魔法少女リリカルなのは 〜世界の破壊者はその瞳で何を見る?〜 作:シナプス・フィン
では、どうぞ。
「終わったの・・・?」
そう呟いたのはエイミィだった。
ナハトヴァールがアルカンシェルを防いだのは誤算だった。
しかし、ディケイドが宇宙空間に来て光剣で巨大な敵を一撃で切り裂き
次元震を発生させずに倒してしまったのだ。
「みんな、驚いている暇はないわ。準警戒態勢まで引き下げて
戦闘中域の監視を続けます。クロノ達には、こちらは大丈夫だと伝えて」
「り、了解!」
リンディの指示でクロノに連絡しつつ、警戒をするアースラクルー。
そんな中、リンディは、椅子に座り溜息をついた。
「・・・彼が自分の正体を探らせないように動いていた理由が分かった気がするわ」
まさに一騎当千。たった1人で魔導師のクロノや守護騎士達。
挙げ句の果てにはナハトヴァールまで倒してしまったのだ。
彼自身がディケイドの力を隠したい、大事にしたくないという理由が
よく分かった気がする。
「・・・上層部に報告が行かないようにしないとかしら」
この後ある書類の山に苦笑いを浮かべざるを得ないリンディだった。
「そうか。ナハトヴァールは、無事に倒せたか・・・」
クロノの言葉にみんなは笑みを浮かべた。するとその時。
なのは達の前に電撃が走るとディケイドカブトが姿を現しそのまま変身が解除された。
「「「司(君)!!」」」
「今戻った」
「いきなり消えたかと思ったら急に出てくるってどういうことなの!」
「説明が面倒だった。以上」
「話を終わらせないの!」
なのはが司に怒りながら文句を言ってくる。
すると司が急にフラついた。慌ててリニスが支えた。
「大丈夫ですか?」
「流石にしんどい・・・」
その様子を見たみんなは何とも苦笑いの表情をしていた。
「はやて!はやて!!」
突如、ヴィータが叫び出した。
その様子を見るとはやてが気を失っていた。
「彼女を早くアースラに!」
クロノの指示でアースラに転送した。
同時に、司の意識も暗転した。
「・・・ん?」
司は、ゆっくりと目を開くと知らない天井が見た。
「ここは・・・」
「アースラの医療室よ」
リニスじゃない声が聞こえその方を見るとリンディが椅子に座っていた。
「こうやって会うのは初めてか。艦長さん」
「えぇ・・・。まさか、あなたのような子供とは思わなかったわ」
はやてが倒れた後、司も意識を失ってしまいみんな大慌てだったのだ。
「みんなに心配をかけてしまった・・・」
「余り、人の心配はさせるようなことじゃないわよ」
「肝に銘じておきます」
話が終わるとお互い沈黙が走る。
「・・・聞かないんですか?俺が何者なのか」
「・・・聞いても素直に答えてくれるのかしら?」
「この力を言いふらさなければ問題はありません。
それに、過ぎた力を得た人間の末路は・・・」
「破滅、そう言いたいのね」
「そのことを理解してくれているなら俺が応えられる範囲でお話ししましょう」
すると隣から呻き声が聞こえてきた。
「・・・ん?アレ、ウチは」
「目が覚めたか」
「はやてさん。気分はどうですか?」
朧げな意識の中、はやてはリンディと司の方を見た。
「司君と・・・」
「アースラ艦長。リンディ・ハラオウンです。話はなのはさん達から聞いているわ」
「ところで艦長さん。そのなのは達はどこだ」
なのはの場所を聞いたらリンディは、表情を暗くした。
「闇の書の管制人格。リインフォースさんの完全破壊をするため海鳴市にいるわ」
「「!?」」
「それ、どういうことです!?」
はやてと司は、思わず目を見開きはやては声を荒げながらリンディに詰め寄る。
「闇の書の闇。防衛プログラムは確かに破壊したわ・・・。
だけど、夜天の書本体は直ぐに新たな防衛プログラムを構築させてしまう。
リインフォースからも本来の夜天の魔導書の形も失われているから修復は無理とのことらしいわ」
「・・・なんとかならないんです?」
「防衛プログラムを元の正常な形に戻せれば恐らく・・・。
でも、はやてさんでも難しいって彼女自身が話していたわ・・・」
「そんな・・・」
はやてが悲しみの表情を浮かべている時司は、考えを巡らせていた。
「(防衛プログラムにナハトヴァールが残っているってことは
内部のナハトヴァールを破壊して正常に起動できるようにすればいいから・・・
もしかしたら・・・やってみる価値はあるな)
はやて。とにかくリインフォースのところに行くぞ」
「・・・司君?」
「勝手な行動をする駄々っ子に文句の1つでも言っても罰は当たんないと思うぞ」
「・・・せやな。とにかくリインフォースに話をせなな!」
というわけでアースラから出ると雪が降っていてお互い厚着をして
リインフォースのところに向かった。
「リインフォース!」
「はやて!」
「動くな!儀式が止まってしまう・・・」
みんなが驚きの表情を浮かべていた。
司は、少し離れた位置で事を見守っていた。
「リインフォース!勝手に消えるなんてマスターの私が許さへん!!」
