設定ガバガバで矛盾が生じるかもしれませんが温かい目で見守ってくださると幸いです。
ではどうぞ。
「お主がディメーンか」
ここはアンダーランド。死者が集まり生前の行いを調べ裁きを受ける場所。良い行いをした者にはスカイランドに行けるが悪い行いをした者には重い罰が与えられる場所。
「世界を破滅に導いたお主の罪は重いぞ。お主にはそれ相応の罰を受けてもらわなければならん」
彼女の名はジャーデス。生死を管理するアンダーランドの主。いわば一番偉い方。その罰を受ける相手はディメーン。かつて黒のヨゲン書を実行したノワール伯爵の部下にして最も得体の知れない魅惑の道化師だった者。4人の勇者との決戦で傷ついたノワール伯爵から混沌のラブパワーを奪い、最後まで世界の崩壊を望み抵抗した巨悪。しかし、その顔から読み取れた表情はどこか悲しげな雰囲気を醸し出している。
「フフ。僕はどうなるんだい?ムッシュ・ジャー。まさかスカイランドに行けるなんてことはないのかい?」
「よくもまぁそこまで大口を叩けるものだな。自称魅惑の道化師よ。お主への罰は地下世界での幽閉じゃ。世界を崩壊させようとした罪はそれほどまでに重い。早々に罰を受けぃ」
「おやおや。相当に怒ってるなぁ。ムッシュ・ジャー。何か私怨を感じるよ?」
「…。お主には関係あるまい。ここから早々に立ち去れ」
関係ないはずがない。彼女の娘のラブエルは世界の崩壊を止めるために遣われたピュアハートそのもの。ラブエルは作られたのだ。悪しき存在の手からピュアハートを守る為に作られた隠れ蓑。しかし、ジャーデスはラブエルを愛した。愛していた。混沌のラブパワーに対抗する為にピュアハートだったラブエルは本来の姿に戻り元の存在に成り下がった。愛していた娘は一度姿を変えその身を消した。
『世界を救う為に作られたピュアハートに戻っただけ。』
そう割り切れるはずもなかった。
愛する娘をピュアハートに戻された。
愛する娘を奪われた。
愛する娘を殺された。
身勝手な、自分勝手な、自分の不幸を世界に押し付け世界を滅ぼそうとした存在を許せるはずもなかった。
たとえ、世界の崩壊を食い止めた結果、消えた世界が元に戻り、消えた娘がピュアハートがなくても蘇ったとしても。
「フフ。まぁいいさ。今の僕に生きる必要はないからね。甘んじてその罰を受けるとしようかな」
「当然だ、行け」
そう言われたディメーンは大人しくオニンに連れられ地下世界に連れて行かれた。
そして、
その地下世界で会うべくして会った2人の存在が後の事件を起こすことになる。
いかがだったでしょうか?
初めて描く上にストーリーの方向性も決まっていないので不定期更新です。
なるようになるという結構適当なスタンスですので気楽に読んでいただければ幸いです。
※作中でラブエルが蘇ったとありますがこれはピュアハートの中にあった自我が独立したと考えています。(というよりこれしか思い浮かばなかった)