魔法少女リリカルなのは 〜世界の破壊者はその瞳で何を見る?〜 作:シナプス・フィン
では、どうぞ。
全ては、この一言から始まった。
「司君って魔導師にならへんの?」
翠屋でお茶をしようとはやてに誘われなのは、フェイト、司の計4人は一緒にお茶をしていた。
そして3人の視線は司に向けられた。
「そういえば・・・」
「ずっとディケイドで戦ってたもんね」
「正直、顔割れしやすいからあまり使いたくないからな」
そんな話がリンディの耳に入り「水無月司魔導師化計画」(命名:はやて)が実行された。
場所は、時空管理局 本局の訓練室。
ここにいるは、なのは、フェイト、はやて、ヴォルゲンリッター、ユーノ
アルフ、リンディ、クロノだった。エイミィは、リニスと共にモニタリングを頼んで別室にいる。
司は、あれよあれよと流されるまま訓練室に連れてこられてしまった。
「まっさか、俺が魔導師になろうとは・・・」
「いいじゃない。せっかくの機会だし。それに、魔導師になればディケイドの事をうまく隠せる事もできるわ」
なにやら取って付け感は否めないが、リンディの言い分も一理あると感じ
渋々納得する司だった。
すると別室にいるエイミィから声が聞こえた。
『さて、それじゃあ、使いたい武器とかない?』
「うーん・・・。剣と銃、あと弓」
「なんで弓?」
「アルテミスって地球にあるギリシャっていう国の神話に登場する女神の名前なんだよ」
「あ〜なるほど。ウチ、分かったかも」
「そうなの?」
「アルテミスってな、狩猟・貞潔の女神とも言われてて狩猟に使われている武器が弓なんよ」
「なるほど。名前の意味に由来しているから使おうと・・・」
「しかし、それはあまり使用用途が少なくないか?
私の経験則だがあまり使用する機会はなかなかないぞ」
「一応、中・遠距離の両方を使えるようにしようかなと。
(それに、うまくいけばソニックアローを使った戦い方ができるようになる)」
などと考えている司であった。
そして、武器が決まり次はバリアジャケットになるのだが・・・。
「そういや全然考えてなかったな」
「みんなのモチーフって・・・いや、なのははいいや」
「えっ!?なんで私だけ!?」
「だって、どう見てもお前が通っている学校の制服だろ。アレ」
「ウッ!!!」
グサリと胸に槍が刺さるような仕草をする。
「フェイトのは、第一印象は寒そう」
「えぇ!?」
「いや、素早い動きをするフェイトにとってはああいった仕様なのは理解出来る。
ただ、見た目がね・・・。(後、色々と際どい・・・)」
「大丈夫だからね?バリアジャケットを纏っている間は寒さとか温度調節できるからね?」
司に要らぬ心配をされるフェイトを苦笑いで見守るその他メンツ。
そんな訳で司のみんなからバリアジャケットの意見を貰っていくのであった。
そんなこんなで・・・。
「コレでバリアジャケットの出来上がりだ」
「思いの外時間かかってしまった・・・」
「それじゃあ!行ってみようか!!」
「主、楽しそうですね・・・」
「やれやれ、行くぞ。アルテミス」
《OK Master Standby Ready》
「アルテミス!セットアップ!!」
《Set Up》
アルテミスから眩い光に包まれその光が治るとバリアジャケットを纏った司がいた。
「「「おお〜」」」
「ええやん!」
「うん!似合ってる」
「似合ってるよ。司」
なのは、フェイト、はやての3人は賞賛し女性陣たちもウケは悪くないみたいだ。
司は、褒め言葉を受け止め体を軽く動かす。
「動きやすさはどうだ?」
「うん、悪くない。案外、コッチもバカにできないな」
などと感想を話す司。
「それじゃあ、武器を出してみようか」
「はい。アルテミス、ブレイドモード」
《OK Master》
アルテミスが輝くと腕輪から両手剣が出てきた。
「何か、今までの司君にしては偉い武器の違いようやな」
「戦う時の手数が多いに越した事はないからね」
「それで違う剣って訳ね」
「まあ、今まで使っていた剣でも両手で持てなくはないからね」
そんなこんなで話しているとシグナムが知らぬ間にセットアップしていた。
「所でシグナムさん?なんでセットアップしているの?」
「ディケイドでの姿で模擬戦は断られたが魔導師としての模擬戦は受けても問題はなかろう?」
