夢の大学生活を送りたい!!   作:つりーはうす

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モチベーションが高い状態は終わり。
今度こそ不定期投稿になります。



3話 エンド・レス・スプリング

鳥の囀りが聞こえ、瞼を閉じていても日差しが暖かいことがわかる。

ああ、今日もいい天気になりそうだ。

そう思って2度寝しようとしたとき、ふと気づいた。

 

 

 

なんか騒がしくない?

すぐに目覚め周りを見ると、そこには大勢の学生が裸になった俺を囲み、スマホで写真を撮っている様子が見えた。

 

 

 

その後については詳細を省くとしよう。 

この前と同じように警備員から逃れ、パンツを回収し、一路「グランブルー」へと向かった。

 

 

 

「グランブルー」に着いた俺は、一度息を落ち着かせた。

なぜ裸で大学にいたのか。

おそらく、いや、十中八九例の先輩(仮)のせいだろう。

しかし肝心のシーンが思い出せない。

原因はわかっている。

酒を飲まされたからだ。

分からないのは飲まされる過程だ。

どうやって飲まされたのかがまるで覚えていない。

映画のシーンを思い出そうにもそこだけがまるで切り取られたかのように思い出せない。

 

 

 

原因が分からないのに対策のしようがないという状況に陥った俺が出来ることはただ一つ。

強靭な理性をもって「グランブルー」に入り、原因を突き止めることだ。

一通り落ち着いた俺はもう一度「グランブルー」へ入るために足を踏み込んだ...

 

 

 

VAMOS!!

 

 

 

今日は鳥の囀りが聞こえない。

聞こえてくるのはざわざわといった人の話し声だ。

寝起きの半覚醒状態に聞く音としてはあまり心地よい音ではなく、俺も一瞬不快な気持ちとなったがすぐにその気持ちは霧散した。

 

 

 

なんでだって? 

だってさ、大勢の学生が裸になった俺を囲み、スマホで写真を撮っているという前回と同じ状況に陥っているからだよ!

 

 

 

気がついた俺は、急いでその場から離れ、警備員に見つからないように草むらへと隠れた。

俺の心中はお察しするほど混乱していた。

なぜなら「グランブルー」についた瞬間気を失い、気が付くと裸で大学にいるのだから。

誰だって混乱するさ。

いくら前世があり、現世と合わせると約40年ほどの人生を経験している俺だからといっても、気が付くと裸になっている状況に陥るという経験なんかしたことがない。

経験したことがあるだって? 

そんな君には警察に相談してみることをオススメするよ。

警察官も君の趣味に共感して手錠を手に持って握手してくれるさ。

 

 

 

混乱している俺は、真剣に今の状況がループ世界に陥っているのではないかと考えたさ。

本来の力を発揮すると難関国公立大学に余裕で受かるほどの実力がある俺がこんな馬鹿げた説を唱えるなんて、高校時代の同級生が見たら目が点になるほど驚くだろうな。

それほどその時の俺は追い込まれていて、なおかつ転生という現在の学問では解き明かすことができない超常現象を経験しているんだからこの説に拘るのはおかしな話ではないぞ。

頭のおかしい奴がいるて言った君、じゃあ一緒に「グランブルー」に行こうか。

君のバカな考えもすぐに変わるよ。

もし映画を覚えていたらループしていないことなどすぐに分かるのだが、残念なことにその時の俺にはそこまでの余裕がなかった。

 

 

 

心配してくれる君、ありがとう。

大丈夫だよ。なんせ俺は優秀だ。

このままループから抜け出せず俺の第2の人生が終わると項垂れていた俺だったけど、こんな優秀な俺を神様は見捨てるはずがないんだよ。

どうやって抜け出したのか気になるかもしれないけど、長いからまたの機会に話すよ。




3回程度のループはループとは言わん!異論は認める!(エンド・レス・サマー参照)
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