「新入生諸君!ようこそ我がサークルへ。よく集まってくれた」
時田先輩が集まった新入生3人に向かって言った。
まあ新入生3人といっても俺、耕平、千紗のいつもの3人なのだが・・・
というか千紗はともかく騙されてやって来た耕平(声優が来るとおびき出された)と、入るとは一言も言っていない俺もサークルの頭数に入れているのかよ。
まあ耕平の奴はなんかやる気を出しているからいいとして・・・
「あの、先輩方。俺一言もサークルに入るなんて言ってませんけど」
「ん?なんだと。もうお前の名前は新規加入者名の欄に書いて提出してしまったぞ」
こいつ等、なに人の名前を勝手に使ってるんだ。
クソ!もうここまで来たら俺も腹を括るしかないか・・・
「はあ。分かりました。入ります。入りますよ」
「おお伊織。やっと決めたか」
「で。何をするんですか」
「ああ。今日は軽く潜るぞ」
「いきなりですか!!」
まあ映画でも最初から海で潜っていたな。
漫画じゃどうなっていたんだろう。
映画と変わらないのかな(プールで裸になって泳いでます)
「ああその前に。お前たち水は大丈夫か」
「俺は大丈夫です」
「俺もです」
まあ前世は特に水に対して苦手意識がなかったことが原因なのか、この世界の俺は水が苦手ではない。
もし映画のように水が苦手だったらどうなっていたんだろう(プールで以下省略)
「よし。じゃ二人とも行くぞ」
「あれ?千紗は行かなくていいんですか」
「まあ今日は初心者のお前たちのために初歩的なことしかやらないからな」
「そういえば伊織。大学生活が始まる時、わくわくした?」
俺が出ようとする時、千紗が俺にこう言った。
うん?このセリフどこかで聞いたことが・・・
まあいいか、そんなことよりわくわくした、か。
「そうだな・・・わくわく・・・してたな」
俺は大学に入ってからの悲惨な出来事を振り返りながら言った。
「それならきっと楽しめると思うよ」
「・・・?そうかわかった。それじゃあ行ってきます」
俺は寿先輩と、耕平は時田先輩とペアを組んで海に出た。
「よし伊織。ダイビングの基本はさっき話した通りだ。楽しんで潜ってこい!」
「はい!行ってきます!」
前世を通じても初めてのダイビングで不安だけど、今回は浅瀬で潜るし、安全確認も何回もした。
あとなんていったって普段は頼りにならないがダイビングだととても頼りになる先輩もいる。
もし何かあっても先輩が助けてくれる、そう信じて俺は海に潜った
「そろそろダイビングが終わる時間かな?」
私は時計を見てそう呟くと・・・
「千紗!わかったよ。お前が言っていたことは」
伊織がダイビングスーツのまま、興奮しながら入ってきた。
「海の中てすごいんだな。まるで無重力みたいだ。宇宙にいったらこんなもんなのか。これが新しい世界ってやつか」
まるで子供のようなキラキラした目で私に話しかけてくる。
よかった。
伊織、サークルに入りたくなさそうだったけど、ダイビングの魅力が上手く伝わったみたい。
ダイビングシーンをお待ちしていた方ごめんなさい。
真面目なシーンを書くの難しい。