補給途絶鎮守府   作:フユガスキ

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生真面目な娘

 とても軽い返答をし、次は朝潮に目を向ける。

 

「それで、朝潮……ちゃん?はどうしたい?」

 

 いや、小学生ってさ、ちゃん付けにするよな?何というか、不可抗力的な力を感じる。

 

「提督、朝潮で構いません!」

 

「や、その、うん、気を遣わなくて大丈夫だから。うん」

 

 ホント、幼い子って扱いが難しくて苦手だ。言葉が純粋すぎるし、思考も真っ直ぐで、自分が汚い者だと意識させられてしまう。

 因みに俺はゴスロリ以外のロリも認める。しかし、常識から外れた発育は認めない。今、ロリコンって思った?俺の年齢は高校生だ。故にJCなら後輩JSなら未来の後輩となる。おーけー?

 

「はっ!承知しました!」

 

 こいつ、俺の心をッ…!違うか。違うな。

 うーん、にしても元気すぎやしないか?

 基本的に今風の子どもというのはナヨナヨしているか、調子に乗っているかのどちらかだ。そのどちらとも外れるこの快活さは、俺がこの歳ですら失ってしまったものに違いない。

 

「んで、元の鎮守府に帰るのと、ここに残るのとどっちがいい?」

 

「はい!δ司令官は迎えに来てくれるので、それまでお世話になります!」

 

 おいおい、こっちはこっちでδ司令官とかいう人に心酔し過ぎではなかろうか。前に叢雲がいたとき、叢雲は、アイツなら絶対に迎えに来る、と言っていたが、彼女はある程度分別できそうな見た目していたのでスルーした。だが、朝潮のような幼い娘が裏切られる思いをしたらちょっと可哀想だと思う。非常に勝手な心配だと思うが。

 

 まぁ、それはさておき、これからどうしようか。

 まず、白露に殴られたのでその解決法を見つけ出さなければならないだろう。他には、R1の艦種を知っておかなければいけないのと、二人の練度も知らなければならないだろう。

 

「……あれ?そういえば、二人とも怪我はどうした?大破してなかったか?」

 

「それでしたら、川内さん達がバケツを使ってくれました!」

 

 そうか、高速修復材を使ったのか。確か、それは4個あったはずなので、残りは2個……違った。白露と川内が治っているので残りは0個である。

 しかし、この計算だと神通の怪我が治っていないのではなかろうか。となると、神通は小破か中破か、はたまた大破の何れかの状態であるということだ。

 

「そうか……。まぁ、分かった。じゃあ、ここで暮らす上で質問とかあるか?因みに自給自足だと先に答えておこう」

 

「はい!」

 

「はい、朝潮ちゃん」

 

「白露さんは司令官の艦娘ではないのでしょうか!」

 

 え、違うの?

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