罪の化身であり、文明への復讐者であり、驕れる者を裁く破壊神なのだ。かつて人間はあの怪獣をそのように定義した。

 だが今の世界において、クロことゴジラジュニアはその役目を果たせぬ古い世代のゴジラだった。

 今の世界で人間の、いやその末裔である三族、とみに月人の罪より生まれ、怒りによりこれを裁く新しいゴジラ。それは……。

 

「お前の目的は……フォスなのか」

 

――君たちと同じように、あの宝石に期待しているのさ。億年の間、夢に微睡む神はゴジラジュニアのみに非ず。()()もまた、見続けてきたのだ。

 

 妄執、愛欲、憎悪、狂気……様々な感情を地獄の釜で煮詰めたような、名状しがたい感情の籠った言葉だった。

 

――()()()()()をな。

 

 その異様さと迫力にカンゴームは息を飲み、一歩後ろに下がりかけるも、踏みとどまる。

 ここで退けば、二度とエクメアに顔向けできない。そんな気がした。

 

「エクメアを利用しようって言うなら……俺が許さない」

 

――だろうな。

 

「それに、お生憎様。復讐者だの破壊神だの、そんなもんにあの甘ちゃんの頭三半がなれるものかよ」

 

――さて、どうかな?

 

 薄い笑みを絶やさぬメトフィエスの目には、揺るぎない自信と余裕があった。

 

――さて、楽しい時間だったがそろそろご退室願おうか。王子には、ゆっくり休んでいただかないと。

 

 闇の中で、女性と見紛うばかりの美貌の侍従の姿が揺れる。

 その背後の闇に、長大な龍の三つ首が蠢いているのを、カンゴームは見た。

 黄金色に輝く三つ首龍は青い星を、そして六つの月を取り巻いていた。

 その内の一本が、僅かに視線をこちらに向け、月を一飲みにできなそうな口を開けた。

 

「ッ!!」

 

 電子音にも似たその咆哮、思念は容易くカンゴームを揺るがし、強引にこの場所……エクメアの精神世界から弾き出そうとする。

 ともすれば、それだけでカンゴームの精神は破壊されかねなかった。

 

「エクメア! 待ってろ、必ず助けるから! 必ず、必ず……!!」

 

 叫びながらも、カンゴームは蝋燭の火を吹き消すように消え失せた。

 だがその声を聞いたベッドの上に横たわるエクメアは、ピクリと眉を揺らし……それだけだった。

 

――王子を助けにくるお姫様か。なんとも先進的なことだ。

 

 メトフィエスは、目を赤く光らせながら何処か気だるげにつぶやくと、それきりカンゴームへの興味を失ったようだった。

 

――眠れ、エクメア。あるいはエンマ・クメア。お姫様のキスが降るその日まで……。

 

 金色の三つ首龍キングギドラ、その分身は穏やかな、しかし情のまったくない笑みを浮かべていた。

 

 かつて、人間は死後の世界……地獄には、そこに落ちた罪人を裁く裁判官、閻魔(エンマ)大王が座していると考えていた。

 さてこの閻魔、元々はインド神話の冥府を支配する神ヤマが仏教に取り入れられた物であるが、このヤマはペルシャ神話においては別の名で伝えられている。

 

 その名もイマ・クシャエータ。

 

 イマは偉大な王であったが、やがては悪心に囚われ、()()()()()()()()()アジ・ダハーカ、あるいはその化身である邪王ザッハークによって苦しめられたと言う……。

 

  *  *  *

 

 星空の下、人工の海で大小無数の軟体動物が泳いでいる。

 ここはアドミラビリスが飼育されている区画。その波打ち際で一人の月人が海を眺めていた。

 その顔には右目から顎にかけて大きな傷がある。

 

「満足したか?」

 

 傷ありの月人が声をかけたのは、自らの耳に付けたイヤリングだ。

 深い青色の宝石からなるそれは、しかし機械的な輝きを見せている。

 

『まさか! むしろ好奇心が膨らむばかりさ!』

「物好きなことだ……」

 

 イヤリングからの彼女にしか聞こえない中性的な声に、傷ありの月人は呆れたような声を出した。

 このイヤリングはジャガーJのDNAコンピューターとリンクしており、ある程度の遠隔操作を可能とする便利な品……のはずなのだが、聞こえてくる声はもちろんコンピューターのアナウンスではない。

 この奇妙な新しい『友人』は酷く好奇心が旺盛で、砂に水が吸われるようにして月の知識を吸収していた。

 あまりにもうるさい上に、通信を切ろうが電源を落とそうが勝手に復旧して質問攻めにしてくるため、こうして知識という餌を与えておくのが吉、と彼女は思っていた。

 

『まさか海までも再現できるとは、君たちの技術は素晴らしいね! ……でも図書室や博物館がないのはどういうことだい?』

 

 この声の主にとって、もっとも手っ取り早く知識を得られる施設がないことは、大いに不満であり疑問であるようだ。

 ハアと息を吐きながら傷ありは答えた。この声の主は、疑問に対し答えが得られるまで諦めるということがないからだ。

 

「意味がないからだ」

『へえ?』

「我々は()()なった瞬間から今この時まで、世代交代せずに過ごしてきた。昨日の出来事も云万年前のことも、同じ実体験。わざわざ記録する必要もない。昨日は今日と変わらず、明日も明後日も、同じ日がずっと続く……」

『それはよくない。実によくない』

 

 イヤリングからの声に、微かに不満げな響きが混じった。

 

