疑心暗鬼提督のブラック鎮守府再建   作:ライadgj1248

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 最近連続でアンケートをやってますが、その結果を見ながらいつも楽しんでます。駆逐艦のアンケートでは秋月型の人気が高かったのと、ネタで入れた航空駆逐艦の二人が競り合っていたのが面白かったです。白露型も善戦しましたが、秋月型は強かった。
 おっぱい派のアンケートでは有明の女王鹿島が独走状態でしたが、プリンツ・オイゲンが地道に追い上げて見事に並びました。お見事です。愛宕も善戦していましたが、鹿島とプリンツの勢いには追い付けませんでした。
 アンケートの艦娘が登場するまでもうしばらくかかると思いますが、気長にお待ち下さい。
 の前に駆逐艦アンケートの最終戦があります。一位の秋月型と二位の白露型で再投票します。是非ご参加下さい。





135話(艦隊帰還)

 出撃港に到着するとちょうど輸送艦隊と横須賀の艦隊が到着したようだ。横須賀の艦隊は補給や艤装の解除をしていて、うちの艦隊は艦娘達が運んで来たドラム缶を倉庫区画へと運んでいるようだ。先に叢雲がこちらに気がついたようで、横須賀の艦隊に一声かけて整列させる。それに気がついたうちの艦隊も曙が号令をかけて整列させる。やはりこういう所でも練度の差を感じてしまう。

 

「横須賀艦隊、全員帰還したわ。損害軽微よ。」

 

「輸送艦隊も全員帰還したわ。損害無しよ。」

 

「良くやってくれた。横須賀艦隊は補給と入渠を済ませたら夕食の時間までゆっくりしてくれ。」

 

「ええ、そうさせて貰うわ。」

 

「輸送艦隊は資材を倉庫区画へと運べ。ただし輸送船に積んでいるものはそのままで大丈夫だ。後は明石の指示に従え。」

 

「ええ、分かったわ。」

 

「ちなみに今日の夕食は姫級討伐の祝勝会をするつもりだ。遅れないように急いで作業をするように。以上だ。」

 

 そう言って敬礼でしめて解散すると、うちの艦娘達は大喜びで倉庫区画へと走って行った。やはり良い食事と言うものは士気の向上に有効な手段だな。そう考えていると叢雲がこちらを見ているのに気が付く。

 

「どうかしたのか?」

 

「・・・なんでも無いわ。ちょっとイメージと違っただけよ。祝勝会なんてするのね?」

 

「ん?士気を高く保つ為には有効だと思うが?」

 

「そう。まあ良いわ。私達もその祝勝会に出席するって事かしら?」

 

「そのつもりだが何か問題があるのか?参加出来ないのであれば、別の場所で食事が出来るように手配するが?」

 

「そこまでしなくても良いわよ。」

 

「そうか?そのほうが手間が省けて助かる。」

 

 叢雲は何を気にしているのだろうか?やはり横須賀の艦隊をもてなして、横須賀の海原提督に取り入ろうとしていないかと疑っているのか?

 

「ねぇねぇ、北九州の提督さん。祝勝会って事は美味しいご飯がいっぱい食べられるのかな?」

 

「祝勝会って言うくらいだから、ご馳走は欠かせないよね~」

 

 叢雲の後ろから気軽に声をかけてきたのは、確か二航戦の飛龍と蒼龍だったか?叢雲以外の横須賀の艦娘に話しかけられるのは初めてだな。

 

「な!?あんた達!!みっともない真似はしないでよね!!私達は横須賀の代表として来てるのを忘れないでよね!!」

 

「まあまあ、話をするくらい良いじゃん?別に悪い人じゃ無さそうだし?皆で仲良く協力しようってのがうちの提督の方針じゃん?」

 

「そうそう、ツンツンしてるだけじゃ仲良くなんて出来ないよ~」

 

「うぅ・・・でも横須賀としての威厳とかプライドとか・・・」

 

「そういうのは戦闘で見せたら良いじゃん?北九州の提督さんもその辺理解してくれるよね?」

 

「ああ、もちろんだ。我々では到底不可能な戦果をあげているのだ。横須賀を侮るような事はあり得ないな。」

 

「ふふん、ちゃんと分かってくれる提督さんで嬉しいな~」

 

