魔法少女リリカルなのは 〜世界の破壊者はその瞳で何を見る?〜   作:シナプス・フィン

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さ、あの使い魔が出てきます。


では、どうぞ。


EPISODE4 魔法と使い魔と金色の真実

金髪の少女、フェイトと戦った数日後、司は学校を終えて自宅に戻る途中そんな時・・・。

 

「ん?」

 

妙な気配を感じ取り辺りを見回してみるが何も感じない。

 

「(ジュエルシードとは違う気配・・・。命の・・・生命エネルギーに近いな。)」

 

妙な気配が気になり司は、その気配の真相を確かるため気配元に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は、以前岩の怪物になったジュエルシードが落ちてあった場所。

その近辺を見回す。

 

「多分この辺だと思うが・・・」

 

辺りを見回してみると何もない。

気のせいかと思いもう一度辺りを散策するかと悩んでいたところ・・・。

 

「(誰か・・・)」

「声・・・!?」

 

司は、テレパシーのようなものを感じ取りその場所に駆け足で向かう。

駆け足で向かい森の奥にいたのは・・・。

 

「お前か。声をかけていたのは・・・」

 

司が到着し、その視線の先にいたのは・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体が透明になり消えかかっていて所々体に傷が付いている一匹の猫だった。

その猫は、衰弱もしているようでかぼそい声で司に声をかけた。

 

「貴方は・・・?」

「ただの通りすがりだ。怪我の具合を見せてみろ。治療する」

「無理です・・・。どうせ私は消滅してしまいます・・・」

「お前が何なのかは今はどうでもいいが簡単に諦めるのはどうかと思うぞ?

それに、見たところまだ生き残ることも可能だそうだ」

「なぜ・・・そう、言い切れるのです?」

「まだ余裕に話せるということは体の外傷とお前の体の透明化は関係性が低い。

つまり、今お前が消えかかっているのは怪我以外の要因。生命エネルギーのようなものが減っているのか?」

「鋭いですね・・・。確かに私は魔力が無くなっていてもうじき消えます」

 

ん?魔力?魔力って・・・。まあ、今はいいや。それよりも。

 

「なら教えてくれ。どうすれお前を助けることができる?魔力を供給すればいいんだろ?」

「で、ですが・・・」

「手を伸ばせば助けられるのにそのまま見て見ぬふりができない。だから手を伸ばす。それだけだ」

 

リニスは少し考えるそぶりをする。

 

「・・・私を使い魔として契約してください。そうすれば魔力が私に流れ込み消滅は免れます」

「・・・分かった。だが使い魔としての契約の仕方はお前がしろ。俺はそのやり方を知らない」

「・・・分かりました。それと、私の名前はリニスです。お前という名ではありません」

「それはすまない。俺は、水無月司だ。契約のやり方はリニスに任せよう」

 

リニスはこくりと頷く。

 

「今から契約の呪文を復唱します。それに了承してください」

「分かった。・・・よし始めてくれ」

「我、使い魔リニスは、水無月司を新たな主とし共に生きると誓う・・・」

「その誓い・・・確かに聞き届けた!」

 

リニスと司が交わした言葉は言い切ると同時にリニスと司を中心に魔法陣が展開された。

そして周囲が光に包まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここは・・・」

 

眩い光に包まれていたのか知らぬ間に気絶していたようだ。

 

「目が覚めましたか・・・」

「えっ?」

 

誰かの声が聞こえたため声が聞こえた方を見るとそこにはメイド服を着た女性がいた。

 

 

 

 

 

・・・耳と尻尾が生えていたけど。

 

「誰?つか、なんでメイド服?後、猫の耳?尻尾?」

「・・・混乱していますね。私は、先ほど使い魔として契約したリニスです」

「・・・ヴェ?」

 

司は、思わずオンドゥル語になってしまったがすぐに冷静になる。

 

「・・・ハッ!それで、契約はうまくいったのか?」

「はい。これで、私の消滅は免れました」

 

リニスがそう言い切ると司は一安心する。

 