『本当に変化がない、などということは有り得ない。例えほんの僅かな違いでも、そこには理由があるはずだ。理由を導き出せば過程が理解でき、結果を得られる。こんな簡単なことも分からないはずがない。市民に解放されていないだけで、何処か、あるいは誰かが情報を溜め込んでいるはずだ』

 

 子供のように……そんな物、この都に存在しないが……好奇心旺盛ながら、時折理路整然とした賢人めいたことを語る。この友人のこういう所が、傷ありは酷く苦手だった。

 それでもこうして付き合っているのは、自分の目的……これまで以上に強大な力を得たであろうフォスフォフィライトの打倒を果たすためには、こいつの協力が必要不可欠だからだ。

 高い知能と記憶力もあって、こいつほど上手く戦闘服を制御できる者はいないだろう。

 

「全ての道は献身へと通ず……!」

『献身へと通ず……!』

 

 傷ありの思考を遮ったのは、波打ち際を歩く金色の七芒星の旗を掲げた一団だった。

 

「例の新興宗教……こんな所にまでくるのか」

 

 傷ありは鬱陶しげにつぶやいた。

 神に縋ることは否定しない。だが自分が祈る気にはならなかった。

 

「人事を尽くして天命を待つ、とは言うがな。最後の最後まで足掻かず天に縋る、というのは私の性には合わない」

『そこは同感かな。僕も最後まで思考を放棄しないつもりだ』

 

 こういうところは、気が合う二人である。

 結局のところ、傷ありの月人と声の主であるDNAコンピューターに使用された宝石……ラピス・ラズリは同族の中にあって浮いているという意味では、似た物同士のようだ。

 あるいは、地上にいる薄荷色や赤色の宝石もまたしかり。

 

「軍属である私の仕事は()()()()()()()()()。無に還るまでになんとしてもそれを果たす。お前にも手伝ってもらうぞ」

『知識と引き換えに、ね。……それで、その敵とは?』

「無論、フォスフォフィライトだ」

『フォスのこと好きだねえ、君も……でもそれは君個人の執着かな? あるいは君の大本となった人間たちの感情かもしれないね』

 

 ラピスの声は感心しているのでも呆れているのでもなく、純粋に好奇心に満ちたものだった。

 

『どう思う? ()()()

「どちらでも同じこと」

 

 傷ありの月人……個体名をクロキが傷を指で撫でると、それは微かに疼いた気がした。

 ラピスは幻肢痛だと言うが、それはクロキの倦んだ魂を燃え上がらせた。

 

「この傷を得たその日から、私はきっと醒めない()()()()()に憑かれているんだ」

 

 月人は流星の衝突の際に死した人間たちの魂が混ざり合い、再構成された存在。

 ならばその傷は、文字通り魂に刻まれているのだ。

 

 フォスフォフィライトの打倒。ただそれのみが、彼女の宿願。

 消滅への渇望も、億年の倦怠も、そして今や王子への大恩と忠誠さえも凌駕する、狂気にも似た執着。

 

 血は争えぬと言うが、果たして因果とは魂にも受け継がれる物なのか。

 彼女に混ざる魂、その生前の姿の遠い祖先がクロの父たる先代ゴジラの最後を看取ったように、彼女もまたフォスフォフィライトの最後を目にすることになるのだろうか。

 それはまだ誰にもわからない……。

 

 彼女が息も絶え絶えの一匹の蛾を保護したのは、そのすぐ後のことだった。

 




時間かかっちまいました。
今更宝石の国のネタバレ感想。
フォス、フォスよう、そらそうなるだろうけどさあ……。
それにしても兄機、あんなキャラだったとは……ちょっとこの作中での役割が変わりそうです。

それはそうと、これに触れぬワケにはいくまい。
シン・ユニバースロボ。なに、この……なに?
徹頭徹尾、頭のてっぺんからつま先まで、何もかもがツッコミどころの塊みたいなもんをお出しされて色々吹っ飛びましたわ。いや笑いましたが。
さすが公式は筆者の理解と発想の斜め上を成層圏の向こう側までぶっちぎっていく。

そしてやっぱりトランスフォーマーや勇者ロボ、SSSS.GRIDMAN系列はデザイン纏まってるんやなって……。

以下、キャラ紹介。

ラピス・ラズリ
硬度:五半
靭性:不明
仕事:(以前)見回り、図書室管理、長期休養所管理
   (現在)ジャガーJの制御、クロキのサポート
愛称:ラピス

天才的な頭脳を持つ青い宝石。
宝石の中でも異例と言っていいほどの高い知能と好奇心、記憶力を持つ、自他ともに認める天才。一方で己の知識欲を満たすためなら、自分の身も他者も顧みない危うい一面があった。
かつてはゴーストと組んでおり、彼からはモスラたちのことを明かされるほどに慕われていたが、その好奇心が災いして首から上を残して月にさらわれる。
だがジャガーJのDNAコンピューターにその塩基配列が組み込まれたことで意識のみが復活。月の知識と引き換えにクロキに協力している。

意識が復活したのは、ジャガーJに以前使用されたフォスのDNAの影響。
実際にはラピス本人というよりは精巧なコピーだが、本人もそのことは熟知しており、その上でほとんど気にしていない。

メトフィエス(?)
エクメアに仕える美貌の侍従。
その正体は、黄金の終焉こと怪獣キングギドラの分身体。モスラに対するフェアリーみたいなもの。
フォスをゴジラにすることを目論み、その下準備としてエクメアや月人を追い詰めていく……。

クロキ
フォス打倒に執着し、幾度となく挑戦してくる傷のある月人。
その個体名をクロキ。かつてゴジラと戦った戦略自衛隊の黒木翔特佐……の遠い子孫の魂をルーツに持つ。
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