魔法少女リリカルなのは 〜世界の破壊者はその瞳で何を見る?〜 作:シナプス・フィン
デート回です。
では、どうぞ。
今、司の心臓ははち切れそうなほどバクバクしていた。それは・・・。
「まさか、フェイトとデートする羽目になるとは・・・」
事は、遡りデートの1週間前に戻る。
プレシアと共に夕飯の買い物をしに来たフェイト達は福引券を入手し軽い気持ちで回したのだ。
すると・・・。
カランカラン!!
まさかの一等賞が当たってしまったのだが・・・。
「近いうちにオープンする花畑公園のプレオープンチケットが2名。誰と行くか否か・・・」
その日は、テスタロッサ家で家族会議が行われていた。
メンバーは、アルフ、リニス、アリシア、フェイト、プレシアの5人だ。
司は、ミッドに向かってる為、自宅にはいない。
司は、ユーノのヘルプで呼ばれたと伝え無限書庫に向かった。
ユーノは、無限書庫の司書長になっているが人が足りないという事で誰か読んで欲しいとリンディさん経由で呼ばれたのが司だった。
流石にマズイのではと司は話したがレティ提督からの依頼でもあった為ならいいやとなりミッドで司書の手伝いをしている。
因みに、何故レティと知り合いなのか聞かれた時、なのはの見舞いで知り合ったと話した。
「フェイト」
「何?母さん」
プレシアは、フェイトに呼びかける。
「せっかくだから司と2人で行ってきなさい」
「ふえっ!?///」
思いがけない提案で顔を真っ赤にするフェイト。
「確かにそれがいいな」
「ですね」
「フェイト、行ってきなよ!」
「で、でも・・・」
「あら、ここにいるみんな。貴方が彼の事が好きなの気づいているわよ」
「えっ!?」
フェイトがそういうと皆は頷く。
「そ、そんなに分かりやすい?」
「なのはさんとすずかさんは、分かりませんけど・・・」
「アリサちゃんは、気づいていたよ?」
「うぅ・・・///」
まさかここまで分かりやすい性格だとは思わなかったと唸るフェイト。
「それに娘の初恋よ。応援したくなるじゃない」
「うんうん」
「それに司は、よく無茶はしていないと言っていますけど一番無茶をしているのは彼ですから」
「「「ああ〜・・・」」」
リニスの言葉に皆が納得する。司は、無茶はしていないと言い張っている。
しかし、虚数空間に飛び込んでプレシアを救出したり宇宙空間に行ってナハトを破壊、終いにはリインフォースを助ける為に
「休めと言われたら休みますが基本的には動きっぱなしですから」
「司もなのはの事に対して文句言えないからね〜」
リニス、アルフの発言で確かにと納得するテスタロッサ家。
「せっかくの機会だから私達の事は気にしないで行ってきなさい」
「・・・うん。分かった」
こうして、フェイトは司とデートをする為に色々と準備をするのだった。
翌日。
「花畑公園のプレオープン?」
『う、うん。一緒に行かない?』
フェイトから連絡があり司は、フェイトのデートの誘いを受けていた。
「俺はいいけどなのは達じゃなくてよかったのか?」
『み、みんなそれぞれ用事があるって言ってて母さんもせっかくだから行ってきなさいって』
「・・・プレシアも変わったな」
『司がくれた明日だから・・・』
そう言われると嬉しくなる司。
「分かった。行こうか。公園」
『本当!?』
「けど、その公園って結構歩くのか?」
『え?うん多分そうだけど・・・』
「なら、動きやすい格好の方がいいな。それと、フェイト」
司は、手元にカメラを持ってくる。
「一緒に写真、写っても?」
『あ・・・』
フェイトは、司のカメラを見て一緒に撮影でもと問いかける。
『うん!一緒に撮ろう!!』
彼女が笑顔で返事をし了承を得る。
その後、当日の集合時間を示し合わせて後は当日にという事でその日の通信は終わった。
そして、物語の冒頭に戻る。
「(つか俺、前世も含めて年齢=独身何だけどデートって何すればいいの!?