「さて、外が明るいうちに家に戻ろう」

「そうですね」

 

司の提案で家に戻ることになったのだが1つ問題点が浮上した。

 

「その耳と尻尾どうにかならね?」

「主は、好みじゃないのですか?」

「近所の人たちに変な目で見られるのでやめなさい」

 

・・・正直、今後が不安だ。その後、リニスは猫の姿になり帰宅した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自宅に戻り、夕飯の準備をすることになったのだがリニスは元々

司の前の主人の身の回りのお世話をしていたため家事を一通りできると話していた。

というわけで食事を作って貰ってあまりの美味しさに箸が進んで行ったのであったとここに記述しておく。

湯船に浸かり一通り落ち着いてリビングで司とリニスが対面している。

ちなみに、司に家族はいないという事は説明済みだ。

 

「さて、色々放ったらかしにしていたが改めて聞きたい」

「私で答えられることであれば何なりと」

 

まあ、色々と気になることがあるのでまずは・・・。

 

「リニスは自分のことを使い魔と話していたがそもそも使い魔って何なんだ?」

「使い魔とは、魔導師が使役する一種の人造生物の総称です」

「魔導師?まるで魔法を使う人のことを指しているみたいだな」

「そうです。事実、使い魔は魔導師あっての存在です。当たり前のことですが魔導師も魔法があってこその存在です」

「は?魔法?実在するのか?!」

「え、えぇ・・・。しますけど・・・」

 

リニスは、戸惑いながら答え司は、予想していた斜め上のことを聞かされて驚愕していた。

正直、魔法という存在は地球では空想上のものと思われていたがリニスという

使い魔の存在で証明されてしまっているため認めざるおえなかった。

 

「そんなに驚くことですか・・・?」

「あぁ。実の所、地球では魔法は空想上の産物と扱われているから普通だったらありえないものなんだ」

「確かに。ツカサと話をしていて魔法に対して驚いているのは納得しています」

「まあ、魔法に関しては後々で・・・。所でリニス。ジュエルシードって知ってるか?」

 

リニスは、驚きのあまり目を見開いた。

 

「どこでそれを!?」

「その様子だと知っているな・・・。リニス」

 

司は、リニスの瞳をじっと見る。

 

「俺はジュエルシードが起こしている事件をできるだけ止めたい。それに協力してくれるか?」

「・・・貴方にその力があると?」

「ある。少なからずジュエルシードの暴走を止めるほどの力がある」

 

リニスもまた、司の瞳を見る。

 

「・・・分かりました。私が知る範囲ですがお答えしましょう」

「そもそも、そういう話だけどな」

「・・・そうでしたね」

 

リニスは、思わず苦笑いを浮かべるのであった。

 

 

 

 

 

そして司は、リニスと情報を共有し始めた。

 

「まず、ジュエルシードとはなんだ?」

「ジュエルシードは、ロストロギアと呼ばれる指定遺失物です」

「ロストロギア?」

「過去に滅んだ超高度文明から流出する技術や魔法の総称です」

「随分と物騒な物だな・・・」

「当然ですよ。ロストロギアの中には次元世界そのものを滅ぼすほどの

エネルギーが内包されている物だってあるんです」

「・・・ホント、物騒すぎ」

 

司は、衝撃のあまり言葉を失ってしまった。

 

「まあ、とりあえずそんな物騒な物をどうにかしないとだな・・・。

んで、ジュエルシードは具体的に何をするんだ?」

「分かりやすく話しますと抱いた願望を叶える特性を持っています」

「願望?願いを叶えるとかそういうの?」

「そうです。ですが、必ずしも願いが叶うというわけではありません。

その願いが歪んでしまい最悪、世界を滅ぼすということもありえますから」

 

成る程・・・。どっかの願望器みたいな物か。

そして司は、ジュエルシードの他にも気になっていることを話す。

 

「所でリニス。魔法に関して聞きたいんだがそもそも魔法を使う際は何か道具がいるのか?

