夢の大学生活を送りたい!!   作:つりーはうす

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25話 PaB VS ティンカーベル

「対抗戦は3試合、試合は男女混合ダブルスで行う。先に2勝したチームが勝ちだ」

俺たちはテニスコートに着き、この試合についての説明を受けた

 

 

 

「じゃあお前ら、このペアでやるぞ」

時田伸治/浜岡梓ペア

今村耕平/吉原愛奈ペア

北原伊織/古手川千紗ペア

 

 

 

なるほど・・・このペアで試合をするのか。

それより俺は気になったことがあった。

「寿先輩は試合に出ないんですか?」

「ああ、俺はさっきバイト先のマスターから急な用事をお願いされてな。この後行かなければいけないから、試合には出れないんだよ」

寿先輩大変だな。

バイト先のマスターということは、バーでアルバイトでもしているのかな?

 

 

 

そう俺が思っていると、

「よし、じゃ最初は俺たちだな」

「行ってくるね~」 

おっ最初は時田先輩、梓先輩ペアだ。

でも相手は1年生とはいえテニサーだ。

俺たち初心者がどれだけついて行けるかがこの勝負の鍵だ。

 

 

 

サービス PaB

「さてやるか・・・んじゃ、せぇの!!」

ドゴン

 

 

 

PaB 15-0 ティンカーベル

 

 

 

「「「・・・エ」」」

 

 

 

ナニアレ!時田先輩、テニス初心者だよな!

なんでどこかの王子様で出てくるようなあんな強烈なサーブ打ってるの!!

俺たちは時田先輩の予想外のサービスに驚いていると、

 

 

 

PaB 1-0 ティンカーベル

時田先輩が早くもサービスゲームを先取した

 

 

 

「なによあのサーブ、本当に初心者?」

「気にするな、どうせサーブだけだ。アイツらにリターンなんて出来ないさ」

相手の1年ペアは時田先輩のサーブに驚いていたが、すぐ落ち着きを取り戻した。

俺としてはもうちょっとパニクっている間に、ポイントをもらいたかったんだが。

 

 

 

「じゃ梓、リターンエース。頼むぞ」

「りょーかい」

 

 

 

サービス ティンカーベル

「よし、一本取ったれ」

「わかっ・・・た!」

バン

 

 

 

さすがテニサー。

1年とはいえ、俺たち初心者からしたら強烈なサービスだ。

これは梓さんには厳しいんじゃ・・・

 

 

 

「よいしょ」

パーン

 

 

 

PaB 15-0 ティンカーベル

 

 

 

「「「・・・エ」」」

 

 

 

「なんで梓さんそんな簡単にサービスを返せるんですか!!」

「なんでってボールを打ち返すだけなんだからそんなに難しいことじゃないよ」

「・・・」

俺は梓さんに質問したが、帰ってきた答えはまるで天才選手が答えるかのような回答だった

 

 

 

その後の試合は一方的だった。

こちらのサービスゲームはすべてキープ。

相手のサービスゲームはすべてリターンに成功。

その結果が・・・

 

 

 

第一試合 

Pab 6-0 ティンカーベル

 

 

 

時田先輩、梓先輩ペアの圧勝だった。

あれ?あの人たちテニサーに所属していたっけ?

ウチってもしかしたらテニサーだったのか(ダイビングサークルです)

 

 

 

「ナイスゲームです、時田先輩、梓さん」

俺たちは試合に勝利した時田先輩、梓さんを出迎えた

「ありがとね~」

「次は耕平、愛奈ペアだな。行ってこい」

「よし、耕平、ケバコ。このままの勢いで終わらせちまえ」

「ふ、任せろ!」

「う~緊張する」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第二試合は耕平、ケバコペアだ。

けどあいつらテニスをしたことはあるのか?

ケバコはわからないが、耕平は明らかにしたことがないに決まっている。

まず耕平のやつ動けるのか?

そう思っていると、

 

 

 

「ふっ」

パーン

 

 

 

PaB 15-0 ティンカーベル

 

 

 

ティンカーベルとの強烈なラリーに耕平が打ち勝ち、ポイントを先取した

 

 

 

「おい、耕平。おまえはスポーツが出来ないキャラのはずだろ!なんでそんなに動けるんだ」

「おい、伊織。アイツは味方だからいいだろ」

いや良くない

 

 

 

「なぜ俺が動けるかって?愚問だな伊織。今のオタクは動けるオタク、動けないオタクは過去のものだ」

なんだよその理論!

 

 

 

「まさか耕平の奴、こんな隠し玉をもっていたとはな」

時田先輩も思わぬ結果に驚いていた。

もしかするとケバコも・・・

 

 

 

パーン

「あっ」

 

 

 

PaB 15-15 ティンカーベル

 

 

 

「ケバコ―!!」

ティンカーベルの奴ら、耕平からケバコに狙いを変えやがった

 

 

 

「ゴメン、耕平」

「気にするなケバコ、お前が取れないボールはすべて俺がカバーしてやる。だからお前は思い切ってプレーしろ」

アノヒト誰?

ウチにあんな人いたっけ?

とりあえずアイツを潰すか・・・

 

 

 

そう思い俺は、耕平の水筒に(スピリタス)を入れようとすると、

「伊織?なにやってるのよ・・・。今村君を潰そうとしたらダメじゃない」

クソ!千紗にバレちまった。

そうこうしていると、

 

 

 

第二試合

PaB 7-5 ティンカーベル

 

 

 

なんと耕平、ケバコペアが勝った

 

 

 

「よくやったぞ耕平、ケバコ。お前らのおかげでウチの勝ちだ。帰って祝勝会をするぞ!」

俺はあいつらを称えた。

いやーよかった、よかった

 

 

 

ところが、

「ちょっと待てお前ら、試合は最後までしてもらうぞ!!」

工藤会長か、あのヤロウ俺たちの祝勝会モードに水を差しやがって。

 

 

 

「いやいや会長、もう俺たちが2勝しているんですよ。2勝!どうあがいても結果は変わらないんですよ。わかったら大人しく金を渡して尻尾を巻いて帰ってくれませんか?」

「クソ・・・」

まったく自分たちが負けたからって見苦しい奴らだ。

敗者は大人しく地面に這っていればいいのに。

 

 

 

「伊織君、試合をしてもいいんじゃないかな?」

一体誰だ、こんな奴らの味方をするバカは・・・

俺はそう言った奴を見た。




一体誰なんでしょうか(ヒント シスコン)
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