魔法少女リリカルなのは 〜世界の破壊者はその瞳で何を見る?〜 作:シナプス・フィン
今後のエピソードの関係上なのはが墜ちる時間軸を弄りました。
では、どうぞ。
「なのはの様子がおかしい?」
現在、司は、フェイトと共に翠屋でお茶をしていた。司たちも進級し4年となった冬。
フェイトが2人でお茶をしないかと誘われた事と話したい事があると言われて特に予定はなかったため了承しフェイトに付き合っている。
それで言われたのがなのはの様子がおかしいという内容だった。
「具体的には?」
「最近、学校の授業でよく眠そうな表情していたり。
話をしていても上の空だったり。ボーッとする事が増えたかな」
「・・・」
司は、腕を組み考える。司は1つ気になった事を聞く。
「フェイト、なのはは嘱託魔導師になってどれ位だ?」
「え?確か、年明けてすぐだったから1年位に成ると思うけど・・・」
なのはが嘱託魔導師の試験を受けたのは闇の書事件の年が明ける前で合否の結果が明けてすぐの頃だった。
現在は、冬休み真っ只中。聞いた話だと先月の学校の終わり頃から怪しいと言われていた。
「一番怪しいと思われる理由としては、勤務だな。
管理局といっても所詮は、お役所。労働場所だ。
人事の人かリンディさん辺りに聞いてみたらどうだ?」
「うん・・・。聞いてみるね」
「なのはがどうかしたのかい?」
フェイトと司が話していると誰かの声が聞こえたから振り向いてみるとなのはの父親、士郎さんがお代わりのコーヒーを手にしていた。
「えぇ。最近、なのはの様子がおかしいってフェイトに相談されて」
「・・・本当かい?」
「はい、だからちょっと心配で・・・」
そうかと士郎さんは呟きお代わりしたコーヒーをテーブルに置く。
「士郎さん。なのはって昔何かあったんですか?」
「えっ?」
「・・・司君がそういう根拠は?」
「俺もハッキリとはいえないんですけどなんというか・・・。
前になのはにあった時、どこか追い詰められてるって言った方がいいんですかね。
そんな感じがしますね・・・」
「・・・司君は鋭いね」
司とフェイトの正面になる様に席を移動する司と士郎さん。
「もし、なのはがそんな風になっているのなら、僕達が原因なんだ」
「どういうことです?」
司は、話がわからず士郎さんに聞き返した。
「実は・・・」
士郎さんの話をまとめるとなのはが5歳の頃、士郎さんはとあるガードマンの仕事をしていてその際に意識不明の重傷となってしまったのだ。
しかも、店の方も繁盛し始めて桃子さんや美由希さん恭也さんも店の方に駆り出されていたりしたせいでなのはの面倒を見る事が出来ないでいたのだ。
そういった事が重なり今のなのはの人格が形成されたのではないのかと士郎さんはそう話していた。
「・・・なのはを一人にしたのは僕達の所為なんだ」
「「・・・」」
フェイトは何も言えず、司はどこか納得していた。
「・・・マズイかも」
「どういう事?」
「フェイトの話を踏まえてなのはの疲労や負担がこれ以上たまると・・・。
最悪、命を落としかねない」
その言葉を聞いた時、2人の目が見開いた。
「一番早いのは任務での事故。もう一つの可能性は働き過ぎの原因での精神的な鬱。
この2つが原因で命を落とす可能性が高い」
「事故はわかるけど、どうして鬱が出てくるの?」
「過労鬱って言葉があってな、働き過ぎて精神が追い詰められて自殺も起きる可能性も出てくる」
その言葉を聞きフェイトは、さらに驚く。
「どうにかして、なのはを休ませないと。でないと、この状況が続くのであれば尚更マズイ事になる」
「なのはを止める方法はないの?」
「奴の中にある感情を吐き出させるしかないだろうな・・・。俺でどうにかなるかどうかは分からないけど・・・」
司は腕を組んで考えるが頭をガシガシ掻く。
「とにかく、今できる事をするしかないですね。
フェイトは、リンディさんになのはの勤怠状況がわかるか掛け合ってくれ。
それとはやて達になのはに違和感があったら教えてくれ。
士郎さんは、なのはのメンタルケアをお願いします。
この事は桃子さんや恭也さん達にも話しておいてください」