シグナムの話に皆は呆れるのであった。
戦闘狂ここに極まれり・・・。
「・・・まあ、戦闘の感覚を知るのにいい機会か」
渋々であるが模擬戦を行うことを承諾する司。
他のメンバーは、別室に向かい司とシグナムは模擬戦の準備に取り掛かる。
そして、お互いの準備が終了し・・・。
『2人共、準備はいい?』
「はい」
「いつでもいいぞ」
『それじゃあ、模擬戦開始!!』
開始のブザーが鳴り響くと両者共に距離を詰め剣を振り鍔迫り合いに持ち込む。
そしてシグナムが押し返し斬りかかろうとするが司はそれを受け流しシグナムに
剣を振り下ろす。
シグナムも負けじと切り上げるが司もそれを防ぎもう一度斬りあう。
模擬戦の様子を別室で見ていたメンバー達はというと・・・。
「司君・・・。凄いな」
「えぇ・・・」
「シグナムと斬り合ってやがる・・・」
「まさか、烈火の将とここまで渡り合えるとは・・・」
「司君ってこんなに強かったんだ・・・」
「それだけではないでしょう」
リニスの言葉に皆が視線を向ける。
「ツカサは、ディケイドでの戦闘データも取っていますから
その戦闘データをアルテミスが応用させているのでしょう」
「つまり、ディケイドで培った戦闘経験がそのままこの戦闘に反映されてるってこと?」
「そうなりますね。それに、ツカサ自身が使用している武器が使い慣れている
武器と同種類というのも理由の一つでしょう」
リニスの解説に皆が関心を向ける。
「さて、流石に同じ武器ばかりは良くないから銃系にでもしますかね。
アルテミス!ガンナーモード!!」
《OK Master》
すると剣が一丁の銃に変形し司は、その銃をくるくる回す。
「デザートイーグルみたいだな」
《マスターが以前見ていたドラマから参考にしました》
「お前マジ便利すぎ・・・」
気持ちを切り替えてシグナムに銃弾を放つ。
しかしシグナムは、その銃弾を切り捨てながらジワジワと距離を詰めてくる。
司は、一度距離を取り態勢を立て直す。
「逃がさん!!」
《Schlangeform》
シグナムは、レヴァンティンを蛇腹剣に変形し司に襲いかかる。
しかし、司は、魔力弾で迫ってくる蛇腹剣を弾き飛ばし襲撃を防いだ。
「アルテミス。アーチャーモード」
《OK Master》
ハンドガンが変形し弓そのものになると司は中仕掛を引っ張ると
魔力が生成され矢に変形した。
「迸れ、麒麟よ!!」
《Rising Shot》
放たれた矢は散弾となり数え切れない矢がシグナムを巻き込んだ。
放たれた攻撃はシグナムに直撃し煙に包まれ彼女が見えなくなってしまった。
警戒しつつ第2射を放てるように構える司。
そして煙が晴れるとバリアジャケットがボロボロのシグナムが見えた。
「・・・私の負けだ。降参する」
シグナムの一言で模擬戦は終了した。
模擬戦が終了し控室に集まった一同。
皆は、それぞれ感想を話していた。
「凄かったね。司君」
「ディケイドの能力に頼りっきりって思ってたけど・・・」
「ああいう風な戦い方は、普通じゃ見えへんで」
なのは、フェイト、はやての3人は司の戦い方に驚いていた。
「彼の戦闘能力はディケイドから来ていた物かと思ったが・・・」
「元々、彼のスペック自体が高いみたいだね」
ユーノ、クロノは司自体のスペックが高いと冷静に解析していた。
「何?この惨状・・・」
「少なからず、ツカサが原因でしょうね」
とリニスに突っ込まれる。失礼な使い魔だ・・・。
「でも、司君。本当に管理局に入らないの?」
「確かに君の力は魔導師も十分通じる。ディケイドなくてもいいと思うぞ」
「ディケイドの力もあるから、関わらない方がいいんだけどな」
司の言葉で話を終わらせエイミィからバリアジャケットの使用についての簡単な
注意事項を話してその日は解散となった。
しかし司は、後に起きる出来事で管理局に関わることになろうとは思いもしなかった。
司のバリアジャケットや武器の説明ですが
主人公設定で更新しますのでそちらをご覧下さい。
誤字脱字等ございましたら連絡ください。
では、次回。
りリカルなのは、クロスの候補。(それ通りに作るかは不明ですが気楽に投票して下さい)
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