 ふむ、叢雲としか接していなかったから、横須賀の艦娘達は排他的だと思っていたのだが、全員がそうではないようだな。叢雲は海原提督を守る為に排他的になり、二航戦の二人は海原提督の意思を尊重して友好的になるか。艦娘達にも個性があるのだから当たり前の話ではあるな。

 

「分かったわよ・・・けどあんまり羽目を外し過ぎないでよね?」

 

「わかってるって♪ねぇねぇ、それで美味しいご飯はちゃんと用意してくれてる?私達いっぱい食べるけど大丈夫かな?」

 

「ああ、そこは問題ない・・・が一つ先に言っておかなければならない事がある。」

 

「ん?どうしたのかな~?」

 

「私の士官学校時代の知り合いが来ていてな。明日から隣の長門鎮守府に着任する事となっているのだが、今日はそのお祝いも一緒にする事になっている。それでも構わないか?」

 

「私達は全然構わないけど?」

 

「そうね~叢雲ちゃんは?」

 

 二航戦の二人に話を振られた叢雲は、さらに不機嫌そうな感じだ。

 

「・・・そういう話は事前に言うべきじゃないかしら?私達に誰かを紹介しようって魂胆なのかしら?」

 

「すまない、今日いきなり押し掛けて来てパーティーを開くなんて言い出したのでな・・・私も直前まで知らなかったのだ・・・」

 

「そう。それで誰が来るの?」

 

「一人は明日長門鎮守府に着任する織田という提督候補生・・・いや、もう提督と呼ぶべきだろうか?とりあえずこいつは放置しておけば問題ないと思う。ただもう一人が厄介でな。北条工業の娘を知っているか?」

 

「はぁ・・・知ってるわ・・・うちにも何度か来てたわね・・・」

 

 ふむ、確かに士官学校と横須賀鎮守府はかなり近い場所にある。そして人脈作りに積極的な北条が横須賀鎮守府にアプローチしても不思議ではないか。

 

「そうなのか?」

 

「ええ・・・うちの提督と何度か会食をしているから知ってるわ・・・本当は近づけたく無いけれど、北条工業を敵に回すのは避けたほうが良いからって事で、無闇に断って追い払う事も出来ないのよ・・・」

 

「ほう、横須賀鎮守府でもそういう判断をするのか?」

 

「あんた何か勘違いしてない?私達は好き好んで問題を起こそうとしてるわけじゃないわよ?武力を背景に発言力は確保してるけど、あくまで私達の目的は平穏な暮らしを勝ち取る事よ。民間企業や地元の人達とはある程度付き合いがあるし、会っても問題ない人には海原提督も会ってるわ。北条さんはちょっとグレーゾーンだけど・・・」

 

 なるほど、多少の付き合いはあるのか。それにしても会っても問題ない人には海原提督も会っているとの事だが、それは逆に言えば会って問題のある人間には会わせていないと言うことか。

 

「まあ、それはひとまず置いておこう。横須賀としては今回の祝勝会に参加するかどうかを決めて欲しい。」

 

「はぁ・・・北条さんは私達が居る事を知っているのよね?そこで理由も無く断ったら関係悪化するわね・・・私達も参加するわ・・・」

 

「すまないな・・・食事の質に関しては期待して良いだろう。北条が最高の食材を持って来たと言っていた。」

 

「やったぁ!!ご馳走楽しみだね蒼龍♪」

 

「そうね!!嬉しいわ~」

 

 頭を抱える叢雲と大喜びの二航戦が対照的だ。そんな様子を横須賀の艦隊が遠巻きに見ているようだが、わりと好意的な雰囲気だろうか?だがその中の数人がフラフラと倒れた!?

 

「どうした!?大丈夫か!?」

 

 慌てて駆け寄ってみると倒れていたのは確か防空駆逐艦の秋月・照月・涼月だったか!?

 

「こ、こ、こ、高級・・・食材・・・」

 

「ん?なんだ?何を言っている?」

 

「はぁ・・・大丈夫だから私達に任せなさい。」

 

 叢雲がそう言うと周りの艦娘達も慌てる事もなく秋月達を回収して去って行った。いったいなんだったのだろうか?




 最近外伝のほうが全く進んでません・・・どうかご容赦下さい・・・

新キャラ総選挙(後編) 新キャラとして登場して欲しいキャラは?

  • 秋月
  • 照月
  • 涼月
  • 初月
  • 五月雨
  • 海風
  • 山風
  • 江風
  • 涼風
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