俺が知っている範囲だと杖といった物を使うんだが実際のところどうなんだ?」

「魔導師が魔法を使う際は、デバイスと呼ばれる物を使います」

「デバイス?」

「こちらの世界でいうと魔法の杖と思ってください」

 

なるほどと司は納得したがもうちょっと言い分はあったんじゃないかとも思ってしまった。

 

「ん?そうなると俺はリニスと契約したから魔導師ってことか?」

「そうなりますね。ツカサには魔導師が魔法を使う上での魔力器官リンカーコアがあることが推測されます」

「なるほどね・・・。魔法って何があるの?」

 

リニスの話をまとめると

 

攻撃、防御、捕獲系、結界、補助、移動、変身魔法がミッドチルダ式の物らしい。

 

「(そして、デバイス無しで魔法を練習する際はこのような念話をすることをお勧めします)」

「(ホントにテレパシーみたいだな・・・)」

 

魔法の種類をざっくり教えてもらい念話で魔法の練習をしていた。

 

「リニス。攻撃魔法には、電撃を使う魔法はあるのか?」

「電撃・・・?いえ、電撃系の魔法はありません」

「え?そうなの?」

「はい。ただ、魔力変換資質があれば話は変わってきます」

「魔力変換資質?」

 

聞きなれない単語だ。

 

「魔力をごく自然に直接的な物理エネルギーに変換できる能力のことです。

だからと言って資質が無いからその系統の魔法を使うことができないというわけではありません。

訓練次第では、その能力を使用することが可能になります」

 

何故、そのようなことを?と聞くリニス。

 

「実は、2つ目のジュエルシードを手に入れる際、女の子の魔導師と交戦したんだ」

「女の子の魔導師ですか?」

「あぁ、名前は確か・・・

 

 

 

 

 

フェイトって言ってたな」

「フェイトですって!?」

「あ、あぁ。そうだ」

「そんな・・・。まさか、プレシアは・・・」

「リニス、話してくれ。あいつは何者なんだ?」

 

リニスは表情を暗くし重い口を開いた。

 

「フェイトは、私の魔法の教え子です」

 

司は、目を見開く。

 

「・・・アイツもジュエルシードを集めていた。何か知っているか?」

「・・・はい。実は」

 

リニスは、どこか思い詰めた表情で話し出す。

 

 

 

 

 

「「・・・」」

 

リニスから話を聞いた司は、無表情だがどこか悲しく見えた。

 

リニスの話をまとめると

 

1つ目、フェイトはプロジェクトFというクローン生成された存在。

彼女、プレシアの本当の娘はアリシアだそうだ。

 

2つ目、プレシアは、元々とある会社の技術主任に所属していたが魔力暴走による事故が原因で

アリシアが巻き込まれてしまったのだ。

 

3つ目、プレシアはジュエルシードを集めて次元震を起こし忘却の都アルハザードに行くこと。

アルハザードには失われた技術が多く存在するため中には死者を蘇らせることができる

秘術があると話していた。

 

「これがフェイト、プレシアがジュエルシードを集める理由です・・・」

 

静寂が漂う中、司は口を開いた。

 

「・・・お前はどうしたい?」

「えっ?」

 

唐突のことにリニスは戸惑う。

 

「お前はどうしたい?このまま見過ごすかそれともフェイトとプレシアを救うか」

 

リニスは考え決心した瞳を司に向ける。

 

「・・・フェイトたちを助けたいです。力を貸してくれますか?」

 

その言葉を待っていたかのように司は口元を釣り上げる。

 

「いいだろう。リニス、力を貸してやる」

 

こうして、フェイトとプレシアを救い出すために動き出す2人であった。

 

 

 

 




リニスとフェイトの真実を知る回でした。


さて今後は司のデバイスがどうなるのかお楽しみにしていてください。


りリカルなのは、クロスの候補。(それ通りに作るかは不明ですが気楽に投票して下さい)

  • 仮面ライダーセイバー(セイバーだけ)
  • 仮面ライダーカリバー
  • 鬼滅の刃(技だけ+strikersのみ)
  • 鬼滅の刃(技だけ+無印から全て)
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