「分かった」
「家にいる間は、任せてくれ」
「それと、変に付け込まないで下さい。アイツのトラウマが刺激すると面倒ですから」
こうして一先ずのお茶会は終了した。
3日後。アルテミスに通信が入ってきた。
その相手は、クロノだった。
「どうした?」
『フェイトに教えてもらったよ。なのはの事』
「何かわかったのか?」
『これを見てくれ』
クロノがなのはの勤怠のデータをくれた。
「オイオイ・・・!?なんの冗談だ!?」
『僕らも君に言われるまで気づかなかったよ・・・』
クロノも悔しい表情を浮かべていた。
なのはの勤怠状況は、余りにも働き過ぎだった。
「人事の人は何て言ってた?」
『なのはを休ませてあげてくれと懇願された。
それと、彼女と一緒に任務に出た人達に聞いたら異常だと言われた』
やはりどう考えても異常だった。
人事の人さえ青ざめていたと話をしていた。
「そのなのはは?」
『ヴィータと一緒に任務に出ている。何でも、研究施設の調査だとか・・・』
「そうか・・・。分かった、教えてくれてありがとう。俺もなのはに話しておく。みんなが心配してたって」
『頼む』
クロノと通信を終えると司は外出の準備に取り掛かる。
《どうされるおつもりですか?》
「なのはに現実を突きつける」
ネオディケイドライバーを手にし家を出る司。
とある管理外世界。吹雪の中視界が前が見えない状況でも移動をする司。
《よろしかったのですか?伝えなくて》
「正直、手を拱いていたらいけない気がする。だから行動に移した」
司は、
「とにかく急がないと。正直、なのはに色々と文句は言ってやりたいんだ」
《そうですか・・・》
司の僅かながらの怒気を感じるとアルテミスは何も言わなくなった。
歩く事、数十分。
《マスター。レイジングハートの反応をキャッチしました》
「移動する。ナビゲートを頼む」
《OK、Master》
司は、レイジングハートの反応を追いかける為、移動する。
場所は変わり、なのはとヴィータは戦闘を行っているが肝心のなのはの動きが悪い。
「(司の奴が言ってた心配事が今になって現れやがった!!?)」
ヴィータもはやて経由でなのはの事は聞いていた。
それが今現在の戦闘でその兆候が現れ始めた。
「(早く、なのはだけでも下がらせねぇと・・・!!)」
なのはも自分の動きに違和感がある事に気付いていた。
「(マズイかも。今までのツケが回ってきたかな・・・?)」
そんな事を考えながら戦っていると一瞬、目の前が真っ暗になりかけた。
そして、背後にいる敵に気づかなかった。
「なのは!後ろだ!!」
ヴィータの叫びで振り返ると敵の攻撃が目前に迫ってきていた。
思わず目を瞑るなのは。
痛みが来ない。
なのはは不思議に思いゆっくりと目を開くとそこにいたのは・・・。
攻撃を剣で受け止めていた司が目の前にいた。
「えっ!?」
「な!?司!」
「本当、世話のかかる奴だ!!」
攻撃を弾き飛ばし敵の触手らしきものを切り捨てる。
そして、ガンナーモードになり銃撃で敵を押し返す。
「・・・どうして?」
「お前の異常をフェイトに相談されたからだ」
「フェイトちゃんが?」
「心配してたんだぞ。お前の事」
なのはは思わず俯いた。
「司、お前・・・」
「ヴィータ、なのはを下がらせて守る事に専念しろ」
「そんな!まだ私は・・・」
「今のお前じゃ足手纏いだ」
「!?」
なのはに対しハッキリという司。
「オイ!それは幾ら何でも・・・」
「そんなボロボロの体で戦うつもりなら死にに行くようなもんだぞ」
「で、でも・・・!」
「そこで休んでろ。ヴィータ。アレは捕獲、破壊命令は出ているのか?」
「あ、ああ。捕獲できるならしてくれって。不可能なら破壊しろって」
「分かった」
司は、正面を向きデバイスを操作する。
するとレイジングハートからタイマーが出てきた。
「これは?」
「10分後に大技を仕掛ける。それまでに隊の人達に戦闘領域から出るように話せ」
「何をする気だ?」
「要件は言った。とにかく離脱しろ」
司はそういうとその場から離れアンノウンと戦闘を開始した。
司は、アンノウンを目撃し戦闘を開始した。
