疑心暗鬼提督のブラック鎮守府再建   作:ライadgj1248

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 今回は暁型姉妹のお話です。暁はどうして可愛いのか、誰か解明してくれる人はいないのだろうか?
 最近誤字警察が活躍して下さっていて、物凄く助かってます。改めて指摘されると若干恥ずかしいですが、誤字をそのまま晒してしまうのはもっと恥ずかしいので・・・


15話(面談 第六駆逐隊)

「司令官、ご機嫌ようです。暁達に話があるのね?」

 

「ああ、朝礼でも伝えたが面談をしたい。とりあえず座りたまえ。」

 

 あらかじめ用意していた椅子を勧めると、右から暁・響・雷・電の順番で座っていく。暁は表情が明るく、ちょっとドヤ顔している。響はあまり表情が読み取れないが、なんとなくこちらを品定めしている雰囲気だ。雷は怯えが隠せていないが、一応取り繕おうと目線を逸らそうとしない。逆に電は完全に怯えていて目線を合わせようとしない。同じ暁型の姉妹でも個性がはっきりしているな。

 

「今回の面談は調査が目的で、諸君を責める意図はないから安心してくれ。」

 

「大丈夫よ司令官!暁になんでも聞いて」

 

「ではまずは前任者の印象について、一人ずつ聞いておこうか?」

 

「そうね、暁はあまり前の司令官とは話してないからよく分からないわ!でも皆が酷いことされてるって聞いたから、嫌な人だったと思うわ。」

 

「そうだね・・・怖い人だったよ・・・急に何を言い出すか分からない人だから・・・」

 

「え、えっとやっぱり怖い人だったかしら?で、でも私達が危険な時は、ちゃんと応援送ってくれてたわね。」

 

「電は・・・皆が沈むのも、痛いことをされるのも嫌なのです・・・」

 

「同じ第六駆逐隊でも評価が分かれるのか、気になるところはあるが、まずは暁。」

 

「なにかしら?」

 

「あまり前任者と話をしていないと言っていたが、暁が第六駆逐隊のまとめ役ではないのか?通信とかでも話をしていないのか?」

 

「まとめ役はもちろんお姉ちゃんの暁よ!でも司令官との連絡とかは響が担当していたわ!」

 

「そうだね、この中では一番長く在籍しているからね。」

 

「なるほど、じゃあ次に雷。危険な時はちゃんと応援を送ってくれたと言っていたな。」

 

「そ、そうだけどどうかしたの?」

 

「戦闘の記録を見たが、他の遠征や哨戒の部隊だと轟沈していることも多々あるようだが、本当に応援を送って貰えていたのか?」

 

「そうね、私達だけで切り抜けられない時は、素直に応援を頼んでいたわ。」

 

「そうか。」

 

 駆逐艦達は消耗品として扱われていたと思っていたが違うのか?それにしては全艦轟沈の回数が多すぎると思うが・・・

 

「電は前任者を怖がっていたが、何か理不尽なことをされたのか?」

 

「電は・・・無理な作戦に失敗して、鞭で叩かれたこともあるのです・・・その時は由良さんと初雪さんと深雪さんが沈んだのです・・・旗艦だった長良さんはもっと酷いことをされていたのです・・・」

 

「そうか・・・それは辛かったな・・・」

 

 やはり無理な作戦を強行して、失敗すると責められていたのだな。ならなんで第六駆逐隊で動いていた時は、応援を送ったりしていたのだろうか?誰かお気に入りでもいたのか?

 

「なら単刀直入に聞くが、この中で性的なことを迫られた娘はいるか?」

 

「暁は無いわね。」

 

「私も・・・無いかな・・・」

 

「うーん、そういったことはされてないわね。」

 

「電は・・・お仕置きはされたのですが、そういったことはなかったのです。」

 

 前任者は子供には興味が無かったのかな?

 

「それなら良いのだが、では何か要望などはあるか?」

 

「もう、痛いことをされるのは嫌なのです。深海棲艦との戦いは軍艦として避けられないのですが、暗い営倉で守るべき人から鞭打ちされるのは嫌なのです。」

 

「それはやるつもりは無いから安心しろ。」

 

「えっと、今の司令官は良い人みたいだし、もっと私を頼っても良いのよ!」

 

「ああ、仕事はきっちりやって貰うつもりだ。頼んだぞ。」

 

「そうね・・・昨日お風呂でシャンプーが目に染みて痛かったの。だからシャンプーハットが欲しいわ!」

 

「なるほど、そこは気がつかなかったな。とりあえず駆逐艦達の人数分必要か?手配しよう。」

 

「提督、ありがとうございます。」

 

「えっと・・・提督?暁の分だけで十分だと思うよ・・・」

 

 発注する備品のリストに加えようとしたら、響に止められてしまった。駆逐艦の子達が皆必要という訳ではないのか?

 

「分かった、それで響は何か要望はないのか?」

 

「そうだね、この後二人で少し話したいことがあるんだ。時間を取って貰えるかな?」

 

「え?響?今話したら良いじゃない?」

 

 なんだかあまり聞かれたくない話がありそうな響だったが、暁が邪魔をしてしまった。純真無垢なのも問題だな。

 

「ああ・・・暁、この場では言いにくいこともあるのだろう。一人前のレディなら気をきかせてやってくれ。」

 

「そ、それもそうね。ちゃんと分かってるわ!」

 

 ああ、暁がちょろくて助かった。

 

「それでは響は残って話をしよう。他の者は長門と合流して、前任者の部屋の調査をしてくれ。」

 

「「「はい!」」」

 

 敬礼をして退室する3人を見送ってから、響に向き直る。

 

「それで話とはなんだ?」

 

 響はあまり表情に出ないタイプだが、流石に緊張しているのが伝わってくる。いったいどんな話が出てくるのやら・・・




 まさかの暁型姉妹の面談が前後半に分かれてしまった。あまり伏線もないのに引っ張るという暴挙・・・

もうすぐ一周年と言う事で久しぶりにアンケートをしたいと思います。この作品のキャラでの人気投票的なやつです。是非ご参加下さい。

  • 主人公葛原提督率いる問題児四天王
  • 大淀
  • 長門・陸奥
  • 第七駆逐隊
  • 川内・神通
  • 明石・夕張・間宮・鳳翔
  • 第六駆逐隊
  • 北上&大井
  • 青葉&衣笠
  • 金剛姉妹
  • 伊19・伊168
  • 赤城&加賀
  • 翔鶴&瑞鶴
  • 白露型姉妹
  • 島風&雪風
  • 天龍&龍田
  • 龍驤・五十鈴・球磨・摩耶・高雄
  • 朝潮・木曾・陽炎・不知火
  • 叢雲ちゃん率いる横須賀艦隊
  • 俺の嫁が出てねぇぞ!!早よ出せや!!
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