そろそろ寝るかと思い、四人で家の中に入り、雑魚寝の状態になる。因みに俺だけ少し離れている。仕方ないよね。
「明日の訓練どうする?」
「では、明日は私が指導しましょう。頑張ってくださいね」
「え、神通さんと訓練は、えーと、遠慮したいというか…あはは」
「なるほど、私だけでは物足りないというのですね。分かりました。川内姉さんにも指導にあたってくれるようお願いしましょう」
「もちろん、オッケーだよ」
「…て、提督〜」
なんだ?助けてほしいのか? それは無理な相談だ。なぜかって? そんなの決まっているじゃないか。今の会話は全くもって分からないからだ。ハハハ。
「どうした?」
「何というか、その、提督は明日、やることある?」
「やること?そうだなぁ」
何をしようか。明日は全員のやることがない。建築は進まないだろうと予想されるからだ。
とすると、魚を取るのを手伝ってくれ、と頭を下げる以外にやることはない。
そうすると、やるべきことは……艦娘関係だろうか。例えば、開発とか、戦闘時における艦娘の指揮の仕方とかが挙げられる。
「…開発?」
「それだ!ほら、あたしは開発をやんないといけないから、訓練には参加できないかなぁって」
「問題ありません。明け方に終わる予定なので」
「み"」
「つまり、夜戦だね!」
「あ"あ〜」
白露は腕に顔を沈めて、唸っている。
うん、まぁ、その、何だ…ドンマイ?
取り敢えず俺は、夜戦に行くなら気をつけろよ、と注意を促す。夜戦は危ないからな。
「…んで、白露。いつまで水着を着ているんだ?」
「随分と急だね…。えっと、これは着替えれないんだよ。だから、今は白露全員が水着姿になってるはずだよ」
マジか。何だその、秩序保っているように見えて、風紀の乱れっぷりは。艦娘ヤバすぎだろ。
いやでも、夏のシーズンになったら、人は一斉に水着を着るからな。それの拡大版と考えればおかしいところはない…か?
「それ、戦ったら全裸になると思うんだが」
「そこは大丈夫。なぜか分からないけど」
理由が分からないのに全裸にならないと信じるとは…白露はバカなのか? いや、きっと統計か何かをとっているのだろう。
「まぁ、寝づらくないのならいいか。俺は先に休ませてもらう」
「うん、おやすみぃ」
それぞれ挨拶をし、白露は軽巡二人に外に連れて行かれた。騒がしくないことはいいことだが、夜更しは感心しない。いい子も悪い子も真似しちゃだめだぞ。
『じゃあ、私は仲間の介抱をしてくるから』
「妖精、起きてたのかよ」
暗闇から声がして、その声の方向に首を曲げてしまったせいで、首がとても痛い。べ、別に、ビビってないし。
『私も、その首の曲がり様は見ていて怖かった』