攻撃してくる機械共は触手で司を斬りかかるが司は体を少し捻り触手を切り落とす。
同時に、魔法で足場を生成し一種の踏場を生成し踏場を利用して敵の距離の間合いを詰め胴体ごと切り落とした。
そのまま切り落とし下に降りて上を見上げると敵はまだ5体程現れた。
すると、司の体は急に鉛を背負ったように重くなった。
「これは・・・?!」
《魔力の無効化を確認しました》
「何!?(魔力を無効化?そんなものがなぜ・・・)」
敵は、その隙に攻撃を仕掛けてきた。
司は、体をなんとか起こし回避する。
「(人為的な物か・・・?魔導師の動きを止める様に・・・)」
そんな考えをするとアルテミスが仕掛けたタイマーが鳴り響いた。
「アルテミス」
《周辺にサーチャーがありますが如何いたしましょう?》
「閃光弾と少し大きめの爆発を起こす魔力弾を混ぜるぞ」
《了解しました》
司は、アーチャーモードに変身し上空にジャンプし弦を弾いた。
「煌めけ、閃光!!」
《Prominence Bomb》
矢の先端部が球体になりその矢が放たれると地面に直撃しそこを中心に広範囲の爆発が発生した。
その様子を見ていたなのは達、管理局員達は驚きながら見ていた。
「な、なんだ!?」
「レーダーに障害発生!!爆発の衝撃で映像にノイズが!」
「一体、何が起きたんだ・・・」
その衝撃をただ見つめるしかない司令官。
爆発が収まると周辺の木々は倒れていて戦闘で戦った機械共は全て破壊された。
そして、光学迷彩らしき物で姿を隠していた1人の女性が現れた。
「何なのよ!?クソガキは!」
その女性は、忌々しい表情で空を見ていた。
「まあ・・・。先の攻撃で自滅したみたいですけれでもそれはそれでいいでしょう。
しかし、あの小娘を仕留めきれなかったのは痛手ですね」
そんな事を思案している時だった。
「戦場で考えとか、マヌケにも程があるぞ」
「!?」
高速で移動してくる攻撃をなんとか躱す女性。
直ぐに体制を立て直し周辺を見回す。
すると白く舞った雪が晴れるとそこにいたのは・・・。
仮面ライダーディケイドだった。
「貴様・・・何者!?」
「答える義理はない」
そう答えゆっくりと歩いて行きお互いがにらみ合う。
そして女性は、蹴りを入れるが司が避ける。
さらに右フックで殴るがそれも難なく躱すディケイド。
それを繰り返していくと女性は距離をとった。
「忌々しい・・・。なら、これでも食らいなさい!!」
魔力弾を生成し発射するがライドブッカーをソードモードに変形し襲ってきた魔力弾を切り捨てる。
「何!?」
「抵抗しないほうがいい。時期に管理局が来る。あの機械について話してもらうぞ」
「くっ・・・!」
女性は、忌々しい表情でディケイドを睨みつける。
そして、首につけていたペンダントを外し地面に叩きつけると強い光がディケイドの視界を覆った。
「しまった!閃光弾!?」
視界を封じられ数秒後。光が収まると目の前にいた女性が消えていた。
ディケイドは、女性がいたところに駆け寄り辺りを見回すが転移魔法を使用した痕跡が見つかり逃げたと推測した。
そして、管理局にバレるとマズイ為、直ぐにオーロラカーテンを使用しその場から去った。
今回は、ここまでとなります。
1、2話ほどエピソードが終了後、とらハストーリーを
製作する予定です。
誤字脱字ございましたら連絡ください。
では、次回。
りリカルなのは、クロスの候補。(それ通りに作るかは不明ですが気楽に投票して下さい)
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仮面ライダーセイバー(セイバーだけ)
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仮面ライダーカリバー
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鬼滅の刃(技だけ+strikersのみ)
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鬼滅の刃(技だけ+無印から全て)