「うう・・・またしても飲みすぎた・・・水・・・」
忌まわしき記憶(学園祭イベント)を消すために酒を飲みすぎた俺は、二日酔いになっていた。
水を求めて起きようとすると・・・
隣に下着で寝ている女性がいた
「んん。もうちょっと寝ようよー」
起きようとした俺に気づいたのか、その女性は俺にもう一度寝るよう促した。
確かにまだ早いし・・・もうちょっと寝るか・・・
「いやこの人は一体誰ですか!!」
「うるさいぞ~耕平」
耕平の怒鳴り声のせいで二度寝しようとした俺は目が覚めてしまった。
あのヤロウ、大きな声を出すな。
二日酔いの頭に響くだろう・・・
まったくこんなことで動揺するなんて耕平の奴もまだまだだな。
起きたら隣で全裸の人が寝ているなんていつものことだろ。
俺は周りで全裸になって寝ている先輩を見てそう思った。
「おお、お前らは初対面だったな」
あ、耕平の奇声で時田先輩が起きた。
「この女は浜岡梓。青梅女子大の学生だ。確か俺たちと同じ3年生だったか?うちはインカレだからコイツのように他所の大学からくる奴もけっこういるぞ」
お、寿先輩も起きた。
まったく耕平の奴、寝ている先輩を起こしてしまうなんてマナーがなってないぞ。
もう大学生になったんだから人様の迷惑くらい考えて行動しろよな。
「というか耕平はともかく伊織、お前が驚かないなんて意外だな」
「お前の布団で寝ていたんだぞ。何も知らないお前が一番驚くんだと思っていたが」
「まあ、そうですけど。いつも隣で誰かが全裸になって寝ているので、今更驚くことじゃないですか」
先輩たちに尋ねられた俺は、映画のシーンを思い出しながらそう呟いた。
だって起きたら横に下着の女性がいるシーンなんてそうそう忘れることができないだろ。
まあイベントも始まることだし、そろそろ来るかなと思って心づもりはしていたんだが本当にするとは・・・
内心ではかなり驚いていたが、表情には出さなかった俺を見て耕平は・・・
「まさかお前、もうそっちの経験があるのか?」
「ふっ。ご想像にお任せするよ。耕平君」
「裏切者ー!!」
(ちなみに伊織は前世と現世合わせても女性経験はありません)
そう俺と耕平が言い争っていると・・・
「伊織はともかく、耕平。コイツを女として見るのならやめといた方がいいぞ」
「なんたって布団があるだけで、全裸の男がいる所で寝ようが気にしない奴だしな」
先輩たちが服を着ていた
「あれ?先輩たちが服を着るなんて珍しいですね。なにかするんですか?」
「まあ今日は外でやることがあるしな」
「そのために梓を呼んだんだ」
先輩たちが服を着ていて、梓さんを呼んだ理由?
ああそうかアレをするのか。
「だからお前たちもさっさと服に着替えて外にこい」
そう先輩たちは全裸の俺たちに向かって言った。
ふう、環境に慣れるって怖いな~
梓さん登場!!
これで主要メンバー全員が出てきました。
全員集合するまで長かったような短かったような。
(あれ?まだ誰か足りないような・・・まあいっか)