「いいんです・・・。主」
「いい事あらへん!!ウチがなんとかするから!ウチがちゃんと制御するから!!」
「いいんです。主人。随分と長いときを生きてきましたが、私は最後に綺麗な名前と心をいただけました。
短い時ですが、貴女と空を駆け、貴女の力になることができとても嬉しかったです。
だから後悔はありません。それに、騎士たちは貴女の傍に残すこともできます」
その言葉は、自分がいなくても問題はないという風に聞こえた。
司は、その話を聞くも納得はいっていなかったのでこれ以上話が進んで
儀式でリインフォースが消滅するのは避けるため彼女達の前に現れた。
「その儀式。待ってくれない?」
「司君!!」
「司・・・!」
「しかし、主にも言ったがこのまま生き残れば防衛プログラムが復活してしまう・・・。
これ以上の負の連鎖を断ち切るには私が消えるしかない・・・」
「なら1つ聞こう。もし、お前が生き残る方法を俺が持っているのならばその方法にかけるか?」
「何!?」
みんなは、思わず目を見開いた。
「どうなんだ?」
「・・・だが、しかし」
「それに、本当は守護騎士達もいなくなって欲しくはないんじゃないか?」
視線を守護騎士達に向けた。
「リインフォースも私達と同じ主はやてと共に戦う騎士だ」
「そのはやてちゃんが悲しむ姿も見たくないのは本当なのよ」
「本当はお前がいなくなること、納得してねーんだぞ!!」
ヴィータの言葉に頷いて同意するザフィーラ。
「こうやってお前さんを心配してくれている人はちゃんといる。だろ?なのは、フェイト」
「そうだよ!司君の言う通りだよ!!」
「はやての友達でもあるからこそあの子を助けたい。
それは守護騎士の1人でもある貴方も同じです」
リインフォースはその言葉を聞いて涙を流した。
「みんな、すまない・・・」
そしてはやては、司の方に視線を向ける。
「それで、司君・・・」
「リインフォースは俺が助ける。絶対にな・・・!」
すると司は、リインフォースに視線を向ける。
「水無月司・・・」
「リインフォース。防衛プログラムはお前の中にあるのか?」
「正確には少し違うが、その認識であっている」
「なるほど・・・。なら行けるな」
司はそう言うとネオディケイドライバーを装着する。
「変身ッ!!」
KamenRide DECADE
司は、ディケイドに変身し新たなカードを取り出し装填する。
KamenRide Wizard
フレイム、プリーズ!ヒー、ヒー、ヒーヒーヒー!
カードを装填した後、ディケイドの左側から魔方陣が現れその魔方陣を通り過ぎると
全身が黒をベースとし赤色の宝石を鎧とした仮面ライダーに変身した。
仮面ライダーウィザード
それが、今ディケイドが変身している姿だ。
「また、違う姿になってもうた・・・」
「はやて。あんまり考えない方がいいよ?疲れるだけだから」
フェイトに対しては後で文句を言ってやる。
「それで、どうするつもりだ?いくらお前でも彼女を残して闇の書の闇だけを
破壊するのは不可能ではないのか?」
「その不可能なことを今から実行するんだ」
「「「え?」」」
「今から、リインフォースの内部に入って再生中のナハトヴァールを完全破壊する」
AttackRide Engage
みんなが疑問になっていることを無視し
カードをドライバーに装填するとリインフォースの前に魔方陣が
展開されディケイドウィザードは魔方陣の中に入っていく。
展開された魔方陣を通り過ぎ出口らしきものから出るとそこは見慣れた景色が広がっていた。
「ここが
《恐らく、彼女の中で印象が強いものが精神世界に反映されたのでしょう》
「本当、いい主に巡り会えたものだ・・・」
そんな時、突如、上空から何かが降りてくるような気配を感じた。
「アレは!?」
上を向くとそこにいたのは人間二人分の大きさまでに
再生しきっていないナハトヴァールが所々損傷しながら
触手のようなものが蠢いていた。
「海上で見たのと比べたら随分ちっさいな・・・。完全に再生してないのか?」
《だとしたら、今すぐにあの手で倒した方が良いでしょう》
「だな。まずは、魔法使いの初陣だ!」
ディケイドウィザードはそのまま距離を詰めアクロバティックに蹴りを入れていく。
更に続けざまに攻撃を仕掛けていく。
そして、ウィザーソードガンを取り出しガンモードで銃撃をする。
放たれた弾道は、弧を描くように飛んでいき全弾全て直撃した。
更にソードモードに変形し連続で切り裂いていく。
「おお〜。ライドブッカーも扱いやすいけどコレも悪くないな」
ナハトヴァールはガムシャラに攻撃を仕掛けてくるがディケイドウィザードが
ナハトヴァールの攻撃を避ける。
そして、ウィザードソードガンの親指に当たる部分、ハンドオーザーを押し込む。
キャモナ・スラッシュ・シェイクハンズ
必殺技の待機音になるとディケイドウィザードは、
フレイムウィザードリングをハンドオーザーにかざした。
フレイム!スラッシュストライク!ヒー!ヒー!ヒー!
