補給途絶鎮守府   作:フユガスキ

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3章が長かったので4章短めにしようかなと思います。


提督を補佐す

 多数決により夜戦をすることが決定してしまった。非常に怖いが多数決ならば仕方がない。多数決ならば仕方がないのだ。

 

「いやいや、おかしくない?!夜戦だよ?戦闘だよ?そんな簡単に決めていいものなの?!」

 

 白露が不思議なことを言っている。いや、まぁ、俺も夜戦は怖いことには怖いし、やりたくもないものなのだが、文殊の知恵以上の知恵が決定しているのだから、それが最良だろう。

 

「川内さんも、川内さんだよ。夜戦なんてそう易易とできるわけじゃないんだよ?」

 

「だからこそいいんじゃん。それに怪我しなければ良いだけだし」

 

「それはそうだけど…。そうじゃなくて、備蓄だよ!び·ち·く」

 

 備蓄…?なぜ、夜戦と食料が関係するんだ?

 そもそもここの食料なんて、妖精印の釣り竿モドキを持って海に行かなければ手に入らない。というか、本当にあの釣り竿はどうなってるのだろうか。世に売り出したら飛ぶように売れる気がする。

 

『売るつもりはないよ。それと、備蓄は資源の話だね』

 

 青妖精が頭の上から話す。あ、そっちね。いや、それでも意味わからない。どこで資源が夜戦と関係するんだ。

 

「そうそう提督、夜戦ってのは普段より弾薬を多く消費するんだよ。だからここの備蓄だけじゃ夜戦が何回もできるわけじゃないんだ」

 

 白露がメガネをクイクイしながら言う。若干というか物凄くドヤ顔に見えるのは俺だけだろうか。

 

「ドヤァ」

 

「言うのかよ…」

 

 咄嗟にそんなツッコミを入れる。中々コミュニケーションは上手くいっているのではなかろうか。化け物が攻撃できないと分かれば、いくら上位互換と言えど怖くない。むしろ容姿は可愛いまである。

 まあ、実際は白露の方が先にこの容姿なので、俺が化けているわけだが…そこは主観である。

 

「じゃあ夜戦をするにはどうすんだ?」

 

「提督、違うよ。夜戦は手段の一個で必ずやらないといけないわけじゃないんだよ。だから、夜戦をするじゃなくて、なるべく昼戦で倒すってしないと」

 

 なるほど、昼戦で倒してしまえば夜戦は不可能で、倒しきれなければ川内のしたい夜戦をすればいい、ということか。チラッと川内を見ると異論はなさそうだ。

 

 ふと、今まで保留にしていた疑問を思い出した。それは白露にも川内にも関係するし、というかあまりよくわからない答えしかなかったものだ。

 

「なぁ、提督ってなんだ?」

 

「あたし達艦娘の運用及び、資源管理や作戦立案をする役割、だったかな?」

 

 あれ、なんか意外とまともな答えだ。




1000字ピッタリです。
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