提督「なあ白露、それって美味しいのか?」
白露「う〜ん、歯ごたえはあるけど、美味しくはないかな。食べてみる?」バリバリ
提督「い、いや遠慮しとく」(そりゃ弾薬食べてたら聞くだろ)
白露「そう?…うん、完璧」
提督「艤装なんか出して、どこに行くんだ?」
白露「長距離練習航海に行くんだ。弾薬とか少しでも増やしたほうが良いしね」
提督「でもそれで燃料と弾薬使ったら意味ないんじゃね?」
白露「」
白露「使った以上に増やすからぁ」
提督「でもなんかあれ、少しずつ増えてるよな」
白露「」
白露「いや、θ中将さんがよくやってたし…」
提督「こことだいぶ環境が違うと思うんだが」
白露「」グハァ
提督(何も考えずに行ってたのかよ…いやしかし、θ中将だって何か考えての行動か?)
提督「そもそも、艦娘ってのはどういう存在なんだ?」
提督(あれ?なんか雰囲気が変わった?重い…)
白露「…昔に、とてもたくさんの人が死んじゃったことがあったんだ」
提督「あれ?話伝わってるか?」
白露「最後まで聞いてて。…それでね、その中のある人たちはあたしの、正確には記憶のあたしの、上に乗っていたんだ」
提督「上に、乗る?」
白露「提督はさ、あたし達の根本の部分は何でできているか知ってる?」
提督「噂だと、船の魂だとか」
白露「そう、あたしは駆逐艦白露の魂からできてる。その船は魚を釣ったり、世界中を旅したりはしない。ある意味、世界中には行ってる人もいるんだけどね。あたしは戦う船だった」
提督「ちょっと待て、それだと白露はあの…」
白露「そう、太平洋で戦ってたんだよ。けどちょっとドジしちゃってね、沈んじゃったんだ。海の中は深くて上でみんなが戦っているのを見上げてたんだ」
提督「じゃあ一度死んだ記憶があるのか?」
白露「死んだ、とはちょっと違うんだけどね、それで改めて今、その駆逐艦が国を守れるようになって生まれ変わったんだ。この姿もあたしのイメージした姿で、だから艦娘の白露はみんな似たような姿なんだよ」
提督「そう、か」
提督(聞いて悪かった、とは死んでも言えない。思い出すことが辛い?だから謝る?それは絶対にない。あくまでそれは過去にやった事を否定しているに過ぎない。ならば俺は意思を尊重する)
提督「ってことは国を守るために生まれてきたってことでいいのか?」
白露「うん、母国を護るために艦娘となったんだと思う。艦娘もそんな存在だと思う」
提督「じゃあ、その艦娘は何人もいたほうがいいな。それはさておき、駆逐艦ってなんだ?」
白露「えっあたしは艦隊型駆逐艦っていって軍縮条約の条約型駆逐艦より改良された駆逐艦で、大和さんとか長門さんは知ってるのかな。その戦艦よりももっと小さくて速い船なんだ。本当は潜水艦を倒すためだったらしいけど、海上で砲を打ったり、魚雷っていうものを使ったりしたんだ」
提督「じゃあ白露もその魚雷?を使ったり、砲撃ができるたりするのか?」
白露「もっちろん。今持ってるのが12.7cm連装砲と61cm四連装魚雷なんだ。資材使って新しいのも作れるけど作ってこようか?」
提督「よくわからないけど、よろしく」
白露「じゃあ妖精さん、開発するよ、手伝って」