ウィザーソードガンの刀身が炎に包まれる。
そして炎に包まれた刀身を振り下ろし炎の斬撃を起こす。
その攻撃はそのままナハトヴァールに直撃し側面にある触手は
切り落とされ傷口が爆発した。
「コレいいな」
《マスター。感心するのは後にしてください。それと変身するなら今です》
「おっとそうだった」
アルテミスに促され新たなカードを装填する。
「変身ッ!!」
KamenRide W
CYCLONEJOKER
ウィザードの姿から今度は緑と黒の仮面ライダー、仮面ライダーWに変身した。
「さぁ、お前の罪を数えろ!!」
ディケイドWはそいういうとウィザードの姿の時とはまた別のアクロバティックで
攻撃を仕掛けた。
風の力を纏ったWは、ナハトヴァールに蠢いている触手を切り裂いていき
そのまま蹴り飛ばした。
「これ以上、望まぬ破壊はさせない・・・」
ディケイドWは、ライドブッカーから一枚のカードを取り出した。
「変身ッ!!」
KamenRide W CYCLONEJOKER XTREME
XTREME
ディケイドWの中心部が光りだすとディケイドWは両手で強引に開き
仮面ライダーW サイクロンジョーカーエクストリームに
変身した。
そして専用武器、プリズムビッカーを取り出した。
PRISM
プリズムガイアメモリを起動しプリズムソードに差し込む。
PRISM MaximumDrive
マキシマムドライブを起動させプリズムソードを引き抜いた。
迫ってくるナハトヴァールにビッカーシールドで防ぎ懐にプリズムソードで切り裂く。
攻撃を受けたナハトヴァールは苦しみ出し動きが鈍くなった。
「やっぱり調べた通りだったな」
司は、ナハトヴァールにエクストリームでの夜天の書のプログラムを抑制できないから調べていた。
しかし、抑制そのものはできないがナハトヴァールを完全破壊はエクストリームであれば
確実に可能だと
「今こそ負の連鎖を断ち切るぜ!!」
Final AttackRide Do Do Do W
「ダブルエクストリーム!!」
エクスタイフーンから発生した緑と黒の2色の竜巻に包まれながら上昇する。
「でぇええええやあああ!!!!!」
そして両足にX字のエネルギーを纏って両足蹴りを叩き込んだ。
直撃したダブルエクストリームにナハトヴァールは苦しみ出し爆発した。
ディケイドWは、元のディケイドの姿になり爆発したナハトヴァールを見つめていた。
「コレで終わったな・・・」
《マスター。最深部に何かあります》
「何?」
《しかし、危険性がないので放置しても問題はないかと》
「そうか・・・。なら帰るか。みんな心配してるし」
《了解です》
アルテミスにそう伝え、ウィザードで発動させた魔方陣で元の場所に戻る。
今回はここまでとなります。
とらいあんぐるハートの件ですが投稿する際は
Reflection/Detonationの始まるA'sの空白期に投稿する
ことになります。
アンケートももう少しで終了となります。
投票する際は、日にちが本編あとがきにありますので
ご確認ください。
誤字脱字等ございましたら連絡下さい。
では、次回。
りリカルなのは、クロスの候補。(それ通りに作るかは不明ですが気楽に投票して下さい)
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仮面ライダーセイバー(セイバーだけ)
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仮面ライダーカリバー
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鬼滅の刃(技だけ+strikersのみ)
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鬼滅の刃(技だけ+無印から全て)