夢の大学生活を送りたい!!   作:つりーはうす

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4話連続で先頭の文字がPという奇跡


27話 Project : Get Activity CostsⅢ

「お前たち聞いたぞ。ティンカーベル相手に3戦全勝するなんて、よくやった」

「ありがとうございます!」

「「「・・・」」」

寿先輩が用事から戻ってきて、俺たちを労ってくれた。

いや~こんなに喜んでもらえると頑張ったかいがあったな。

でもなんで千紗、耕平、ケバコはそんな目で俺を見ているんだろ?

まるで俺が何もしていないかのようじゃないか。

まったく失礼な奴らだ。

 

 

 

「だがこれである程度の目途がたったな」

「何のですか?」

「よし、お前ら。賞金も手に入れられたことだし合宿に行くぞ。沖縄へ」

「「「「沖縄ですか」」」

 

 

 

時田先輩がガイドブックを掲げ、俺たちに言った。

あれ、あの本は・・・

『ねえねえ、ここ潜りたい』

『宮古島か・・・。でも金が必要だぞ』

『もう、なんでそんな現実をみせるのよ』

『でも奇麗だね。私もこんなところで潜ってみたいかも」

『俺はこっちの世界(二次元)潜ってみたい』

『あ、耕平は勝手に潜っとけ』

 

 

 

俺たちがこの前話していたのを聞いていたのか・・・。

先輩方、俺たちのために・・・。

 

 

 

沖縄に行くというサプライズに俺たちは騒いでいた。

だからだろう、気づくことが出来なかったんだ。

あの本に新たに付箋がついていたことに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だがお前ら、金は貯めとけよ」

「なんでですか?ティンカーベルに勝った賞金があるじゃないですか」

「ああ旅費はな。向こうで遊びたいんだったら遊ぶ金は貯めとけよ」

そう言い、時田先輩は立ち去った

 

 

 

金を稼ぐ方法か・・・

そうだ。

「なあ耕平、ちょっと協力してほしいことがあるんだが?」

「なぜ俺がキサマに協力を・・・」

「協力してくれたらこの前のことは不問にしてやる」

「よろこんで協力しよう!」

さて、金を稼ぎに行くか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なあお前ら。どうして俺がモテないと思う?」

「顔が悪い」

「性格が悪い」

「生き様が悪い」

「もう諦めろ」

「驚くほど辛辣だな、お前ら」

俺、山本が飲み会で真剣に悩んでいることを打ち明けたのに、上から御手洗、今村、野島、藤原がこんなにひどいことを言いやがった。

俺たち、友達だよな?

 

 

 

「まあ、彼女がいなくても気にするな山本。俺たちの学部の男女比を知ってるだろ?この状態で彼女がいる奴なんて・・・いたな、彼女がいる奴」

藤原が俺を慰めようとしたのか、現実を教えようとしたときに、(北原)のことを思い出したようで、手に持っていたビール缶を握り潰した。

 

 

 

なんで俺に彼女が出来ないのにあんなクズでバカでイカれた男にあんな可愛い彼女がいるんだ。

思い出しただけでムカついた、もう一度シメよう。

みんなもそう思ったのか、

「なあ、もう一度奴をシメたくなったのだが」

「奇遇だな、俺もだ」

「よしやるか」

お、同じことを考えていたのか。

よしやるか、アイツの家はどこだっけ?

 

 

 

俺たちが奴の家に討ち入りに行こうとしたとき

「ちょっと待て。お前たちに伝えることがある」

普段はあまり話さない今村が話しかけてきた。

 

 

 

「なんだ今村。今俺たちは奴の家へ遊びに行く(討ち入りする)準備で忙しい・・・」

「伊織がお前らと仲を取り戻したいらしいのだが」

「「「断る」」」

あのヤロウ。裏切った分際で俺たちに許してもらえると思っているのか。

 

 

 

「まあ俺も断られるといったんだが、アイツがしつこくてな。俺のためとおもって1度話を聞いてみてくれないか」

「だがな・・・」

「あの件の最大の功労者である俺の頼みでもか」

「そこまで言われたらしょうがない、お前のためだ。だが奴の安全は保証せんぞ」

「ああ、そこまでは何も言われてないからな」

「よし、御手洗、野島、藤原。奴の話を聞きに行こうじゃないか」

「スコップは持って行っていいのか?山本」

「いいぞ、御手洗。あと軍手も持ってこい。土で手が汚れるからな」

さて北原、明日がお前の命日だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前ら、合コンに行きたくないか?」

「「「俺たち一生友達だー」」」

 

 

 

「まあ待てお前ら。俺はお前たちにやられたことは忘れてないぞ」

「イヤだなー北原君。俺たちがそんなひどいことするわけないじゃないか」

「じゃこの話はなかったことで」

「「「すいませんでしたー」」」

俺たちは土下座して謝った

 

 

 

「まあ人は間違いだってする。俺もそれは否定しないさ」

北原君、君はなんていい人なんだ。

「だがそれはそれ、これはこれだ」

前言撤回、さっさと許せ。

 

 

 

「何を求めているんだ北原」

「ああ、そうだな。簡潔にいうぞ。合コンをセッティングしてやるから金をよこせ。一人3万だ」

「「「3万だと」」」

 

 

 

いくらなんでもぼったくりすぎだ

そう言うと、

「残念だ、()()()()()()()()()()が来るのだが」

「「「払います」」」

「交渉成立だな」

俺と北原は熱い握手を交わした

 

 

 

合コン当日

「おい、北原が来ないぞ」

「まさか俺たちをだましたのか」

北原が来ないことで、俺たちの間にただならぬ雰囲気が流れ始めたその時、野島の元に北原から電話がかかってきた。

 

 

 

「アイツ、なんて言ってたんだ?」

「北原の奴、風邪を引いて来れないそうだ。相手は店に着いているらしいからお前らだけで楽しんで来いだとよ」

それはしょうがないが、奴がいないことでライバルは一人減ったな。

 

 

 

「よし、お前ら。行くぞ!!」

「「「お~!!!」」」

 

 

 

俺たちは希望を胸に店へ入ると、

「お~お前たちが梓から紹介された友達か。早くこっちに来い。ともに杯を干そうではないか」

裸の筋肉隆々の男たちに囲まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、何をすればいいんだ?」

「俺がアイツらと話をする場を設けてほしい」」

「そんなことでいいのか?だが、その後の安全は保証せんぞ」

「ああ、かまわない」

 

 

 

「すいません梓さん。ちょっと頼みたいことがあるんですけど」

「なに伊織?」

()()()()()()()()でお酒に強い男性を紹介してくれませんか?俺の友達が酒の強い人と勝負したいらしいので」

「りょ~かい。とりあえずトッキーとブッキーに声をかけるね」

「ありがとうございます」

 

 

 

金を稼ぎ、復讐も達成した伊織であった

 




合コンといったけど、何も女性と飲むことだけが合コンではないよ。
あと実際にこれをしたら訴えられる可能性がある(お金が関わってるから)ので絶対にやらないでください(ふりじゃないからね?)
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