こんなんだったら恭也さん辺りにでも相談すればよかった!!)」
冷静に思い出すと恋愛相談をできるとなると恭也さんか士郎さん辺りになる。
女性陣?揶揄われるのがオチなので即却下。
そんな感じで考えていた時だった。
「司」
「お、おう。フェイ・・・ト?」
振り返るとフェイトの服装に驚き司は言葉が出なかった。
普段は黄色や黒を基調とした服が多かったのだが薄ピンクのトップスにベージュカラーのタイトスカートで歩きやすいスニーカーを履いてきていた。
普段見かけない姿に思わず見惚れてしまった司。
「つ、司?」
「・・・かわいい」
「え?」
「似合ってるじゃん」
不意に言われた言葉にフェイトは思わず顔を真っ赤にする。
「にゃ!にゃに言ってるの!?///」
「え?いや、つい・・・」
「ほ、ほら!時間もないし行くよ!!」
「お、おい!引っ張るなって!!」
そう言いながらフェイトは、司の腕を引っ張り花畑公園の中に入っていく。
そこには辺り一面、花が広がっていた。
「すごーい!」
「コレは絶景だな」
フェイトと司は、中にある花畑に興奮していた。
「あ!スタッフさんに頼めば写真撮ってくれるって!」
「せっかくだから色々と見て回るか」
そう言いながらフェイトとともに辺りを巡回する。
そしてある程度歩き回っていると司は、1つの花を見つける。
「コレってフジだなよな」
司が見つけたのはフジ。
近くに説明板があったのでそれを読むと花言葉が書かれていた。
「ああ〜・・・。うん、まあ、見なかったことにしよう」
フジの花言葉の意味は「優しさ」「歓迎」「決して離れない」「
恋愛に関してはフェイトと司、お互いに酔う手前だったりする。
そして、フェイト1人でのと司と一緒の写真を撮る。
フェイトはご満悦だった。
辺りが夕暮れに差し掛かった時、フェイトは帰る前に1つの花を見つける。
「ねぇ司。コレで最後にしない?」
そういいながらフェイトが見つけたのはハナミズキだった。
「ハナミズキか。いいぞ」
そう言いながら司は、何の躊躇いもなく了承しフェイトとのツーショット写真を撮る為スタッフさんに頼み写真を撮ってもらった。
そして夕方の帰路。
「ありがとうなフェイト。連れてきてくれて」
「気にしないで。私も楽しかった」
そう言いながらフェイトは突如、足を止めた。
「フェイト?」
「ねぇ、司」
「何だ?」
「私、執務官に慣れるかな?」
フェイトは、不安な表情を浮かべていた。
実の所、フェイトは執務官の試験を1度落ちている。
時期は過ぎ精神は落ち着いたがそれでもどこか心に不安が募っていたのだ。
「・・・不安か?」
「・・・みんなに期待されてその期待を裏切ってみんなが離れていって1人になるのが怖い。
母さんが前みたいになるのが嫌だ・・・!」
ジュエルシード事件の時の際のプレシアになるのが怖いのは不安で仕方がない。
プレシアは、このことを見据えていたのかは司自身も判っていない。
司もフェイトに対して離れていくかもしれない。しかし、司は・・・。
「安心しろ。俺は、お前を1人にしない」
「!」
その言葉を聞いたフェイトは思わず顔を上げる。
「フェイト。俺はお前がいたから戦う理由を見失わないで済んだ。
お前がいたから最後まで戦えた」
「で、でも、司はリニスの願いを叶える為に戦うって・・・」
「確かに、リニスの願いを叶える為に動いてはいた。
けど、それでもフェイトを助けたいという気持ちは変わらないでいたさ」
「司・・・」
「約束する。俺はお前の前から絶対にいなくならない。
そして、俺がお前の最後の希望になる」
その言葉が引き金となりフェイトは司に抱きつき涙を流す。
司はただ優しく撫でるしかしなかった。
幾らか気分が落ち着いたのか顔を赤くしながら司に顔を見せないフェイト。
「大丈夫か?」
「・・・今だけは顔を見ないで」
余程泣き顔を見られるのが嫌なのだろう。
「そろそろ帰ろう。プレシア達も心配している」
そういう司は、フェイトの顔を出来るだけ見ないようにしながら帰宅した。
数日後。
フェイトが朝に新聞を取りに行くと1つの封筒が入っていた。
司の名前が記されていた。
新聞をプレシアに渡し部屋に戻り封を開ける。
そこにあったのはフェイトと共に撮った写真が入っていた。
そして1枚の手紙らしきものが入っていた。
『次渡せるのが数週間後になるからこうして渡しておく。
それと、泣いた件はちゃんと他言無用にしておく。
フェイトに言ったセリフは俺でも結構恥ずかしかったから』
その手紙を読み終えるとフェイトは思わず笑みを浮かべて。
「ばーか」
そう言いながら同封していた写真を見るのだった。
今回は、ここまでとなります。
というか、デートしたことないからこんなのでいいか分からない・・・。
次回からreflectionに突入していきます。
誤字脱字ございましたら連絡下さい。
では、次回。
りリカルなのは、クロスの候補。(それ通りに作るかは不明ですが気楽に投票して下さい)
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仮面ライダーセイバー(セイバーだけ)
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仮面ライダーカリバー
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鬼滅の刃(技だけ+strikersのみ)
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鬼滅の刃(技だけ+無印から全て)