魔法少女リリカルなのは 〜世界の破壊者はその瞳で何を見る?〜   作:シナプス・フィン

48 / 50
reflection編は、今回で終了します。


では、どうぞ。


EPISODE41 手が届くのなら手を伸ばす

「水無月!」

 

イリスを追跡しているとアインスと合流する。

 

「アインス!」

「水無月!ユーリはどうした?」

「ユーリ?」

「永遠結晶の中に眠っていた少女の名前だ」

「知っているなら移動しながら聞く。イリスに連れ去られた」

「何!?」

 

ディケイドウィザード(フレイムドラゴン)がそう言うとそのまま移動する。

アインスもそれについていく。

 

「魔力量は、主はやてに匹敵する!もし悪用されれば・・・!」

「マズイな・・・。並みの魔導師では手をつけられない!」

 

そして移動している最中、先ほど見つけたイリスとマテリアル、五枚の羽の機械を携えた薄金髪色の小さな少女が眠っていた。

ディケイドウィザードは、ウィザーソードガンを構える。

同時に、フェイト、シグナム、ヴィータや他の管理局員がイリスを包囲した。

 

「全員動かないで!」

「・・・貴方達もしつこいわね」

「それが仕事だからな。それと警告だ。大人しくしなければ実力行使にでる。

ましてや、俺の力も解析できない盆暗が俺を倒せると思うか?」

「・・・随分、言ってくれるじゃない。でも、そう言っていられるのも今のうちよ」

 

そう言うとイリスは、ユーリの方に向かう。

 

「おい、動くな」

 

イリスは、ヴィータの制止を無視する。

 

「いつまで寝てるの?起きなっ、さいっ!!」

 

イリスは思いっきり、左手の握り拳でそれを叩きつけた。

羽の装甲として守られていたユーリは、目を覚まし衝撃波らしきものを発生させる。

 

「・・・イリス!?」

「目が覚めた?」

 

するとイリスの瞳が赤くなる。

 

「ああああ!!!」

 

突如、ユーリが苦しみだし黒い瘴気が蔓延し始めた。

 

「何だ?」

 

ディケイドウィザードは、何か疑問を覚えた。

 

「アンタ専用のウイルスコードを打ち込んである。すべては私の思いどおりのまま。抵抗は不可能よ」 

「イリス、私は・・・」 

「これは復讐よ。私はあんたから全てを奪う。あんたが私にそうしたように。まずは邪魔者の片付け・・・手伝ってもらうわよ!」

「うぐっ・・・!ぐうううっ!ああああああああぁぁぁっ!!」

 

ユーリの悲鳴とともに魔力の衝撃波が起き辺りの人物が吹き飛んだ。

 

「止めるぞ!」

「はい!」

「シグナム!フェイト!ダメだ!!」

 

シグナムたちは、攻撃を仕掛けるがユーリの前では手も足も出ずシグナムとフェイトは、海に落とされてしまった。

そして、結命樹と呼ばれるユーリが発動させた樹がフェイトたちを貫いた。

 

「フェイト!シグナム!みんな!!」

「生命力を結晶化して奪う力・・・。近づくだけで皆殺しよ」

「クッ・・・!」

 

アインスは思わず拳を握る。

 

 

 

 

 

すると突如、無数の弾丸が放たれた。

 

「「!?」」

 

放たれた銃弾はイリスに向けて放たれた。

イリスは、ユーリを盾にして攻撃を防ごうとするが銃弾は軌道から外れてそのままイリスに飛んで行った。

 

「バカな!?」

 

イリスは、慌てて攻撃を伏せぐ。爆発で煙に包まれすぐに晴れた。

その様子を見るとダメージと言えるダメージは受けていなかった。

 

「・・・何故効かないの?」

「言ったはずだ。警告を無視したから武力行使させて貰った。

最終警告だ。これ以上の戦闘は止めろ。大人しくすれば悪いようにはしない」

「イリス、わたしは・・・」 

「貴女に意思も力も自由にはさせない。

大切な命も無関係な命も全てを殺して・・・誰もいなくなった世界で泣き叫びなさい」

 

そして更にウイルスコードの力で力尽くでユーリを従わせようとするイリス。

その様子を見ていた司は、あることに気づいた。

 

「(さっきからコイツの感情は人間そのものだが発動している能力や力の処理能力や速度は普通の人間じゃない・・・)」

 

すると、イリスの背後に誰かが銃を突きつけた。

 

「驚いたぁ。そっか、フォーミュラスーツのお陰でユーリの能力を受けにくいのね。

 

 

 

 

 

キリエ」

 

そう、銃を突きつけたのはキリエだった。

彼女が来ているフォーミュラスーツはユーリの能力を受け付けない力があるそうだ。

 

「イリス、私は・・・」

 

イリスに銃を突きつけるのも戸惑っているキリエの手は震えている。

するとイリスは、恐る事なく淡々と話をする。

 

「どうする?撃ってみる?今なら見逃してあげるわ。だけど、もし撃ったら死ぬより酷い目にあわせてあげる」

「ッ!!」

「アンタのパパとママやお姉ちゃんにも同じことをする。それでもいい?」

「イリス・・・!」

「結局、貴女はなにも変わってない。私がいなきゃなんにも出来ない。

自分じゃなんにも決断できない。弱くて、泣き虫で、冴えない子」

「違う・・・!違う、違う!私は・・・」

 

 

 

 

 

「本当にそうか?」

 

するとキリエの前にいたイリスが突如蹴り飛ばされた。

 

「えっ?」

「ック!!」

 

キリエは、唐突の出来事に思わず困惑してしまった。

そして蹴り飛ばされた出処を見るとディケイドウィザードが左足を突き出していた。

 

「・・・また邪魔を!」

「・・・哀れだな」

「・・・何?」

「哀れと言ったんだ。所詮お前は、怒りを誰かにぶつける事しかできない愚か者に過ぎない」

「黙れ!」

 

光弾を生成しディケイドウィザードに放つが拳一つでそれを弾いた。

 

「「!?」」

 

「過去に囚われ前を見ず、他人ばかり傷つける・・・。愚かな事この上ない!!」

 

司の言葉に怒りの表情を浮かべる。

司はそれを気にせずそれにと言葉紡ぐ。

 

「イリス。お前はこの嬢ちゃんの事を何もわかっていない」

「何?」

「コイツは、コイツ自身の覚悟で家族を救いたい思いを胸にこの世界をやってきた。

その覚悟は、他でもない彼女だけが持つ強さだ。

その思いを弄び利用した貴様はただの卑怯者だ!!」

「うるさい!!」

 

そう言い攻撃をしようとした時、彼女の頬に銃弾が掠めた。

その先を見るとアミタが銃の引き金を引いていた。

 

「アミティエ・・・!」

「・・・貴女は、そうやって色んなことを諦めてきたんですね。可哀想です、とても・・・」

「そこの赤色の人!動かないで下さい!!」

 

突然の警告に疑問を覚えるディケイドウィザード。

すると背後から、魔力を感じ取る。

 

《Fire》

 

突如放たれた魔力弾はユーリに直撃し同時に結命樹で貫かれていたフェイト達を救出するなのは。

振り返るとそこには魔力をチャージしているなのはが見えた。

 

「あのシステムは!?」

「まさか、アミティエのフォーミュラを!?」

 

レイジングハートが、魔力のチャージ完了のお知らせが入る。

 

「フォーミュラカノン、フルバースト!」

 

放たれた攻撃は、ユーリに向けて放たれた。

 

「魔法とフォーミュラシステムの融合技術か・・・。無茶をする」

 

ディケイドウィザードは、そう呟いた。

 

「待っててください。今度は、必ず助けます!」

 

その決意は己に言い聞かせ鼓舞するように言葉を発した。

 

 

 




次回からDetonationに入ります。


誤字脱字ございましたら連絡下さい。
では、次回。

りリカルなのは、クロスの候補。(それ通りに作るかは不明ですが気楽に投票して下さい)

  • 仮面ライダーセイバー(セイバーだけ)
  • 仮面ライダーカリバー
  • 鬼滅の刃(技だけ+strikersのみ)
  • 鬼滅の刃(技だけ+無印から全て)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。